広島県廿日市市の極楽寺山百回登山へようこそ


2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010  2011 2012  2013 



10/01/11 弥山 10/01/18 大峰山 10/01/27 下勝成山
10/02/26 岩舟岳
10/03/01 河平連山 10/03/21 弥山未踏
10/04/05 鷺島
10/05/15 鎌倉寺山 10/05/31 莇ヶ岳・弟見山
10/06/07 天応烏帽子岩山 10/06/20 吉和冠山 10/06/20 東郷山
10/07/05 寂地山・吉和冠山 10/07/20 呉娑々宇山 10/07/28 木曽駒ヶ岳
10/08/02 白滝山 10/08/09 恐羅漢山 10/08/30 大神ヶ岳・赤谷山
10/09/01 北アルプス表銀座 10/09/06 毛無山・伊良谷山・牛曳山 10/09/12 鬼ヶ城山
10/09/21 小五郎山 10/09/28 韓国岳・獅子戸岳 10/09/28 高千穂峰
10/10/10 二ヶ城山 10/10/18 大野行者山 10/10/25 安蔵寺山
10/11/01 高鉢山 10/11/05 深入山 10/11/10 英彦山
10/11/16 三段峡 10/11/22 犬ヶ岳 10/11/22 大分かぼすマーチ
10/12/06 岩淵山・感応山



10/12/06 岩淵山・感応山 g693
12月5日、3人で湯来の岩淵山・感応山へ。湯来の里は霜で真っ白だ。車1台を湯ノ山温泉に置き石ヶ谷峡の登山口へ向かい、途中の産直場で野菜を購入する、ダルマストーブが温かい。
石ヶ谷荘へ駐車し9時出発、登り始めて40分弱で岩場に着く。最近では大概の山で、鎖が設置してあるところは、結構太めのステンレスの物が多いが、ここは4年前に登った時に、製鉄の技術が未熟な時代に製造したような、犬を繋いでおくような鎖が頼りない木に固定してあったが、今回も変わっていないようだ。ロープもさらに劣化している。
先頭の人がロープ・鎖・木の根っこをつかんで上方へ進む。しかし安心はできないのだ、この人は私より体重が20kgは軽いからね。「落下昇天」という4文字熟語が頭に浮かぶ。
11時30分、781mの三角点に着き昼食を摂り、食後に何個もピークを越えて岩淵山方面に進む。
湯来町が設置した三角点地と、個人がぶら下げた登頂記念プレートの位置が少し違うが、どこが本当の岩淵山頂なのか分からんけど、岩場通過というメインエベントは終わっているのでどうでもいいのだ。
山頂から下りの急坂で、枯葉が堆積して恐ろしく滑りやすい。20分で岩渕山と書かれた登頂プレートが木に掛けられているピーク着くが、岩淵山と似たような山名だな。
ここから右に下り、感応山に立ち寄って湯ノ山温泉の上部に出る。
湯ノ山温泉には足湯が有り、肩までつかって疲れを癒やす。
ここは今回で2度目だが前回は岩場で結構恐ろしさを感じたが、今回はさほどでも無かった、腕を上げたか、加齢とともに恐怖感覚が鈍ってきたのか、人生を達観したのか。
岩場・急坂・アップダウンが多い長い縦走路と結構ハードなコースだが、岩場を通過した時点で達成感・充実感は持てるので、最高地点の781mピーク・馬ノ背を過ぎた辺りから下山できるコースがあればいいな〜。
この山域には岩場が多いので整備すれば、良い観光資源になると思うよ。
しかしこの山に受験生は登ってはいけないよ、落ちる、滑る・・・。


これらのロープ・鎖・枯木に命を賭ける 度胸よいのかやけくそなのか 冒険か無謀か
あぁ足が攣る 耐荷重65kg 磨崖仏
場所も名前も違うが標高は一緒 う〜癒やされるぅ〜




10/11/22 大分かぼすマーチ g693
11月21日、大分市で催された「大分かぼすマーチ」に参加する、マーチングリーグ公式大会だ。前夜から会場の駐車場で車中泊する、20時前で結構駐車している。
ツーデーマーチだが2日目のみ参加する。30/20/10/5kmのコースがあるが20km へエントリーする。
ウォーキング大会のレベルは協賛企業の有無で分る、観光協会、商工会、体協とかの主催者だけで協賛が新聞社くらいの大会は大体しょぼく、飲料メーカー・シューズメーカーが協賛なら会場にブースがあって賑やかで、チェックポイントでの接待も期待できる。今回アサヒ・キリン・サッポロとビールメーカーの名が協賛にあったので期待は大きかったのだが・・・。
30kmコースは8時に出発し、9時から20km以降のセレモニーが始まり、あの有名な歌手の(九州限定だが)泉ゆかりも激励に来る。
参加人数は少ないように感じる、どの大会でもジーンズとかジャージでスニーカー・スポーツシューズで子供連れの方も多いが、今回はムーンスターかミズノの専用シューズでウェアーもそれなりの純正ウォーカーの格好の人が多い。
9時30分に出発する、20kmコースは「おおいた歴史の道コース」とあったので観光を含めて目標タイムを5時間にする。
途中2ヶ所のチェックポイントでのサービスは粗茶飲み放題・飴食べ放題だけ、協賛企業として名前を出すならスーパードライ・一番搾り・黒ラベルをガンガン出して(発泡酒・第三のビールでもいいけど)、参加者に目に見える事ことせよ。
以前参加した出雲ウォーキングでは、歩く途中で試飲と称してワイナリーでワイン飲み放題だったが、あれは良かった(しかしタイムはぼろぼろだった)
信号も少なく自動車の通行量も少ないコースで、さして歴史的に見る所も無いので全体のペースは速く、4時間を切れそうな感じだったので、ラスト2kmはペースがガンガン上り自分的には競歩状態だ。3時間50分でゴールする。
会場では泉ゆかりのステージがあったが、音響設備が不調で口パク歌謡ショーだった。
会場は大分平和市民公園という名称だったが、平和に関する物は何も無く、単なる河川の側の広い公園だ、平和公園は広島・長崎に任せて他の名称にしなさい。
かぼすマーチという大会名だが、かぼすジュースとか、かぼすジャムのサービスも無く、かぼすに関するメッセージも無い。
悪口が多くなったけど良いこともたくさん有ったのだ。悪いこと以外は全て良かった、たとえばえぇーとまぁあれとか・・・。
かぼすマーチは達成感、犬ヶ岳は感動。


九州各地マーチング宣伝隊 泉ゆかり現おばさん スタート
ローカル線 ゴ〜〜〜ル スタッフハウス




10/11/22 犬ヶ岳  g693
11月20日、2人で大分・福岡県境の犬ヶ岳に登る。前日22時前に広島を出発し、山陽道に乗り、九州道の北九州JTCから東九州自動車道で終点まで乗るが、ここを通るのは初めてでETC割引で1,000円だ。国道10号線から椎田道路に乗る、以前は有料だったが無料化実験中だった、嬉しい。
1時過ぎ、道の駅「豊前おこしかけ」で仮眠し、犬ヶ岳登山口へ移動して8時30分出発、恐淵コースを登る。登山口にある川魚料理の店の犬がガイドをしてくれる。名前を教えてくれないので、勝手にメタボ朗さんと呼ばせて頂く。メタボ朗さんはペースが速いのですぐに姿が見えなくなるが、数か所の分岐点では常に待機してくれて、恐淵上流で鎖で沢を渡る地点では一番適切な個所を教えてくれる。渓谷美が素晴らしい。経読林道へ出て3分歩いて犬ヶ岳・求菩提山分岐が有り、ここで一服し犬ヶ岳への標識がある方向へ向かうがメタボ朗さんは沢の反対側を登る、ここでお別れかと思ったら、そちらが近道だった。大竿峠に着き、一ノ岳をピストンして犬ヶ岳へ向かう、途中で地元の方と出会い、メタボ朗さんはこの山域を知り尽くした名ガイドだと教えていただく。
12時30分、山頂に着く。ここでメタボ朗さんと分かれる、4時間の付き合いだ、下山路も案内して頂きたかったが、ガイド料金の高い客をゲットしたのか拒まれた。良き出会いであったが一期一会であるが、この方とは三会も四会もしたい。
下山路はうぐいす谷コースを取る、シャクナゲの数量がものすごく天然記念物に指定されている、来季の開花の為に蕾が沢山付いていて、5月の開花時期には登山者が多いらしい。三ノ岳を過ぎ笈吊岩を鎖で下る。上から見ると足掛かりが多いようで楽勝かと思ったが、見えない所に横這いが有り、さらに絶壁の鎖があった。下りの鎖場は足場が見え難く結構腕力を要求されるな。
笈吊峠に着き経読林道に出てうぐいす谷を下る、平地無しの急坂だ。3時駐車地に帰着する。メタボ朗さんは未だ帰っていないようだ、他の登山者を案内しているのか。
犬ヶ岳は近隣の英彦山・求菩提山と共にかっては修験の山だが、英彦山・求菩提山では神社・仏閣・祠・地蔵等宗教的な個所を多く見たが、犬ヶ岳では全く見なかった。
麓の求菩提温泉卜仙の郷で入浴し、次の日の予定の大分市でのウォーキング大会へ参加の為、会場へ向かう。


ガイド料交渉中 不安定岩へつっかえ棒 最適渡渉場
落葉路 犬ヶ岳犬 来季用シャクナゲ蕾
ルート選択をミスる 落葉路 紅葉




10/11/16 三段峡 g693
11月14日、4人・車2台で安芸太田町・北広島町の三段峡へ紅葉を見に行く。
この地域の紅葉も終わりに近いから、観光客が多いだろうと思い早出する。聖湖堰堤の駐車場に着く、他に車は無い、ここに車1台を置き、他の1台で三段峡正面口に向かう。時間が早いので駐車場はガラガラだ。8時30分出発する。すぐ前に九州からの観光客が数人いるが、この人達を追い抜いた後は黒淵までは前には誰もいない。黒淵からは水梨から降りてくる人と出会う。トレッキングの団体とも出会うが韓国からのツァーの団体100人位で、とぎれながらも延々と列が長く、遊歩道が狭いので何度も待機する。10時30分過ぎに水梨に着く、駐車場はほとんどいっぱいだ。ここから猿飛まで行き、渡船には乗らずに引き返して三段滝へ向かう、落葉が風に舞い葉吹雪。
猿飛までは昭和のいつの頃か2〜3度来たことが有るが、渡船に乗っていて水面に身を乗りだしたら胸元にかけていたブランド色眼鏡を水中に落として号泣した位しか記憶がない。
三段滝の手前の河原で昼食。滝見物の人は途切れること無く遊歩道を埋めている。食後三段滝へ、黄紅葉の色と滝水の色とのコントラストが見事。
ここからさらに上に向かうが、餅ノ木から降りてくる人に時々出会う位。
ずっと柴木川沿いを歩いてきたが川から外れ、餅ノ木に出て林道を少々歩き、再度川に出合い、最後のコースの聖湖までの道を進む、三ツ滝を見て2時20分頃聖湖駐車場に着き正面口へ車を取りに行く、付近の駐車場はいっぱいだ、道もバスが優先で一般車は一方通行になっている。
三段峡の紅葉というのはすごい経済効果だな。駐車料は400円、正面口〜水梨のバス料金は700円、猿飛〜二段滝の渡船料金は400円、黒淵の渡船料、お土産代・・・。さらに途中の弁当・野菜売店、道の駅・・・。
正面口から聖湖堰堤まで標高差450mを休息も取りながらだけど6時間弱だ、普通なら1時間位で登る高度なので、ほとんど平地を歩く感覚だ。
これ位の標高差だが高度で紅葉が進む程度は違うのを実感できる、餅ノまでは黄紅葉が結構あるが、以降はブナ・ナラ等の落葉が多い。
早い出発は正解だった、遊歩道がよく整備されて歩き易いが、対向者と満足にすれ違える広さは無く、歩行が遅い人、感動で止まる人、写真を撮るのに止まる人、体力が尽きて止まる人等を追い越すのも困難だ、渋滞にはまったら聖湖までの歩行は無理だったかもしれない。


出発時 / 閑散 どこ見ても感動 黒淵 / 赤字運行時間帯
ジャパニーズトレッカー コリアントレッカー 猿飛・二段滝 / 黒字路線
賽の河原 紅葉の三段滝 落葉の三ツ滝




10/11/10 英彦山 kyco
11月7日福岡・大分の県境の英彦山登山ツアーへ参加した。計24人のパーティーで広島からの添乗員1人と現地ガイド2人付き。
7時15分JR広島駅北口をバスで出発し山陽道へ乗る。広島は明け方大雨だったが、西に行くにつれ雨もあがり、小倉南ICを降り添田町へ。昼食はバスの中で済ませ、12過ぎに 登山口の豊前坊(高住神社)に着く。12人ずつの2班に分かれて出発。古い石段が続く登山道は昨夜の雨もあり、非常に滑り易い。降りてこられる人がひどく滑ったのを目の当たりにし、慎重に登る。途中、大杉の中に紅葉がところどころ鮮やかである。ガスがかかり視界はひらけていないが、晴れていても大きな木立の中にいると視界はさほどではないだろう。
13時40分に北岳へ到着。霊山で神域があり、御幣が下がっていて境界がはっきり分かる。周りのブナ林に苗を植えシカ除けネットが施されている、シカが多いそうである。
14時10分に中岳に到着。コンクリートの大きな英彦山頂上石柱が立っている。
30分間休憩し上宮にお参りし荷物を置き、南岳へピストンする。1199.6mの三角点がある、ガスで視界がない。
3時前中岳から下山開始する。行者神社、中津宮を経て奉幣殿へ下山。下山は、割と早足で古い階段道を降りる、途中鎖も2箇所あった。シロモジのきれいな黄葉の山道、神木のように大きな杉の林など、深い森の中に社が点在するまさに修験道の山であった。
帰路、しゃくなげ荘の温泉につかり一路広島へ。22時予定通り広島帰着。


豊前坊 山頂 奉幣殿




10/11/05 深入山 g693
異常気象も長年続くと、異常が正常という状態になるが、今年は特に異常だ。夏から秋をパスしていきなり冬になった。秋が無くなるといろいろと困ることも出てくる、「四季の歌」など特に困るね。
「秋を愛する人は 心深き人 愛を語るハイネのような ぼくの恋人」心深き人がいなくなる、愛も語れない、ハイネもいない、恋人もいなくなる。まぁハイネはいなくても他に詩人はいるのでいいんだけど。劇団四季も名称変更しなければ。
11月3日、文化の日だ。文化とは具体的に何なのか?テレビのワイドショー等に文化人が出てコメントを垂れているが、文化人とは?。文化住宅に住んで文化包丁を使って料理を作り、ワイン・酒の薀蓄を垂れて食文化を考える日か。文化勲章を乱発して文化人を作り出すことか。
紅葉狩りも立派な伝統文化であろう。しかし国語辞書には「秋に山野の紅葉を見に行って楽しむこと」と記してある。秋がなくなったら死語となるのか。
紅葉観賞に6人で深山入へ行く。9時にいこいの村から登る、時間が早いのでほとんど人がいない。リンドウが沢山咲いている、10時山頂に着く、他の山を見ても紅葉は広がっていない。下山はグリーンシャワーへ降りる。徐々に登って来る人が増えだし子供連れも多い。爆音が騒いが戦闘訓練か。
11時前から管理棟傍の芝生広場で昼食。山中で食べるのではないから、調理器具類は重量を気にしなくてよいので家庭用を持参。鍋2ケで豚汁と猪汁を作り、ご飯は松茸飯だ、風もなく穏やかな空の下、食文化を堪能する。食後ここに設置されているコースでグラウンドゴルフをする、道具も借りて回り放題500円だ、○△□カントリークラブに行けば1万円は要るぞ。
ゴルフ終了後、聖湖の湖畔を車で回る、カエデ類はきれいな赤色だが他の木はパッとしない。ここは良い時期に当たれば感動的な風景なのに、いささか残念。
文化とスポーツを満喫した1日であった。


何が写っているか分からない人は11/05中国新聞朝刊を見るべし




10/11/01 高鉢山 g693
10月31日、4人で高鉢山へ登る。予定では他の県の山へ行く予定だったが、中国地方では広島県以外はすべて昼から雨の予報で広島県は南部も北部も夕方までは曇りの予報だったので、急遽この山変更した。
8時から登り始める。登山道の横には棚田だったのであろうか、荒れた石組の土地が沢山ある。植林山の中の道を登る、きれいな道で広々として、見た目はあまりきつそうにはないが、歩いてみれば実に急登だ。なまじ植林山の手入れが良すぎて雑木が無く、つかむ物が無いので一歩一歩慎重に登る。アキレス腱が伸びまくりで、きついような感じだが、歩く速度が遅いので実はあまりしんどくないという変な状況だ。
松の木が現れ始める。今年は以外にもアレが豊作らしく、一人平均三本づつも・・・・。
9合目付近で小雨が降りだす、白木山の方向は明るいので、木の下で雨宿りするが止みそうになく雨具の上だけ着用し出発する。予定では南峰へ行き、引き返して高鉢槍まで行く予定だったが、北峰登頂だけで下山する。幸いにも強い雨ではなく、植林の下の道なのであまり濡れてなく助かった。しっぽりと濡れていたら、尻で滑り落ちブレーキが効かないような急坂だからね。
駐車地に着くと11時半だった。途中で果物を食べただけで、弁当を持って登りそのまま持ち帰る、何のためにザックを担いで行ったのだか。
しかし気象予想士の占いは当たらないね。外れても平然としているからね、雨の確率の他に当たる確率も言えよ。外れたらテレビ等で天気予想を言う前に、まず謝罪の言葉から入ってもらいたいものだ。
嘘を言って厚顔なのは政治家と気象予想士が双璧(負の)。嘘つきは泥棒の始まり。泥棒=犯罪者。
政治家は税金泥棒、予想師は給料泥棒。


一部読み取り不能 昭和初期 懐かしい 研創(株)も近い、銘板作れば
 




10/10/25 安蔵寺山 g693
10月23日、4人で島根県の安蔵寺山へ行く。島根県の最高峰は恐羅漢山という事になっている、しかし恐羅漢山は広島県の最高峰でもあるので2県で共有だ、故に1県あたりでは600m代の標高になる。故に堂々の島根県標高第1位は1263mの安蔵寺山という事になる、この論理に矛盾は無い。
中国道の吉和ICから乗り六日市ICで降りる、出かけ前にテレビで六日市の紅いそばの花の話題をやっていたが、場所が登山口へ向かう途中だ、なかなかタイムリーだ、立ち寄って見物する。時間が早いのでカメラマンが2〜3人いるだけ。
高津川沿いの国道187号線を進み柿木村を過ぎ、津和野町左鐙から右折し奥谷登山口に着く。先着車が3台、北九州・福山ナンバー。
ここは2000年以来10年ぶりだ、東屋は以前と同じだと思うが、わりと新しい水洗トイレが設置されている、石の観音像が有り平成10年建立とあるので以前もあったのだろうが覚えていないな、どうも罰当たりなことで申し訳ない。
9時30分出発。すぐに緑のブナ林が広がっている、今年は雨が少なく気温の冷え込みも無いので、色づきは遅いようだ。ワサビ田が何ヶ所かあり生産者や警察の「ワサビ盗るな」の警告板が設置されている。登山道のすぐ脇だから盗られることも多いのだろう、世の中には私みたいに善良な人ばかりではないからね。
内原峠に着く、山頂まで4.7kmの標識。風もなく穏やかな天気で半袖Tシャツ1枚で良いくらい。急登が無く幅広く、ほとんど階段の無い良く整備された道を登る、杉林になる、他では見たことない生え方をした杉だが、日本海側の多雪地帯特有のアシオスギという説明板が有る。
大ミズナラが現れる、島根県で最大のナラ太郎だ、推定樹齢600年とある。近年ナラが枯れる症状が拡がっているが、このナラ太郎も被害を受け包帯をしていて痛々しい。
標高1200m位から紅葉が始まり、逆光で見る楓類が美しい。途中の倒木や枯木にシイタケ風やナメタケ風のキノコがたくさん生えていて、中には食べられる物もあるだろうが、危なくてお土産にする気にはならないね。
12時30分山頂着、団体が食事をしている。南方に展望が開け山名が書かれた案内板が設置してある。ここから5分ばかりの展望所へ行く、笹原が刈り込んであり一等地の座敷には先客がいたので、二等地のベンチで食事。
ここは何本もルートが有るので、食事中に何人もの人が来たり帰ったりする。
来た時と同じルートを下り、「杣の里」でソバでも食べようかと立ち寄ったら、食事提供は宿泊者のみだった。釣り人の宿泊が多いそうだ、なんせ日本一の清流の高津川の支流の地だからね。
帰路、かきのき村道の駅に立ち寄る、廿日市市宮内にもかきのき村の産直店が有り、同じ物を売っているけどこちらが本場なので野菜を少々購入し中国道で帰宅。


紅そば畑 安全登山祈願 極太んち 熊?狸?
ナラ太郎 闘病中 山頂 元横道小 現杣の館




10/10/18 大野行者山 g693
10月16日、廿日市市大野の行者山へ。
私は平日はあまり歩くことが無い、運動もしない。しかしそれで食事の量が控えられるという事もないしアルコールもたしなむ。カロリーは摂取するけど、エネルギーは消費しないので体内に蓄積することになる。食糧が全く無くなるという状況なら、いくらかは長生きができるであろうが、そういう場面でも無い限りは短命の可能性の方が強い。
というようなことで、全く生産性のない無駄なエネルギー消費をすることに。
自宅から歩いて行者山・城山へ登る計画で、山陽道大野IC近くの大頭神社の行者山登山口へ向かう。約9kmの道のりだ。山へ登るアプローチとしては相当長いが、エネルギーを無駄に消費するという目的には妥当だろう。1時間40分で神社に到着する、結婚式を終えた紋付袴・綿帽子とすれ違う。神社に参拝していると宮司の方が来られ、お祓いをしていただく、何らかの行事以外にこのような経験はなく、突然なことで驚いて、とっさに願い事が出なかったが惜しいことをしたものだ。子供の宮参りの人も来られる、今日は大安だった。
境内からの登山口から登る、初めての道だ、結構な斜度で2mでターンするようなジグザグ道で、枯葉が多く舗装路用のウォーキングシューズを履いてきたのでグリップが効かない。車のノーマルタイヤで雪の坂道を走るようなものだ。標高差80m位登って山頂に着く。山頂のすぐ手前の岩に凹みが掘られ、意味ありげな石が置いてあるがご神体か、まぁ触らぬ神にたたり無しで見るだけ。近くに瓦の欠片が落ちているが、お堂か祠が有ったのだろうか。
滑りやすい靴では城山へ行く気力もなくなり、大野浦駅と書かれてた方へ下る、山陽道の側道へ出て通ったことが無い道を選んで自宅へ向かう。
帰路、偶然に中山トンネルが掘られる以前に生活道だった山越えの入り口を見る、車では当然、歩いていても分からないような位置に案内板があった。以前に何かに紹介されていたが、もうちょっと前面に出ればどうでせうか、控えめ過ぎ。
久しぶりに舗装路を20km位歩いたが、舗装路は無舗装の道以上に堪えるな。足のひらが痛いような、くすぐったいような感覚だ。





10/10/10 二ケ城山 g683
10月11日、4人で広島市安芸区の二ケ城山へ。
予定では二ヶ城山から木ノ宗山まで縦走の予定だったので、木の宗山憩の森に車一台を置き、他の一台で上岩の上登山口へ移動し8時50分出発。20分弱で林道から分かれる。山頂までに他の方面から来るコースの合流点が多いが、標識がしっかりしていて迷うことは無い。
10時30分、山頂に着く、登ってきた道の他に下る2本道があり、三田ヶ峠に下りたいが表示は無く、地図・コンパスを出し賢人会議の結果、気分で降りる方向を決める。これは正解だった。
11時30分に鉄塔の下で昼食を摂る。食後三田ヶ峠と思われる方へ下るが、何ヶ所も分岐点が有る、登ってきたルートには沢山の標識が有ったが、こちら方面にはテープにマジックインキで書いた程度の案内しかない。どうも高圧線と地図上の道の位置が違うので疑問に思いつつ下ると、出発点から5分位の位置の林道に出てしまった、この時点で1時前。
ここで偶然に登って来る人に出会う、よくこの山に登られるような方で、三田ヶ峠までの分岐点まで案内するといわれるので再度登り返す。30分/標高差200m、気分も体力も消耗した。
下る時には気付かなかったけど、この分岐地点には紐・テープはあるが標識は無く、わずかに杉の樹皮にマジックで微妙な方向に「→木の宗山」書かれて、色薄くなったものだけだ、しかも藪っぽい。これはちょっと分からんな〜。藪っぽい道はやがて藪道になり、さらに大藪になり倒木も多く、途中にある三角点も草葉の陰。
駐車地の木の宗憩の森に着く、ここにも二ヶ城山へ向かう標識は無い。何らかの理由でこの縦走路は人が通るのを拒否しているのかな。長いこと人が通ったこと無いような感じで、一部道が消えた個所もある。
駐車地へ着くと3時20分。木ノ宗山頂へは1kmだが登るのは止めて、車を回収して帰宅。
高速道は祭日で通行料金は半額なので往復利用する、これは前自民党政権の唯一の良い政策だった(まぁ、これが唯一というのは情けないが)、今の民主党政権もせめてこの程度の善政をやっていただきたいな(この程度しか期待できないというのも情けないか)。


二ケ城山の二ツ城 シダ藪で1名消息不明に



10/09/28 高千穂峰 g693
9月26日、霧島の宿を出立し高千穂河原へ。駐車場は9時前で結構車が多い。ここには11年前に来たけどっ全く記憶に無い。まぁ記憶が無いということは初めてのような感覚で新鮮で良いのではなかろうかな(それじゃぁボケの肯定か)。
森の中の石積みの道を進む。段差が少なく歩きやすい。
火山石のガレ道になる。前回の記憶では3歩進んで2歩下がるという様な感じだったので、今回は2本杖の四駆モードで来たが砂止め丸太が設置してあり、いささか気が抜ける。結構危ない道ではあるが、さすが観光地だ軽装の人も多い。山頂は遮るものも無い360度の展望だ。天孫降臨の地であるが、そのようなオーラは感じられない。1週間前にNHKの連続ドラマで坂本竜馬がここに有る天逆鉾を抜いていたが、福山雅治似顔の私も真似ようと思ったが立ち入り禁止の場所だった。
下山後ビジターセンターへ行き展示物を見て、社会・理科・植物の勉強になったが、出館すればすぐに忘却。
2時過ぎ帰路に着く。えびの高原を経てえびのICから九州道へ乗り、山江PAで遅めの昼食にラーメンを食べたが濃厚で美味しかった。途中鳥栖から大宰府まで道路工事渋滞にはまる。布刈PAで休息し一路広島に帰る。


周回禁止御鉢 ほっと一息場 後ろの人 ストーカー?
目いっぱい前傾 竜馬が抜いた天逆鉾 おのぼりさん おくだりさん




10/09/28 韓国岳 g693
9月25日、5人で宮崎・鹿児島県境の韓国岳へ。
前回1999年に来て以来、11年ぶりだ。前回は1日で韓国をピストンし、すぐに車移動して高千穂峰に登った。今回は韓国岳〜高千穂河原を縦走する予定だったが、2週間前位に宿を予約する時に、途中の新燃岳が5月に噴火して通行禁止になっているのを知った。予定変更し獅子戸岳までピストンすることに。
前夜9時に出発し九州道の山江PAで仮眠し、朝8時過ぎえびの高原の登山口からから韓国岳へ出発。暑くも寒くもなく晴れ渡って良い天気だ。11年前には硫黄山の賽の河原から噴煙が上がり、すごく臭く息苦しかった様に思ったが、今回は噴煙も無く硫黄臭もほとんど無い。
時間が早いからかあまり人はいない。灌木帯の中を階段状の石ころゴロゴロ道を進む。展望は無い、鹿が現れる、さすがミヤマキリシマの本場だ多い、花の咲く時期は素晴らしいだろ。。
五合目まで来ると展望が開け、景色を楽しみながら登る。咲いてる花はアザミのみで葉がスゴイ、葉というものではないね、これはもう棘というべきものだ。足や尻をガンガン攻めてくるからね。
9時40分山頂に着く。遠景も近景も感動的に素晴らしい。高千穂峰への縦走路がきれいに見え、新燃岳から噴煙が上がっている。噴火口や池が沢山見える、本当に火山帯だな〜。。
新燃岳との間にある獅子戸岳へ下る。谷間の道で眺望は無く、整備されていた階段は大水で流されたのか、全て破損していて横に細い道ができているが歩きにくい。韓国岳山頂から見たらさして下っているようには見えなかったが、いつまで経っても鞍部に着かない。400m位下ってようやく底に着く。獅子戸岳まで登り返すがこちらはわずかの標高差だ。11時30分山頂手前で昼食。獅子戸岳から新燃岳まではわずかな距離だ、えびの高原まで引き返すより高千穂河原までの方が、時間的にも早いが引き返す。下りが長ければ、当然上りも長い。2時再び韓国岳山頂着。今日二つ目の100名山登頂だ(まぁ2回目は感動は無いけど)。4時前下山し、えびの高原で足湯につかる。
5時霧島温泉郷の宿に入る。宿からのロケーションは素晴らしい、遠く錦江湾の桜島が見える。風呂も湯の花が浮かんだ濁り湯で、真によろし。8時前に就寝、いびきのサラウンド。


山頂 新燃岳・高千穂峰 ナショナルメッセージ
インターナショナルメッセージ 韓語標識? 硫黄山マッターホルン




10/09/21 小五郎山 金山谷ルート g693谷
9月19日、4人で錦町の小五郎山へ。
冠高原を通り、宇佐の産直市で野菜を購入し健康村を過ぎて,、向峠登山口に行くのに道に迷う。前回 07年5月に小五郎山に登った時に通ったので覚えているつもりだったが、悲しいことに脳細胞の減少化は増々進んでいるようだ。地図を広げて愚人会議をしていると地元の方が車を止めて教えてくれる。
小五郎山登山口までの林道行き止まりまで行き、ここに車1台を置いて他の1台で、09年に新しく開かれた金山谷鉱山ルート登山口に向かう。山口・島根の県境の深谷大橋を渡る。ここは積極的に転落する名所だが、欄干に高い防護柵が付けられていた(あまり効果があるとは思えないが)。
島根県に入り少し先から金山谷に向 かい、かなり奥まで入る、登山口駐車場に着き10時20分に登り始める。
結構急登のジグザグ道で、途中に入れないが坑道が有り、さらに進むと当時(古来より大正時代までらしいがはっきりとは分からないらしい)の製錬所の跡があり鉱滓が沢山ある。さらに登ると二つ目の坑道があり、ライトを点け中に入ってみる。コウモリが頭をかすめて飛び出る、40〜50m位で行き止まりだ。ここから少しで山頂。
1時過ぎ山頂着。草刈り機を解体されている方がいて、広島から登山道整備の為に来られたということで、整備した個所の地図を頂いたが、小五郎山から寂地の先まで縦走路も登山口からのルートも済になっている。
昼食後向峠へ向け下山する、素晴らし過ぎる整備状況だ。車で林道を下り、金山谷へ車収集に向かう。9km強の距離だ、とても歩けたものではないな。
今回登った金山谷鉱山ルートは、昔の道を再開拓したものだが、結構な期間と人手が掛っているそうだ。途中の安全ロープや滑り止めが刻まれた木橋・路肩の補強などに掛った手間がうかがえる。
社会科の勉強をして教養が増えた、有価資源の含まれた石も拾って資産も増えた。
地図を見て思ったんだけど、深谷峡は県境で金山谷地区は島根・山口両方にまたがっている。このルートを開いた人の文献に、鉱山採掘開始が源平時代という推論もあるので、現在の県制度はもちろん、江戸時代の石見・周防の国も無い時代には何の問題も無かったろうが、現在は行政的にどういう事になっているのであろうか、どうも気になるな。



登山口 蛇模様の木橋 鉱滓
蝙蝠住まい 掃除人の某ue田さん きれいな下山路




10/09/12 鬼ヶ城山 g693
9月12日、薄曇りではあるが朝から暑い、今年中に秋は来るのか冬は来るのか
このところの恒例の標高が高く、歩行標高差が少く、歩行時間が短くのんびりと歩ける山ということで、広島県か山口県かどちらに所有権があるのか知らないが県境の鬼ヶ城山に2人で行く。
吉和の産直市で野菜を買って冠高原に駐車。松の木峠を越え、車道を下り取り付きのよおたあ林道へ入る 。道沿いには珍しい花は無いが山野草が沢山咲いている。
馬頭観音さんがある登山口に着き植林帯の緩やかなきれいな道を登る。緩やかさはずっと続き飯山分岐から右折れし、樹林帯を進む。風があり爽やかだ。胸丈の笹薮があるが踏み跡はしっかりしていて問題ない。
岩石群の中を進み、山頂すぐ手前でマムシが横切る、よく太っていたがメタボなのか、ご懐妊なのか。
1994年中国新聞社発行のガイド本には360度の展望とあるが、今は南の羅漢山方面の展望しか開けない。
この山は06年1月以来2度目だが、1度目は1m位の積雪の中、飯山から登ったので実際には初めて登るようなものだ。
帰路は来る時の途中の分岐のすぐ先に標識があり、松の木峠方向もあったのを見ていたので、そちらに向かう。
国道の冠山登山口の対面の県境に、鬼ヶ城山という標識を以前に見ていたので、ここに出るものだと思っていた。
きれいな風景だ。踏み跡は薄いがテープが高い位置に沢山巻いててある、積雪時でも隠れない為か、地籍調査の三角点があり、さらに樹林帯 の中を進む、傾斜も無くテープが無いと、どこを通っているか分からないような景色だ。
分岐から25分位で原っぱに出る。標識に記してあった牧草地か。広大だ、野球場が4ケ位入りそうだ。ここでテープはぷっつり切れる。右に行くか、左にするか、先に高圧線が見えるが地図もコンパスも持ってない、まぁ気分で顔までの高さの草薮をかき分け左端を進む、背の高い草から花粉・埃が舞い上がり咳き込む。100m位で引き返す事にする。その時、すぐ近くの樹木の中でドスンとかドンとかいう音が、何か大きな動物みたいだ。同行者が300m位先まで届くような声を出す、音は消えた。マムシも怖いが足元も見ずに猛スピード(と言っても藪なので、気分だけ)で草薮を、出てきた地点まで引き返す。
右端にかすかな道があるようだ、50m位進んだが藪は相変わらずなので再度引き返し、同じ道を林道まで下る。馬頭観音に迷わぬ様にお願いしとけばよかったな。
松の木峠まで帰り、確認の為鬼ヶ城山への標識がある道を登ってみるが高圧線鉄塔近くで引き返す。
冠高原は以前はスキー場だったが、ゲレンデ部分は山になりかけているが、ゲレンデ部分を万草ヶ原というのだろうか、強引に行ったらどこかで下の駐車場が見えたかもしれないが、まぁ歩く気分ではなかった。
自宅に帰り迷った地点の地図を見ると松の木峠のすぐ近くまで行ったようだ。ネット情報を見ると松の木峠からの道は林道への近道だったようだ。
地図も無い、コンパスも無い、GPSは電池切れ、事前情報も収集しない、これは無謀か、冒険か。
「青年は荒野をめざす」と、この日のTV番組でフォーククルセーダーズが歌っていたが、青年でなくても荒野をめざした(すぐに引き返したが)。
そういえば腕時計におまけ機能でコンパスが付いていたが、地図が無くては意味が無いね。宝の持ち腐れだ、猫に小判、豚に真珠、馬の耳に念仏(これはちょっと意味が違うか)


酔うたあ?いや〜まだ朝だからね 行先は荒野 荒野




10/09/06 毛無山・伊良谷山・牛曳山 g693
暑い各地で猛暑関連の記録更新が続出している。スポーツ大会での記録更新は喜ばしいことであろうが、猛暑記録など溜息しかでない。この猛暑はビールメーカー・エアコンメーカーの陰謀か。
9月5日、先週と同様、標高が高く、歩行標高差が少く、歩行時間が短いということで、比婆の毛無山・伊良谷山・牛曳山へ5人で行く。当初は芸北の雲月山の予定であったが、樹木が少ない山だ、ということは陰が無いであろう、熱射病・熱中症で犠牲者が出るかもしれない、猛暑記録の一つに加えられるかもしれない。ということで前夜に急遽行先を変更する。
ここは7年ぶりだ。比婆山側は時々行くが、こちら側の連山はあまり来ることは無い。
中国道の庄原ICを出て、ここらに来た時の定番の、夢さくらで産直野菜の買い出しをして、登山口の県民の森公園センターへ。
10時毛無山へ向け出発、ブナ林の中の傾斜の緩いジグザグ道を登り、広々とした山頂へ、360度の展望だ。
伊良谷山へ向かい12時前に山頂着、山頂は狭く高木が無いので直射日光ががモロだ。牛曳山方面から続々と人が来る、樹林の中からいきなり目の前に湧いて出てくるような感じだ、結構な人数で合計で3.000歳位か。
ここから下り牛曳山との鞍部で昼食、木陰で気温が26度位で心地良く、食後に昼寝してしまった。
牛曳山山頂から谷を下る。いい雰囲気だ、滝が見え沢を何度か渡りシラカバ林を抜けて車道へ。
バスや車が結構駐車していたが、団体を除けば2組3人見ただけだ、ほとんどの人は比婆山連山の方へ行ったのだろう。
3時過ぎ帰路に着き、5時頃家に着くとガンガン暑い。


昼寝の頭上 牛曳谷 シラカバ林




10/09/01 北アルプス表銀座縦走 kyco
ツァー会社の企画で北アルプス表銀座縦走に行きました。
23日 8:30 バスでJR広島駅を出発、20人のグループで、五竜岳〜鹿島槍ケ岳〜鉢の木岳縦走のグループ12人も同乗する。17:00 に穂高町に着き麓の宿に宿泊。

24日 5:50 マイクロバスで中房登山口へ出発し、7:00 燕岳(2763m)へ登り始める、アルプス三大急登と言われているが、樹林帯の中をゆっくり登るので思ってたほど、きつくはない。10:50 合戦小屋へ到着、名物のスイカが美味しい。13:00 燕山荘へ到着、荷物を置いて、燕岳(2763m)へ、北燕岳まで足を伸ばす。北に立山・鉢の木岳が そして西に水晶岳・鷲羽岳がそして西南に槍ケ岳・北穂高が見渡せる。燕山荘で宿泊、夕食後カミナリが鳴り始め天気が一時崩れてきた。

25日、好天。槍ヶ岳を見ながら岩石の尾根を進む。喜作新道別れの切通しへ着、鎖で降り、はしごを上る。10:10 大天荘着、荷物を置いて大天井岳(2922m)へ、槍が目の前。雷鳥の親子がハイマツの中にいた。11:30 昼食後出発、東天井岳を過ぎ、横通岳を巻いて休憩、遠くを見ていたら今通ってきた谷向こうの道近くにクマの親子が出てきた。常念乗越(2440m)まで下り、14:50 常念小屋に着き宿泊する。

26日、早起きして星・日の出を見る。朝日を浴びて向かいの穂高連峰・槍がほんのりピンクに染まる。6:00 出発し蝶が岳まで5個の峰を越えていく。8:15 常念岳着(2857m)。すばらしい風景を見ながら下り始め、蝶槍の手前のピークで昼食。13:30 今日3個目の頂きの蝶槍岳(2664m)着。北に常念岳、南に蝶が岳のすばらしい眺望。14:25 蝶が岳ヒュッテ着。荷物を置いて5分の蝶が岳頂上へ。夕食後小屋の外に出てみると、夕日を背に東側の谷から雲が沸き、ブロッケン現象がみられた。夕日が穂高・槍の向こうに沈み、削ぎ落とされたその稜線が実に美しい。今まさに、自然の中にいると実感できる。

27日、早起きして蝶が岳ヒュッテから蝶が岳へ。南アルプス・中央アルプスそして遠く富士山も見える。朝日を浴びて穂高・槍が神々しい。朝食後、6:00 下山口に向け出発。途中で、蝶が岳に荷揚げしているヘリコプターを3回見た。途中、力水・蝶沢・まめうち平で休憩を取りながら、9:45 蝶が岳登山口へ下山。
高度2500m〜3000mの縦走は岩道のアップダウンの連続でしたが、下山後、三股温泉で湯につかり、そば処でおいしいそばと生ビールをいただき、疲れも吹っ飛んでしまいました。


合戦小屋・荷揚用ロープウェー 北燕岳 燕から大天井岳へ・後に槍
大天井への切通し 大天井岳頂・後に槍 常念乗越の朝焼け
チングルマ イワツメクサ トウヤクリンドウ
ゴゼンタチバナ ヒョウタンボク ナナカマド


10/08/30 大神ヶ岳・赤谷山 g693
もうすぐ9月だというのに連日、真夏日・熱帯夜が続く。私も相当長く人間をやっているが、こんな状況は覚えがない。
9月に首相の選挙があるからヒートアップしているのか。近年日本の首相はよく変わり国際的に恥ずかしい、と言われているが無能な方が長くやっている方が国民は不幸であろう。今の方は・・・。まぁいずれにしても私に投票権はない。
8月29日、下界の暑さを逃れて5人で避暑登山に行く。標高が高く、歩行標高差が少く、歩行時間が短い、ということで匹見の大神ヶ岳へ。
7時半標高10m地点を出発。吉和の産直市で野菜購入、スーパーではだんだんと品切れになるトマトもある。
?中津谷を匹見峡方面へ進む、車の窓を開けて進めば風がすごく涼しい、クーラーをガンガンに効かせているような感じだ。ススキが穂を出しているがこちらの方は、秋が近づいているようだ。三坂八郎道へ分岐し県境のトンネルを潜って9時30分頃、大神ヶ嶽の鳥居がある登山口着く、先着車が1台。ここで標高は950m位、1177mの大神ヶ岳までわずかな標高差だ、のんびりと登る。ずっと木陰で風もあり心地よい。潜り岩を過ぎ、山頂直下の三坂大明神の祠があり願い事をする。なにせ大神様だから、大概のことは叶えてくれることだろうが、私は慎ましやかだから、なんとか大金持ちに、せめて小金持ちに小さな幸せをと願う。ここから右回りで山頂に着く。これから縦走する赤谷山への途中のピークに人影が見える。尾根道を下って登り返して人影を見た展望台に着く、周りの山々が良く見える。
すぐに前方に立岩の絶壁が見える、上に登って下を見るとまさに断崖、涼しいうえに肝まで冷える。
赤谷山頂に12時前に着き昼食。帰路は同じコースをピストン。
道路のそばには所々に温度計が設置してあるが、帰路、赤谷山頂では22℃、飯山で24℃、栗栖で26℃、汐見坂峠で31℃、黒折で34度、我が家に帰れば36℃、次の総理大臣はこの激温暖化をなんとかしてくれ。株価を上げるより温度を下げる政策を優先してくれ。


秋一番 トンネル抜ければ山陰 ツルニンジン
大神ヶ岳から赤石山を見る 立岩 断崖絶壁 隧道抜ければ山陽




10/08/09 恐羅漢山 g693
8月8日、4人で芸北の恐羅漢山の麓付近へキレンゲショウマを見に行く。
以前は一般道を通って戸河内まで行っていたが、ETC土日割引料金になってからは、高速道を利用する。この制度は前自民党政権の唯一の善政であろう。
戸河内の道の駅の道路向かいの大ショッピングモールで弁当と野菜を買う。前夜テレビで放映されていた「劔岳 点の記」でも身に着けていていたような蓑・傘を売っていたが、両方で2万円だ。大量生産のゴアテックスの雨具が買える価格だが、一品生産のこちらのクラシック雨具を選択してもよいかもしれない。
内黒峠を越えて牛小屋高原に駐車する。前夜キャンプしたのか結構車が多い。
9時30分出発。夏焼峠から左に尾根を進み、早手のキビレから右折して管理林道へ出る。涼しい心地よい風が吹く。さすが広島県最高峰付近だ。
アサギマダラを見るのも目的の一つだったが、昨年の同時期に来た時は乱舞が見られたが、今回は少ないようだ、小さい蝶(名前不知)がフジバカマに群れているのをたくさん見たが、アルゼンチン蟻が在来種の蟻を駆逐したように、これがアサギマダラを追っ払ったのか。
台所原平に着き、キレンゲショウマ群生地へ向かう。以前は秘密の花園(昭和中期の語感がするね)だったが、いまや非密の花園。2グループ8人位がいる。花は圧倒的に蕾が多く、一週間は早過ぎたようだ。人が去られた後ここで昼食を摂る。帰るころにザイルを使って人が下りてくる。5人組のかなりの年輩の方々のグループで慎重に降りてくるので、結構時間待ちになる。
ここから恐羅漢山までが本日の本格的な登りだ。結構笹が繁っていて、暑い無風だ、朝の下りとえらい違いだ、汗が滴る、朝、涼しくて良い所だとほめたのに、駄目ではないか。
晴れ渡っているので山頂からは遠方の風景が良く見える。3時半頃牛小屋のセンターに帰着。失われた水分補給のため、ここの売店でノンアルコールのビールを購入する、喉ごし良し・後口悪し。
この時期は暑さ対策を考えるが、ドラッグストアに行くと、いろいろなグッズが置いてあるが、冷やして首に巻くものは結構重量があり、涼しくなるために首が重いのもちょっと、団扇・扇子は顔は涼しくなるが腕が疲れる。
氷スプレーというのが有った。軽く携行性も良いようだ。ハンカチなどにスプレーすると瞬間冷却するとある。1秒の噴射で30回使用、500円弱である。これを購入し持っていき使用する。ハンカチに1秒噴射・・効果無、5秒・・無、10秒・・無、禁止行為だが素肌直接噴射しても×、早くも半分消費。
小さい効果を大きいとアナウンスすると誇大広告であるが全くの嘘ではない。
効果が無いのを有ると言うのは、世間では詐欺という。私は詐欺被害者になった。
「どこでもアイスノン」というより「どうやってもノンクール」


グッド コミュニケーション うじゃうじゃうじゃう 広島で一番ハイな人




10/08/02 白滝山 g693
7月31日、岩国市美和の白滝山へ3人で行く。
国道186号線を南下していると、小瀬川キャンプ場近くの川の上を、警察のヘリコプターがゆっくりと川沿いに飛んでいるが、先日あったキャンプ場での水難事故の検証だろうか。
弥栄大橋を渡り岸根の集会所に駐車、ここにこの地の史跡の説明板・登山ルート案内板が設置してあるが、前者は白瀧山、後者は白滝山と表記してあるが、まぁあまり深く考えないことにしよう。
10時、右のAコースへ出発するが早くも猛暑だ。
柵(猪用か)を越え谷筋を進む、直射はないが蒸す。20分くらいで尾根に着く、微風が気持ち良い。
「入道岩」「五頭岩」「あざらし岩」等いろいろな名前が付けられた岩があるが、どういう風に解釈すればそう見えるのか、ものすごく無理をした名称もあるな。
11時過ぎに山頂に到着。陰も無いのでBコースを下る。すぐに白滝城址・白滝水神社の標識があり向うとすぐに祠と鏡池がある。池は何が映るのかは分からないが、オタマジャクシが結構いるな。
少し先の眺めはないが木陰がある小ピークで昼食を摂る。食後大師山との鞍部に下り下山。出発地点のルート図には、鞍部が水没していると解釈できるよう描画されていたが杞憂だった。
Aコースは変化に富んだ道だったが、Bコースはなんの変哲もない藪道だった。
ここは10数年ぶり2回目だが、1回目は途中で迷って山頂からピストンしたように記憶しているが、今回は道標がしっかり設置してあるので迷うことはない。


農機具博物館? 鞍部は湖底? ジャンダルム?


10/07/28 木曽駒ヶ岳 kyc
7月24日、某T旅行会社の「木曾駒ヶ岳登山と千畳敷カールのお花畑鑑賞」ツァーに知人と参加しました。
前夜、28人の団体で広島からバスで出発。
4:30 駒ヶ根SAで朝食の後、登山支度し、5:15 菅の台バスセンターへ到着後、専用バスでロープウエー乗り場まで20分位乗車。
6:30 秒速7mのロープウエーで高度差950mを一気に日本最高度の駅2712mの千畳敷駅へ着。
7:10 千畳敷を乗越浄土に向け出発、すぐのところに雪渓があり10m位を渡る。シナノキンバイ・ミヤマキンポウゲ・ナナカマド・イワツメグサ・ハクサンイチゲなどの高山植物とハイマツの登山道を進む。
8:15 乗越浄土着。宝剣岳が左手にそびえる。振り返ると南アルプスがよく見え仙丈岳・北岳・間の岳・塩見岳 その後ろに富士山が見える。稜線に出たからか、風がひんやり、さわやかである
8:25 乗越浄土から中岳めざし進む。
登山道を登る。登山道横には保護ロープ、コマクサが植えつけられている。
9:30 駒ケ岳頂上(標高2956m)快晴の空が美しい。南アルプス・北アルプス・御嶽山の大パノラマ。忘れられない光景である。ここで昼食(?)
10:05 下山開始。駒ケ岳頂上山荘のほうを経由して、お花畑を通り、下山道に合流。
12:40 ロープウエー整理券を前もって確保して有ったので、通常より早く乗れたが、それでも30分くらい待った。
体を動かさなくなった待ち時間に高山病の症状が出て、頭が痛く、吐き気をもよおした。ロープウエーに乗っているときも、片手にはビニール袋を準備。ところが、早太郎温泉まで降りてくると治っていた。
絶好の天気に恵まれ深夜に無事帰広。


キバナシャクナゲ コマウスユキソウ コマクサ
ハクサンイチゲ ミヤマキンポウゲ ミヤマダイコンソウ




10/07/20 呉娑々宇山 g693
7月18日、4人で広島市安芸区の呉娑々宇山へ登る。
予定ではこの日は庄原市の毛無山他に登る予定だった、庄原へは西条川沿の道を行くが、前々日の大雨でこの川の支流が有る町では観測史上最大の雨量とやらで崖崩れが多発して、家屋が押し潰されたりして人命にも被害が出た。真に気の毒だ。
庄原には到底行ける様な状況ではなく、急遽変更、中国山地の方面も危ないような感じだし、沿岸部の山は暑いし。
同行者に、アウトドアショップの某acz社の女子登山部の企画で、呉娑々宇山へ登るというのがあり、参加が叶えられなかったので、微妙に奥地の呉娑々宇山へ水谷峡から登る事に。
昨今は子供が生まれて命名するのに、読み難さを競うような名前をつけるが、私の年代では「ツル」「カメ」「」「マツ」「タケ」「ウメ」「スエ」「キヨ」というようなシンプルな名前が多かった。呉娑々宇を「ゴサソウ」と読むのも相当無理があるな。
水分(ミクマリ)峡(これも相当に読み難い)から登る事が多いが、今日は水谷峡(これは小学生でも読めるね)から登ることに。10時前に女子登山部(というより婆々登山部というほうが・・)+男子部1名で駐車場を出発、すぐに憩の森入口・水谷峡の標識が有り、東屋・水車がある広場に着く。
「敬老広場」という看板が有り水谷峡案内図のプリントが置いてある。呉娑々宇山までA〜Fまでのコースと名所案内図だ。水車はパイプからの水を受けて廻っていて、喘息か気管支炎のような音を出しているが、大丈夫か〜。
A初心者コースを進む。大正滝・観音滝・長寿の泉・般若の滝を過ぎ、ふれあい橋を渡り第二水車の先の方で草刈や水路のゴミ掃除をされている人が5人位いる、憩の森管理会の方々で施設維持・標識設置・清掃作業等をされているようだ。ご苦労様です。歩かせていただきます。
10時30分頃、渓谷道から右山道へ、すぐに案内板・分岐点が有り、右は呉娑々宇山へ直登するB若者コース、それなら左はA敬老コースか、女岳・小岳・男岳の下を通り、再会橋を渡りC難コース・D難コース分岐を過ぎ岩に彫られた大日如来像にご対面、なかなか神々しい仏々しい、南無・・・。
ずっと急登だ、A敬老コースでこれなら、B若者コースはどれだけすごいのか。
カメラが無くなり5分位戻って発見する、仏のご加護か。
水分峡からの合流点を過ぎ、12時過ぎバクチ岩に着く。4人分の木陰があり昼食を摂る、前方に遮る物が無く呉市から山口県まで瀬戸内海が一望だ。
食事中に広島市内の中心部で異様に輝く物体を見た、10分位の間にどんどんと輝度を増し、やがて消滅していったが、あれは何だったのだろうか、ミステリーだ。
弁当箱を開けると大小の蟻が集ってきて、人より先に食べ始める。防虫剤をスプレーすると逃げていく。
食後に登頂、山頂の電波塔建屋に登山日誌と書かれた物が設置してあり、常々登っている人が記録を記帳しているようだ。同じ道を下り、途中から烏帽子岩・佛岩を眼前に見るD難コースを下り、洗心滝で心と顔を洗い、3時30分駐車場に帰着。
次の日、膝の裏が痒い、バクチ岩で蟻への防虫剤スプレーの復讐劇か。


烏帽子岩・佛岩 南無・・(・・は宗派次第) 謎の輝く物体




10/07/05 寂地山・吉和冠山 g693
7月3日、降水確率は30%、まぁ降らない確率の方が高いということで、5人・車2台で寂地山・吉和冠山へ行く。
1台を潮原温泉前に置く、他に車はいない。冠高原を通り(ここにも駐車無し)寂地峡キャンプ場へ。駐車場には沢を登る支度をしている人以外には人・車はいない。
9時15分出発。五竜の滝の麓の延齢水を飲む、これで無駄に5年は長生きすることになるな。滝は連日の雨のためか水量が多い。
木馬トンネルを通り川沿いの道を進む。川の水量は多いのに水は澄んでいる。道が川状態になっている箇所も多い。
12時、右谷山との分岐の尾根に着く。アップダウンの少ない尾根道を進み1時過ぎ寂地山頂に着く。ここまでマムシ3匹ほか数匹の蛇を見るスネークロードだな。ある意味、お金が落ちているともいえるけど、まぁ拾いたくはないね。
寂地山頂に人影は無いが昼食中に2名来る。食後、冠山へ向け出発、途中で1人と出会う。
期待はしていなっかたっが、終わりかけていたがオオヤマレンゲが見られたのは良かった。
3時30分、冠山頂着。展望所はガスがかかって全く眺望無し。潮原温泉へ向け下山、濡れていて滑りやすく、全員1回以上は転倒する。温泉に着くと5時40分位、歩き始めから8時間強、よく歩いたな。
寂地峡まで車を取りに行く、もう売店は閉まっていて誰もいない。
今日は単独の人3人しか出会わなかったが、天気が悪く花の時期も終わっていれば、こんなものか。カタクリの花とオオヤマレンゲが咲くピーク時は団体バスまで来るのにね。


ウリノキ ツクシガシワ オオナルコユリ末期
ショウキラン末期 オオヤマレンゲ末期 サルメンエビネ


10/06/21 東郷山 g693
6月20日、湯来の東郷山へ4人で行く。天気予想は曇りのち雨だ。
大森神社近くから林道を進み登山口へ。9時位に出発する、登山道は中国電力の高圧線鉄塔の保守道だからか歩き易いが、前夜の雨後なので路端の笹は濡れていて先頭を歩く私はパンツがびっしょりだ。後続の方は私のパンツが水分を全て吸収するので快適であろう。他の人の幸福は私の不幸の上に成り立っている。
途中にササユリがあるが、蕾はまだ固いようだ。
10時20分山頂に着く。ここから下って四本杉を見に行く予定だったが、雨が降り出したので急遽下山する。
予報では3時頃から雨だったが、いたしかたない。だました天気予想が悪いのか、だまされた私が馬鹿なのか。
下山後、大森神社境内の東屋で昼食を取り、湯来町峠地区を経由して、極楽寺山越えで帰ることに。途中に「峠の母里(ちょっと無理があるけどモリと読んでネ)」という野菜の直売所があり立ち寄って、売り上げに貢献する、ここで購入した地場の牛乳会社のヨーグルトは絶品だった。帰る時に販売されている方がいつまでも手を振っていた。まるで旅館を出立する時のようであった。
七曲峠の手前付近で猿が何匹も現れる。この地区の野菜作りは大変だろうな。直売所の野菜は猿の食い残し
帰宅後、同行者が毒虫にやられたのか目の上が腫れ、鬼顔がお岩顔になった、こっ 怖い





10/06/21 吉和冠山 g693
気象庁が入梅宣言すると翌日から良い天気になった。例年のパターンだ。
テレビのいろいろなチャンネルで気象占師予報士が気象情報を述べているが、表現は違っても同じ予想を言っているけど、無駄なことだな。
政治と気象予報の信頼度は地に落ちている。さらに地に潜り込んで掘り出し不能。
しかし、いくら気象庁が週間予想で誤報を垂れ流しても100%無視できず、なかなか他の人との予定は立て難い。
6月19日の土曜日も雨だったのが直前に曇りに変更された。貴重な雨無し日だ、例年だとこの時期に咲くオオヤマレンゲを見に吉和冠山に行く。
大体は複数で行くことが多いが久し振りの単独だ。複数で行く事の一番のメリットは何か、それは熊・蜂・マムシ等の被害を避ける確立が高くなるからだ、同行者には逃げ足の遅い人を・・・。今日はリスク100%。
9時過ぎに冠高原の駐車場に着く。天候も良くないので10台もいない位だ。出発前にバスで30人位の団体が来る。
松の木峠から出発する。ずっと霧がかかっていて幻想的だ。寂地山分岐を過ぎオオヤマレンゲ群生地まで誰にも出会わない。
今年はどの花も例年より生育が遅れているが、ここのオオヤマレンゲも開花していたのは4〜5輪で、見頃は一週間後位か。
山頂着後少し先の展望所へ行く、10人位の団体がいるが、霧がかかって眺望一切無し。
山頂の直ぐ下あたりはサラサドウダンのトンネルになっている事が多いが、時期的によく分からないけどほんの数本咲いているだけだ。
同じ道を下る、オオヤマレンゲ群生地にバスの団体が来ていて、蕾を含めても花の数より人の数のほうが多いくらい。松の木コースは通常でも滑りやすいが、団体さんが濡れた路面を耕しているので更に滑り易い度がアップ。





10/06/07 天応烏帽子岩山 g693
6月5日、3人で天応烏帽子岩山に登る。約3年振りだ。
前回は登山口まで道に迷ったが、今回も又分からずに2人の方に道を尋ねた。
登山口が墓地の駐車場なので本能的に避ける気分が働くのであろうか。
この山はさしたる標高ではないが、道中の半分は四輪駆動で登る岩山だ。
登山道の横の岩崖ではロッククライマーが絶壁に取り付いていて、下にも見上げている人がいて登攀者の安全をロープで確保している。
私も先行者を見上げているが、これは落下されたらすばやく受け止め逃げて自分の安全を確保する為だ。
見上げる行為は同じでも目的は全く違うのだ。
ロッククライミングは、見ていて怖いような気がするがロープで確保されている分、ある意味では通常の登山より安全かもしれない。
どん亀岩には縄梯子が設置してあるが、前回と同じ物のような気がするが、耐久性とかは大丈夫なのだろうか。
ここの山に最初に登ったのは16年前で、よく覚えていないけど、あの頃もあったのだろうかなぁ。
12時前に山頂に着く。途中は岩だらけなのに頂上には全く岩は無い、わずかな日陰で昼食後、同じルートを下る。
1980年に中国新聞社から発行されたガイドブックには無名の山と記述されているが、1992年の発刊本には天応烏帽子岩山となっているけど、どの時点で無名から有名になったのでせうかね。
同本の文中で「ロッククライミングに励む若者が何組かあり、見学することも出来る」とある、まぁ確かに数組の人を見たが30年前の若者みたいだ、頭部が励む・・・。


30年前は若者 30年の若者


10/05/31 莇ヶ岳・弟見山 g693
5月29日、山口県鹿野の莇ヶ岳・弟見山へ3人で行く。
6年振りだ、莇ヶ岳には結構厳しい鎖場が有り不安である。6年前には上れたが当時と比べ体力は2割減ったが目方は2割増えた。
途中の石鎚神社に鎖が有り、ここで試し鎖する、上がれた(と、感動するほどのことではない、階段が有るからね。鎖の形状は山上と同じだ、握る感覚を確かめる)。
最近、広島で熊に手をかじられたという報道があったので、安全登山を祈願し登山口へ。
9時過ぎですでに数台駐車していて、側の川には以前には無かった橋が掛かり、「周回展望コース」・「第2新道」という標識が有る。
熊注意の看板もあるので鈴を鳴らしながら通常のコースを進み、鎖のコースと巻き道の分岐から右手の鎖へ向かい、すぐに垂直に近い二の鎖に着く。
一番手の人が挑むが、この人は石鎚神社の試鎖で手を抜いたので敗退、神の御加護は無い。
三の鎖を登ればすぐに山頂で、数人の人がいる。開花前のササユリが有り、保護されている。
一息後、弟見山に向う、縦走路は前回来た時は笹藪だったが、きれいに刈られていて歩きやすく、咲き終わったイワカガミの輝く葉や、今からのチゴユリがたくさん
弟見山山頂で昼食、他に1組いてその後何人か来られる。
食後、莇ヶ岳まで引き返し、新ルートという意味で書かれたと思われる標識があるコースを下ることにする。
不思議な道標である、Routeは英語と思われる、SHIN-DO(神道、真道、新道)はローマ字か、大文字と小文字の使い分けも?、この標識は英語圏の人とイタリア人に向けて書かれているのだろうか。
私のように國民学校の教育で、ABC文字は敵国語だということで、習わなかった人にも分かるように和文字でお願いしたいな。
きれいに整備された尾根道だが帰る方向が違うような感じで、いささか不安になるが無謀果敢に下る。
途中の樹に熊の爪跡があり鈴のボリュームを最大にする。
気持ちよいブナ林の中を歩き、小峰峠との分岐から植林山を下る、恐ろしく急登で登りには使いたくないな。
この道が「周回展望コース」だったようで、大回りの下山路だったが良いコースだった。
しかし、登山口の標識と山頂のRouteの標識との関連性がいまひとつ不明。


神に見放された人 不動-Brothers 神に後押しされた人
ベニドウダンツツジ 和人向けに書いてくれ 熊の手形




10/05/15 鎌倉寺山 g693
盆と正月、年末・年始、冠婚葬祭、猫と鼠が一緒に来たよな忙しい怒涛の一ヶ月半が過ぎた。
16日は当地の町内会対抗の体育祭が有り、私も出場するが、このところの忙しい状況で運動はしていないが、優勝請負人と噂される(噂は幻聴だったかもしれない、実は全く期待されないかも)私としては面目を施さねばならない。
ということで15日に準備運動のため(だけではないが)4人で広島市安佐北区の鎌倉寺山へ登る。
前回は05/05/29に登り、5年振りだ。関川荘前の登山口から出発。
関川荘への入り口には柵がしてあり登山口からは見えないが、尾根に上がると山中に赤い屋根が見える。
しかし、今は使われていない関川荘というのは何だったのだろうか、私のような裕福な個人か企業が持っていた別荘か、又は私のような富裕階級の人が食する割烹か、又は私のようでない人が○○のために利用していた連○旅○だったのか。謎である、気にかかかって夜も寝られず、昼に居眠りする。
前回に来た時は結構有った標識類は殆ど無くなっていて、ルートを外さないよう注意が必要だ。
今時期は鎌倉寺山名物のシャククナゲが咲く頃だが、山頂迄に2ヶ所で咲いた花を見たが10輪も見ない位だ。
山頂に沢山有る樹も蕾・花芽は少なく、今年は不発のようだ。花も少ないと人も少ない、2人の方を見ただけ。
下山は牛岩集落の上方へ下る。この集落の石を積んだ棚田は田植えも終わり、田んぼに水を湛えなかなかの風景だ。民家の庭でシャクナゲが咲いているが、ここの一軒だけで山で見た量の何倍もある。
体育祭では私はボール入れという競技に出場したが、鎌倉寺山での運動の成果は表われ、ドリブルもシュートも華麗に決まった(まぁ、手を伸ばせば届くような高さであるが)。
私の活躍むなしく優勝は逃したが、天候にも恵まれ、町内会の一体感は増し、小学生から高貴な高齢者まで集った懇親会は盛り上がったのである。


謎の関川荘 牛(角)・岩・集落 命崖
惨状山上石楠花 地上石楠花 牛岩地区の鳩・山・家


10/04/05 鷺島花見登山 g693
週末は良い天気で、4日は町内会行事で午前はグランドゴルフ大会、午後は花見の日で、家庭に眠っている有用な物(決して邪魔な進物品ではない)を持ち寄り景品にする。私は甘夏を40ヶ提供した。
10月3日、5人で三原市の佐木島へ行く。低山ながら名前は大きい大平山という山があり、毎年トライアスロン大会が行なわれている島だ。
尾道港前に駐車し高速船で鷺島へ。高速船はまぁ騒さいね、しかし速い、しかし排ガス臭い、サイドミラーを見ながらバックする船は初めて見た。途中因島へ寄って25分で須ノ上港へ着。他に10人位のグループ。
この島は農業が盛んでビニールハウス・蜜柑園の間の道を進み、大平山への途中で側溝に落ちていた蜜柑を食べると美味しかった。登山道はよく整備されていて、歩きやすい。タケノコ・ワラビが出ていてツツジが咲いている。12時に山頂に着き、少し下ってみはらし岩で昼食をとって幸神社へ下る。
途中で蜜柑園の間を下っている時に、出会った人にミカンの種類を聞くと八朔だ言って頂いた。海岸に出て向田港近くの岡の「塔の峰千本桜を」見に行く。元は蜜柑園だったようだが、地区民の方が植樹され満開に近い桜が咲いている。この後海中にある岩に彫られた和霊石地蔵を参拝の予定だったが、千本桜に酔ってすっかり失念し、反対方向に相当向かって気が付いた。向田地区のフラワーランドには沢山のチューリップ。次週にチューリップ祭りが催されるそうだ。
海岸通りを須ノ上港へ向かう途中で同行者が、タオルを落としたのを後から来た車の人に教えていただき、柑橘も頂く。港に近くなり蜜柑園で作業されて人から声がかかり、いくらでもミカンを摘んで持って帰れと言われた。大きな甘夏だ。出荷時期は過ぎ、 残していても猪が食べるだけなので、採ってもらうほうが作業が減って喜ばしいとのことで、港まで軽トラに乗せていくのでガンガン採ってくれとのこと。お言葉に甘えミカン共々人間も荷台に乗せていただき、港まで送っていただいた。私が持って担いだ分でも20Kgはあったな。
この頂いた甘夏が我が町内会の方の口に入るのだ。
こういうことならフェリーで車を渡し、イヤというほど頂いて、市場へ出荷するんだったな。
この島には通りにも山にも観音さん・地蔵さんが沢山あり、島の方々はトライアスロン、ウォーキング大会、水難事故の慰霊祭や花木の植樹などいろいろな行事でボランティア活動が盛んな様で、気持ちの優しい人が多いようだ(ミカンを頂いたのでお世辞で言ってる訳では無く、真実の感情です)。




10/03/21 弥山 未踏 g693
3月20日、4人で弥山へ登るため宮島へ。K男・Y男と宮島口で待ち合わせの為、H子と広電電停で電車を待っていたが定刻に来ず、遅れるとアナウンスがある。前途不安である。
今回の予定は博打尾から大砂利地蔵を経て大砂利海岸へ下り、奥の院付近の多々良林道へ登り返して弥山へ登るという計画だ。
桟橋正面の道を進み「まこと会館」の前を通り車道へ出てから、博打尾根への取り付き場所が分からず、タイムロスし前途不安度はさらに増す。大砂利までのコースは5年前に通った事が有るが、歳を経るごとに頭内のハードディスクが破損し記憶もおぼろである。大砂利地蔵までの道はきれいに手入れされているが、ここからはかなりのシダ藪道だ。左手に沢が見えナメラ岩が現わる。以前、このナメラを歩いて左岸へ渡った気がするが、ここで先頭のH子(無謀なイケイケ)を先頭に3人が右岸の弩シダ藪を上方へ向かう。遅れていた私のみルートを下るが、少〜し他の人が心配になり電話すると(最近は山中でも結構通じるな)、完全に遭難状態だったみたいだ。悪戦苦闘弩シダ藪から生還する、ここでも相当にタイムロス。金網に囲まれた農園が見え車道へ出て、大砂利の砂浜で昼食。
泡酒飲後、同行者Y男が持参した醸造所直売の酒を頂く。実に美味い! 美味すぎる。まだ食後に初めて通る難易度の高いコースを登らなければならないのに、こんな行為してよいのであろうか。
やはりというか、当然というか時間も押してきているので、登山は止めて車道を帰ることになり宴会モードに。
大砂利から桟橋まで8.5Kmの標識。包ヶ浦までの5kmは海岸沿いの道なのに結構なアップダウンだ、累計標高は弥山位有るのではないかという気分。大野瀬戸とは海の色が違ってエメラルドグリーンだ、まるでグアム・サイパンだ(行った事無いけど)。
こちら側の鹿は桟橋付近のおねだり鹿と違って、やや野生・警戒心があるようだ、地域性がでているなあ。
今日は登山というよりはウォーキングだったな。前途不安は的中。
帰宅後、昼間の酒が美味しかったのでオーダーしたく調べると、結構すぎる値段だった。とても買えそうにないな。又、持って来ていただくのを期待・・・・。


遭難未遂者 美味し水 昭和が続いているようだ




10/03/01 河平連山 g693
2月も終わった、月日が過ぎ去るのは早い。この感覚で過ぎるとこの世で過ごす時間はあまり・・・・。オリンピックも終わったが次回に挑戦するアスリートの4年間というのはどんな感覚で過ぎるのであろうか。
2月28日、3人で大竹市松ヶ原の河平連山へ登る。近場で歩行時間も短いのでのんびりと出発。車を下山地となる東登山口に置く。中型のバスが1台駐車していて運転手の方がいるが何時間待つのか分からないが、さぞ退屈な事であろう。しかし待つ間は働かないので不労所得を得られるので、それはそれで喜ばしい事か。
10時15分、駐車地から出発し最後の家がある登山口まで30分ののんびりペース。「前方 天狗岩」の標識がありカラス天狗の頭だと認識する、かなり想像力が求められる。連山の尾根まで下山中の4人連れに出会い、0号峰に向かう途中で21人の団体に出会う、東広島からバスで来た人達だ。尾根先端の八畳岩に付く、ちょうど12時なので昼食を取る。車に乗せてきて頂いたので持参した蒸留水で喉を潤す。ここからの眺望は真によろしい。吉和方面の山には雪は見えないようだ。
食後多々の連山を進み最後の8号峰から三段の滝へ下る。尾根とさして標高差も無いようだが結構な水量だ。滝からはすぐに車道へ出る。
ここのルートにはいろいろな人が詠んだ俳句のプレートが掛かっている。そこで私も一句、「俳句道 平仮名ばかり みな読める」。
出発時には大野町の案内図入り標識で図中に「現在地 河平連山東登山口 折ヶ峠」とあるのを見たが、降りてみると同じ地点に「河平連山東登山口 大里ヶ峠」の標識も有る。どういうことなんでせうね。




10/02/26 岩舟岳 g693
2月25日、常々極楽寺山へ登られる方達と宮島の岩舟岳へ登る。前日まで良い天気で気温も高かったが、この日は曇りで夕方からは雨の天気予想だ。昨年も計画があったが台風で流れた。ツァー団長が雨男らしく心配だ。
参加者は20人の老中男女で年齢を合計すると1,300歳位か。
宮島口へ8時に集合し宮島桟橋を8時30分に出発し大元公園へ。途中、参道のトイレ・水族館他公共工事が多い様だが、廿日市市の観光予算は全て宮島へつぎ込まれているような気がするが、それは他の地域の市民へもメリットがあるのだろうか。
大元公園からは当初の計画では岩舟岳ルートだったが、前峠山への直登のルートに変わり、いささか遠回りになる。10時45分多々良林道へ出、前峠から何個ものピークを越え1時20分岩舟岳山頂着。
昼食後、2時過ぎ下山に、往路と同じ道をピストンし4時に多々良林道着。ここから林道・海岸線の舗装路を通り、商店街でもみじ饅頭を買って5時30分桟橋へ帰着する。
出発時刻も遅く、遠回りもあり、参加人数も多くて日暮れが早い今時期に明るいうちに帰れるのかと案じていたが杞憂だった。雨も降らず電灯もいらなかった。私は久し振りの長歩きでヘロヘロだったが、他の方々はさして休息も無い行程だったが、極楽寺山登山で鍛えて体力・脚力になんの問題もないようだ。
行く時に大元公園で削岩機で工事をしているようなのを見たが、帰ってニュースを見ると桜の木が観光客に根元を踏み固められ、樹勢が弱っているので圧縮空気を注入して肥料を施肥したとあった。観光客が来れば景観が悪くなり、来なければ良くする意味もない。ん〜!なんとも。
今朝のテレビの番組に五日市のアウトドアショップの某ACZ店の方が、番組スタッフを極楽寺山へガイドするというのがあり、登山中に下山する人と話していたが、この人は今回の岩舟岳に同行した健脚者だ。台詞もあった、もうちょっと厚化粧をしていればテレビ映りが・・・とは言わない。




10/01/27 下勝成山 g693
靴を買った。軽量なローカットで飛ぶがごとく歩く、というのは希望で現実は思っている以上に足が上がらず、イメージと違う位置に着地する。悲しいけど現実だ。
二輪駆動から杖を使い三駆、四駆となる(さすがに五駆以上はないと思うが).二足歩行が四速歩行に人類の退化の歴史。
ということなので、足首をカバーできるミドルカットの靴になった。
1月26日、旧佐伯町の下勝成山へ新靴のならし運転に行く。
山麓の「春の森」へ駐車し出発。ここには「秋の森」「芝広場」「山頂」への道標があるが、下勝成山へのは無い。
ここは何度か来た事があるのに迷って40分位ロスする。衰えるのは身体だけでなく頭もだなー、悲しいものだね。
山頂近くの尾根に登り切るまで、すべて階段、ひたすら階段だ。この階段道を年に5回登下山するとヒアルロンサン・コンドロイチン・グルコサミン・サメの軟骨が年間30数万円必要とされるという不確かな情報もある。
山頂から見る風景は、近隣の山々には雪は全く無く中国山地に多少。
下山は車道を下る。
内側のくるぶしと小指が痛いけど、足を靴に合わすか、靴に足を合わすか。


分かれがた樹 全て階段道 山頂




10/01/18 大峰山 g693
国会が始まったが、とても国民の生活を優先して行われそうには無い。これでは経済も良くなる訳は無く、人々の財布の紐が固くなるのは当然だ。お約束の高速道路の無料化も実現されそうには無く、遠出を控えるのも無理はない。山へ行くのも当然そのような事情が反映され「安・近・短・貧」という事になるね。
1月17日、最近場の1,000m超の旧佐伯町の大峰山へ登る。駐車場には3台停まっている。登山口まで道中は雪は無く、登山口から杉林などの影地は3cm位積雪があるが陽のあたる箇所は無く、山頂付近で5cm位か。
降りてくる2名、山頂にいた1組2名、皆雪が深く積もっている予定だったのが期待はずれのようだ。中国山地方面の山々も軽く雪景色という感じだ。
山頂にいる間に犬連れの方1名、2人連れが来る。帰路、西大峰山方面の峰太郎ブナへ行ってみる。こちらは20cm位の積雪で結構歩き難く。スパッツを着けてないので冷たい。やはり方位で積雪量がかなり違う。
下山時に何人もの方と出会うが、良い天気で凍みたところが解けてドロドロだ。Wストックの有難みを感じるな。
9時に家を出て9時40分から登り始め、1時に下山し、2時前には帰宅。ガソリン代・間食で500円位消費し、「安・近・短・貧」の旅は終わる。





10/01/11 弥山 g693
今日は成人の日だ。各地で新成人が祝福されたが、私も生人なので永らく生きてきた事を祝いたい。
例年新春初登りは神の島宮島の弥山が私の定番だ。今年はいささか遅くなったが1月11日、2人で弥山へ。
昨日はとんどで酒飲み放題・もち食べ放題のメタボ道一直線の1日を過ごしたので、今日はカロリーを消費することに。
昨年の宮島の観光客数は344万人を越えて、過去最高だったということだが(そのうち4回は私だ)、今日は連絡船も参道も人は少なく登山姿の人が多い。
弥山初登りはやはり厳島神社に参拝する。正月用の仮設の施設の撤去工事がされている。参拝客は少ない。
お参りはちょっと時期をずらして来たほうが良いようだ。神様も正月の人手ではあまり各人の願いを聞き取れないだろうが、少なければしっかりとお聞き届けいただけるかも。しかし疲れが出ていて・・・。
神社の回廊を出て大願寺へお参りする。正月には本堂前の線香を立てる大きな容器(名前不知)から煙が盛大に出ていて身体の良くなりたい箇所(私の場合は主に頭部・顔面)に受けて良好になることを願うのだが、今日は煙が三本たなびくのみ、これでは今年は期待は薄か。
大聖院へお参りし弥山へ向かう。山頂は野球部の高校生の団体以外は登山者だけで観光客の人はいない。展望台の二階で昼食を摂るが、風が吹きぬけ真に涼しい。
下山は四宮コースを下り、定番のもみじ饅頭を購入し帰宅。