広島県廿日市市広島県廿日市市の極楽寺山へようこその極楽寺山百回登山へようこそ



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 15/12/01 宮島/前峠山・大砂利周回 g69337
11月28日、3人で宮島の前峠山に登る。
8時過ぎに宮島桟橋を出発する、時間が早いからか観光客は少ない。
8時30分過ぎに大元公園に着く、公園奥から前峠コースを進む。
途中で後から1人来て、後続が7人いるとの事だ。このルートで人に出会うのは初めてだ。倒木と羊歯藪道で、羊歯の抵抗で通常の1.4倍の体力を必要としますな。
11時過ぎに前峠山山頂に着く。三角点では無いが石柱が有る。
羊歯藪を漕ぎ前峠に下り多々良林道に出て、林道を進んで奥の院から大砂利に下る地点に着く。
ここから大砂利に下り博奕尾根に登り返す予定だ。
このコースは11年11月27日に逆の行程で来たことが有り、4年1日振りだが記憶は斑に有る程度。
下山口からすぐに迷う、テープは有るが途中でも迷う。
短いロープが掛けてある岩場を降りると水が溜まった堰堤の横だった、前回は堰堤の中に降りたと思うが水が溜まったのでコースが付け替えられたのか、ブルーグリーンの綺麗な水だ。
農場のフェンスに着き、フエンス沿いに東側を行くが段々と荒れて来て行き止まりになり、引き返してゲートが有ったので農家にいた犬に許可を得て、敷地内を通らせて頂く。
1時に大砂利海岸に着き砂浜で昼食を摂る。山登りに来て海で食事というのはなかなか無いな。
食後、博奕尾根に向けて出発する。こちらのコースは降りたことは何度か有るが、登るのは初めてだ。
すぐに道が分からなくなり、車が来て前方のゲートを開けて入られたので尋ねる。
実はこの方は3年前からここの廃畑を耕して作物を作っていて、多分4年前にはゲートが無く道が分からなかったのだな。
舗装路を進み最後の農園のフェンス横を進む、以前は滑岩を通る所が有ったが、横に道が付けられていた。
大砂利地蔵から大休峠を経て博奕尾根の分岐から紅葉谷に着く、観光客は結構いるが紅葉はほぼ無し。
7時間・11km歩いて桟橋に帰着。
奥の院から大砂利は下りにコース取りすると、倒木・迷路・湿地・岩・狭路・藪・棘とワイルド感溢れ過ぎるコースだ。 



 15/11/25 大野行者山 g69336
 11月19日、行者山から経小屋山まで縦走の予定で、弁当持参で大頭神社前の駐車場から10時に出発。
前日・前々日がずっと雨だったので、いつもは糸のような雌滝が豪快に見える。
神社に参拝し本殿前から、数個の小祠の前を通り登山開始。
取り付きは、木に掴まらなければ登れない急登。
濡れたシダ藪道を進み、ご神体ぽい大岩を過ぎ山頂に着く。
ここまで山陽道・新幹線の音が騒がしく、さらに下の小学校が賑やかだ。
城山に向かう、濡れたシダ藪はますますひどくなり、途中では道がわからなくなった。
靴・パンツはびっしょりで洗濯機で脱水する前の状態みたいだ。
城山との分岐鞍部に着く、前進意欲は全く失せて、妹背の滝コースを帰路に着く。
妹背の滝コースはメインルートだけあって、道はしっかり確保されている。
雄滝に立ち寄る、水量が多く結構な迫力だ。
さすが行者山の名称を名乗るだけあって、なかなかの難行・苦行でありましたな。



 15/11/17 瓦小屋山・三倉岳 g69335
 1月15日、4人で瓦小屋山・三倉岳に登る。
この日は奥地の方の山登りの予定だったが、天気の都合で急遽こちらになった。
瓦小屋山は4年振りで、三倉岳からの縦走だったが、前回の事はもうすっかり忘却。
今回は瓦小屋山からの出発なので車で登山口を確認し、神ヶ原駐車場へ車を駐めて、1kmちょとの登山口まで歩く。
シダの藪道が多く、雨上がりで靴・パンツがびしょびしょだ。
尾根に着き分岐点が有るが、尾根に着いたのも分岐とも気付かずに進んでなだらかなピークで行き止まりになる、実はここが本当の瓦小屋山山頂らしい。結果オーライ。
分岐まで引き返して三角点のある地点に着き昼食を摂る。
三倉岳山頂までに4人組と1人に出会い、山頂で3人組に出会った。
Aコース分岐の鞍部から三本槍は登らずに、Aコースを下る。
瓦小屋山から三倉岳への縦走路は、逆に歩くよりははるかに難易度が高く感じた。
夜に頭を洗うと痛い、そういえば頭上注意で3度打った、脳力も下がった。



15/11/03 大峯山・西大峯山 g69334 
11月3日、2人で大峯山へ登る。
8時30分に駐車場に着くと1台駐車していて、すぐにマイクロバスが来た。
廿日市観光協会の催しで、車の方はガイドだった。
10時過ぎに山頂に着き、休憩していると団体が来られた。
西大峯山に向かう。縦走路のシロモジは落葉が多く、なかなかに枯れた味わいでいい雰囲気だ。
西大峯山山頂で軽食を摂り、上川上の登山口から駐車場へ戻る途中の少年サッカー場が賑やかだ、道路傍の田圃で案山子と共に静かに農作業をされている方はどういう感想を持っておられるのかな。
15時過ぎに駐車場へ着くとバスは未だ待機している、フロントガラスに「大峰山登山と大田洋子のゆかりの地を訪ねて」とあったが、登山と文学者との取り合わせはなんとも不思議だ。
他に10台以上の駐車が有るが、今日は相当数の人が登られたようだ。 

.15/11/03 広見山・半四郎山 g69333 
11月1日、3人で広見山・半四郎山に登る。
7時に自宅を出発し吉和へ向かう、途中の飯山集落は霜が降りていて、路端に所々設置されている温度計は冠高原の分岐先は1度になった。
吉和の産直市で野菜を購入し、大向長者原林道から国道488を匹見へ向かう。
広見林道へ分岐し少し先の駐車地へ向かう、先行車が2台止まっている。
ここは3度目だが前2回は半四郎山からの縦走だったので、今回は広見山からのスタートにする。
9時に出発し広見林道を進む、屋敷跡の石垣が多い、林道は長い!登山口まで1時間20分歩く。
沢沿いの道を何度も渡渉しながら進むが高度は上がらない、最後の沢を渡り、きれいに刈られた笹の急登を登る、下ってくる単独の人と出会う。
11時40分に広見山山頂に着く、2人組の方がいる。
ここで昼食を摂り、12時30分に下山に掛かる。
きれいに整備された道を下り、半四郎山から向半四郎山へ縦走し3時前に登山口へ着く。
山の紅葉のピークは過ぎていて落葉が多かったが、林道も含め風景がいろいろと変化して、よい行程だった。
帰路はずっと主川・中津谷川沿いに国道488を通って帰るが、川沿いの紅葉は実に見事だけれど、酷道と言われる道で運転に集中しなければならないので残念だなぁ。 



 15/10/26 高羽ヶ岳・物見ヶ岳 g69332
 10月24日、4人で山口県阿東町の高羽ヶ岳・物見ヶ岳に登る。
山陽道の防府東ICを降りる、しばらく行くと霧になりどんどん濃くなる。
長門峡道の駅へ駐車する。ちょうど野菜の入荷時で新鮮野菜を購入する。
8時30分、登山口へ向け出発する、霧も薄くなった。
国道9号線からそれてすぐに路上で足踏み式脱穀機で稲藁をきれいにしている人たちがいた、注連縄を作るそうだ。
JR山口線の踏切を渡り、たたら林道から廃田沿いの草ぼうぼうの道を進む、露でびっしょりだ。
鑪川を進む、川の中や右岸・左岸と何度もテープを頼りに渡渉する。長いこと雨が降っていないので水量は少ない。現況は植林山だが炭焼窯跡が沢山有るので昔は広葉樹林だったのだろう。
谷を詰めて峠に出る、ここに[・・・分岐]と書かれたピンク紐がぶら下がっていて、惑わされてタイムロスする、分岐ではなく単に直角に曲がるだけの地点だった。
すぐに尾根に上がった地点に初めて文字が書かれた標識が有った。
11時過ぎに高羽ヶ岳山頂に着く。山頂は展望を良くする為か笹や雑木が切られているが、ごく最近の仕事のようだ、雑木で物見櫓が作られていてベンチも設置してある。ここの山頂で昼食を摂る。
食後に物見ヶ岳に向かう。何度もアップダウンを繰り返す、麓の方から蒸気機関車の汽笛が聞こえる。
13時20分に物見ヶ岳山頂に着く、標識が無いと山頂とは分からない、単に登山路の一つのピークという感じだ。
少し下方の天狗岩に行く、絶景だ,
沢ルートを下る予定だったが、なぜか尾根を下ってしまった、ほぼ道は無く赤テープ命。
国道へ出て16時に駐車地に帰着する。
長門峡もみじ祭りの幟が立っていて、長門峡を少し歩くが紅葉は全く無い。
帰路に着こうとした頃に長門峡駅にSLが停車した。発車を見たが近くで見ると凄い迫力だ。汽笛の音はとんでもなく大きく、黒煙・蒸気は凄まじく、煙は臭いと共に当分の間たなびいている。
土日祝日の往復一便だけの運行で、11月第一週で今シーズンは終わりだが、乗る・見る観光客は楽しいが、ディーゼル化・電化の前の蒸気機関車の時代は、山口線に限らないが沿線の人は大変だっただろうな。
登山は体力・技術・読図力を要するが、ここの山は眼力と山勘が必須。
ただただテープ等のマーキングを頼りに進む、矢印や文字が書かれた標識は圧倒的に少ない、テープを探すのに立ち止まる事が多いので体力は消耗しない、沢筋ははっきりしているが尾根道は非馬の背状のどよーんとした鯨の背状で、背丈より高い笹藪も有るので読図よりテープを探すほうが確実。
珍しい山登りの形態だった、良かったのか悪かったのか、よく分からん。
     
注連縄材作り  高羽ヶ岳の物見櫓   天狗岩の自画像
     
笹藪漕ぎ  御堂原神社の新注連縄  黒白煙幕



15/10/14 大野権現山 g69331 
10月12日、大野権現山へ。
ここの山域は知る人ぞ知る、知らない人でも知っている希少キノコが観察できる山だ。
できれば私も観察してみたい、学究的意識を持って行こう。
廿日市市の旧佐伯町側からは清光園団地からの登山口が多く登られるが、今回は20年前に中峠から登ったことがある山頂の、メタボ体型を測定する為の大石の直下に着くコースを、若干アレンジして登ることに。
[廿日市市の山々]ホームページを参考に20年前には存在していなかった佐伯工業団地から登る。
初めは巡視路で広くて良い道だ。15分弱で巡視路から分岐し権現山への稜線を進む、20分ばかりで左側からの道に合流する 、ここからテープが巻かれ、道の水を逃すための横木とかよく整備されている。
標高500m当たりから傾斜がきつく岩やザレの道になり、巨石が多く所々にロープが設置されている。
1時間30分で山頂に着くと薄く晴れていたのが暗くなったので、早々に下山する。
下山路は清光園団地へ下る。
キノコ観察はスギヒラタケとサルノコシカケ位しか分からなかった。私は赤松系のキノコを数多く観察したかったのだが・
・・。
実はこのコースは前々日にも来たが、巡視路から分岐する部分で間違って、この辺りをさすらって遭難しないうちに中止
した。コース図は持ってきて見たつもりだったが、見通しが無いので感覚だけで進んでいたのだ。
今回はじっくりと地図を見て登頂できた。
過去の失敗から学んで成功へ導く、私にも若干の学習能力は有るのだ。 



15/10/06 玉峰山 g69330
10月4日、2人で奥出雲町亀嵩の玉峰山に登る。
山陽道から中国道に入ると千代田位から所々でものすごい濃霧になり、車の追突防止の機能が働くのか怖くなるな、このような状況でもライトを点灯しない命知らずがいるからね。
松江道の高野ICで降り、王貫峠を超えて亀嵩に着く。
登山口入口の近くに道の駅の「酒蔵 奥出雲交流館」が有るので立ち寄る、店内は朝早いので未だ商品の棚だし中だ。野菜は置いて無くて、米や米の加工品が多い(酒や餅・味噌とか)。ここでブランド米の仁多米2合を購入する、1食分だよ。
玉峰山森林公園の駐車場に着き、9時に出発し雄滝を見物する、水量が少なくあまり迫力は無い。
滝の上流の川沿いの登山道を登り、雌滝からの道との分岐点に着き、10時30分に山頂に着く、階段の多い道だった。道は良く整備されていたが木が繁っていて展望はあまりない。
下山は分岐まで引き返し、右折して雌滝の方へ向かう、こちらは変化に富んだ道で、名称が書かれた看板が設置されている多くの巨岩・奇岩が有り、岩の下にはお地蔵さんが沢山有る。
雌滝はすばらしい景観だった。子滝・孫滝を過ぎ、何個もの金属の階段を下り車道に出て12時40分に駐車地へ着く。 
下山後、木次線の亀嵩駅舎のそばを食べに行く。駅長が店長だ。
注文品が来る直前にJAFの会員は割子そばが1枚サービスになると分かったが、これはオーダーする時に告げなければいけなかった。
しかしJAFはモータリゼーションの権化で、鉄道の敵だと思ったが、心が相当ひろいのかな。
横田の町に寄り、一風庵で割子そばを食べる。亀嵩の扇屋もここもざるそばのメニューは無い。
そば三昧と行きたいが、財布にも胃袋にも一定の容量が有る。財布は軽く胃袋は重くなった、二昧で終了。
横田の産直有人市・高野の無人市で野菜を購入し、直売りんご園で「ひめかみ」「あかぎ」という種のりんごを購入する。
高野の道の駅に寄る、沢山の人出だ。野菜・果物はきれいで一級品みたいだが値段もそれなりに産直市とは異なり一級値。
高野町は大根が名産品で大半の人が買っている。
高野ICから高速に乗り帰宅する。 



15/09/30 三瓶山 g69329 
 9月27日、3人で三瓶山へ。
早朝に出発したので途中のSAで朝食を摂り、浜田道の大朝ICで降りて、途中の邑南町の産直市で野菜を購入し、北の原の自然館サヒメルの上の駐車場に車を駐めて、8時30分に出発し姫逃池を少し周遊し姫逃池ルートを男三瓶山へ向かう。等高線の密度は高いがジグザグ道なのできつくは無く10時40分に山頂に着く。
日本海が薄っすらと見え、ススキの原がきれいだ。
子三瓶の方へ下る、エッジの無い石が多いなかなかの難路だ、正午食後前に西の原・子三瓶・室の内の分岐十字路に着き、ここのベンチで昼食を摂る。
食後室の内に向かい、室の内池に着きガスの噴気が有るという鳥地獄に寄ってみるが、それっぽい箇所も臭気も無い。池にはアメンボしか見られない。
説明板が沢山有り、三瓶山の成り立ちや植生がよく分かる。
大平山展望台から女三瓶に向かい名号ルートを下る、ずっと樹林帯だ。
4時前に駐車地へ帰着し、三瓶バーガーを食し帰宅する。



15/09/24 立山 kyco 
9/19〜9/21、旅行会社の「立山縦走と弥陀ケ原ハイキング」に3人で参加した。添乗員とガイドを含め25名の大所帯だ
19日、山陽本線・山陽新幹線・特急サンダーバード・北陸新幹線・富山地方鉄道・ケーブルカー・高原バスと乗り継ぎ室堂に着く。
ターミナルから30分アップダウンして雷鳥荘に午後5時前に着いた時には、登山前なのに疲れた感があった。夕食後、大日岳に沈む夕日を見ながらお風呂に入る、とても山小屋とは思えない。
食事も美味しい。よく晴れて星がきれいだ。雷鳥平のテントサイト・一の越・雄山・剣御前小舎の明かりが見え明日縦走する尾根線もうっすら見える。

20日、晴天。7時出発し室堂を経由して一の越へ。短い雪渓も渡り草紅葉が盛りの登山道に、ヨツバシオガマ・タテヤマアザミがまだ咲いている。8時40分に一の越小屋着。南に槍ヶ岳・笠岳が見える。シルバーウィーク5連休中の2日目で、雄山までの登山道は渋滞中。10時雄山に到着。東南方面になるのか遠く富士山も見える。雄山神社へ参拝し祈祷を上げてもらう。順番待ちで、1回に30〜40人くらいだろうか。
大汝山が立山連峰の中では一番高いので、頂上で写真が撮りたいが、ピークが込み合っていて諦めたが、中には諦めないで撮影されるかたもおられ、予定がかなり遅れ気味である。
富士の折立の直下で昼食。真向かいに黒四ダムを挟んで8月に登った鹿島槍の双耳峰など、後立山連峰の山々がくっきりと見える。進行方向に劔岳の頂が見え隠れしている。
食後真砂岳に向けて出発。クラノスケカールを右に見ながら真砂岳に着く。雲一つない快晴が続き、別山に到着し劔御前小舎へと下る。
劔御前小舎から雷鳥平に向けて下る。かなりの人達とすれ違った、今晩は劔沢泊まりなのだろう。
雷鳥平のカラフルなテントサイトを通り階段道を登り返し、16時30分に雷鳥荘へたどり着いた。出発から9時間30分の行程だった。夕飯後、天体観測会が催され望遠鏡で6日月を見せてもらう。

21日、室堂からバスで弥陀ケ原へ。草紅葉が盛りである。展望台に上がると薬師岳は見えたが、広く立山カルデラが見えるほど視界は開けていない。弥陀ケ原ホテルの周りに木道が続いているので散策する、木道のあちこちに池塘が散在している。
再度バスで美女平まで乗り継ぎ、ケーブルカーで立山駅まで下りて、来た時とは逆の乗り継ぎを繰り返し帰宅する
最高のお天気に恵まれた山行きだったので、申し分ない展望が楽しめた。 



15/09/21 駒ヶ林 g69328 
9月21日、シルバーウィークで世間は連休で観光や旅行する人も多く、私も世界遺産の地へ旅する。鉄道と船と歩きの旅だ
JRで宮島口まで行く、9時でもうあなごめし屋に行列ができている。
JR連絡船に乗る、登山姿の人は一人も見かけない。
紅葉谷から博打尾に向かい尾根道を進む、ロープウェイの榧谷駅・獅子ヶ駅には沢山の観光客がいる。
予定では弥山に登る予定だったが霊火堂から弥山に向かう人が多いので駒ヶ林に変更する、こちら方面はガクッと人出が少ない。
12時30分に駒ヶ林に着き昼食を摂る。三世代5人組がいて後から、単独・鹿・ご夫婦・単独・単独が来て私が食事を終えた時には誰もいなくなった。
弥山の展望台には沢山の人が見える。三世代の高位の人は帰られる時に気が付いたが5年振り位に会った知人だった。
多宝塔コースを下る、先に降りたご夫婦・高齢の単独の人の組に追いつく。ご夫婦がサポートされているので、敬老の日でも有るので私も若干のお手伝いして下まで降りた。
高齢の登山者はご夫婦が弥山で会った時には85歳と言われ、駒ヶ林で会った時には90歳、下山にかかって95歳と言われたそうだ。うーん、なんとも凄い!.
そしてこの達者老人は私の近隣の地域の方だった。地域の三浦雄一郎だ
多宝塔に近くなって気が付いたが、ご夫婦の主人の方は、30年位前に某教育機関で教わった先生であったのだ。
桟橋に向かうが行列ができていた、なにか桟橋前の広場でイベントでも有るのかと思って進んでいたら実はJR連絡船に乗るための行列で、引き返して後尾に着くが200m以上も有るか、松大船にも行列は有るが短かく回転も早い、往復券を買っていたのでしかたないな。
なかなか奇遇サプライズな日だった。 
駒ヶ林山頂のS川さん  老々介護のS先生とT村翁  元宮島在住の先生お薦の撮影スポットから 



15/09/16 薬師岳・立山 g69327 
9月6日(日曜日)から2人で4泊7日の予定で富山県の薬師岳・立山に登る。
月火水木曜日とずっと曇/雨の天気予想だが、薬師岳も立山も信仰の山だ、私に神仏の御加護が有れば、まぁなんとかなるかな。

6日の朝、車で出発し北陸道の立山ICの手前の呉羽PAで仮眠する、道中・仮眠中は強弱は有るがずっと雨だった。
7日、立山ICを降り有料の有峰林道を通り薬師岳の登山口の折立に向かう。折立の駐車場はガラガラだ、10台も無いか。
8時前に太郎平小屋へ向けて出発する。時々微雨、稀に小雨が降るが大したことはない。下ってくる人は結構多いが登る人は2人見たくらいか。
雨・寒さを想定したのでいささか荷物が多くなった。
1時過ぎに太郎平小屋に着く。宿泊者が少ないので2人で一部屋の和室だ、4.5畳に1畳位の板の間で布団2組敷いてゆったりだ、押入には8組位布団が有るが満室になったらどういう状態になるのか想像すると恐ろしいですな。シルバーウィークには150人の収容に200人の予約らしいが・・・。
宿泊者は前日は80人位だったということだが、この日は10人位。
突然に日本の近くで台風が発生し直撃しそうだ、次の日に雲の平・折立・薬師岳に向かう宿泊者が、いろいろと予定の変更を考えている。食事はまぁ腹は太る。 
折立登山口 太郎平へ向かう  太郎兵衛平 
     
 8日、6時30分、ガスったり晴れたりの中を薬師岳に向かう。途中のテント場には2張、薬師岳山荘を経て山頂へ向かう。前方の頂に石の建物が見え、山頂の祠だと喜んだら廃避難小屋だった、山頂はさらにここから20分。同じルートをピストンする、テント場には5張、虫がよく飛んで来る、ホシガラスもイワヒバリも小松基地のかジェット機もよく飛ぶ。13時に太郎平小屋に帰着する。
台風は段々と深刻化している。宿泊者は15人で、夜間に突風で小屋が揺れる。
薬師岳山頂へ向かう  イワヒバリ   薬師岳山頂
     
 9日、折立の有峰林道は風雨が強かったら通行止めになるが大丈夫な様なので下山する、突風で立ち止まる場面も有ったが1時間位で収まり、以後急速に天候が回復する。道は川になった箇所も有るがここの山は石が滑らない、表面が荒目のサンドペーパー状だ。
11時前に折立に着く、駐車は10数台。薬師岳の行程はさして雨にも合わなかった、薬師如来のパワーはすごいぞ。
12時30分に立山駅に着き駅前に駐車してケーブルカーで美女平へ、乗客は8人。
美女平からバスで室堂へ着き、宿泊所のみくりが池温泉へ、日本一高い所にある温泉だ。風呂は白濁湯で4日振りの入浴だ。2段ベッドの8人部屋で他に2人と同部屋で食事は真に結構。
 無警戒なライチョウ4羽組 温泉・立山・劔岳  地獄谷 
     
10日、予報は曇り後雨だ、9年前に来た時は時計回りだったので今回は逆に浄土山へ向けてスタート。浄土山から一の越に下り雄山に登る、雄山神社社務所で御祓を受けて頂上社に登拝する。黒部ダムが一瞬見えた。稜線を通り大汝山へ、地獄谷からの硫黄臭がする。大汝山頂へ立つ、この時点で私が富山県で一番高い所にいるのだ。富士の折立は知らぬ間にパスしてしまった、ここの山域は道標は控えめなのだ。
真砂岳を経て2時過ぎに内蔵助小山荘へ着く、6畳和室に2人だ。ビールを持って屋外に出るがガスって何も見えず寒いので早々に部屋に戻る。
宿泊者は5人、スタッフは4人でどうも申し訳ないような気になるね。食堂のテーブル・椅子はファミリーレストラン級で食事は良い。食後に5人で談話室でテレビを見る、常総市の大水害のニュースがずっと流れている。
室堂散策路は車道だった  オコジョ懷く 真砂岳に向かう 
     
11日、小雨の中、別山へ向かう、すぐに霧雨に変わる、劔御前小屋まで誰にも出会わない。
雷鳥坂を下る草紅葉だ、結構人が登って来る。雷鳥沢野営場には悪天候なのにテントが結構張ってある。室堂に着く、ガスって展望眺望景観も無いのに観光客が傘・合羽で散策しているがなんとも気の毒だなぁ。地獄谷付近は硫黄ガスのせいか目がチカチカする。
立山駅へ下る、ケーブルカーは観光客でギュウギュウだ。高速道までの途中の雄山神社中宮に参拝する、境内の杉の大木が見事だ。
高速道のSAで仮眠し12日正午前に帰宅する。

最終日はずっとガスっていて風景が見えなかったが、ほとんどの行程では霧雨が有った程度で晴れ間も多かった、台風は夜のうちに通り抜けた。
悪天候の予報で人も少なく宿もゆったりだ、日曜日に出て土曜日に帰ったので高速道も往復ETC割引。これも私の厚くはないが信仰心の賜物ですか。
しかし登山者のmont-bell率は高いな、感覚的に7割位か。
今回携行した防水・防湿のテムレス手袋は凄いコスパ度だ、しかしお洒落度マイナス250%。 
 別山山頂 雷鳥沢へ下る/草紅葉  雄山神社中宮 



15/08/31 天応烏帽子岩山 g69326
8月29日、3人で天応烏帽子岩山へ登る。
ここは何度も来るが、まともに登山口へ辿りつけた事がなく、今回も広島呉道路の側道から2度間違った道を登り、人に尋ねてやっと登山口の墓地の駐車地に辿りつけた、この時点で早くも体力を3割消耗。
烏帽子岩直下で4人がロッククライミングしている。
烏帽子岩を巻いてドン亀岩に着く、加齢と共に腕力は落ちる、体重は増える、岩に設置してあるロープも加齢で寸法が短くなっていて、難易度は高いがなんとか登る、烏帽子岩の横のテラスにクライミングで登ってきた人が見える。
11時に山頂に着き昼食にする。シートを拡げ靴を脱いで食事の準備をしていると小雨が降りだすが、気分は焦りつつも中断すること無く食事を終える。
大した雨でも無いが雨具を付け、上山経由で墓場尾根を下り、極楽橋を渡り墓場に住まわれている方々のお仲間になることもなく駐車地に帰り着く。



15/08/25 鎌倉寺山 g69325 
8月23日、3人で鎌倉寺山に登る。
近辺の山に行くときは4kg程度の重量しか担がないが、今回は対暑・対重量訓練でザックの目方を増やしてみよう。
20kg、いやぁ15kg・・、まぁせいぜい10kg位でいいか。で適当に無駄に着替えとか詰め込む。
登山口近くの駐車場には先着者の車が4台停まっていて、出発の準備をされている。
9時前に出発する。尾根に出ると木陰は少なく、岩が多いので4駆で体を持ち上げるが、暑さも加わって段々と気分も体も消耗しますな。ザックに無駄な物を詰め込んで重くするのに水を入れて来れば良かったな、捨てることもできるのに。
暑さにも負け 重さにも負け 尾根の岩道はおろおろ歩き 同行者にでくのぼーと呼ばれる 私はそういうものです。
稜線からは眼下に左手に芸備線沿線、右手に牛岩集落の田園風景が拡がる。山頂手前の十字路鞍部のもう一つ手前の鞍部の陰地で昼食を摂り、13時過ぎに山頂に着く。
下山は十字路まで戻る途中で道迷いする、登山時にも何度か探る箇所も有った。
2年弱前に牛岩集落を挟んだ向かいの金明山に登った時に、鎌倉寺山で行方不明者の捜索隊を見たが、そういうのもあり得るような山ではありますな。
十字路から牛岩に下る、集落の田んぼの殆どに獣除けのネットや電気柵が設置されていて、稲穂は早くも黄色がかっている。 



15/08/25  鹿島槍ヶ岳・爺ヶ岳 kzco
旅行会社企画の鹿島槍ヶ岳・爺ヶ岳ツァーに参加する。
8/16 一日目は広島から信濃大町までバス移動で、お盆の帰省の渋滞で大町温泉郷に2時間遅れで到着した。
8/17 朝4時に起床、かなりの雨音で気分が沈む、ホテルを7時40分出発。
雨の降りしきる中、扇沢登山口を8時出発し種池山荘に12時過ぎ到着する。
昼食後、冷池山荘に向けて出発。雨は小降りとなり、ミヤマキンポ・ウゲ・コバイケソウ・フウロ・トリカブト・シシウド・花の終わったチングルマなどのお花畑を抜ける。
雷注意報が発令されており爺ヶ岳の頂上はパスし冷池山荘へと急いだ。
8/18 冷池山荘5時45分出発。雨は止んでいたが、雨具を着け荷物をデポして鹿島槍に向けて出発。布引山(2683m)を越えて鹿島槍ヶ岳南峰(2889m)に到着、残念ながら五里霧中の世界、何の展望もなく、この山行きで一番の楽しみにしていた剣岳・立山など360度の大展望は見ることができなかった。しばらく待機するが展望が望めないので下山。
下山道沿いのトウヤクリンドウ・イワツメクサ・ウラベンケイ・ウサギギク・ゴゼンタチバナ・クロトウヒレンと目を楽しませてくれた。10時15分冷池山荘まで戻り昼食後雨で重くなった荷物を背負い、爺ケ岳中峰(2670m)に向けて出発。ライチョウに遭遇する、コマクサも見れて感激。中峰から南峰に登頂。ここで初めて天候に恵まれ、蓮華岳・針の木岳・スバリ岳の稜線が見えて、ご褒美をもらった思いがして嬉しかった。種池山荘に3時前に到着。
私はここで初めて高山病にかかって夕食は食べられず、早めに床についたが眠れず最悪の状態。
8/19 朝の出発前ガスが晴れて、ガイドの方から周りの稜線の説明を受ける、西に別山・富士の折立・雄山の立山の峰々、そして針の木岳への稜線の上に、赤牛岳。針の木と蓮華の鞍部に水晶岳。蓮華岳の左に燕山。南アルプスの稜線。そして離れて富士山。その左に八ヶ岳。下山前に大ご褒美をもらった。さあ、澄んだ空気の中、下山開始。
下山後、大町温泉郷で風呂に入り帰路に着いた。雨には降られたが、とても楽しい山行きでした。 



 15/08/12 恐羅漢山 g69324
 8月9日、4人で芸北の恐羅漢山に登る。
戸河内の道の駅向かいのおふくろべんとう屋によるが7時で未だ弁当は無く、少し待って届いた天むす弁当を購入し内黒峠越えで登山口の牛小屋高原へ向かう。
8時に牛小屋高原の駐車場に着く、キャンプ場のスタッフの方がラジオ体操をしている。
夏焼峠に向け出発し早手のキビレから台所原へ下る。
管理道は結構な草木の茂りようだ、時間が早いからかアサギマダラの数は少ない。
台所原に着く、ここの分岐から亀井谷の方へ向かって笹藪が刈られ道が広くなっているが、どこまで整備されているのかな 。
笹の中を分け入ってキレンゲショウマを見に行く。キレンゲショウマは未だ1分咲き以下か。
山頂に向かって登る、暑い広島県で一番高い所なのに感覚的に地上と変わらない、むしろ太陽が近いので暑いくらか。
稜線のすぐ手前で30人位の団体が牛小屋へ向かって下っていった。
12時過ぎに山頂に着き、ささやかな陰地で昼食を摂る、団体がいたら坐る場所も無いところだった。
食事が終わった頃、小学生の団体が旧羅漢山の方から来る。
食後、立山ルートを下る。ゲレンデに出ると木陰がないので暑くてたまりませんなぁ。
ゲレンデの下部の方で、今、「世界中でブレイクが始まっているエキサイティング・アクティビティー ZIPLINE(ジップラ
イン)!」をやっている。
帰路は横川の大規模林道を通り、戸河内の道の駅向かいで氷を食べる。
戸河内ICから中国道に乗る、加計スマートインター当たりの長いトンネルを抜けると大豪雨だが、山陽道では全く雨はなく
家に帰れば極熱暑。



 15/08/06 天狗石山・高杉山 g69323
 8月2日、5人で芸北の天狗石山と高杉山に登る。
暑くて無風だが木影の部分が多いので救われる。
9時前に来尾峠から登山開始する。
大木は無いが結構密集したブナ林や展望の良い県境の稜線を進み、高杉分かれを過ぎて天狗石山の山頂に着く。
霞んでいてあまり展望は無い。
高杉山分かれまで引き返し、高杉山へ向かいホン峠から緩やかなアップダウンの心地よいブナ林を進み、11時30分に山頂に着く、とんでもなく地味な山頂だ。
山頂から30秒のユートピアサイオトスキー場のリフト終点地で昼食を摂る。
太陽は真上で影はリフト塔の車輪の下のみで、太陽の動きに連れて移動しないと熱射光線をもろ受けになります。
食後ホン峠まで引き返す、途中で2人組と出会う、乳母御前神社に下りすぐに林道になる。
乳母御前神社から30分位で子供の声が聞こえる、スキー場の施設でジップラインというものかな?をやっている。
下まで下ると良い匂いがしてバーベキューをやっている。グラススキーも有りスキー場は冬場だけのものでは無いのだな。
北尾峠に車の回収に行く、ここの駐車場はとんでもない虻の生息地で、車の中に10数匹入ってしまった。



15/07/29 岩渕山・感応山 g69322 
 7月25日、4人で湯来の岩渕山・感応山に登る。
車を一台を湯の山温泉の駐車場に置いて丸子山公園に移動し、ここの駐車場から出発し石ヶ谷峡沿いの道を登山口に進む。
登山口の観音堂の裏からしっかりした道が有り、他の三人はさっさ登り始めてるが、以前は観音堂の前が道になっていたと思い探るが藪だ。私と結構差が着き追っかけるが音も聞こえない、先行者は谷道を登り、私は尾根道を登ったのではぐれたのだ、15分後に合流する。
10時に字が消えているプレートが掛かった地点に着く、薄っすらと感応山と読めるが、ここから感応山だけを目指す人はいないと思うけど。
ここは11年4月以来4度目だが、岩場のロープ・鎖は劣化するばかりだったので、体重が軽い順番に登る。
ロープ・鎖の連続になるが、一番長い箇所で鎖は木に掛けられているが、1番2番目の人は木を跨ぎ3番目は潜ったので、私も潜って通り抜けできた、結構私は思っているよりスリム体型なのだな。
しかしここで腰にカラビナで付けていたカメラケースが無くなっているのに気づく、木を潜っていた時に外れたのだな。
鎖場を引き返しケースから飛び出たカメラとケースを回収するが、滑落したカメラは液晶が映らずレンズ沈胴部の部品が無くなっていて、ほぼ絶望的ですな。レンズは出るので以後は心眼で撮す。
岩場を過ぎ三角点の有る781m地で昼食を摂る、お陽様がガンガンに突き刺さり真に温かい。
食後、何度も登り下りが有るが結構な落差で笹が茂り、途中でちょっと開けた所にマムシが道の左右にいた。
私が先頭に行かされ、ストックは本来の使用法を逸脱し、笹藪を派手に掻き分けつつ音でマムシがいたら逃げることを促す為に使用する。
地味な岩渕山頂を経て感応山に寄り、湯の山温泉に下る。
デジカメは今までに何度も買ったが、今回は1年で落下、前回は2年で落下、それ以前は性能が不満での買い替えだ。
段々と使用期間が短くなってる。次機は半年くらいでアウトかな、お祓いでもしていただくか。
登山口の観音さんには身体の無事は祈願したが、物品に関してもお願いしておくべきだったな。
高度感  跨ぐ人 潜る人
カメラ滑落前最後の画像   カメラ滑落後心眼撮 カメラ滑落後感撮 



 15/07/15 福田頭 g69321
7月11日、3人で庄原市比和町の福田頭へ登る。
この日は沿岸部の山に登る予定だったが、猛暑という天気予想なので急遽こちらへ変更になった。
中国道庄原ICで降りて福田上集会所前に駐車しする、他に車はいない。
登山口までのアクセスが結構長い。
登山口からよく整備された道を進む、たたらの鉱滓を見かける。一の滝・二の滝・三の滝を見て何度か渡渉し大波峠に着き 稜線歩きになる、ずっとブナ林だが大木は無い、たたら製鉄で一時期伐採されたのだろう。
12時30分に山頂に着く。吾妻山・猿政山・大万木山方向への標識が立っているが、11年前に来た時にちょうど設置されるのを見た。
昼食後下山、平坦な稜線のブナ林を進み、兎舞台頭から下山口の一般路より立派な林道へ15時に着く。
下山口に案内板が有り、きっぱりと登山口・下山口と地図に記してあるが、ここのルートは一方通行なんだな。
この山は11年前に来ているが、記憶に残っているのは下山口から駐車地までがやたらに長くて暑かったという負の記憶だけ だったが、林道通行時は曇だったしブナ林は美しいし、なかなかに結構だった。
マムシに2匹出会っただけで人類には出会わなかった。 
first waterfall  now  long long ago 



15/07/06 東郷山 g69320 
7月4日、湯来町の東郷山へ登る。
ここは2週間前に5人・車2台で湯来町和田の砕石場から登り、伏郷の白井の滝へ下る予定で車1台を大藪の林道を進んで下山口に駐車し、もう1台で砕石場の最奥部に駐車して恵下谷林道を進み白砂林道を登山口へ向かったつもりが、実は旧道ルートへの廃林道で登山口は渡れそうもない滑岩沢の先で、引き返して大森神社で食事をしただけで、単に車の資産価値を10万円ばかり下落させたなんともな次第であった。
天気予報は曇で夜間から雨だが、これは外れた(気象庁の実力どおり)。
今回は2人で資産価値は気にしなくてよい車で林道を行ける所まで行く計画だ。
砕石場敷地を抜け恵下谷林道を進む、道端は灌木が茂り石ころだらけのなかなかの悪路で、四駆車でなければ無理だが時速10数km位はスピードが出せる。
白砂林道分岐に着く、採石場の最奥から3km、歩けば1時間30分位はかかるだろう。さらに白砂林道を100mばかり入ったが路面がえぐれていて車は通行不能だ。
ガイドブックによれば恵下谷・白砂林道分岐から山頂まで95分だ、往復4時間みればよいという計算で食事は持たない。
分岐へ駐車し9時40分出発し白砂林道を700m位歩き登山口に着く。
数回沢を渡り10時30分に最後の渡渉をし、古い丸太階段を登る。巨木の多い鬱蒼とした森で冬場の4時位の明るさだ。
結構な難易度のトラバース道を進み11時30分に四本杉に着く。この地点でガイドブックより倍近く経過している。
相当な荒道を進み笹原に着いた頃に下ってくる2人に出会う、四本杉までピストンする予定だそうだ。
尾根に着き東広島市から来た3人組に出会う、後日のグループ行の下見だそうだ。
12時50分に山頂に着く。
小雨が降りだす、早々に下山する。四本杉までの中半位から本格的に降りだし雨具を着る。
下山は路面・岩が濡れてズルズルだ、私は無雪期不転倒記録更新中なので緊張しますわ。
3時30分に無事に駐車地に辿り着いた。4時間の予定が6時間かかった。しかしこれはある意味楽しみが5割増だったということだね。
東郷山は[森の巨人たち百選]の樹の四本杉が有名だが、山頂付近のブナ等の広葉樹林も美しい、今回はガスもかかって幻想的だ。
しかし広葉樹林は中国山地に行けば普通に見られるが、四本杉から下部のモミ・ツガ・スギ等の針葉樹の巨木の群落は相当に珍しく圧巻だ。
東郷山は4回目だ。5年前は白井の滝から登り、山頂着と同時に大雨になり食事もせづに下山した。10年前は白井の滝から登り、山頂で宴会をして10回位転倒して四本杉へピストンした。20年前は白砂林道の登山口まで車で入って登ったが記憶は一切無し。
登山口   第一渡渉 照度夜間 
 針葉樹巨木林 四本杉  山頂付近ブナ林 



15/06/15 黒タキ山 g69319 
6月13日、5人で黒ダキ山へ。
立野キャンプ場の分岐点で県道296号線は通行止めだ。昨年の9月に十方山に向かう時も通行止めで、「平成26年10月31日まで/請負金額1,369万円」の立看が有ったが、今回は「平成27年8月7日まで/請負金額8,043万円」になっていた。コレは?。
8時に立野キャンプ場に着く、北九州と広島ナンバーの車が2台駐車していて、支度をしている時に筑豊ナンバー車が来る。
細見谷の下山林道を進む、林道といいつつ藪だったり崩れたりしていてほぼ山道だ。
少し先で長い捕虫網を持った3人と出会う。九州から蝶に関するお勉強に来られたらしい。
林道からは渓流は殆ど見えないが、水の音は聞こえ畦畔の広葉樹林帯が真に美しい。
登山口に着く。尾根までは笹藪、尾根道は灌木の藪だ、この山は藪に特化した山だな。
途中に笹が寄せ集まった所が有ったが熊の寝床かな。ササユリとドウダンツツジを10輪づつ見る。
山頂から引き返して展望が開けた狭い路上で昼食を摂る。
往路と同じ路を引き返し、15時30分にキャンプ場に帰着すると車が20台位有る、子供連れのディキャンプのようだ、バイクのグループもいたがこれはお泊りモード。
帰路、女鹿平温泉の前を通るとトライアスロンの準備がされていた。
帰宅後に気がついたが実は山頂だと思ったのは間違いだった、少し手前(山頂まで標高差35m位か)から引き返した。木に誰かの小さいプレートが掛けて有ったので山頂と思い込んだのだ。三角点は藪に埋もれて見当たらないと解釈したのだ、5年前に仏石まで行ったことがあるのに記憶の欠片もない。 
 昆虫採集 熊寝床?  ベニドウダン末期 



 15/06/09 東鳳翩山 g69318
 6月6日、2人で山口市の東鳳翩山へ登る。この日は東鳳翩山の予定では無かったが前日に雨が振り、雨後でも登山路が良いと思われたこちらに前夜急遽変更した。
今回は珍しく私とカーナビの相性が合って迷うこと無く現地駐車場へ着く。
駐車場から舗装路を歩き、9時30分に二ッ堂登山口に着く、山頂まで80分の標識が有る。
ジグザグで傾斜が緩く良く整備されて道だ。所々で交わる直登コースも有る。
空荷の方と結構出会う。市街地と近く適度な高度なのでチャッチャと登られるのだろう。
殆ど展望の無い道を進み、錦鶏の滝からのコースと合流し尾根に着く。ここから中国自然歩道で殆どが丸太の階段だ。11時前に山頂に着く、360度の展望だ。
ここは新日本百名山だ、深Q百名山と新百はミシェランとB-1グランプリ位の感覚だが、山頂からの展望だけはミシェラン☆の価値有り。
昼食後、中国自然歩道を坂堂峠に向けて下山する。二ッ堂分岐からは多くのアップダウン有り殆どが丸太の階段だ、これは結構足腰に来ますな。
坂堂峠から左折し萩往還道を下り、車道に出てここから右折し駐車地へ向かう。
2km位進んで左右に萩往還の入口標識が有り、左に六軒茶屋跡と有るので行ってみる、大名行列が休憩した場所に建物が復元されていた。
再度車道に出て萩往還を通る。苔むした石畳は風情がよろしいと思ったのは初めだけで、歩きにくく段々と嫌になるな。ビブラムソールでも歩きにくいのに昔の人は草鞋でよく歩いたもんだな。
2時に駐車地に帰着し、瑠璃光寺とサビエル記念聖堂へ行く。和式の神仏の参拝は柏手や合掌という様式があるが、洋式の神様にはどういうふうにお祈りやらお願いをすればいいんだか。教会の入口でちょうど3時になりカリヨンの鐘色が素晴らしい。
家に帰って気がついたのだが、坂堂峠に降りて車道に出た箇所の向いの山に萩往還が六軒茶屋跡まで連続しているのが分かった。下調べは重要だなぁと反省するが、反省のみ。
萩往還は「美しい日本の歩きたくなるみち500選」道だが、今回の下山路を逆に歩き、東鳳翩山の山頂に立つという事は、私的には今後ありえないだろう。私的には「歩きたくないみち5選」認定。
新の字小さい薄い  登頂記念写  下山階段路 
萩往還石畳   瑠璃光寺国宝 
国宝五重塔の拝観料は無料  サビエル記念聖堂モダン  サビエル記念聖堂境内クラシック



 15/06/02 牛曳山・伊良谷山・毛無山 g69317
 5月30日、4人で庄原の牛曳山・伊良谷山・毛無山に登る。
中国道の庄原ICで降り、産直市の夢さくらへ行くがオープン前だったのでパスする。
県民の森公園センターへ駐車して9時30分頃出発し牛曳山登山口へ向かう。
登山口で一緒になった女性2人が花の話をし、私達は誰も知らなかったがミヤマヨメナという何の変哲もない仏壇に供える小菊みたいな花だが、道中に群生していて結構な光景だった。
新緑の白樺林が美しい。
牛曳山頂を過ぎ伊良谷山山頂で昼食を摂っている時に、登山口で出会った女性がミヤマヨメナの見頃のピークはまだ先だと言われた。
食後、毛無山から、ききょうが丘にたちより出雲峠に下る。
出雲峠から公園センターへ向かう途中でアサギマダラを見た。結構早い時期からいるんだな。
出発時には公園センターの駐車場に車が多かったが、登下山中に出会った人は少なかったので、殆どが比婆山の方へ行かれたのだろう。
 白樺林 牛曳滝  ミヤマヨメナ道 
桃色谷空木   虫好かれ隊 アサギマダラ 



15/05/19 阿佐山・毛無山 g69316 
5月17日、3人で芸北の阿佐山・毛無山に登る。
中国道の加計スマートインターで降り、温井ダム・滝山峡を過ぎ大暮の毛無山登山口に着き、8時30分登山開始。
美しい新緑の広葉樹林帯を進む。コケイラン、ユキザサ、チゴユリ、オオカメノキ等の花が咲いる。
我が家の周辺では「阿佐山登山」は「ウド採取」と同意語だ。
毛無山分岐・横吹峠・二十丁峠を過ぎ12時前にウド群生地へ着く。
いつもは重いので持ち歩く事が無い、フォールディングナイフが活躍する。
このナイフはいろいろ使い道が有るが、一番役立つのはパンストとのコンビネーションで銀行や郵便局に行くと、面倒な 手続き無しでお金を貸してくれる・・・。
今回ザックには若干以上の空き容量が有るので、それなりの量で空間を埋める。
瑞穂スキー場のゲレンデで昼食を摂り、下山の途中で横吹峠から毛無山に登る。
往路は少なかったギンリョウソウが沢山咲いている。
帰路、温井ダムの手前に動物がいたがハクビシンかな。 



 15/05/12 大丸峯 g69315
5月10日、2人で豊平の大丸峯へ。
カーナビをセットして広島北ICで降り、国道191を進んでいると思ったら261号線を進んでいて、引き返す。
地理が分からない場合、高価格なカーナビよりは1/40価の道路地図帳と、携帯のマップ機能の方がよっぽど役立ちますな。
大丸峯の登山口は先日閉店した有名だった蕎麦屋の近くなので、携帯に向かって蕎麦屋の名前を唱えれば速やかに案内してくれる。
191からの分岐には看板・水車小屋・鯉のぼり等沢山のウェルカム物が設置されている。登山路はきれいに整備された道で、新緑の広葉樹林がきれいだ。登山口にも途中にも案内があり迷うことは無い。数個の距離標識が有るが、いろいろと標語が書いてある。
山頂は150度位のパノラマか。標識が沢山立っていて中には2.5D状な物もある。
下山時に大岩に立ち寄る。大岩というにはちょっと誇大表示だろう。
登山口は竹藪で終末期のタケノコが生えているので・・・。
靴を履き替える時にダニが付いているのに気づく。
帰路、どんぐり村に立ち寄り蕎麦を食す。うどん屋からは盛大な音量で神楽のお囃子が屋外に流れていて、スピーカーに雀が留まっていたが、まぁなかなかに良いリズムなので聴き惚れているのか。
帰宅後に同行者のパンツにもダニが付いていた。これからは防虫剤は必携だ。 



15/05/12 飯ヶ岳 g69314 
5月5日、3人で山口県徳地の飯ヶ岳へ。
5人で芸北の山行き予定だったが2人キャンセルで急遽朝に予定変更する。
中国道徳地JCを降りる、直ぐに県道489との交差点で向かう方向が分からないが適当に進む。
ガイド本に地図は記載されているが登山口からのもので、アクセスがよく分からなくて登山口への進入路を2度間違えて、結構無駄な時間を費やした。
県道の分岐から滑の集落を過ぎると未舗装の林道で、いささか気分が高揚しスピードオーバーで車の腹が石に当たったり「森の巨人たち百選」の滑の三本杉を見逃したり。
駐車地には1台留まっていて、これから出発される2人組がいた。
登山口を11時前に出発する、ドタバタとして結構遅い出発時間になった。
クマザサが刈られたコースを進む。一帯は国有林で保護されていて素晴らしい新緑のブナの群生林で、所々に特徴のある形状の滑松がスックと立っている。
周回コースの分岐から左に向かう、ササが煩くなる。
12時に山頂に着く。本には大パノラマと書いてあったが木が茂っていていささか残念。
食後、下山にかかる。下山路はさらに笹藪が激しい。
途中のブナの樹に何かの調査の為の名札状の物が掛けられていた。
途中で通路は沢になる、ロープが設置されているのであまり危険はない。
周回路分岐にを経て14時30分に駐車地に着く。
林道の復路は木陰で木洩れ陽部分が多く、運転に集中していて又も三本杉を見逃してしまった。 



 15/05/12 窓ヶ山 g69313
5月2日、窓ヶ山へ。
5月ゴールデンウィークにはタイミングが良ければ、西峰から東峰の縦走路にベニドウダンツツジのトンネルに出会えることが有るが、今回はスカだ。
登山口近くに路駐し西コースを登る。
西峰に着く。ベニドウダンは東峰までにしょぼいのを数本見たのみ。
10人ばかりと出会い東コースを下る。
水晶谷二股の手前の滝はまあまあの水流だった。



15/04/30 篁山 g69312 
4月25日、東広島市の篁山へ。
グリューネン入野団地の林産物直売センターで、車で来た4人とJRの2人で落ち合う。
直売センターには立派な建物と駐車場と名水が引かれているが、店舗は閉まっていて乾燥椎茸の自販機のみ設置されていて、購買意欲満々でクーラーボックスまで持ってきたのに、ご当地に経済効果はありませんでしたな。
ここに駐車して「天平のみち」を進む。
山頂までの随所に石仏や歌碑、嘘嘘入り混じった説明板が設置して有る。
10時過ぎに竹林寺へ着き昼食には早過ぎるので、ゆっくりとお寺を見学する。
華まつりの準備なのかお坊さんや手伝いの方っぽい方がおられる。
境内の山頂に行き、鐘楼で昼食を摂り河内駅方へ下る。途中に山菜が自生しているので採取する。
河内駅から入野駅まで一駅JRに乗り駐車地まで歩く。 



 15/04/14 大峯山 山開き g69311
4月12日、5人で佐伯の大峯山へ行く。
山開きの安全法要が仏式で行われ、大峯祭りでも有る。
桜が満開で時々風が吹いて、桜吹雪が舞い散る。
祭りの主催者の「大峰1050」の方々や、JRが募集した登山の団体の方、地元の市長や議員が多数参列していて、法要や挨拶の後に皆が焼香する。壇に榊や花を供えた事はあるが焼香は初めてだ。これで今年は山事故は安全かと思ったが、お坊さんが神仏は当てにするな自己責任で登られよと言われた、まぁもっともではあるが、少しはご加護をお願いしますよ。
トランペットのファンファーレに送られて登山開始する。
山頂登頂後、祠の有る場所に向かい、ロープで岩に登る。
山頂の岩場には沢山の人がいて、重みで標高が1049.5m位になったらしい。
12時頃下山すると南一誠の歌謡ショーの最中だった。
「大峰1050」の方が出店されている露店でうどん・たこ焼き・唐揚げ・焼酎を買い、歌謡ショーを見る。
歌謡ショーの後は神楽が二演目あった。
祭りの開会から閉会までいたが、なかなかに楽しめた催しだったよ。 



15/04/01 荒谷山 g69310 
3月28日、3人で荒谷山に登る。この山は実に20年振りだ。
私は登山口までのアクセスは9割8分が車で、公共の乗物を利用することは稀だ。
荒谷山へのルートはアストラムラインの長楽寺駅からふじが団地の登山口から北進し、南峰を経て山頂からあさひが丘団地へ下るか、その逆行がメインのコースらしいが、両団地登山口間の麓道は結構距離が有り、バス移動が通常らしい。
「広島市の山を歩く」誌を見ると、東方の安佐動物園から登るルートが有り、あさひが丘団地はほぼ動物園に隣接している。
「広島市の山を歩く」誌をガイドに動物園駐車場に車を駐めて、9時20分に出発する。
ガイド本は読むというより眺めただけなので、アクセス道を出発から3分で間違えて1km以上も進んで引き返した。早くも消耗感が舞い降りてきましたな。
登山口は分かり難く、ガイド本内容を良く読みテープを確認する。
薄い踏み跡を登り、横H型という山型の南線の東端に近い場所の尾根に上がり、ロープが設置して有る少しの距離を急登して、アップダウンの少ない尾根道を南峰に向かう。
Hの中の線部分の尾根を進み12時30分頃山頂に着く。
展望が開けている部分は少ないが、お上が設置した「ゴミ捨てるな」看板や民間人の登頂プレートは沢山ありますな。「あさきた里山マスターズ」のプレートも有るが、ここは確か安佐南区ではないのかな
誰にも出会わないし、来る人もいないようなのであまり広くない山頂で昼食にする。
今回はステーキで、それぞれが持ってきたので結構な量だった。
誰か来れば匂いくらいはおすそ分けするんだけど、蛾とハエくらいしか来なかった。
食後、あさひが丘団地へ下る。
団地の上の方で動物園への道を尋ねる、以前は近道があったが現在は通れないので、車道を通って県道へ出ると言われた。
現在地と県道は直線距離は近いのに、えらくジグザグに長距離を歩く事になった。
団地の法面には100万本のタラの芽の木が有るが植林したのかな。 
 安佐北区? 屋外アート?  タラの芽郡 
 ビーフステーキ1 猪ステーキ   ビーフステーキ2 



15/03/26 大峰山・竜王山/三原市 g69309 
 3月22日、3人で三原の大峰山・竜王山に登る。
仏通寺から大峰山〜高八峠〜竜王山〜御調八幡宮と縦走するのがスタンダードらしいが、車1台なので、八坂峠に駐車し両山をピストンすることに。山陽道の三原ICで降り25号線の八坂峠に向かうが駐車場を通りすぎたので引き返す。この駐車場はカーブした峠に有り、道から直ぐの狭い入口の両脇にポールが立っていて、進入が難しく通行車も見え難く、なかなか怖い所だ。
先に大峰山に向かう。丸太横木の階段の多い良く整備された中国自然歩道で、道中も山頂も展望は一切無い。途中で下山の二人組に出会う、同じ駐車地に車を置いていた方だ。
登頂後に下山時駐車地の手前のベンチで昼食を摂る、一人の先客がガスで料理をしている。
車にザックを置いて空荷で竜王山に向かう。
こちらの道も殆ど展望地は無く、中国自然歩道で9割8分は階段だ。
下山中の同じ駐車地の方と再度出会い、山頂手前の東屋で昼食時の時に同じ場所だった方と出会う。
空港が近いので時々、飛行機が大きく見える。
山頂に展望台だったのか錆びた鉄塔が有り、立入禁止のプレートが掛かっているが、触っただけで倒れそうな代物だ。
下山後、駐車場から車を出すのは運を天に任すという恐怖の出車。
帰路に御調八幡宮に参拝する、奈良時代の創建のようだが、境内の見える建物・施設等は、はほとんどの物が明治以降の新しい様に見える。境内に公園が整備され桜の木が多いので花見時期には賑わうのだろう。
山陽道のSAで三原名物のタコ天を購入して帰宅。
環境庁が設置した自然歩道や山頂の案内板・柱や、同じ山の会が設置した標識でも「大峰山」「大峯山」・「竜王山」「龍王山」と表記が異なるけど、正調はどっちなんやねん! とつっこみたくなるな。
 延々々階段 大峰山山頂  飛行場やや近い 
倒塔  お守り/御調八幡宮 絵馬/御調八幡宮 



15/03/16 亀山〜火ノ山〜陶ヶ岳〜鯨岩 g69308 
3月14日、4人で山口の亀山〜火ノ山〜陶ヶ岳の縦走に行く。
山陽道を通り、山口南ICで降りる、前方に鋸歯状の山々が連なっているのが見える。
セミナーパークに駐車する。ここにロッククライミングする方がいて、ルートマップを頂く。
駐車場には催しの為の交通整理の方がいて、亀山の登山口を尋ねて登る。
登山口を9時30分に出発する、最初から結構な急登で岩が多く、コース上の殆どにロープが設置してある。
亀山と火ノ山との分岐に出て亀山山頂に向かう。山頂先にもう一つ峰が有り、どうも登るコースを間違えたようだ。
山頂で出会った方から風景や歴史の話を聞く、江戸時代からの開作の事とか講釈師の様に話されましたな。
地形を見れば登っている山塊が島だったというのがよく分かる。麓に広がる干拓地の名田島開作の広大な田園・民家・新幹線・国道2号線・JR山陽線・秋穂の海・長沢池等がジオラマみたいだ。田んぼにはグリーンが多いがこれは麦の作付で5月になると黄金の風景が広がるので、その時期に南東に見える大海山登山に来れば良いと言われた。
遠下山・梅の木山と縦走し火ノ山に着く。石鎚神社の祠が有る。
陶三の岳〜陶二の岳〜陶一の岳とダウンアップを繰り返して陶ヶ岳に着き、ここで昼食を摂る。
予定では麓の舗装路歩きが長くなるので、ここから松永薬草園に降りる予定だったが、先に出会ってガイドしくれた方が
鯨岩を見ることを勧められたので、向かうことに。
コースを教えた頂いたが、分岐が多く、聞いた4人の解釈が全員違っていて、途中探ったり登り返したりと結構迷った。
鳥居に出た、右方から道が来ていて、こちらが正解だったみたいだ。磨崖仏が見られたのに残念だった。
岩屋山を過ぎ鯨岩に着く、大きな岩で頭部には潮吹き孔が有り水が溜まっている、よく岩の名称にどう見たらその格好に見えるのかという強引に命名された物も多いが、鯨岩は真っ当な命名だ。
潟上中学校に下り静かな川沿いの道を通り松永薬草園邸の敷地を抜け、3時前にセミナーパークの駐車場に着く。
山口セミナーパークは広大な施設で、さすが多くの総理大臣を排出していて設備費に糸目は付けないという感じだな。
帰路に台道の産直店に立ち寄り帰宅する。
ここの山は初めて来たが、良かった。数日前に雪が降ったので絶対に積雪が無いという選択肢でここにしたが、今までに 来なかったのは遠方なのに低山という理由だ,最高の標高でも303mだが、文字通り「山高きが故に貴からず」を具象化したような連山だ。



15/03/16 倉橋火山 g69307 
3月8日5人で倉橋島の火山に行く。
厳冬期の企画だったが、天候や都合で何度も延び延びになり没かと思われたがやっと実現した。
クレアラインに乗り呉の街を抜けて音戸の瀬戸に着き、第二音戸大橋を渡り西側の海岸線を走り早瀬大橋を潜り桂ヶ浜に着き、9時30分に出発する。
駐車地から近い登山口から綺麗に整備されている道を登る。
途中には木柱に番号が記されたお地蔵さんが何個も有り、キノコ状の岩が有ったがこの岩は風化した花崗岩で、くびれの部分を手で触ってもボロボロと砂になる。何時ポロッと逝くか気になるな。
良い天気で麓や瀬戸の島々がよく見える。火山と後火山の鞍部に着く、ここまで車道が来ている。
先に後火山に登る、途中に東屋が有り絶好の展望地だが、入口や窓にシャッターが設置されているが腰から下は縦桟だけでスースーだ、設計の意図がよく分からんなー。
山頂から鞍部に引き返し火山に向かう。山頂は大きな岩で大展望地だ。
下山は周回コースの予定だったが、間違って登山時と同じコースになった。ウグイスの鳴き声が聞こえる。
駐車地から東周りの海岸線を通って帰路に向かう、海の色がなんとも形容できない感動的な色だ。
途中の産直露店で野菜とみかんを購入する。
旧音戸大橋の橋脚の直下の店で遅めの昼食を摂り、呉の海岸線を通り帰宅する。 



15/03/03 窓ヶ山 g69306 
2月27日、3人で窓ヶ山に行く。
田部戎自さん著作の「広島市の山を歩く」ガイド本のAを登りA-1を下る予定だ。
このA・A-1コースは11年・12年に4度来てA-1は運良く登れ、Aは2度迷い3度目に登れたが今回はどうかな。
魚切の登山口近くに駐車し、8時30分に出発し東コースを進む。
東コースは昨年5月登って以来だが、登山口から直ぐの河原は長いこと水害で砂で埋まり藪っていて悪路だったが、今回は道が歩きやすく整備されていた。
ガイド本と少し違うが、地点の水晶谷の二俣の間の尾根をを標高差50mばかり登り、左方の滝に向かって急傾斜を下り滝前の岩棚を横切り左の尾根を登る、幅が狭い尾根でテープも所々有るがへ下る地点が分かり難い。からガイド通りに登り境界杭が点々と設置して有る道が横切るに着く、ここから直登するとA-1コースだが、右折しへ向かうが地点が特定できずに行き過ぎて引き返す。
浮石を踏み枯木を掴んで急登の谷を登る、縦一列は落石が危険なので横に散開する、キレットは下方から見難く間違うと岩壁に阻まれて、えらく横に流されることになる。
12時に東峰山頂で昼食を摂り、西峰に向かいから遠藤小祠方面へ分岐する。ここからは目印も踏み跡の欠片も無い。コースを探りながら藪を下り、岩を潜り抜ける所までは来れたが、以降はを目指すも全く制御不能。
尾根を下る、絶壁になる、谷は手掛りも無いザレ場なので隣の尾根に移り下ると又絶壁・・、これを数度繰り返し、境界道に辿り着いた。西コースの7合目標識のすぐ近くだった。
山登りにルートを書いた地図は有効な道具だが、小さい尾根・谷・絶壁等は等高線の10m以内に吸収されるので、ピンポイントな現在地が特定できない。
ガイド本の記述と私の読解力・ルート地図の大きさと私の目の相性は相当に悪いようで、この山域の登下山行為は、もはや冒険を通り越して運試し・肝試し。 
 窓直下  潜岩 青線/歩いたルート クリック拡大 



15/02/16 虚空蔵山・竜王山 g69305 
2月11日、東広島市の親戚に用事があり、行ったついでに、近場の虚空蔵山に登る。
並滝寺池堰堤前に駐車し、道路対面の登山口から出発する。
駐車地でホトトギスが鳴く。春だな−と思ったらゴミの不法投棄の監視カメラが喋っていたのだった。違法脱法不法行為一切無しの遵法者の私を驚かすんじゃーねぇ〜よほんとに。
雪道対応モードで来たが登山口付近は全く雪は無い。AコースBコースの合流点付近から少こ〜し北斜面に雪が残る。合流点から山頂までピストンしBコースを下る。
駐車地に帰った時点で未だ11時前だ、カロリーの消費も少ないので、竜王山にも登る。
頂上付近で、雪を6畳分位見ただけ。
寒いからか遊園地には人影は少ない。 
虚空蔵の猿石?  並滝寺池  山頂工事の為飲不可



15/02/10 大峯山 g69304 
2月8日に2人で大峯山に登る。
駐車所に近づいたらバスが対向してきた。
別荘地の奥の登山口からは、よく踏まれた跡があり、靴だけで問題なく登れる。
途中で20人の団体が下って来る。山口市から来られたそうだ。駐車場の近くで見たバスはこの団体のだったのかな。
頂上付近は25cm位の積雪か。
下山にかかる頃から雪が降りだす。アイゼンを付けるが、やはり楽だなぁ。団体以外には人を見ることは無かった。 



 15/02/10 鬼ヶ城山 g69303
 2月7日、3人で廿日市市飯山の鬼ヶ城山へ登る。
道中は少し圧雪箇所が有るくらいで大したことはなく、駐車地の河内神社へ着く。
飯山の集落は屋根・田畑には雪が有るが、道路は除雪されている。
ここから登るのは9年前の積雪期に1回登っただけで、登山路も見たことがないし、ルートもよく分からないが、ナビに無積雪期のデータを入れたので、まぁ大丈夫だろう。
除雪してある最後の住宅地付近で私はワカン、他の2人はスノーシューを付け、9時30分頃出発し林道を進む。20分位で下山時に通る予定の馬頭観音への分岐が有り、更に進んで沢が横切り橋の手前にロープが張ってある。橋は通れるのだとは思うが積雪で状況が分からないので近くを渡渉する。
植林内を進む、赤テープが巻いてあるので迷うことは無い。
植林内から90度左折し広葉樹の間を歩く。兎の足跡とンチが有る。
頂上まで標高60m位手前から傾斜がきつくなり、直登できないのでジグザクに登る。無雪時は多分笹原なのだろう。
12時に山頂に着く、迷った訳ではないが結構時間がかかった。山頂名碑は雪に埋もれていた。
ここで昼食を摂る。無風であまり寒くは無い。食事中に霧が少し出てくる。
下山は県境尾根を下る、赤テープを追って進む、10分くらいで左右にテープが有り右に向かい、テープが分からなくなりナビを確認すると予定ルートから大外れだ。
引き返すには遠すぎるので、適当に下るとテープが有った。
何度もテープをロストしながら下る。多分赤テープが雪に埋もれているのだろう。
無積雪時には笹原の中にコースが有るのが、積雪で分からないのだろうが、どこでも歩けるので読図のお勉強にはなりますな。
倒木に雪が積もり分からずに近くを歩くと、倒木の下の空洞に突っ込み何度か転倒する。
快適なスノートレッキングの予定がアドベンチャーになったなぁ。



 15/02/07 下勝成山 g69302
2月4日、勝成山へ。
さいき図書館へ学究の資料を探しに行くついでに勝成山へ登る。
4年振りだが何度も来たことが有るので、ガイド資料も地図もコンパスも無しでも記憶だけで大丈夫だろう。
ログハウスのトイレが有る春の広場から出発する。いきなり尾根道と谷道の分岐が有り、谷道を進むが途中から下りになり記憶が怪しくなった。
携帯で地図を検索して進む。芝広場からの合流点から階段になる、テレビ番組でグレートトラバースが放映されていて、朝に見たので出演者のペース風に登ったら3分しか持たなかった。シャリシャリ雪が3cm位か。足跡はアニマルのみ。
下勝成山の山頂に着く。ここから海が見えるんだったな。
上勝成山への縦走路を進み、林道へ出て上勝成山はパスし林道を下り駐車地に帰着。
近年、里山の登山道で猪が掘った箇所を見ないことは無いが、今回は全く見なかった、まぁコースの殆どが階段と舗装路では猪も出る訳は無いか。
携帯で軌跡を取り、地図を見て、写真を撮ると2時間位で電池が半分以下になった。
帰路、さいき図書館で本を借りる。日本語・漢字を忘れない為の資料だ(世間では小説と言われている)。
登下山中に腿・ふくらはぎが痛だるい。翌日発熱した。1月にインフルエンザになったパターンだ。
前日の節分に豆まきをしたが、私は写真係で「鬼は外、福は内」は唱えず、豆も食べず、巻き寿司も食べなかった。これでは厄は留まったままだなぁ。 



15/01/06 弥山・駒ヶ林 g69301 
今年は元旦から荒れた天候で、初参りに行っても人が少なく、神仏のご加護は多少多いような気がしますな。
1月4日、2人で弥山に登る。
新年の登り始めはやはり宮島が一番しっくりとくる。
9時に宮島桟橋へ着く、時間が早いからか観光客は少ない。
厳島神社に参拝し大願寺にお参りするが、神社では拍手するが、その流れで寺でも柏手を打ちかけた。
紅葉谷から大元コースと紅葉谷コースの間の尾根コースを登る。
11時に山頂に着く。岩や石段は雪が踏み固められてバリンバリンだ。移動するのがいささか恐ろしい。
展望台で昼食を摂る予定だったが、展望台は火気厳禁だった。昼食は火器を使用する食材なので、駒ヶ林に向かう。
駒ヶ林山頂は登山者が沢山昼食を摂っていて殆どが団体だ。
下山は多宝塔コースを下る。
もみじ饅頭を店内で食し、帰路に着くが船も電車も空いている。
登山者を沢山見たが、老年80%高年15%中年4%若者1%位の割合か、日本の近未来の年齢比率を象徴しているかな。
弥山山頂バリンバリン  駒ヶ林山頂  水族館キャラクター