広島県廿日市市の極楽寺山へようこそ



2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010  2011 2012  2013 


08/01/04 大峰山 08/01/06 弥山・駒ヶ林
08/02/10 忠四朗山 08/02/16 吉和冠山 08/02/28 焼山・駒ヶ林・弥山
08/03/01 深入山 08/03/02 宗箇山 08/03/16 天上山
08/04/12 広島南アルプス 08/04/20 大峰山 08/04/29 野貝原山
08/05/03 鼻高山 08/05/05 窓ヶ山 08/05/15 谷立岩
08/05/31 旧羅漢山・恐羅漢山・砥石郷山
08/06/07 折敷畑山 08/06/16 寂地山・吉和冠山
08/07/25 大山 08/07/26 三鈷峰
08/08/02 大暮毛無山 08/08/03 弥山・駒ヶ林 08/08/09 窓ヶ山
08/08/24 行者山
08/09/14 船倉山 08/09/23 上勝成山 08/09/27 茶臼岩山
08/09/28 小室井山
08/10/13 弥山 08/10/21 剣山 08/10/22 三嶺
08/10/25 恐羅漢・旧羅漢山
08/11/15 弥山・駒ヶ林・焼山 08/11/30 大峰山
08/11/24 弥山
08/12/07 折敷畑山




08/12/10 折敷畑山手前 g693
12月7日、廿日市市宮内の名峰の折敷畑山へ向かう。と言っても宮内には野貝原山、船倉山(山頂は元大野町かもしれない)位しか山らしい山はないんだけどね。この山の主たる登山口は宮内黒折だけど今日は宮園団地の東端から登ることに。団地内を通り山陽道の側道を上り方面に向かう。
この側道には(まぁどこの道でも同じだが)端に車と歩行者を分ける白線が引いてあるけど、法面から歩行者腺(というのかどうかは知らないが、車線があるなら・・・)に雑木・雑草が繁ってはみ出ていて、狭い道で車も結構スピードを出すので危ない。
こんな所や歩行者腺が狭かったり、横が側溝だったりという個所が多いが、この国の交通行政は歩行者・自転車を軽視する車中心だということがよく分かる。
土木会社の看板のある地点から出発する。中電の高圧腺鉄塔の保守道なのでよく整備されていて歩きやすく、道中には青い梱包用のテープの道標があるので迷うことはない。今年6月に下ったので、地図・コンパス・資料も持たずに記憶力と水のみ持って進む。青テープに沿ってに斜度のない道を進むが50分位で下りになり前方下に四季ヶ丘中学校が見える。そういえば登山口の電柱に青テープのとうりに進めば四季ヶ丘のどこかに出るとか書いた紙が貼ってあった。えらく来過ぎた。途中の上方へ向かう所をを見逃したようだ。
昨日の記憶も覚束ないのに半年前の記憶を信じて来たのはまずかったな〜。取り付きも見つかり山頂へ向かう。冬場で落葉しているので結構歩きやすい。新しい木枝が切り落としてあるので、割と最近誰かが整備したようだ。途中の三角点は草に埋もれかけで夏場には分かりにくいかもしれない。
無駄に時間をかけて古戦場跡に着く。ここには古戦場跡の木碑と陸軍省の石碑があるが戦いに縁が多いとこだな。12時近くになり食料も持ってないので山頂には行かずに下山することにする。この山は今回は登山時に、前回は下山時に道に迷い、その前はカメラを落として探し回ったりといつもトラブルがある。黒折登山口近くには陶・毛利軍の戦いの戦死者を小積んだ小積谷というのがあるが、どうもこの地の往生できない霊が・・・。
来た道を引き返し途中から「つゆ太郎」へ向け下る。「つゆ太郎」の駐車場には車が三台駐車していて個人名の書かれた水運搬用の一輪車が10台位置いてあり、蛇口(石製)から出る水を大量にポリタンクやペットボトルに取水している。ここは名水ともてはやされたが、その後大腸菌かなにかで問題が起き没したが復活したようで、車道を歩いて帰る時にもつゆ太郎へ向う何台かの車とすれ違う。そういえば現在の首相も「太郎」だが選挙の顔ともてはやされたが、漫画ばかり読んでいるので漢字が読めないとの理由(他にも理由はあるかもしれない)で没しかけているが、復活の目はあるのだろうか。ここにお宮さんが2つあるがお参りしてあやかったらどうだ。帰路速谷神社の境内を通る。例年正月の初参りには人が沢山いて並ばなければいけないので、少し速いが今日新年の参拝をしておこう、というような事はせず陽光台団地を抜けて帰宅する。





08/12/02 大峰山 g693
11月30日、我が家から最近場の1,000m超えの廿日市市佐伯の大峰山へ登る。明石峠までの船倉山・のうが高原の紅葉が感動的にきれいだ。9時半頃駐車場へ着くと3人の方が登山準備をしている。この山は熊の出る場所なので冬眠前の食い溜め食材にされても嫌なので鈴を鳴らして出発。1時間で山頂に着く。本日の1番乗りだったようだ。1番の人は蜘蛛の巣を払うのが仕事だが、今の時期はもう蜘蛛もいないようだ。山頂はほんの薄っすらと雪があり女鹿平山のスキー場が見え、落葉樹はすべて葉が落ちていて西大峰の方も寒々しい。少しして1人と先の3人が登って来て、下山中に夫婦(多分)の3組と出会い、バスで来た28人の団体と出会う。下山後駐車場近くの「七尋淵/エンコウ伝説の地」と看板が立っている小滝のある渓流を見る。帰路前方にオッエンコウが歩いていると思ったら頭頂部が・・の人だった。





 08/11/16 弥山・駒ヶ林・焼山 g693
11月15日、 紅葉を求め3人で宮島へ。車で宮島口まで行き安い駐車場を探すが無い。平日は安いところでも土日祭日観光シーズンは一律1,000円のようだ。これは密かに闇カルテルを結んでいるのでは。公正取引委員会はチェックしているのか。9時過ぎに宮島へ着くが結構観光客がいる。紅葉谷公園へ行くが紅葉はぱっとしない。時期が早いのか、こんなものなのかは分からないが、今まで見た宮島の紅葉では最低のランクだな。これを目的に来た観光客はガッカリだな。ロープウェーで弥山へ登る人も結構多いが片道料金が1,000円だ。給付金支給前の苦しい時期、私どもは出費を抑えるために歩くことにし、ここから博奕尾コースへ行く。人もいなくて静かなコースだ。尾根道を歩くので道中の景色も良いし階段も無く、弥山の登山ルートの中では1番良いと思うね。途中のロープウェー榧谷駅にも人が列を作っている。獅子岩駅からはかなりの方が弥山へ進み、紅葉谷コースからもたくさん登ってくる。12時頃弥山山頂に着き食事を取るが、暫くしてすぐ近くで近隣の山へよくご一緒するグループを見かける。奇遇だ。まぁ運命の出会いというほどのことは無いが。いつもと変わらぬペースで大酒を飲んでいるような方もいるが、この方は下山時によく顔面が地面と衝突する癖が有るが、今日は大丈夫であろうか。食後駒ヶ林へ向かうが食後の登りは結構きつい。駒ヶ林から西へ直下降し大元道へ下り向かいの焼山へ登る。直登部分に真新しいロープが掛けてある。山頂で一服後大元ルートを下る。商店街にはものすごく沢山の観光客がいて歩き難い位だ。焼きカキ・あげもみじ饅頭の店に行列が出来ていて連絡船も長蛇の列だが、あまり土産物の袋を持っている人は少ない。景気に効果があるのかないのか、選挙目当てのばらまきかも知れないけど、いまさら給付金の廃止はむずかしいだろうから早く支給したらどうだ。もみじ饅頭の売り上げが3割増える(かもしれない)。


 
 弥山で彌山酒を飲む




08/10/30 紀三井寺と白浜温泉紀行 J・K
今年の極楽寺住職と行く参拝の旅は、道成寺・紀三井寺と白浜温泉でした。10月26日(日)朝6時半、観光バスで廿日市出発。総勢25名。残念ながら小雨模様。防長のバスガイドさんの名調子を聞いている内に、最初に拝観する道成寺に到着。同寺は大宝元年(701)に建てられた和歌山県最古のお寺とのことです。宗派は天台宗、ご本尊は千手観世音菩薩(国宝)。一般的には安珍と清姫の物語や宮古姫の髪長譚で有名です。幸運にも、ご本尊の特別開帳日で拝観できました。宝仏殿の20数体の仏様一緒でさすがと思いました。
縁起堂では、能楽・歌舞伎・文楽などの絵画や、衣装、役者の写真等が飾られ結構見ごたえがありました。花柳章太郎とか水谷八重子は若干古すぎますが市川雷蔵と若尾文子の安珍・清姫は多少身近に感じました。それと笑ってはいけないのしょうが歌舞伎で使ったハリボテの釣鐘はイササカ滑稽に見えました。また、道成寺縁起絵巻の写本を広げての絵解き説法がなされ、安珍・清姫の物語を語りつつ、現代の男と女・夫婦の在りかたを面白く語って頂きました。参考になった方が多かったように思います。

  道成寺の土産(教え)
 妻宝(さいほう)極楽の偈
主婦は家庭の柱なり 妻君を家庭の宝と心して親愛し 吾が妻こそ日本一なりと大切になし給えば 家門の繁栄疑いなく 極楽は西方の遠きに非ず 家庭 即ち妻宝極楽の浄土となりぬべし

  三段壁の洞窟
熊野水軍の船隠し場所あった洞窟と絶壁を観賞。自然の力はスゴイ!同じく近くの千畳敷を見に行く。同伴者曰く、山陰の千畳敷や東尋坊を見ているのでまあまあとのこと。
  白浜温泉
温泉は少し塩っぱいが湯量も多く結構でした。料理も美味しく酒もすすんだようです。今回は宿坊ではなく観光旅館だったので、カラオケセットも用意されており賑やかな宴会になりました。(何人か歌い足りなくてカラオケルームに入られたようです)
  救世観音宗総本山紀三井寺
正式には紀三井寺山金剛宝寺護国院ですが、境内から湧き出す3つの霊泉(清浄水、楊柳水、吉祥水)から紀州の三井寺。ご本尊は11面観音様。桜の名所。ここに今回の主目的である松本明慶師作の木造の立像仏としては日本最大となる総漆金箔張大千手観音菩薩が入仏され、今年5月落慶法要が営まれ拝観が可能となり今回の参拝旅行となりました。とにかく、その大きさと美しさ、また3階廊下正面からお顔を拝見でき圧倒されました。内部での撮影は駄目ですがここでは可ということでしたので撮らせて頂きました。機会がありましたら拝観されてください。
  その他
お決まりの土産物屋さん(本場ウメボシ、有田みかん等)に立ち寄り午後7時過ぎ廿日市に帰りました。2日目は天候に恵まれ満足の良好でした。お世話して頂いた方々に感謝いたします。


 道成寺  道成寺(安珍塚)  三段碧
 千畳敷  船隠しより 白浜の朝
 清浄水 紀三井寺(新仏殿より) 千手観音菩薩( 松本明慶師作)
 拝観中  三段洞窟 牟婁大弁才天  




08/10/27 恐羅漢山・旧羅漢山 g693 
 10月25日、島根県匹見の広見林道から4人で恐羅漢山・旧羅漢山へ行く。この山域によく行かれる方の案内で中津谷から国道488号線を匹見に向かい広見林道を20分ばかり進んで駐車する。6時前に家を出発するが暗くて最後まで車のライトをつけっ放し。雉を何度も見る。案内をして頂いた方(2名)はGPSで事前にデータを作り、地図・磁石を手に随所で位置を確認しながら進むが、私と他1名(極度の熊・蛇怖がり人)は能天気に後をついていくだけだ。おっと重大な役目があった、熊除けに盛大に音を出していく仕事だ。林道登山口から広見山方面に進みジョシのキビレ分岐から植林山を通りジョシのキビレへ着く。ここからブナ林の急坂を下るというより滑り落ちる。ジョシ谷〜カメイ谷を何度も左岸右岸に沢を渡り石ころだらけの道を進む。こんな山中でも人工的な石積み箇所が有る。やがて33曲がりというジグザグの笹藪を登り中腹をトラバース中に前方から熊が出たと思ったら人間語をしゃべる一匹と遭遇。やがてきれいに刈って道を付けられた箇所を過ぎて台所原に着く。ここに天杉山とか聖湖方面への案内板が建っているが、ここまではテープは有ったが方向・地名とかの道標は一切無い。同行された方の説明が無かったら各地名の箇所がこの地点だということは全く分からなかっただろう。この山域にツキノワ熊が生息しているのなら、笹が多いので中国白黒熊がいてもおかしくは無いな。台所原からは整備された道を恐羅漢へ進む。途中でナメコらしきものとブナハリタケらしきものを採取する。出発から5時間、恐羅漢山頂に到着する。10数人の人がいて先日剣山・三嶺に同行した方もいた。ここで昼食後、剣山・三嶺同行者の方が持参したミルで挽いたばかりのコーヒーをご馳走になり旧羅漢へ向かう。ここからは下りばかり。途中で天然記念物の「広見の三本栃」という大きな根元から3本に分かれた栃の木を見て沢を何度か橋で渡る。水中には結構大きなゴキかアマゴかサンマか分からないけど泳いでいる。広見林道の駐車地に戻る。出発から7時間30分。
植林山・笹原・河川・岩石上と、リラックスして歩ける所や常に緊張して一歩先を確認しながら進むというような、いろいろなバリエーションの道を歩き紅葉も楽しめた。ちょっとこの山域にはまりそうな気がするな。案内人の方に感謝。
帰路、広見林道起点近くの恐羅漢スキー場で2月にスノーボーダーが遭難し避難した旧広見小学校校舎を見に行く。手書きの看板に新名所と書いてある、まぁ認知度が上がって確かにそうではあるが・・・・。
我が家では採取したキノコを食する場合、同行者が食べて新聞に名前が掲載されていなかったら食べるようにしているけど、今回は私のみなので神仏に祈った後に食する。食後24時間経過、まだ生きています。





08/10/23 剣山・三嶺 g693 
10月20日、男性4人、女性5人で四国の剣山〜三嶺縦走へ行く。レンタカーで宮島スマートICを出発し、忘れ物をした方がいて五日市ICで引き返す。先行き不安だ。この悪い予感は先で当るのである。瀬戸大橋を渡り徳島自動車道の「吉野川オアシス」で昼食に讃岐うどんを食べ、3時前に剣山の登山口の見ノ越に着く。紅葉見物の観光客が結構いる。剱神社で安全祈願して登山開始し5時前に宿舎の剣山頂上ヒュッテに着く。他に客はいないようだ。ここは風呂もあるので汗を流して夕食を摂る。小屋主に剣山にまつわる話を聞く。現在は剣山という字を使っているが元来は剱山と言っていて、行政その他の機関に名称変更を呼びかけているとの事。部屋はきれいで布団もきれいなシーツが掛けてあり、普通の旅館部屋みたいだ。
10月21日、朝食後7時前にヒュッテすぐ上の剣山山頂に着き、三嶺への縦走路を行く。この夜の泊まりは無人小屋で三嶺下山後麓の温泉で入浴・食事の間に運転手がタクシーで見ノ越まで車を取りに行くという予定なので、着替え・寝袋・マット・宿弁・食材・水・発酵水等盛沢山の荷物でかなりの重量だ。中には60L位のザックの人や、サンダル・缶詰を持った思考停止人までいる。次郎笈を巻いて丸石・高ノ瀬・石立分岐・平和丸とほとんどが笹原で時々樹林帯があるアップダウンを繰り返して進む。道中は感動的な紅葉で、鹿の食害で枯れた木も多く、鹿の鳴声もよく聞こえる。予定地の白髪避難小屋へ1時過ぎに着き、ザックを置いて近くの水場まで水を調達に行く。夕食までの時間は長いが、テレビも無いし娯楽も無いしやる事も無い。まぁ、そうなると穀類を蒸留・発酵した水を飲む位しかないな。夜食はカップ麺の方が多い。6時前就寝。
10月22日、朝食後薄明るくなった6時頃、三嶺山頂へ向け出発し8時半登頂。展望後、奥祖谷へ向け下山する。麓近くで観光施設の「いやしの温泉郷」から出る観光周遊モノレールの線路が有るが動いていない。悪い予感がする。着いたら休みだった。しかたなく皆でジャンボタクシーで見ノ越へ移動。あの持ち歩いた着替えは何だったの?。帰路近くの「ラ・フォーレつるぎ山」という宿泊施設へ行くと食事は出来るが風呂は沸かしてないとの事で、さらに先の宍戸温泉へ寄ると風呂は有るが食事は無い。腹を空かしながら平地まで出て道の駅「貞光ゆうゆう館」へ行くと定休日だ。結局20日に来る途中で食事を取った「吉野川オアシス」で遅めの昼食を摂り、女性は恒例の土産の買出し。ここには「美濃田の湯」という温泉も有るが、もはや入浴する気も失せた。同乗者のアカペラ歌謡ショーを拝聴しながら欠員無く無事に帰宅する。

今回は風呂と食事に恵まれなかった。心がけの悪い方がいたようだ。しかし、天候には恵まれた下山を見計らったように雨が降り出した。これは私他1名の日頃の行いが相当良かった為です。





08/10/13 弥山 g693
 世界的に株の暴落が激しく世界経済の先行きは不透明であるが政治は全く当てにならない。こういう時には神仏にすがるしかないだろう。そういう訳で私は世界人類の為の景気回復と、我が家の生活向上と、ガソリン価格の暴落を祈願しに神仏密集の地である宮島へ行く。原チャリで宮島口まで行くが、自転車・バイクの駐輪する所が無い。桟橋・JR駅付近をぐるぐる廻って探すが無い。有料駐車場は沢山あるのに、エコより金かい。結局桟橋の近くへ路駐する。
宮島はわりと時間帯が早いのであまり人はいない。3年前の土石流で不通になっていた大聖院ルートが開通したので、大聖院から弥山を目指す。登山道に並行する白糸川には新しく堰堤が設けられ川床・川岸も崩落した自然石で庭園風に作られていて、中腹にも同じような堰堤が有るが、できて間もない為か、あるいは設計者と私の感覚の違いか違和感を感じる。このルートは全て石とコンクリートの階段で登山道という感じは無い。1時間30分位で弥山へ着き10分間滞在で四宮ルートを下る。このルートはお上の定義では非公式ルートで、自然保護の為に通行は遠慮していただきたいという事になっているが、まぁ通行したとて道路交通法違反で検挙される事もあるまい。この道は例の赤ペンキ以外は自然だ。急坂も根っこも倒木も有るが歩いて心地良い。
今日は下る時に私同様4人の不心得者と出会ったが、連休で好天気でこの人数だ。年間にどれ位の人数がこのルートを通り自然にどの程度のダメージを与えているのか、データがあるのであろうか。ロープウェーで多人数を山頂まで運ぶ方がよほど自然悪化を促進している様思えるけど。
弥山登山道は3本の公式ルートと呼ばれるものと幾つかの非公式ルートがあって、公式道に共通しているのは階段でコンクリートで覆われていて谷間の道で登山道としての魅力は無い。非公式道は尾根を通ることが多く景観に優れ、人工物は少なく歩いて楽しい。
道は文化だ、非公式といっても一朝一夕に出来た物ではない。道中に古い地蔵さんがあったり、合戦場跡があったりと昔からの歴史を刻んでいるのだ。宮島から見る本土の対岸風景を見ろ、この無秩序さの方がよほど世界遺産の価値を下げているぞ。
現総理はセメント製造会社の経営者一族だ。セメント消費拡大のために非公式ルートもコンクリート舗装にして公式ルートに認定したりして。
帰りの連絡船では私の前で改札が打ち切られ次便に乗船となった。不運だ!どうも神仏のご加護は無いようだ。
ところで先の報道で赤ペンキを塗布した実行者は悪質でないので告発はしないとあるが、7月には文化財保護法に違反しているとか憤っていたけど、えらくトーンダウンしたもんだね。


 1号堰堤  2号堰堤  四宮神社




08/09/28 小室井山 g693
 9月28日、廿日市市吉和のもみのき森林公園で待ち合わせて6人で小室井山へ登る。ブナ林の中のバラスを敷いたさして斜度の無い道を、キノコも探しながらのんびりと標高差180mを1時間半かけて行く。登山というよりは小学生低学年の遠足レベルで汗も全くかかず、飲料も取らない。ススキを刈りとった草原の山頂で昼食後湿原コースを下る。紅葉はまだまだ。ここは全ての道が人工道で、なんとも登頂感の無い山だが、まぁ、初めて来たので中国新聞社発刊の「ひろしま百山」のひとつを埋めたということで・・・。


   




08/09/27 茶臼岩山 g693 
9月27日、秋晴れの良い天気で廿日市のアルカディアビレッジの西に岩の絶壁が見える茶臼岩山に登る。河内大明神の鳥居から出発する、小でもない中でもないである。この山は3年位前に行って結構荒れ道だったが今回はさらに荒れ具合がパワーアップしている。アスファルト舗装してあった道を登るが、舗装路は途中で崩落して無くなったり藪になったりで壊滅状態で蜘蛛の巣・棘木だらけ。登る標高差は200mたらずなのに1時間かけて山頂に着く。中電の反射板鉄塔が設置してあるがフェンスの中は草ぼうぼうだ。登頂の感動に浸る場所でもないので速やかに下山する。このルートは岩の絶壁の横を通るので絶壁を上から見ようとして覗き込むと、足元にマムシがぐるぐる巻き。いやー魂消ましたな。短靴のうえに藪で足元が見えないので下る道中結構びびる。
このルートは「悪路・難路 of The Year 2008」にエントリー決定。下記の勝成山の上位になる事は確実。
広島で茶臼というと広島市己斐の大茶臼山・小茶臼山が有名だけど、そもそも茶臼というものを見たことが無く写真では見たが、あの形状からは及びのつかない名前だと思うがどうなん?。
私なら岩が露出しているので「露岩山」と命名。ん〜、なんだかロシアの関取風の名前みたいだな。


     




 08/09/23 勝成山 g693
 自民党の葬祭選挙が終わった。日本の新しい最高首脳が決まったが、この盛り上がりの無さは何?。プロ野球でも大相撲でも優勝セールとかあるけど、セメントのバーゲンセールでもやるか。新総理はリーマンB等の経済問題や年金問題等も大変だけど、米問題を1番になんとかしてくれー。最近は日本酒・焼酎が飲めないので麦泡酒・麦蒸留酒を飲み、米食が出来ないのでパン食・麺食だ。食生活がすごく制限される。
9月23日、廿日市市佐伯友田で用事があり早く終わったので、勝成山へ登る。県道30号線から入って佐伯カントリー倶楽部の敷地を通るコースだ。調整池付近の「コースへ出るのは10年早い、打ちっ放しで鍛えて来い」という人が打ち込んでも大丈夫な所へ駐車し出発。この道はゴルフ場・山林関係者以外は通行禁止の様だが、まぁ一応私も山関係ということで。
ゴルフは昔はブルジョア・紳士のスポーツと言われたが、祭日なので紳士・淑女のプレイヤーが多い。見渡すかぎりプロレタリアは私のみだ。キャディーの方の姿は見えず皆カートで移動だ。真のブルジョアなら平日にキャディー付きでプレイすると思うけど、お客さん、あんた本当にブルジョアジーなん?。
登山口は分かり難いが、もう一歩目から荒れ道だ。蜘蛛の巣を1,000個払い、倒木1,000本を潜り、跨いで進む。今世紀に入って誰も通行したような感じでは無い。前世紀に設置された標識・テープは朽ちかけ、埋もれかけている。まぁ蜘蛛の巣のおかげで蚊・ブト等は少ないが、これほど巣が密集していると生存できるのは至難だろう。しかし蜘蛛は捕獲競争が激しいようだが皆、食べていけるのだろうか。1時間半弱で上勝成山の山頂に着くが、頭から足までスパイダーマンのファッションになった。
頂上には鷹の観察をする人が10数人いる。帰路は津田へ降りる良い道を通りたいが、駐車地とえらく離れるので、又同じ道を下る。早くも蜘蛛の巣が少々張りかけられている。まぁ彼らにも生活があるからね。
私は悪路・難路が嫌いだ。どれ位嫌いかというと、それを確かめに行かなければ気が済まない位嫌いだ。
このルートは「悪路・難路 of The Year 2008」にエントリー決定。
帰家後に彼岸なので先祖に対面に行く。


 今夜はすき焼きか?  鷹見人  蜘蛛巣巻杖




08/09/15 船倉山 g693 
9月14日、船倉山へ登る。廿日市市宮内半目藪の運送会社の駐車場内の登山口から出発。この道は何度か下ったことはあるが登るのは初めてだ。急登部分が多く結構難易度が高いが、ルートのほとんどが鉄塔の保守道なのできれいに整備されていて、昨夜の大雨の後でも滑る事はない。真に難易度を高めているのは、おびただしい蜘蛛の巣と蚊・ブトの襲来だ。瞬時も動きを止めず二刀流で巣を払いながら進む。80分位で山頂に着く。眼前に瀬戸内海の島々や「杜のフェスティバル」の準備をしている王舎城が見える。王舎城は瀬戸内の島々からも広島市からもよく見えるが、眼下に見る光景はこの山塊に登った人位しかいないだろう。今日はここのフェスティバルへ行くのですんなりと南へ下れば王舎城へ着くが、汗かきべっとりウェアーで行って白い目で見られるのも嫌なので、同じ道を下り午前中に帰家し、シャワーを浴びてすっきりとした好青年になって2時半頃会場に到着する。「WEST ROAD BLUES BAND」という恐ろしくトラディショナルなブルースのバンドが演奏している。ここの敷地には「海の見える美術館」というのがあって入場券を頂いたので見に行く。展示品は大正時代の日本画だった。同じ建物にある宝殿も見学する。10階に渡って地獄界〜人間界〜佛界のさまざまな宗教的展示物があるが、ん〜・・・・。
「シーナ&ロケッツ」の開演時間がせまったので巡回バスでフェスティバル会場まで帰る。鮎川誠、この還暦ロッカーはなかなかパワフルだ。もっともあまりアクションはないけど。アンコール曲ははストーンズのサティスファクションだったかな。終了後ステージでのかなりのセッティング時間経過後「クレイジーケンバンド」の演奏が始まる。オールスタンディングに近い。このフェスティバルは主催者の性格上、来場者の年代層が0歳から高貴高齢者の方まで幅広い。私の前の高貴な女性の方も立ち上がり体で微妙なリズムを取っていた様に見えたが、実はあまりの大音量に痙攣を起こしたようで立ち去られたが、暫くして帰って来られ杖で体を支え団扇で微妙なリズムを取っていた。歌謡曲ぽい曲も多いので共鳴するようだ。なかなかエンタなグループで「はげます」という歌詞の部分では帽子を取り輝く頭部を見せる。やはりホーンセクションがいるバンドは華やかでいいね。最後の演目も残っていたけどこれにてカミングホーム。


 眼下に見る  仰ぎ見る




08/09/08 一平山家山・中野冠山 g693 
 9月7日、暑さがぶり返したので涼を求め芸北の一平山家山・中野冠山に行く。天気予想も曇りから晴れだ。魚切のコンビニで集合し車2台・男女混合7人で出発。湯来温泉・筒賀を経て戸河内の191号線へ出るが珍しく車が多く、何回か信号待ちにもなる。聖湖マラソン開催の日で参加者の車が多いようで、途中の戸河内松原からはほとんどの車と別れる。奥に行くに従い天候が段々と悪くなり登山口の島根県との県境の来尾峠に着くと霧雨状態。車1台を冠山の下山口付近の才乙集会所に置き回送して9時半頃一平山家山登山口を出発する。小雨が降りだし、足元ばかり見て行くので知らない間に一平山家山は通り過ぎてノベリ山に着いていた。霧が深く道を挟んだ対面の高杉山・サイオトスキー場方面は全く見えない。縦走路で幾つかの小ピークを越え冠山への最後の急登が黒い粘土質で濡れてまぁ滑る事、滑る事三歩進んで二歩下がり七転び八落ち、持つ所も少なく往生しましたな。道中にはさまざまなキノコが生えていて、中には口に出しては言い難い形状の物もあり、思いがけずギンリョウソウもあった。12時半頃山頂へ到着し雨も止んでいたのでそくそくと昼食を摂り才乙へ下り、来尾峠に置いた車を回収し帰路につく。往路と同じ筒賀を通って帰るつもりが、どこで間違えてしまったのか王泊ダムを見て加計方面へ向かっているのに気づく。4人も乗っていたのにボケ集団だね。温井ダムの食堂でソフトクリームを食べつつ休息。ここらは雨の降った形跡は全く無い。5時頃家にたどり着くと熱射地獄。

見た花 : ツリニンジン・ワレモコウ・ツリガネニンジン・ツルリンドウ
・オミナエシ・ヤマジノホトトギス・ネジリバナ・シロヤマギク他少数


 




08/08/24 行者山  g693
 私は修験者が登る御嶽山へ修行の為(だけではないが)登拝したことがある。昨年は鳥取県の三徳山で輪袈裟を付け難行・苦行をした。精神修行の為に廿日市の極楽寺山にも登拝する。いわば行者と言っても過言ではない(まぁ少しは過言かもしれない)。今日も修行のため大竹市玖波の行者山に3人で向かう。恵川沿いの山陽道の陸橋下の大歳神社近くに駐車し出発。道標に従い民家の間の狭い小路を通り、石鎚神社神田山教会の下へ着き、ここで行者堂コースと行場コースに分かれる。あくまでも修行目的の私は行場コースへ、2名の非修行者は行者堂コースへと分かれる。神社参拝後に瓦で作られた階段や羊歯が繁った道を登ると、やがて「天狗の力水」と表記されている所から鎖場が現れる。一ノ鎖・二ノ鎖・三ノ鎖が有りそれぞれに巻き道も有る。私は四国の石鎚神社本社にお参りしたことがある。石鎚山の中腹の成就社・土小屋遥拝殿や山頂の頂上社にも参拝もした。山口県の莇ヶ岳の石鎚神社支社にもお参りした。ささやかながら石鎚講の関係者だ。鎖は行者以外は登ることを禁止されているらしい。私は行者だと自分では思っているが無免許だ(行者に資格がいるのかどうかはよく知らない、ホラは吹けるが法螺貝は吹けない)。さてどうするかと思っているうちに山頂に着く。先に来ていた2名と合流し少し先の玖波槍へ登る。良い天気なので展望が良い。しばらく休憩した後同じコースを下る。修行を終え人間がひとまわり大きくなったような気がするが、家に帰り飲食したら腹部は確実に大きくなった。


石鎚神社神田山教会  塩ビ管の鳥居・・・  宮島もクッキリ
 三ノ鎖/下部  三ノ鎖/これはマジ怖い  玖波槍に立つ男




08/08/14 08夏山紀行 J・K 
今年は墓参りをかねて福井、富山、長野方面へ行ってきました。天候にも恵まれ初期の目的をすべて達成でき大満足の山行でした。登った山は、雨飾山・火打山・妙高山・御嶽山です。見学は戸隠神社・善光寺・妻籠の宿場です。ガソリン代も高くなり経費節減のため朝3時起きの高速料金の深夜割引を多く利用しました。最近は筆不精ならぬキィボード不精病が進み投稿もママなりません。悪しからず!
*1日目(5日) 広島から福井、富山へ移動。墓参り  実家泊
*2日目(6日) 墓参り、兄弟、甥、姪などと懇親    実家泊
*3日目(7日) 雨飾山登山                 雨飾りキャンプ場
*4日目(8日) 火打山登山                  黒沢ヒュッテ泊
*5日目(9日) 妙高山登山                 笹ケ峰キャンプ場
*6日目(10日)戸隠神社、善光寺参詣          長野市内泊まり 
*7日目(11日)御嶽山登山                 御嶽高原 銀河キャンプ場
*8日目(12日)御岳百草丸工場見学、妻籠の宿    琵琶湖周辺のキャンプ場
*9日目(13日)帰広


 雨飾山  頂上  登山口  焼山(左)と火打山
  妙高山南峰  ワタスゲと火打山  御嶽山剣ケ峰  御嶽山噴火口
 白馬岳を望む  ヒュッテの夕食  笹ケ峰登山口  御嶽山を望む
 王滝奥の院 御嶽山田ノ原登山口  妻籠  妻籠
 琵琶湖の夕陽  善光寺山門の仁王  善光寺仲見世  イワギキョウ
 トリカブト  イチゴ  キヌガサソウ  アオノツガザクラ
 クルマユリ  ハクサンコザクラ  モミジカラマツ  ミヤマダイコンソウ
 黒沢ヒュッテ  剣ヶ峰から一ノ池  銀河キャンプ場  戸隠神社奥社
 
 戸隠奥社から戸隠連峰  ?  ?  




08/08/10 窓ヶ山 g693
 8月9日、相変わらず極猛暑が続くがちょっと異常だ、地軸の位置が変わって太陽に近くなったか。この週末はクーラーを効かせた部屋にこもってオリンピックや高校野球を見る人が多いのではないだろうか。地球温暖化がますます促進するな。私はこういうことを地球環境の為に断固拒絶するのだ。化石エネルギーを使わない涼しい所に身を置けばよい。そうなると頭に浮かぶのは佐伯区湯来の寒山(さぶやま)だ。2ヶ月前に行って登山道が分からずに途中で引き返したので、今回は林道を車で行ける所まで行ってピストンするつもりで出かける。大畑林道は狭い荒れ道だ、レンジローバーで来なくてよかった。もっとも所持してないんだけどね、大型で燃費が悪く環境に優しくないから買わない(1,200万円程度なので経済的には全く問題ないが)。エコ及び経済及び歩行時との温度の激変を考えてエアコンはオフで窓を開けて日本が誇るKカーで来たけど蜂・虻がまとわり付くようになり窓を閉めたので温室状態だ。15分/2km位進んで路面不良・藪で進入できなくなる。虻がガラス面に結構な数たかってくる、たまに来た餌だとばかりに親類一族を呼び寄せたようだ。もう外に出る気も失せてUターンする。
せっかくここまで来たので寒山の向かいの阿弥陀山に登る事にするが地図等持って来なかったので、14年前に来た時の記憶で登山口を探すが、昨日の記憶も怪しいのだから当然ながら分かるはずもなく帰路に。
せっかくここまで来たので途中の窓ヶ山に登ることに。魚切登山口から10時に登り始める。このコースはほとんどが日陰だが無風で暑い。大体目的の山ではなかったので途中で気力が萎えて帰りたくなるが、登山モードから健康・運動モードに指向を変える。西峰と東峰のキレットはいいね。涼風がずっと吹いていて立ち去り難く、しばらく佇んでいると「早く帰れ」とキイロスズメバチが寄ってきた。
結局無駄にガソリンを消費して温暖化を促進してしまったようだ。まことにすいまメーン。

大汗をかいてメタボ係数は3%ダウンしたが、夜に親戚でバーベキューをやり10%アップに。


 大畑林道虻ロード  窓ヶ山頂の盛塩−意図不明 部分かつらの落し物?




08/08/04 宮島弥山 g693 
 8月3日、今日も暑い、天気予想は厳しい暑さが続くと毎日エンドレステープのように同じ事を言っているが、たまには寒気団が来ると言って喜ばせてほしいな。暑いときには熱いものを飲食し、暑い環境に身を置いて心頭滅却すれば暑さも忘れられるのではないか。ということで思っただけでも暑苦しい弥山に3人で登る。
宮島口桟橋に集合するが観光客・海水浴の格好の人はいるが暑苦しい登山姿の者はいない。今日は今話題というか問題の四宮ルートを登る。報道はいろいろとされているが、やはり現状を自身の眼で確認しなければね。「見た現実が真実だ」と有名ジャーナリスト言っていた(かどうかは知らないが)。玉取祭の日なので海中に櫓が組んであり、太鼓演奏の準備をしている。
四宮ルートは分かりにくかった登山口も派手に樹に赤ペンキが塗ってあり、道中にも何10ヶ所とマーキングがしてありルートを迷うことは無い。まぁ別段マーキングが無くても迷うような道でもないんだけど。何を考えて赤色ペンキでやったんだろうか、環境を考えて緑色か茶色にしろよ馬鹿者が。あ〜これも良くないか。ペンキをこさげて色を落としかけた箇所もあるが誰かボランティアでやったのだろうか。しかしこれもかなり不自然だ、絵画修復師に修理していただくと自然風に見えるのでは。お上はこのルートをあまり知ってほしくは無かったのだろうけど、一連の報道で思い切り有名になったね。
ここは尾根道なので日差しがきつく長袖シャツなので(美肌を保たないとね)、まぁ暑いこと身体滅却しそうだ。歩行時間より休憩のほうが長くふらふらで2時間弱かかって登頂。すごい発汗量で老廃物は排出されメタボ体質は改善され健康体になったが、展望台で枝豆等とそれに合う飲料を摂取したら又、メタ坊に。
帰路は駒ヶ林を経由して多宝塔ルートを下る。昼食を摂ると元気になると思ったけど駒ヶ林に付いたらもうへろへろで山頂の岩の上で全員溶解。やはりこの時期の弥山登山は無謀だった。山頂にあまり人がいなかったが賢明です。
下界に降りると国産・舶来の観光客の方が沢山いるが、これで入島税を獲ると濡れ手で粟の大稼ぎだな。
まぁしかし無駄に暑いけど化石燃料高騰の折、この太陽エネルギーを効率よく変換できるシステムが開発されないのだろうか。
洞爺湖サミットで温暖化の事を話し合ったのなら、今現在のこの暑さを何とかしろよ、無駄に血税を費やしてからに。そう思ったらさらにヒートアップしたぞ。


 枯木アート がんがん働いています  駒ヶ林で陶軍討ち死




08/08/03 毛無山 g693 
 8月2日、「暑い」という言葉しか出ない今日この頃涼を求めて芸北の毛無山へ3人で行く。毛無山は県内では冠山についで多いネーミングの山で、この名を聞けばムッとされるか方も一部いるかとも思うが、今日のメンバーは頭部偽装疑惑の人もおらず大丈夫(現時点では)。大暮の登山口から登る。民家が数件あるが最後の家のおばさんが今年はマムシは見ていないと言われたので気分は軽い。10分位行くと姥御前神社が有るが2名の靴が「老婆ー」印の靴で微妙に関係がある(訳は無い)。「ひろしま百山」本とホームページに掲載されている記事を印刷して持参するが、いい加減に読むので道を迷ってしまい、2時間位で登頂の予定が3時間かかった。山頂で昼食後帰路は上峠経由で下る。この日は誰にも会うことはなかった。アサギマダラも結構見たがこれからどこへ旅するのだろうか。毛無山という名前から想像して日当たりが良いと思ったが、道中はずっとブナ林と杉の植林で行程中の日陰率は95%で急登もなく、標高は1,082mだが登山口が700mで標高差も少なく結構涼しかった。やはりこの時期はこの地域のものだね。しかしこの山は分岐点は結構有るのに道標が少ないな、宮島の赤ペンキマンはここへ来たらどうだ活躍の場があるぞ。マムシともニアミスしたよ、最後の家のおばさん





08/07/29 大山・三鈷峰・ユートピア g693
7月25日、広島は暑い。瀬戸内の凪状態は耐えられない。もう山陰の高地へ避暑に行くしかない。もうそうなると大山だわね。別荘地やリゾートホテルも沢山ある位だからね。5時過ぎに家を出て高速道で庄原まで行く。大山は近場に食材を調達する所が無いので前日にレトルト食品を購入して持参したが鍋・水を忘れたのに気付き庄原のコンビニで当日と翌日のカップ麺・パン・おむすびを購入する。大山寺橋パーキングへ駐車し9時半頃出発し夏山登山道を登るが、早くも2合目で汗が多量に噴出し喉が異常に渇き水分補給が多くなる。体調不調で1合目毎に休憩し5合目でもう降りたくなる。へろへろで山頂着。百名山だけあって中学生から高貴高齢者の方まで結構人がいて半分以上は運動靴だ。帰りは行者谷コースを下り元谷から大神山神社を経て駐車地へ戻り、近くの食堂兼旅館兼銭湯で入浴する。橋の袂の飲食店だった建物が2週間前にオープンしたばかりのオウトドア用品製造会社のmont bellの直営店になっていて、現金は無いけど世界のリッチマンのトップ1,000人が持っているスーパープレミアムエグゼクティブスペシャルクレジットカードで結構買い物をしてしまった。旅先での開放感あふれる衝動買いは怖いね。
夜食は駐車場でカップ麺とクーラーボックスに入れてパサパサになったむすびで済まし車中泊。
ここは元気で活発な虫達(ブト・蚊・虻等)が多いけど、蚊取線香を段取りしている間に同行者が足になつかれて、元々ふくよかな形状が、さらにボリュームアップした。

7月26日、朝、目覚めると昨夜は5台くらいの駐車だったのが30台位いる。カップ麺の朝食を済ませ5時40分頃大神山神社を通ってユートピア・三鈷峰へ向かう。上宝珠越付近から花が現われ始める。前回05年に登った時は鳥取地震の影響が残っていて不安定な岩の上を通ったと思うが、今回は結構安心して歩ける。三鈷峰から引き返してユートピア小屋へ行く。お花畑は絶好の見頃で百花繚乱。大山にも花はあるが比ではない。この日は振子山→親指ピーク→大休峠→川床の予定だったけど、昨日水分を多く摂取したので今日は3リットル位持って行くが、やはり喉頭渇気症候群は回復せずこの時点で残り水分が600cc位。縦走は止めてここでのんびりすることにし、象ヶ鼻の先の1,636mピークへ行ったり振子山へ向かう途中の道標まで行って花を十二分に観賞する。やはりチャンピオンはクガイソウの群生かな。帰路は上宝珠越から砂すべりを下り2時前に駐車地着。
今回、飲料・保冷剤を凍らし10数年前に購入したコールマンのクーラーボックスに入れて行って、2日目も半分以上凍っていたが、なかなか良い仕事する。これなら肉魚野菜を持っていっても大丈夫だったな(調理器具を忘れては駄目なんだけど)。
帰路は高速道の半額割引の時間調整のため三次ICまで行ったが途中の道傍の温度計は39度だった。三次は燃えているぞ。


 アサギマダラ ? mont bell shop   事故車に非ず エコ網戸
 花畑   花畑   花畑
 上は桃源郷 落ちたら冥界  砂すべり  モノトーン色がツートンに変化




08/07/07 長者山 g693 
 最近パソコンが起動しなくなった。しかし私には直す技術がある。電化製品が壊れたらとりあえず殴って直すという技で、先日も電動工具がいかれたので4回どついて直したという実績がある。しかし今回はこの技術は通用しなかった。ハードディスクがいかれていて故障前日に取り込んだ結構大事な500M分の写真データを復旧したかったが、3〜10万円位の費用が掛かるらしい。バックアップの手間を惜しむとこういう事になる。金をとるかメモリアルをとるか。当然金である。しかし私に金銭的ゆとりがあればメモリアルを選択しただろう。
お金を得ることは誰しも望むところであろう。それが楽して得られるなら尚結構である。とりあえず考え付くことは神仏に祈ることだろう。広島市佐伯区のコイン通りには金持神がおられるが、願いがかなってもコインでは小金持にしかなれないイメージがある。やはり大金持の長者になるほうがよいね。
ということで7月6日に長者になることを激しく望む3人で広島市安芸区の長者山へ登る。
広島市では環境の為に「マイカー乗るまぁーデー」というなんともなネーミングの行事をやっているが、私共はガソリン高騰の折、「マイカー乗れないデー」なのでJRで瀬野駅まで行き、同行者が食料・飲料を調達するが駅周辺には店舗が無く、200段位の階段を上ったみどり坂団地内のスーパーで購入。車の燃料代は惜しむが、自身へのアルコール燃料代購入費は気にしない様である。瀬野駅から団地内を通るスカイレールに乗る。初めて乗るけどロープウェイ・リフトのようなものは自然・観光地の空中を行くが住宅地の上を通るのは妙な気分だ。終着駅から舗装路を歩いてみつぎ登山口まで行くが結構距離があり、気温も30度以上あり、ここで早くも疲労度80%。高温・多湿・無風の道を進みミノコージ峠から千畳岩へ向かい、早いけど眺望がよいのでここで食事。しかし千畳岩といっても8畳位しかないんだけど・・・。食後長者山頂へ行き下山は石ころ・枯れ枝・倒木・枯葉・泥土の暗い道無き道を下立石登山口へ降りる。ここから瀬野駅まで4Km。バス停があるが来るのは1時間先なので歩くことに。30数度の炎天下をへろへろになって進み駅に着いたらもうぐったり。長者への道は激しく厳しい。


JR広島駅貼り紙 はぁ〜  乗り心地はトラックの荷台並




08/06/16  Oh! yamarenge g693
6月14日、お花見目的で寂地山・吉和冠山へ。5人車2台で1台を冠高原に置いて寂地峡の駐車場から出発。ここは日本一良い登山口だろうね。先ず「名水100選」の長寿・延齢の水があり長寿を願って3杯飲む。しかしこの延齢というのはどういう基準なのだろうか。統計学的に立証されたものであろうか。科学的に延命効果がある物質が含まれていると認定されているのか。この水を飲んで短命で終わったら誇大表示で問題にならないか。「日本の滝100選」の五竜の滝を見ながら進み、渓谷沿いの自然林の中の道を進む。マイナスイオンとフィトンチッドに溢れている。途中に古い石積みの跡があるが何の遺跡か、古代の祭祀の場か、平家落人の名残か歴史的興味が深まる。2時間掛かって右谷山との分岐のみのこし峠に着き寂地山へ向かう。トケンランやコケイランが咲いている。誰にも出会わず寂地山頂へ到着。ここは山口県で一番高い地点だ。ということは私は山口県民145万人の方々の上に君臨しているという事だね。山頂で昼食後冠山へ向かう。1番の目的のオオヤマレンゲは未だ咲き始めで数輪咲いているだけだ。つぼみは沢山有るので後1〜2週間位すると華やかになるだろう。冠山山頂近くではサラサドウダンが満開だが花数は少ない気がする。カタクリ・オオヤマレンゲの最盛期には観光バスが来るほど人が盛り沢山だが今日はさほど人がいない。帰路は松の木峠に下り8時間のツァーを終え寂地峡に置いた車を取りに行き、寂地峡案内所で野菜を買出しし、ここの売店の古代の娘さんに石積みの事をたずねると、「私が幼少の頃(昭和初期)に製材所があった」との事で歴史的ロマンの興味は失せる。


杜鵑蘭 小尢 寂地山のご神体
大山蓮華 更紗灯台 人懐こい蝿




08/06/07 折敷畑山 g693
6月7日、廿日市市は南は宮島の弥山から北は西中国山地の十方山・冠山等の著名な山を擁するが、平成の大合併以前の廿日市市で世間に認知されている山は、古刹極楽寺・観光施設のある極楽寺山、バブル時代に観光施設があり、今は廃墟ホテルで有名な野貝原山(のうが高原)、そして毛利元就・陶晴賢の合戦場があった折敷畑山くらいか。今日は県道佐伯線添いの黒折の登山口から折敷畑山へ登ることにするが、その前に登山口の反対車線の下側にある200m位の津和野街道の名残りを歩く。途中に一里塚があり、合戦で破れこの地で切腹した陶軍の宮川甲斐守の腹切岩を見て登山開始。この登山口近くには交通渋滞緩和のために平良からトンネルが抜ける予定で、ここにあった民家は道路拡張の為解体されている。今年の2月に地元の方が整備された横道登山道という新しい道が開けている(道はきれいで超A級ランク)。中腹で従来のルートと合流し古戦場跡に着く。ここから山頂に向かうがとんでもなく悪路で潅木・倒木・背丈より高い笹薮で道をしょっちゅう迂回し、迷いながらピークも三角点も無い、どよーんとした山頂らしき所へ到着(ランク外の外の等級外の道)。この近くに戦死者を積んだ小積谷というのがあり、帰路も又迷走し危なく小積谷の人の引力で引き寄せられるところだった。なんとか古戦場跡まで戻り宮園団地へ下るルートを通る。途中に三角点が有り、棘・倒木・かぶれ地帯は多少あるが道筋ははっきりしていてテープも沢山巻いてあり迷う事は無く山陽道の側道に出て昼過ぎに帰家する。





08/06/01 旧羅漢山・恐羅漢山・砥石郷山 g693
5月31日、天気予想が雨のち晴れだったので期待していなかったが、明るくなりそうなので2人で芸北へ。湯来温泉郷・筒賀を経て191号線を通り久し振りに内黒峠越えで行くが、相変わらず道が狭くダンプ・重機とすれ違うが運が悪ければ数100mもバックしなけらばならない所だ。二軒小屋へ駐車し今問題の十方山林道を進む。入り口から数100m部分が立派過ぎる舗装がしてあり、途中に最近火事になったのか焼け焦げた臭いのする建物跡があり、周りの植林木も焦げている。舗装の終点に車止めが設置してある。水越峠に着き登山開始。雨の後なので結構滑りやすい。花はあまり無いが新緑はきれいだ。旧羅厄漢山から恐羅漢山へ向かう。この日の目的は満開のサラサドウダンを見るつもりだったが未だあまり咲いていない、1週間位早すぎたようだ。縦走路の途中に倒木の後にできた池にモリアオガエルの卵塊がある。12時過ぎに到着。今、ここに立っているという事は鳥取県を除く中国地方の地上では1番高い所にいるのである。私は4県で約700万人の人々の頂点にいるという事だ。今までの私の頂点とは家庭内で体重が1番とか、町内で1番の美顔とか、まぁマイナーな1番であったが今日はすごいぞ。
夏焼峠に向かい笹道になるが、こういう道にマムシが出やすいと話していると、いきなり遭遇するが気弱な性格なのか逃げていった。夏焼峠から砥石郷山へ向かう。途中に可憐なアカモノが咲いている。山頂から同じ道を夏焼峠まで引き返し、牛小屋高原のレストハウスまで下る。
各山頂・分岐点・登山口に方角・工程時間が書いてある新しい標識看板があるが、裏面に協力者の山岳会名や個人名が記してあり08年5月とあるが、ごく々最近立てられたようだ。
この日は男女2人組み・子連4人家族と出会った他には人を見なかった。恐羅漢での昼食時間も貸切だった。ここは何度も来ているがこういうことは初めてだ。咲いた花は終わり今からの花は未だ咲かない端境期だからか、食材はもう採取できない時期だと皆知ってているからだろうか、冬に遭難騒ぎがあったので恐れたのか。
牛小屋高原から二軒小屋までの舗装路を初めて歩いたが結構遠いな。帰路は緑資源機構(このいろいろと問題を起した組織はもう無くなったのだろうか)プロデュースの横川の大規模林道を通る。


高上がり=BAKA 看板たて隊 看板たて隊
ユキザサ サラサドウダン サラサドウダン
アカモノ ナナカマド 栃の木




08/05/17 立岩山 g683
5月15日、立岩山へ。最近、里での熊の目撃情報がよく新聞に出ているが今回行った西中国山地の立岩山はもろに熊の生息域だ。山で不用意に熊に出会うと襲われる可能性は単独なら100%、3人なら33.3・・%と人数が多くなると低下する。という事で14.2・・%まで低下する7人で行く事に、幸いなことに私より逃げ足が遅いような人もいる。国道186号線を吉和を経由し筒賀の笹原登山口から出発する。近くに笹原部落火葬場跡という碑がある。国道側そばの目立つ所へ建てなくてもいいような気がするが、地元の事情があるのだろう。しかし不吉である。熊で1人、滑落で1人の犠牲を見込まなければ、帰着時には人数が減っているような気がする。南無・・・。川沿いを進むとアオダモ・チャルメラソウ・ホウチャクソウ他いろいろな花が咲いている。渡河後急なジグザグ道を登り最後の沢で一服。途中から道をそれて適当に植林の中を登るがレッドデータブックに掲載されている花(名を秘す)が沢山咲いていて一同大感激。もう一生分見た、これでこの世に思い残す事はない(こともないけど)。尾根に着き左へ向かって丈の高い笹薮を進み日の平山へ向かう。どよーんとしたピーク感が無い山頂だ。同じ道を引き返し立岩山へ向かう。ウスギヨウラク・スノキ・マユミ・ガマズミ・ツツジ・ベニドウダン・イワカガミ・オトコヨウゾメ・チゴユリ他花街道だ。狭い山頂で立岩ダムを挟んだ十方山を見ながら昼食。蝿が多い。食後ゆっくりして下山する。途中7人組が登ってくるのに出会う。この人達はレッドデータ花を2輪しか見なかったと言われていたが、相当心掛けが悪い人達か。5時前に熊に齧られた人も無く、谷に滑り落ちた方も無く欠員なしで登山口着。帰路は湯来町を経由して帰家しフラワーフェスティバル終了。


十方山・立岩ダム 何の生命体だろうか? アオダモ




08/05/06 窓ヶ山 g693
我が家の同居人に後期高齢者がいるが、この人を世間は私の親だと思っている。しかしこの人と私は全く血の繋った親子なのだ。5月5日のこどもの日は親が子に遊園地へ連れて行くとか、金銭を与えるとかのサービスをする日だ。なので私はこの後期高齢者に遊園地へ連れて行ってくれとは言わないが、お小遣いは頂きたい。が、しかし昨今制度化された後期高齢者医療制度の為に、わずかな年金から保険料を強制的に天引きされ、私に回ってくる部分は無くなった。その為私もささやかな家族サービスもできない。こどもの日は親子・家族の関係が深まる日だが、この制度は後期高齢者のみならず高齢予備者(人は生れ落ちた瞬間から高齢化に向かう)にも多大な悪影響を及ぼし、家庭の崩壊に至るかもしれない酷い制度だ。同じような経験をした選挙民はこれを制度化した福駄政権を、ますます支持しないだろう。こうなれば早急に解散総選挙を行って信を問わなければクーデターが起きるぞ。
5月6日は大型連休最後の日で、前日までに連休の予算は殆んど消費して残金は150円しかない。これでは1日を過ごす選択肢はあまり無い。@家でテレビを見て過ごすA図書館で本を読んで過ごすBショッピングセンター・スーパーで試食品を食べ歩く、等々。しかし良い天気でインドアにこもるのはもったいない。そういう訳で近場の広島市佐伯区の窓ヶ山へスポーツドリンク(130円)のみ持って行き、9時に魚切登山口から登り始める。西峰から東峰の間に満開ではないがベニドウダンが結構咲いていて、もう少ししたら花のトンネルができそうだ。イワカガミも少々咲いていて白川登山口から登れば結構見れそう。同じ道を下山し12時前に登山口に帰着。究極の「安・近・短」ツァーでささやかなマイ フラワーフェスティバルだった。





08/05/05 出雲紀行 g693


鼻高山(ハナタカセン)
5月3日、良縁を期待して出雲大社へ参拝する事に。宮島PAのスマートICから山陽道に乗り浜田道で江津まで行き国道9号線を走る。おだやかな天気で日本海も波も立たず途中の風車も止まっています。今、出雲大社は約60年ぶりの遷宮でご神体の大国主命が仮殿へ移られて本殿は無神体の状態で、一般に内部を公開する催しをやっている。拝観するにはTシャツ・ジーパン等の失礼な衣服はいけなとのことなので、正装の紋付・袴で10時頃大社へ到着する。すでに長蛇の列で最後尾は3時間待ちとの事で、速やかに拝観は中止し参拝だけして境内で行われている奉納神楽を見る。これでは良いご縁は結べないだろうな。しかし義務教育の道徳の時間に、人を見かけ・衣服で差別するなと教えられたが、神様が衣服で人を判断するとは思えないので、これは神を運用する人の意識であろうか。
時間は早いが昼食を取ることにし、大社のそばのそば屋でそばを食べる。
人は自慢すると鼻が高くなる。私は謙虚なので自慢しないし、するところも無いが鼻は高い(結局自慢だ)。鼻が高い人は登る義務がある、というような事は関係ないが鼻高山に登る事に。しかし大社の正装に気を取られすぎて歩き用のパンツを忘れてきた。近場のスーパーのジャスコへ行きジャージパンツを求めるが1,980円が最安値だった。12時頃から登り始める。鹿除けの金網が巡らしてあり扉も途中に3ヶ所ある。気温がドンドン上がり尾根歩きなので暑い。この山は植生が結構変わっていて、中にはトリカブトが密生している所がある。この近辺の方の死因の半分は薬物中毒が原因であると言われている(あくまでも推測です)。速攻1時間40分で登下山し、時間を持て余し近場の島根ワイナリーへ行き、試飲と称してタダ酒を結構飲み少しばかり売上に協力して、斐川町の湯の川温泉に向かう。この温泉は日本三美人の湯といわれていて、入浴後は同行した人の不細工度もほんのわずかであるが改善された(ような気がする)。ここから宿へ向かう途中で食料調達にyou-meタウンへ行くがここに700円のジャージを売っていた。ガックリくるがまぁ安いジャージが購入できることまでは神にお願いしなかったのでしかたない。宿は定番の全国チェーンのロード・ステーションホテルの「大社ご縁広場」で、結構な数の車が泊まっている。9時頃早々と就寝。


出雲路一周ウォーク
5月4日、ロード・ステーションホテルで目覚めると駐車場はびっしりと百数十台の北はアラスカ南はタスマニアのナンバーのキャンピングカー・バス・ミニバン・ステーションワゴン等でいっぱいだった。出雲大社本殿の拝観に早朝から並ぶ為に泊まった人が多かったのか?。この日は「出雲の國ツーデーウォーク」の2日目で20kmコースにエントリー(1日目は斐川町一周の42.195kmコースのみで、当然こういう長距離は没)。スタート会場は出雲ドームで音楽は鳴っているがスタッフは少なく、テントもブースもなく、参加賞もなく、アトラクションもなく、テンションの盛り上がりもなく、応援団もなく9時に出発する。コースは出雲大社を経過するが、10時半頃通ると南からの松並木道と東からの県道が合流し西の駐車場へ向かう道、さらに脇道まで大渋滞だ。大鳥居から参道を通り本殿へ向かうが拝観の行列は昨日よりさらに大長蛇。大社から天平古道を進み島根ワイナリーでチェックポイント、大社から2km以上あるがまだ先まで渋滞は続いている。ガソリンが大幅に値上がりしたのに無駄にエネルギーを消費してCoを発生させている。車で並び、境内で並んで拝観まで5時間以上掛かるのではないか。これは神が与えた試練か。ワイナリーでは同行者が土産を買う間にワインの試飲をし遠慮してハーフボトル1本分位飲み気分よく歩行再開する。再び天平古道を進むがこの道には随所にお地蔵さんがおられる。12時40分ゴールするが役員の人が3人位の出迎えで感動もなく、完歩賞はヤクルト1本・みかん1個・昨年9月に行われた大学対抗の出雲駅伝の残り物のTシャツ(しかもサイズが合わない・派手イラスト/ロゴ入り・ポリエステルなのでウエスにもならない)。今回のウォーキングは途中で土産を買ったり飲酒をしたり神楽を見たりと、はなはだ緊張感が無かった。帰路の途中で荒神谷遺跡に立ち寄る。ボランティアのガイドの方の説明を聞き、博物館を見学し弥生時代の銅の文化・出雲の国の成り立ち・邪馬台国との関連等々勉強し歴史の知識が豊富になり、人に薀蓄を聞かせて自慢し鼻を高くできるようになった。斐川ICから山陰自動車道に乗り、終点から54号線を通り途中の各町の道の駅に立ち寄り6時半頃家に帰着。


Oh My God ! 忍耐の人々 鹿たないな
無料試飲酒に群がる人々 健康公園内出雲ドーム 高揚感のない出発
天平古道でハロー 天平古道の地蔵 ガイド&理解してる振りの人




08/04/29 のうが高原 g693
4月29日、命名の意味はよく分からないが昭和の日とかで祭日であるが、私は給与労働者でないので格別有り難くもないが世間並みに休んで、4人で廿日市ののうが高原へ遠足に行く。出発地の川末まで車で送ってもらい、歩行者とオフロードバイクしか通行できないことで密かに有名な県道294号虫道廿日市線を登る。9時20分から歩き始め泉水峠に10時に着き、昼食まで時間はたっぷり有るので食材採取にはげみ、高原ホテル近くの展望台で昼食を取る。のうが高原は1970/80年代にリゾート開発され倒産した施設だがホテル・別荘や道路などの構造物が朽ち掛けていて異様な雰囲気で心霊スポットとして有名だ。クワバラ、クワバラ(クワバラは同行者の名前に似ているけど・・)。又、あまりに道が多いので迷いやすい。天気は良いけどあいにくの春霞で遠望は無い。食後、野貝原山山頂を通りピラミッド他の岩を見て明石へ下る。下山口近くにはよく極楽寺山へ登られる方の家があり、強引に訪れて自宅近くまで車で送って頂く。





08/04/21 大峰山 g693
4月20日、桜は終わったが藤の花が咲き始めている今日この頃、廿日市市玖島の大峰山で大峯まつりと山開きがあるので行ってみる。9時半頃現地へ着く、いつもは扉が閉まっている別荘地の大峯ランドの道路が駐車場になっている。食物・産品販売などのテントはまだ準備中で、ステージではよさこいソーランをやっていて自治体の行政関係の人・お寺さんがスタンバイしていて、未だ山開きの仏事は始まっておらず、安全祈願が済んでいないのに登ってもよいのだろうか。ハンカチ・チリ紙・水筒の三点セットだけの超軽装で登山開始。負荷が無いというのはやはり楽で快調に歩ける。途中にも山頂にも結構老若男女(小学生〜古希の方風)がいて良い天気なので瀬戸内海から中国山地までよく見える。山頂滞在時間5分で速攻下山する。登下山時間1時間20分で無事帰着できた。昨年の安全祈願の効力がまだ残っていたようだ。1月の雪の時には登るだけで1時間30分かかったけど。再び会場に行くと歌謡ショーの催しをやっていた。
登山道はきれいに整備してあるし、駐車場にはトイレ・休息所・サウナ・足湯が有り三重の塔まである。ここを整備される方たちに感謝。





08/04/13 武火丸茶柚鬼鈴 g693
4月12日、アルプスはオーストリアからフランスに至る長大な山脈だが、そのネーミングをぱくった南アルプスは長野・山梨県に連なる日本においては大きな山塊である。さらにそのパチもんである広島南アルプスは武田山から鈴ヶ峰至る7ヶの山が連なっている。今日はこのパチもん山脈を5人で縦走することに。後期高齢者はいないが合計300歳オーバー(割合はそれぞれ違うが)、はたして何人が最終地点までたどり着けるのであろうか。JR下祇園駅を8時前に出発。登山口までの憩いの森までが結構遠い。途中は宅地として開けているが農地も沢山あってパセリ・せりの栽培が多いが、川の中にも自然のクレソンが出荷できる位の量が生えているが、家庭排水が流れ込んでいるのはちょっとね。豪邸が結構あるが元々の農家だろうか家前にはトヨタクラウンが多いが、築50年の家に住みツーシーター・後部フルオープン・積載量350kgの車に乗る私としては、いつかは豪邸を、いつかはクラウンを、ついでにいつかは性格・顔面良好な嫁を・・・。武田山山頂までは城にゆかりの地点が結構有る。ここから火山に向かうが途中に弓の射的場があり腕前を競うが熱くなって時間をロスする。快調にアップダウンを繰り返し火山・丸山を過ぎ大茶臼山に12時半頃着き展望岩で昼食を取る。このコースは長いので禁酒のつもりだったが同行の方が親切なのかおせっかいなのか泡酒を上げるというのでつい・・・。ここから己斐峠に下り柚木城山へ登るが、ここからぐっとパワーダウンする。柚木城山を過ぎ草津・沼田道路の料金所へ出て自販機で冷えた栄養ドリンクもどきを飲みやや生き返り鬼ヶ山城へ向かう。後になるほど山頂での休憩時間が長くなる。ヘロヘロで最後の鈴ヶ峰に4時40分に着き感動をかみしめながら脱落者なしにJR井口駅へ下る。往きの運賃は320円で帰りは190円だったが130円分歩いたということか。
このコースの歩行距離は14km・17km・20km説とあるようだが出発時は14kmと思うことにし、到着後は20km歩いた事にする。
パチもんとはいえなかなかハードだった。高額のスタミナパワー栄養ドリンク2本位は持参したほうが良かった。
縦走路はどこも良い道だ。人手が掛かっていないように見えて、さりげなく丁寧に整備されている。
丸山から柚木城山にかけて、昆虫採取網を持った人が沢山いたが、この人達は研究者なのか悪党なのか。ギフチョウを何匹か見たが蝶より採取者のほうが圧倒的に多かった。


武田杯争奪射的大会 メタボ腹通行不可能地点 感涙滂沱 ばんざ〜い




08/03/16 天上山 g693
3月16日、4人・車2台で湯来の天上山へ行く。ここは972mの標高だが天の上の山とはえらく誇大妄想なネーミングではないのか、天下との境はどこらに有るのか命名者は説明してください。「広島百山」本をガイドに、車1台を天上山林道の煤井谷から降りてくる地点のお宮に置き、他の1台で大草林道へ進む。この林道はダートで結構荒れているので途中へ駐車し歩行開始。国体コースとの合流点まではガイド本の通りに進むが、この地点から標識も無く、記述もよく理解できず地図もアバウトなので進路が怪しくなり、樹間に天上山林道が見えるので持参の2万5千地図を見るが、これが昭和61年発行のもので、どうも林道が出来る以前のものらしい。これでは地図というよりは歴史的資料・古文書みたいなものだ。理解できないなりに進むと天上山林道へ出た。この部分も本に記述が無く進む方向が分からないのでストックをほうり投げて先端が向いた方向に進んでいるとパジェロが来たので尋ねると登山口はすぐ近くだった。この車中には毛布とか生活用具が積んであったが、どうも高級ホームレスクライマーの人だったか。迷走しながらもなんとか山頂に着くが、ここまで結構時間を消耗し食事を終えるともう2時半くらいで、帰路は夕方になって煤井谷を通るのも煤というイメージからいかにも暗い感じがするので天上山林道を下るが、10分位進んだところでうねった林道が山腹に延々と続いているのが見え嫌気が差して引き返し煤井谷へ下り、なんとか陽があるうちに車へたどり着く。早く帰宅して笑点を見るつもりだったが、もう1時間降りるのが遅かったら昇天になるところだった。


シュンラン 煤けてはない絶景色 ジャンピン〜/エドはるみ風




08/03/03 宗箇山 g693
3月2日、雛祭りイブです。天気予報は悪いが良い天気で、暖かさにつられ三滝の宗箇山へ3人官女と4人囃子の7人で登る。JR三滝駅から歩き三滝寺の境内をのんびりと進む。ここには数多くの石仏や石碑があり凡俗のさまざまな願い事に対応しているが、私が望む金満家になれる様なものは見当たらない。境内突き当りからAコースを進み11時過ぎに山頂へ着き昼食。桃花は無いが宗箇松を見ながらゆっくりと白酒を頂く。帰路はBコースを下り途中の大原山に立ち寄り、境内の茶店で抹茶・珈琲などを飲し心洗われて帰家する。


石仏群 雛祭りイブの祝宴 夫婦間に愛はあるのか?




08/03/02 深入山 g693
3月1日、早いもので早くも3月です。名残り雪を求め安芸大田町の深入山へ3人で行く。いこいの村へ駐車しスノーシューを付けて出発。ここから標高差5mの所で4〜5人がスノーボードのジャンプの練習をしていて、中腹でも4人の若者がジャンプ台を作ってやっていて、面白そうなのでやらせて頂きスピントリック、ツイスター、トリプルアクセルジャンプを決めて賞賛を浴びる。スキーヤーも数人が登っていて1時間かけて登り5分で滑り降りるそうで、なんかむなしい様な気がするが、まぁやっている人はそんな事は思わなのだろう。山頂に着くと凄い強風で、北側の半分雪に埋まった東屋に移動し昼食。下山は他のルートを何度も転倒しながら下る。というか見通しが良いのでどこでも通れる。山肌にはスキー・スノボー・スノーシューの跡が多数ある。麓に近づき駐車地へ向かう途中に60cm位の幅の水路があり渡り方を考えていたら、いきなり足元が崩れて転げ落ちた。雪庇の上に立っていたようだ。この日フリースタイルスキーのワールドカップのモーグルで上村愛子が優勝したが、私も雪やら川に何度もモーグリ高得点を得た。





08/02/29 宮島 g693
2月28日、宮島へ行くのに入島税が取られる様になるらしいので、無税の今のうちにという事で3人で宮島へ行く。多数の観光客の受入の為に財政が厳しいので、こういう事をするらしいが、観光を振興して貧乏になるとは本末転倒だ。観光客を誘致しておいて、これはないのではないかね。お上もえらくイージーな集金の仕方を思いついたものだね。文化財を守りたいのなら観光客の上陸を制限する政策を施したらいいのでは(たとえば渡船料を往復2万円、旅館代は最低5万円からで心付は2万以上とか)。そうすると密入島者が増えるので高額の罰金を科す。これで観光客は来なくなり、観光課職員もいらないので人件費も浮き財政の健全化が図れる。そのうちにもみじ饅頭税・参拝祈願税・鹿せんべい税とか・・・。
桟橋から大元公園へ向かうが干潮だったので海を渡る。公園の突き当たりで左の弥山への大元ルートと、直進の奥の院(岩船)ルートに分かれるが標識に直進は行き止まりと書いてあります。昨年の4月にはここを通って岩船山に行って問題はなかったけど、まぁ通行止めではないので問題はない(という事にする)。ルートには以前は有った様に思う赤テープは殆んど無くなっていて、尾根の分岐に有った「前峠乗越」の標識も無くなっていた。さらに近くの多々良林道と焼山の分岐にもなんの印も無い。誰かの通ってもらいたくないという意思で標識の類は撤去されたようだ。前峠乗越から焼山に向かい山頂を越えて大元ルートへ下り、直登で駒ヶ林へ登り、ここで昼食を取り弥山に向かう。平日でもあるしロープウェーも新車(?)導入の為稼動していないので、途中でも山頂でも殆んど人を見かけない。帰路は博打尾ルートを下る。ロープウェーの獅子岩駅には人はいないけど猿は沢山いて、無断で写真を撮っていたら肖像権を侵害したとえらく威嚇された。商店街を通らなかったので、もみじ饅頭が買えず財政の厳しさを救うことはできなかった。
誠に申し訳ない。





08/02/17 吉和冠山 g693
2月16日、廿日市市最高峰の吉和冠山3人で行く。まぁいうならば日本最高峰の富士山、世界最高峰のチョモランマと同等の山です(多少の標高の違いはあるが)。沿岸部のほうは良い天気で近隣の山には雪は見えないが、佐伯/栗栖のあたりからまわりの風景も白くなり、道路はバリバリに凍結してます。潮原温泉奥のタイヤ加工工場付近に駐車し、ワカン・スノーシューを装着して出発。足は靴下・靴・カンジキの3層、下肢は下着パンツ・パンツ・オーバーパンツの3重ね、上半身は半袖Tシャツ・シャツ・ウインドブレーカーの3枚、手はフリース・薄ビニール・ゴワゴワ繊維の3重手袋、顔は2枚目、頭はボウシ1ヶのまぁ割と軽装だけど歩いている時は寒くはない。先行者は誰もおらず40cm位の積雪に浅い踏跡があり、林道終点の登山口で休息中に廿日市の登山用品ショップの8人のグループが来る。先行してもらい、後から楽して進む。幅50cm・膝位の深さの溝をトレースするが時々地面が無い所を踏み抜き何度も転倒する。クルソン仏岩との合流点付近で12時半くらいになりここで昼食にするが、今まで良い天気だったのが吹雪だしザックの外ポケットのペットボトルのお茶も凍りかけていて、素手で作業すると感覚がなくなります。ゆっくりと食事する状況ではなく、立ったまま冷燗を飲み、慌ただしくカップ麺を立ち食いし下山するが溝の中の足跡はもう新雪で消えていた。





08/02/11 忠四郎山 g693
2月10日、今年初の市外遠征登山に行く(と言っても隣の大竹市なんだけど)。今年初は干支のネズミとバレンタインデーが近いのにちなんで、チュウしよう山へ行く。しかしこの山はバレンタインチョコのように甘くはなかった。ここは12年前に行き迷って途中で引き返し、その後10年前に登れたが何処から登ったのか記憶に無い。昔は登山情報が少なかったけど最近はネット上に沢山あるが、迷ったとか分かりづらいというのも結構あります。今回はネット情報を3種類持って錦竜の滝付近まで車で行くが、この時点ですでに持ってきた情報の出発点と違っていた(これは登り始めて相当経ってから気付く)。登山口に「大竹山の会」の標識が有るのでこれにそって行く。20分で尾根に出てここにも標識があるので指し示す方向へ行く。さらに進むと急登の羊歯の藪の道になる。昔、ケイト・ブッシュというミュージシャンがいたけど、まぁ、急登藪と語呂が似ているだけでつい思いついただけです(しょうもな)。こんな所で物を落としたら判らなくなるだろうと思っていたらカメラを落とし引き返して探す。悪い予感は当たるものだ。沿岸部の山だけど標高400m位を越えると残雪があります。雪で潅木が倒れていて道が分かりずらく牧場の敷地内を通って車道へ出た所で、方向が分からないなりに進み、違っているような気がして引き返すが、標識があって始めの方が良かったので再度引き返し20分位ロスする。牧場手前から荒れた積雪の林道を登るが又カメラを落として探しに戻る。しばらくして塩見峠と標識がある地点から急な山道を登るが途中で腹が痛くなる。今日は仏滅だがやはり・・・。山頂に着くと3時間経過していた。車で来ているので運転手に気をつかってアルコールは摂取しない(あまり多量には)。帰路はやはり標識に沿って三ツ石林道方向へ降りる。途中滑りやすい岩の上を歩いたりするが分かりやすく良い道です。三ツ石林道に着いてようやく持参したネット情報の内容が理解できた。持ってきた情報は降りた地点から登るものだった。最初から間違っていたのであった。





08/01/06 参拝登山/宮島 g693
1月6日、正月休み最後の日にメタボリック症候軍の正規軍3名・予備軍1名・軍無関係者2名で宮島へ行く。連絡船の乗客の8割は登山姿です。こんなに沢山の登山者を見るのは初めてです。広島の登山人口の3割は来ていたな。厳島神社に参拝しなるべく人の少ないコースをということで四宮コースを選択するが登山口でいきなり30人位の団体がいます。考える事は皆同じだ。山頂までに3つの大きな団体など100人位を箱根駅伝並みにぶっこ抜き(まぁ本当は親切に譲っていただいたのだが)。山頂は思ったより人が少ない。船で渡ってきた人達は何処へ行ったのだろうか。お神酒・メタボリ食材を暖めて飲食し、駒ヶ林へ向かい山頂から焼山方面へ向かい大元コースを下る。観光客も正月三が日ほどはいないようです。


桟橋はヤマンチューばっか 紅白でなぜかめでたい 山頂で万歳とりあえずめでたい




08/01/04 新春初登山/大峰山 g693
1月4日、5人で佐伯の大峰山へ登る。一応雪への準備をして川上の登山口から出発。積雪はあるが何人もの方が登っているようで踏み締められて結構歩きやすい。山頂手前で同行の三角点マニアの方が雪の中から三角点石碑を掘り出しガーミンを置いて緯度・経度を確かめる。山頂の休息小屋で食事を摂取した後、せっかくスノーシュー・カンジキを持って来たので着装して下る。


三角点ウォチャー 表示は正確なのか 前屈運動