広島県廿日市市の広島県廿日市市の極楽寺山へようこそ極楽寺山百回登山へようこそ
会員レポート 2012


2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010  2011 2012  2013 

01/07 呉娑々宇山・高尾山 01/09 小室井山 01/21 右田ヶ岳
01/28 大暮毛無山 01/29 大峯山
02/04 大峯山 02/05 大江山・三ツ丸子山・先峠山 02/12 西大峯山
02/19 大峯山   02/26 大野権現山・船倉山    
03/03 折敷畑山・野貝原山   03/11 河平連山   03/15 岩船岳
03/20 阿弥陀山/西峯   03/24 絵下山    
04/07 備前坊山・小掛山・冠山・西冠山 04/14 高山 04/22 那岐山
04/29 船通山        
05/03 寂地山 05/12 窓ヶ山 05/13 大漬山・雲月山
05/19 大台ヶ原・大峰山   05/20 窓ヶ山   05/26 岩国山
05/27 大江高山
06/02 阿佐山・三ツ石山・天狗岩山   06/10 猿政山   06/23 葦嶽山
07/08 吉和冠山  07/16 龍頭山 07/29 三鈷峰
08/05 五輪山 08/12 恐羅漢山 08/22 朝日岳白馬岳
09/01 中野冠山・一兵山家山 09/09  岳山 09/15  木曽駒ヶ岳・宝剣岳
10/06 馬糞ヶ岳 10/13  船倉山 10/27  蒜山三山
11/03 十種ヶ峰   11/04 大峯山   11/18 弥山・駒ヶ林・焼山・前峠山
11/25 緑井権現山・阿武山        
12/01 日浦山    12/12 七国見山    




12/12/14 七国見山 g69341 
 12月12日、広島市佐伯区と東区へ同行の方を迎えに行き、3人で上蒲刈島の七国見山へ行く。
この日は山口県の山の予定だったが、雪の予報だったので、前日にこちらへ変更した。
呉市広から安芸灘大橋を渡り、下蒲刈島から蒲刈大橋を通って上蒲刈島の七国見山登山口のウォーキングセンターに着き駐車し出発する。
横木の階段を少し登ると車道終点の西泊公園へ出る、「平成みちびき観音菩薩」他の石風仏が沢山有り、絶景な眺望な展望な風景だ。眼下に県民の浜が伸び、瀬戸の島々やきれいな海が拡がる。
ここで衣服調整する、私は上着を1枚脱いだだけだが同行者の方はTシャツ1枚になった、暑がりの方だが車もスタッドレスに替えようという時期に皮膚感覚は大丈夫なのか。
ここから段差の大きいコンクリートの階段だが段差解消の為にブロックが置かれていて、少し先で2人の方が、ブロックを設置する作業をされていたがご苦労様です。
このブロックは登る時にはさして良いとは思わなかったが、下山時は相当に楽だった。
西楽寺に着く。2坪位の大きさでアルミの建具の、外見はいささかであるが内部はなかなかありがたそうだ。
半鐘が掛けて有り、同行の方が何回も叩くが、それでは火事のお知らせだよ。
ここから丸太の横木階段だが結構崩れて難易度が高いな。
6合目位までの良展望の尾根道から林になり、無展望の道になる。
桂の滝分岐を経て12時30分に山頂に着く。
山頂には高い展望台が有るが、これが無かったら木々に囲まれているので展望は全く無い所だ。
展望台で昼食を摂り、同じ道を下り3時前に駐車地に着く。
ここから豊島を経て江戸時代の古い街並みが残る、大崎下島の御手洗地区に向かう。
ここらの島々は大町ブランドとかのミカンの大産地で、路傍には無人スタンドが有り、山にはミカン畑が広がり、農協の集荷場には凄い量のミカンが集められている。
御手洗地区の街並みの最後の駐車地から、神社仏閣や重要文化財の古民家を巡る。
古い石組の上に建っている灯台の有る海岸からはしまなみ海道が見える。
駐車地の近くで海鮮料理を食べて、帰路に着く。



 12/12/04 日浦山 g69340
12月1日、3人で海田町の日浦山に登る。
海田町役場付近の某所へ駐車し、大路から少路へ入り、結構急な石段を登り、新四国八十八ヶ所霊場の真言宗の大師寺へ参拝し、Bルートを登る。
お寺の裏の墓地の中を進むがずいぶんと急坂だ。墓地を抜けると、お地蔵さんがずらっと並ぶ広い道で、落葉が心地良い。
山頂近くになると岩場が有り、1時間弱で345.9mの山頂に着く。今年登った山で一番低いな。
標高は低いが、三角点が有り展望は良さそうだが、今日は残念ながら曇りだ。
まだ11時で時間が早いけど山頂以外に食事が摂れる場所は無いようなので、山頂で昼食にする。
食事中に小雨が降り出すが、すぐに止んだ。
昼食後、Cルートを下る。麓に近くなって石積みの、昔は段々畑だったのだろうか、竹林や藪の土地になる。
段々畑の一角にシュロの群生地が現れる、不思議な光景だ。この地で昔は蠅叩きの製造でもしていたのであろうか。
1時過ぎに観音免公園に着く。ここは古墳跡で竪穴式住居が復元され、埴輪も据えてあり、県の天然記念物の大きなクスノキが有る。
公園内の[海田町ふるさと館]に入館し、開催されている[懐かしのくらし展]を見る。
2時15分に出館し駐車地へ向かう。帰路の通りは江戸時代の西国街道で古い建物が結構残っている。
通りには神社・仏閣が沢山有るが、ここらの人が信仰が厚く御利益を願う方が多いからか、それとも厄災が多くて、少数の神様や仏様では期待に応えられなくて、神社やお寺が沢山出来たのか。
しかし、「来世は極楽へ行けますように」と拝んで、効果を立証することはなかなか難しいが、現世の御利益を願って効果が出るのはどの位時間が掛かるのかな。
先週に緑井権現山に一緒に行き、毘沙門天の[呆け封じ地蔵]を拝んだ人(12/11/29の写真参照)も今回同行したが、この方の記憶がいささか怪しかったのであるが、拝んだ効力が出るのはまだ先なのか、それとも真剣度が足りなかったのか、それとも賽・・・。
近々総選挙が行われるが、車での帰路に当地から立候補予定の世襲の方が演説をしていたが、幸福感を感じられるのは、政治か宗教か自力なのか。 
 大師寺 地蔵通り   シュロ密林
古代人とツーショット  古代人とスリーショット   西国街道沿いのうだつが上がった家



12/11/29 緑井権現山〜阿武山 g69339 
 11月25日、緑井権現山・阿武山に行く。
JR山陽本線から可部線に乗り換える、運転手は女性の方だ。
緑井駅で下車し毘沙門天に向かい、途中でこの近くに住まう方と合流し、6人で進み10時30分頃仁王門に着く。
阿形・吽形の仁王さんは、どちらも草鞋を沢山持っているが、足元を見ると裸足のような気がするが、どうなんかな。
仁王門を潜れば本格的な参道と車道が所々で交わったりしながら本堂まで続く。
ここの参道は結構難儀な道だ、その大きな理由は賽銭箱が多すぎる。
七福神やいろいろな名称の地蔵さんの石像が沢山有り、多様な願い事に対応していて、ついつい御利益を期待して散財してしまうのだ。
本堂を経て多宝塔へ着く、ここは素晴らしい展望だ。
木のチップの絨毯を敷き詰めた道を登る。ここは6年振りだが、当時は結構硬めだったと思うけど、現在は適度に崩れてふぁふぁとして足・膝に優しい状態だ。
11時30分に山頂に着き、三角点脇のテーブル・ベンチで昼食を摂る。
ゆっくりと昼食時間を取り、12時30分に阿武山に向け出発する。ここら付近はまだまだ紅葉観賞期間内だ。
鞍部の鳥越峠から登り返し、10分ばかりで東回り・西回りの分岐に着き、東コースを取る。海側に開けた景観がずっと続く。
2時に阿武山山頂に着く。
下山は西廻りコースを下る、植林山の急坂で、落葉で土の部分が隠れ実に滑りやすく一度転倒する。
西廻りコースは景観は全く無く、下り切った所から東回りコースまでの合流点までの平坦路移動が相当に長い。
合流点から鳥越峠に下り、ここからJRの七軒茶屋駅に向かい、住宅地を抜けて駅に着き、帰車に乗る。
 運転手の背後霊  真剣に拝む人  紅葉見事



 12/11/23 弥山〜駒ヶ林〜焼山〜前峠山 g69338
 11月18日、4人で宮島へ。
8時40分に宮島桟橋に着くが、割と早い時間なのに団体等でごった返している。
紅葉を見る為にもみじ谷に向かう。モミジはまぁまの色具合だ。
もみじ谷から博奕尾根に向かう。包ヶ浦分岐で後から来た団体に先に行ってもらう。もの静かな団体だ、前後にガイドらしき人がいたので募集したツァーか、私ども同行の方は3人でも、もの喧しい。
ロープウェーの榧谷駅舎を潜り獅子岩駅に着く、ここにはロープウェイで登って来た人が沢山いて、霊火堂から弥山山頂にいたるまで行列だ。
弥山山頂にも多くの人がいて、早々に駒ヶ林に向かう。新築なった仁王門を潜るが、伝統的な作りなのであろうが、なぜか今風な感じで宗教的感動が無いな、新しいせいなのか塗装がちょっとだからか。
12時に駒ヶ林に着くが多くの人で賑わっていて、ここで昼食を摂る予定だったが、空いたスペースは斜度が30度以上の岩場しか無い。
ここも速やかに立ち去り、焼山に向かう。山頂には先行者が1人本土側を向いて食事を摂られていて、私達は四国方面を望む岩の上で昼食を摂る。
食後、岩船岳ルートに下り、前峠乗越から前峠山に向かう。すごい羊歯藪で足元は見えない、この藪は大元公園手前まで延々と続く。
帰路に商店街を通るが、すごい人だ。アーケードなので酸欠になりそうだ。
こんなに沢山の人が来ているのに、市の財政に寄与していないのか、観光の予算は結構つぎ込んでいるのに、税金は下がらないぞ。
桟橋は船に乗る人が屋外まで行列だ。広電電車も満員だ。
改めて認識したけど、宮島の紅葉は沿岸部のモミジしか無く、山にはほぼ100%紅葉は無い。
弥山多数人 駒ヶ林多多数人 商店街多多多数人



12/11/07 大峰山 g69337 
 11月4日、大峰山へ登る。
9時30分に駐車場に着くと、3台車が駐車していて、1組4人の方が登山支度をしている。
今日は全くの手ぶらだ、水も持ってこなかった。
9時40分に駐車地を出発する、10分ばかり別荘団地の舗装路を歩くが、いつもながらこの間は無駄で余分という感覚が有るな。
植林を過ぎ、広葉樹林になるが紅葉の具合はパッとしない。
山頂手前の三角点から峯太郎ブナを見に行き、引き返して東屋方面に向かい、山頂直下の梯子から登る。
しかしこの梯子は非常に登り難い、塩ビの丸パイプで作った梯子が岩にべたっとくっ付いているので、爪先しか掛けられづ、しかも滑りやすい。補助にロープも掛かっているが、むしろこちらを頼った方が良いかもしれない。
下山途中に何人もの登って来る方に出会い、12時に駐車場に帰着する。
駐車場には14〜15台の車が有り、中に奈良のナンバーの車が有ったが、日本百名山の奈良の大峰山繋がりで来たのか。




12/11/07 十種ヶ峰 g69336 
 11月3日、5人で山口県阿東町の十種ヶ峰に登る。
この山は前世期の1994年の7月にバスツァーで来た。うろ覚えであるが、福谷池からのルートで登り、道に迷った上に、ガイドの方が暑さで参ってしまった。下山は青少年野外活動センターに降りた。
今回は神角(KOUDUNO)から登る予定で、7時に自宅を出発し、中国道の鹿野ICで降り、登山口へ向かう。
神角の集落に入り、登山口の手前に案内板が有り、ヤマシャクヤク鑑賞ルートと言うのが記されていた。
このルートはガイドブックには記されていなく、ヤマシャクヤクの群生地が今迄秘されていたが、今年になり公開されてルートが出来たようだ。
公安委員会の一方通行の標識は無いが、案内板にはこちらのルートは上り専用とある。
[立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花]という人は、なかなか見ないが、[立てばドラム缶座ればダルマさん歩く姿は子豚さん]という実に華の無い方は多く、同行者にも・・・。
案内板にある公民館に駐車し9時50分出発。
5分で神角八幡宮、境内の銀杏の木の根元にブルーシートが敷いてあり、銀杏が落ちている。
神社裏手に大きな落葉したシダレザクラが有り、すぐに生木地蔵で側の鉄の柵を開けて30分ばかり植林の中の林道を進み、山道を少し進んで岩だらけの沢を登る、雨時には川になりそうだ。沢から砂礫の道に進み、ヤマシャクヤクの群生地になり保護ロープが張ってあるが、当然花の時期はでないので花も茎も無い。
稜線に着き、福谷池からのルートと合流し、山頂へ向かい、12時に着く。
昼食時にJR山口線のSLの汽笛が聞こえる。
下山はチマキザサの繁る尾根道を下り、熊野神社からの合流地点の鳥居を潜り、平坦な実に良い感じの草原を進み、ジグザグの植林内を通って神福登山口へ着く。
帰路にリンゴが特産の阿東町徳佐のリンゴ園にへ立ち寄り、購入する。
帰宅後、ストックが無いのに気付く、駐車地へ忘れたようだ。
長年、私に付き添ってくれ、転倒予防、蜘蛛の巣払い、蛇避けと活躍してくれた。
私は深い喪失感の中に居る。
 神角神社銀杏  生木(いきき)地蔵  ヤマシャク群生地
 一通標識 ONE WAY  山頂の非シャクヤク連  徳佐リンゴ園



 12/11/01 蒜山 g69335
 10月27日、5人車2台で蒜山へ。
上中下蒜山三山に2000・2001年に一つずつは登ったが、今回は縦走だ。
上から下、下から上へとルートが有るが、やはり向上心を持って、下から上に向かうべきであろう。
4時に自宅を出発する、道中は中国道がすごい霧で視界が悪いうえに、早朝出発で睡眠不足で眠い。
7時15分に上蒜山登山口に着き、車一台を置いて、下蒜山登山口の犬挟峠に向かい、7時45分に登山開始する。
11年前に登った道だが全く覚えていない。下界は霧の海だ。
9時20分に下蒜山頂上に着く。
休息後中蒜山に向かう。大山・烏ヶ山が見える。蒜山の穏やかな風景とは全く異なり荒々しい。
途中で中国地方の高校のインターハイの山岳競技の団体とすれ違う。120人から300人までの諸説が有ったが、とにかく相当な数の人が降りて来て、かなりの時間途中待機するが、私の明るい年金生活設計の為には、将来の年金制度を支えてくれる若者を大事にしなければね。しかし何とも長蛇の列だな。
11時40分に中蒜山山頂に着く。塩釜冷泉からの登山者も多く、山頂は老若男女で賑わっている。
カラフルなウェアーのひとも多い、山ガールや、後姿はガール風な人・・。
昼食後、上蒜山に向かい、1時30分に山頂へ向かう道と登山口へ下る分岐点に着く、ここは標高1,202mだが、三角点の有る1199,7mの山頂はここから10分ばかり北方へ向かった所だ。山頂へ向かうが、この道は稜線上なので迷うことは無いが、背丈以上の笹藪で足元も見えない。ここまでずっと整備された道を来たので違和感が有る、山頂は三角点の石が有るだけで、標識も展望も無い。
蒜山は風景的には穏やかに見えるが、登山道の殆どは黒い粘土質や、角が尖ってなくて丸くて滑りやすい岩の道の部分が多い、随所に鎖が設置してあるが、太くて重いので鎖に頼る方が体力を消耗しそうだよ。
紅葉は最終段階でアップで見ると、さしてよろしくは無いが遠景は見事だ。道中にはリンドウが沢山咲いているが他の花はほとんど無い。
下山後、牧場地を駐車場まで歩く、11年前には赤牛を多く見たが、今回は全くいない。
犬挟峠に駐車した車を回収し、当地の名物のB-1グランプリのチャンピオンになった、ひるぜん焼きそばを食べて、帰路に着く。



12/10/14 船倉山 g69334 
 10月13日、4人/車2台で船倉山へ。
車1台を王舎城の駐車場に置かせていただき、他の1台で高見林道を進み、藪っているので地蔵堂付近に駐車して、高見川沿いを歩く。鉱山跡を見物しながら、ザレ道を登る。
蜘蛛の巣がすごい。何度もピークを越え、12時40分に山頂に着き昼食を摂る。
帰路は王舎城へ下る、ずっと藪道だ。羊歯やサルトリイバラがよく繁っていて、足元が良く見えない。
蛇がいて思わず飛び上がったが、よく見れば木の根だ、さらによく見ればやっぱり蛇で、速やかに藪へ移動していった。
駐車場へ着き、高見林道へ置いた車を回収して帰る。
帰宅後、自動車の後部座席ドア、ハッチドアの隙間に蟻が何十匹もいた、林道で藪地の上に駐車したので乗り込んできたようだ。



 12/10/14 馬糞ヶ岳g69333
 10月6日、4人で山口県鹿野の馬糞ヶ岳へ。なかなかインパクトが有り過ぎの山名だね。
2000年以来3度目だ。
8時に出発し県道30号線、国道186号線を北上し中道、らかん高原を経て錦町へ。錦町の道の駅の[ピュアライン にしき]で野菜を購入し、のんびりとおやつタイム。
国道434号線から県道9号線に入る、須金では梨・ブドウ栽培農園が多数有り、直売所の一つで梨を買う。
県道9号線から登山口の秘密尾集落へ向かう。10数件の住宅が有るが全て無住の様だが(一軒住居かも)、家の側には野菜畑が有る。
登山口に着き準備をしていると、安佐北区から来られた6人のグループが下山してきた。
11時30分出発、ずいぶんとゆっくり来たものだ。
植林帯のよく整備された道を登る、展望は一切無くお休みポイントも無いので休憩なく進む、長野山分岐を過ぎた所で長野山から縦走してきた4人組と出会う。馬糞は無いけど狸糞は有った。
1時に山頂に着く、曇っているのであまり眺望は無い。
昼食後下山。3時前に駐車地に着き、帰路に氷見神社に参拝する。参道が苔むし、巨木が有っていい雰囲気だ。ここの杜は山口県の天然記念物に指定されている。境内には梵鐘が設置されているが、ちょっと珍しい光景だ。
神社は前面がアルミサッシでいささかだが、無住の集落の地での維持を考えると、いたしかたない事なのだろう。
秘密尾では6,7,8人位の人を見た、来る時には2人位しか見なかったので、麓から農作業をしに来られたのか。
帰路は錦町から錦川沿いの国道187号線を下り、美川町からそれて美和町の弥栄ダムを通り栗谷から佐伯に出て帰宅する。
登山口への道中の往きは3時間30分/90km、帰りは3時間30分/100kmで、登山の往復時間は2時間40分/5km程度か。
登山時間は短いのに登山口までの道中の方が長いが、車の少ない山間部の道をのんびりと行くのは、ひたすら高速道を行くよりは、良いものだ。



 12/09/10 岳山 g69332
 朝夕は少しは涼しくなったが、日中はまだまだ暑い、涼を求めて中国山地など行きたいと思うが、天候がはなはだ不順で雷雨が多い今日この頃。
9月9日、近場で天気が悪くなれば速やかに下山できる、阿佐北区沼田の岳山へ4人で登る。
広島自動車道へ架かる陸橋の城下橋の付近に駐車する。ここに岳山境原ルートの登山口が有り、案内板が設置してあり、登山の心得等も記してあって、ハチ・マムシ対策、火の始末、事故発生時の対処の仕方、環境に関する事等のきわめて当然の事が[久地南岳山の会][久地南連合自治会]名で書かれている。
これらから想像できるように、この後は過剰すぎる位に整備された歩きやすい登山道だった。
樹木には手書きの名前プレートが掛けられている。
ここらは[幸(サイ)ノ神]という地名の集落らしい。神と言うと「それは真によろしい」という感覚になるが、神様にも貧乏神とか疫病神とかいるのだ、幸ノ神というのは最高によろしい。
出発から10分位で[久地の千年杉]が現れる、杉もすごいが、金属製の階段もすごい。
出発から1時間で展望所に着く、樹木が伐られていて展望が良く、広島南アルプスがず〜っと見える。
展望所から5分で山頂に着く、ここもきれいに整備されている。
展望所まで引き返し、常道コースを下る。
のんびりと登下山しても2時間30分、道はきれいで標識も多く迷う事も無い。



12/09/02 中野冠山〜一兵山家山 g69331 
 9月1日、3人で芸北の中野冠山・一兵山家山へ。
中国道の戸河内ICを降りた所で、野菜・弁当を購入し、中野冠山の登山口近くのサイオト集会所に駐車し、9時30分に出発。
ここは3度目だが、先に中野冠山から登るのは初だ。
10時20分頃に中野冠山の山頂に着く、ほぼ360度の展望。
尾根の縦走路を一兵山家山へ向かい、12時頃ノベリ山三角点地で昼食を摂る。
ここまでに蛇を2〜3匹見たので、シートを敷く場所の周りの草薮や笹藪をストックで突きまくる。
食後いくつかピークを越えて一兵山家山に着く。
縦走路はずっと稜線だったが広葉樹が有るので、ほとんどが陰地で熱射は無いが、その分展望も無い。
2時40分頃北尾峠に着き、駐車地のサイオト集会所まで舗装路を下る。
今回の中野冠山から一兵山家山までの縦走は、この4年間で一番地味な山行だった。それ以前の4年間で一番地味な山行は、一兵山家山から中野冠山への縦走だ。
ここの才乙集落の家の殆どは雨樋が無いが、積雪との関連が有るのだろうか。又、塀と人工的な庭も無いが、人家が密集してなくて自然に囲まれていれば、植栽した庭園も閉塞感の有る塀も生垣も不必要か。
サイオト集会所から『どぶろく』の幕が有る民家が見え、同行者が朝着いた時から気にしていたので、立ち寄ってみる。
そこはまさしく醸造所で有った、特区制度で製造したどぶろくを販売されていて、全員購入する。
我が家の地区も無税得区にならないものか、購買力が増して地域の活性化になる・・・か。
静かな地区だ、すぐ隣は島根県だ。
今回一番よく見た生物は休耕田で草を食む黒牛で20頭位、次に蛇で5匹位、人間は3人位、犬(Name is Horry)が1匹。
 吾亦請う/現金&幸せ 牛口 > 人口  谷本醸造所



12/08/31 蓮華温泉〜朝日岳〜白馬岳 kyc 
 某ACZ社企画の白馬岳登山ツァーに参加する。
8月21日、5時30分にACZ社に集合しガイド兼運転手の方と6人で出発し、福山でもう1人合流する。
ガイドの方以外は全て女性。
高速道を乗り継ぎ北陸自動車道の糸井川ICで降り、16時30分に蓮華温泉へ着く。
お風呂に入り、夕食後、秘湯が宿の上100mくらいのところにあるので、再度露天風呂に入る。朝日岳の向こうに夕日が沈む。19時30分に就寝。

8月22日、3時30分起床。星が明るい。天気はよさそう。暗い食堂で4時30分に朝食を摂り5時出発する
兵馬の平を経て瀬戸川出会いまで下る。途中で2人がハチに刺される。怖っ!
白高地沢の橋を渡った地点で大休憩する、ここが最低地らしい。
植樹帯の中を登り、今日のほぼ真ん中地点、花園三角点のデッキで、味噌汁を作ってもらう、美味っ!
液体が嬉しいと思える。沸き水もおいしい。
五輪尾根を経て、15時朝日岳山頂着。
下り始めたら、赤い三角屋根の朝日小屋が見え、16時過ぎ小屋に着く。
この小屋は、食事がすばらしく美味しい。鶏のあんかけ・カジキマグロの昆布ジメ・茶蕎麦にとろろ・肉じゃが・鱒寿司・茶きんつばに缶ビール。
こじんまりとした山小屋に、女主人の気配りが嬉しい。食事をしていたら雷とすごい雨が降り出した。遅れていたら大変なことになっていただろう。洗面所・トイレもきれい。20時就寝。

8月23日、4時起床。夕べの大雨から一転、きょうも晴れている。
美味しい朝食。メヒジキに茗荷の味噌汁がおいしい。ガイドさんが、今日は天気が安定しない大変な日になるかもしれないと言う。
5時30分出発。名前は水平道だけど、ちっとも水平でない、岩道だったり木道だったりのアップダウンの多い道を行く。獣臭・熊の臭いもする、大きなンチもあった。
小桜ヶ原経由・燕岩を巻いて、雪倉岳までの上りが、お花畑がすばらしい。あらゆる高山植物が咲き乱れている。
11時、雪倉岳頂上着。12時前に避難小屋に着き、昼食を摂るが、白馬の頂上に絶えず黒い雲があり天気が怪しいので、さっさと済ませる。
鉢ヶ岳を巻いて、13時過ぎに蓮華温泉分岐。白馬岳の頂上の雲も、三国境くらいから晴れてくる。
15時45分、白馬岳山頂着。16時過ぎ白馬山荘へ。
廊下に赤じゅうたんの特別室を用意され、トイレ・洗面所も清潔。
山頂のレストランで夕食前のワイン・生ビールなど。
17時45分に夕食。食後、夕焼けを見に屋外へ出る、寒いくらいだ。西側の白馬旭岳が赤く染まって美しい。剣岳・立山・日本海も見える。その夜、また雷と雨。夜に降るパターンだから、ありがたい。これが移動中だと想像しただけで、身が縮む。20時就寝。

8月24日、4時起床。晴れている。5時朝食。午後から雨の予報。
5時半出発。白馬頂上の展望をしばらく楽しむ。この展望のために自分の足でここまで上がってきたのだ。360度の大パノラマ。珍しいくらいのすばらしい展望。北に日本海・昨日歩いてきた雪倉岳・朝日小屋・西に剣・立山・槍ヶ岳・穂高・そして南アルプス・富士山・八ヶ岳・東は登ったことがない山々。三国境から小蓮華山方面へ、9時大池が見え始め、雷鳥坂を下り10時前に白馬大池へ、
雨を心配しながら蓮華温泉まで急いで下る。13時温泉に着き早速入浴。昼食は他のところで食すため、入浴後は一路広島へ。25日1時頃広島着。
 



 12/08/12 恐羅漢山 g69330
 8月12日、4人で芸北の恐羅漢山に登る。
中国道の戸河内ICで降り、いつものパターンの太田川産直市で野菜を購入し、おふくろ屋で弁当とコロッケを買う。
内黒峠越えで二軒小屋へ下り牛小屋高原に駐車する。
数台の車と大竹の山の会のマイクロバスが駐車している。
牛小屋高原のセンターハウスにトウモロコシが置いて有り、採りたてで生でも食べられると言われたので試食する、甘くて美味しい。
購入して預かって頂き、10時前に登山開始。
立山コースを登る、ゲレンデを通るので影が無く暑い。
フジバカマにアサギマダラが止まっている。
11時に恐羅漢山頂に着く、20人位の団体が食事を摂っている。
休息後に台所原に下る。
途中でヤッケの上下に雨靴で、びしょびしょに濡れた方と出会う、年に何度もここらを徘徊されているそうで、私達が真に善良な人間だという事を、よく観察された後にキレンゲショウマやショウキランの群生地を教えていただき、写真を見せて頂く。
台所原に着きキレンゲショウマ群生地の谷に向かう。
この地はキレンゲショウマ群生地保護の為、建前上は秘密の場所という事になっているが、知らぬ人ぞ無い公然たる秘密の場所だ。
団体の方々が降りてきたのを機に登り、中の甲林道終点の台所原平で昼食の途中で雨が降り出し、片付ける途中で結構濡れてしまった。
管理道を帰路に着く、晴れていればアサギマダラが乱舞しているのに、今回は数匹見た位だ。
途中で雨が止んだので、昼食の続きを立食する。
早手のキビレ・夏焼けのキビレを経て3時30分に台所原の駐車地に帰り着く。
今回は珍しく蝮を見なかったが、虫は多かった。私は3回アブに齧られ、同行者もブトにやられたようで、ボコボコフェースに。



12/08/06 五輪山 g69329 

暑い! 連日30度オーバーの天気が続くが、日本の気候は猛暑と極寒の二季になった。もう、こうなればすっきりと一季で良いのではないだうろか。常夏や常冬は嫌だが常春で良いのではないでせうか。
困るのはエアコンメーカー・衣料品生産者やウインタースポーツをする人、俳句をひねる人、そして原発関係者位で国民の90%は良いと思うのでは。
暑いと食欲が無くなり、ご飯の摂取量が減り、ビール・枝豆コンビの量が多くなるが、まぁビールと言っても発泡性リキュールのことで、枝豆は冷凍物で、たまには地物の枝豆が食べたいものだ。
ということで、8月5日に戸河内の農協の太田川産直市へ野菜の買い出しに行く。
野菜購入後、おふくろ弁当屋で弁当を購入する。
現在ロンドン五輪でアスリート達が熱い熱戦や激しい激闘を繰り広げているが、私も暑い気持ちを持って彼ら彼女らに連帯の為に、加計町の五輪山へ登る。
加計の商店街から奥に向かい、登山口近くの駐車場へ車を停める。丁度、地域の方々が道の整備から帰って来られ、途中まで草刈等をされたそうだ。
10時前に出発。斜度が少なく風景の変化が無い植林山の道を進む、道中に標識が沢山有り、ずっと木陰で陽の直射は無く湿気も少ないが暑い、あまりに同じ風景が続くので、いささか飽きるな。
寺屋敷の標識から、やっと上方に向かい12時山頂に着く。
山頂の手前に五輪山の由来を書いた看板が有るが、ゴリンピックと何の関わりも無いようだ。
山頂で昭ちゃんコロッケをつまみに苦味炭酸水を飲み、弁当を食べながら日本茶茶茶を飲む。
昼食後同じ道を下る。誰にも出会うことは無いと思っていたが、一人出会ったがオリンピックに関心が有る人なのか。
下山後、加計の商店街で鯛焼きを買い、豊平のどんぐり村へ蕎麦を食べに行く。
夜食時、枝豆を食べ発泡性リキュールを飲みながら女子マラソンを見る、日本選手はパッとしなかったが、どこの国の人であれ頑張る人に暑いエールを、チャ、チャ、チャ。

 
 
 
 標識は多いが風景はずっと同じ植林山



12/07/30 三鈷峰 g69328 
 7月29日、4人で三鈷峰に登る。
当日の早朝に出るのも忙しいので、前夜出発することに。
出発の前夜は猛暑で、私の寝室には床に置くタイプの5枚羽根のエアコン(一般的には扇風機と呼ばれるらしい)が有るが、室温33度の部屋で起動しても、単なる熱風を吹き付けられるだけなので睡眠障害になる。
出発当日の昼食時に、昼寝する為にアルコール度数の高い飲料を飲むが、量が控えめ過ぎたのか寝つけなかった。
8時出発する、山陽道から中国道へ、庄原付近から大雨の為50km規制で新見付近から時々雨が降る。
登山口に近いからと11時30分米子道の大山PAに仮眠する為に立ち寄り、悲惨な事に気付く、ここのスマートインターチェンジは22-6時までは閉まっているのだ、6時にならないと出られないのだ。
幸い、終点の米子ICまでは近かったので、米子道を降り、直ぐに乗り返して溝口ICで降りて大山橋の駐車場まで行く。
時間も金も無駄にした、なんともだなぁ〜。今回の同行者は間抜けばっかりだ(まぁ自分もではあるんだけど)。
熟睡する為にビールを飲み0時30分に就寝する。窓をちょっと開けている程度で暑くは無い、この気候を家に持って帰りたいものだ。
4時30分に起きて朝食後5時30分に登山開始する。同じ時間帯に出発する人も結構いるが、殆どが大山に向かうようだ。
大神山神社から下宝珠越、中宝珠越、上宝珠越と進む、出発時間が早いからか、蒸し暑さは無いし人は少ない。
登山路は昨年よりは崩落個所が増えて結構荒れている。
9時前に三鈷峰・ユートピアの分岐に着く、満開の花畑が広がる。
いつもは三鈷峰に先に行くが、今回は後続者も多いようなのでユートピアへ向かい、尾根上の唯一の陰地である小屋の軒下で昼食(?まだ9時だけど)を摂る。
食事中に続々と人がやって来る。
食後、花畑を見ながら象ヶ鼻の先に行く、クガイソウにアサギマダラがとまっていて、シシウドには蠅がたかっているが、この落差は激しいね。
槍ヶ峰のキリン峠側に2度ヘリコプターが来る、下山後にパトカーや消防レスキュー車を見たが、なにか事故が有ったのだろうか。
三鈷峰へ向かう頃からガスが出てきて風景が様々に変わる。
三鈷峰は2000年の地震後の03年に行き、崩落個所の岩が不安定で、かなり怖かったが段々と安定してきて今回は全く問題は無かった。
11時に下山に掛かる。途中で象ヶ鼻付近からの砂すべりの終点の石の上に寝転んで休息している方がいたが、なんとも大胆と言うか、命知らずというか・・・。
下山時に次々と人が登ってきて、離合箇所が少ないので、大きい団体とすれ違う時には10分余も待機しなくてはならない。
上宝珠越の砂すべりへ降りる箇所が崩落して危険で、砂の状態も悪いらしく、靴底の消耗の激しさ・パンツの裾の汚れを危惧する同行者もいるので、同じコースを下る。
人が続々と登って来るので、12時頃までは待機時間の方が長いくらいだ。
これほど人が来ると狭い尾根上に行くには整理券が必要なのでは。花も1年分見たが人も1年分見た。
下るに従いどんどんと蒸し暑くなり、手動式扇風機がフル稼働。
14時30分に駐車場に帰着し、ビール(ノンアルコール)で乾杯。
ピストンは初めてだが、いかに砂すべりを下る方が時間短縮や体力の消耗が少ないかが、よく実感できた。
安定三鈷峰道 事故ではありません  幻想霧ブナ林



 12/07/20 龍頭山 g69327
 7月16日、3人で豊平の龍頭山へ行く。
天気予想は曇り後晴れだ。
高速道を通行中に大雨になる。参ったね。とりあえず登山口まで行って考えることにする。
登山口が分からなくて探すうちに小雨になる。
9時15分、合羽を着て出発する。
駒ヶ滝を見物する。ここまで舗装路で六丁から一丁まで石の地蔵さんが有る。
普通は1から始まるが、ここは逆だ、まぁ何か意味が有るのであろう。
すごく蒸し暑く滝で合羽を脱ぎ傘にする。
龍頭山頂までの前龍頭・中龍頭に東屋が有り展望が良いのであろうが、ガスっていて何も見えない。  
随所にコンクリ舗装部分があるが、濡れて滑り易くて歩き難い。
11時に山頂に着く、晴れていれば360度の展望だが、残念ながら全く見えない。
金属板に各方位の山名・地名が彫ってあるが、文字が小さく濡れていてよく見えない、まぁ見えても眺望が無いので意味は無いのだけどね。
下山に掛かり、20分位で晴れ間がのぞく。柵の有る岩場の展望所から眼下のどんぐり村や瀬戸内海まで見える。田圃の緑色が鮮やかだ。2人、1人、6人とすれ違う。
上で雨の日はマムシは見ない、と話したが下山時に道の斜面を登るのを見た。
コンクリ舗装部分はずるずるで滑って怖いくらいだ。何の理由で舗装箇所が多いのか意味が分からん。
下山後、登山口近くの大きな看板が有り納得。お上の得意の税金を無駄に使って人の嫌がる事をするというパターンだったのだな
蕎麦を食べる為どんぐり村に移動しする。
どんぐり庵は客が多く30分待ちだ。相当以前に来た時は、テーブルが2〜3席とカウンターだけだったと思うがが、今ではテーブルが10席以上は有り、スタッフも多くなっているようだ。
私は以前に友人と、ここのそば道場に入門し、厳しい修行を積んだ(まぁ一度だけなんだけど)
家で何度か蕎麦を打ち、厳しい修行の結果は5cm以下の立派な不揃いの麺となった。
友人はその後、専用の包丁や鉢を購入したが、良い道具を使用すれば良い物が作れる訳では無い、という事を証明した。
先日うどんを打った、これは蕎麦打ちほどハードルが高くないし材料も安価だ。
先ず、頭に手拭いを巻き、作務衣を着て職人の気分になる、と言いたい所だが、どちらも持っていない。
当日の温度・湿度で加える水の量・温度や、寝かせる時間を調整する、と言いたい所だが、技術を持っていない。
マニュアルを見ながら進める、金属ボウルで小麦粉を混ぜ合わせ、こたつ板の上でこねてホームセンターで購入の丸棒で伸ばし、万能包丁で切る。
手作り感溢れ過ぎる形状の麺が出来た、やはり道具のせいだな。
生醤油で食べる、食感はなかなか腰が強よ過ぎ、顎が鍛えられる。



 12/07/09 吉和冠山 g69326
 7月8日、4人で吉和冠山へ。
先週はよく雨が降った、月曜日以外は降らない日は無かった、金曜日の夕方などは大嵐で大雷だった。
雷のエネルギーというのは相当な物であろう。福島原発事故以来、電力不足が大きな声で語られ、機に敏い会社などは発電事業で儲けを企んでいるが、雷の巨大なエネルギーを発電に利用できない物であろうか。避雷針というものが有るのだから、呼雷針というべき物を作り、蓄電装置の良い物を開発すれば、危ない原発に頼らなくてもハイブリッド電源で低コストに電力が調達できるのでは、しかしこれでは政管財界の経済振興にならないか。
今回、当初は中国山地の他の山の予定だったが、雨が続くので近隣の里山の予定に変わり、前日が午後から良い天気になったので、水量が多い瀬戸の滝を見て十方山という予定が、家を出発後に急遽冠山になった。
当初からかなりの変遷を経たが、これには深くもない理由が有る、まぁ要するにええ加減なのである。
吉和の産直市で野菜を購入後、潮原温泉近くの中国道陸橋の下に駐車し9時に出発。
最後の渡渉箇所で休息後広葉樹林帯を進み、クルソン岩分岐から直登でクルソン岩に向かう。
同行の1人がクルソン岩の隣のロープが有る岩(ローソク岩というのか)に軽やかに登り、「ギャ〜#%△$\@マムシ〜X2▲&■?●#\〜」と叫んで速やかに落下してきた。
マムシが2匹いて1匹はとぐろを巻きもう1匹は眼付して動き出したとのことだ。
私も近くまで行き1匹は確認できたがもう1匹は見えなかったので、びびって上がるのは止めた、せっかくの展望が良い岩なのに残念だ。他の2人は50m以内にも近づかない。
笹原の良く刈られた道を下り一般道に合流する。
山頂に着き展望の良い西方に向かうが、ここで昨年北アルプスに行った時にツァーで一緒だった人に出会う、丁度帰られる所だったので絶妙のタイミングだった。
昼食後に時間が早いので太田川源流の碑を見に寂地山・松の木峠方面へ下りかける所で、5月に窓ヶ山で出会い一緒に下ったご夫婦と出会う。これもすぐに降りていたら出会わない所だった。
ここでとっくに終わったと思っていたオオヤマレンゲが咲いていると言われた。数は少ないが咲いていた。
見物中に後から来られた人が、防虫の為に家の窓等に吊るすデカい防虫剤を付けてられていたが、これは初めて見る光景だ。
オオヤマレンゲ見物後に小川林道方面へ向かう。道路なのか水路なのか分からない位の道を進む、朽ちかけた人工的な棒が建っているが、これが源流の碑であろう、6年前に見た時には字が読み取れたような気がするが。
再度、冠山に引き返し4時40分に駐車地に帰り着く。
人間を長くやっていると思いがけない出会いが多々有るが、今回は結構有ったな。
 蝮岩へ向かう  完全防虫防備  泥泥道路
 幼齢  妙齢  熟麗
 空蝉  幼蝉  若蝉



12/06/25 葦嶽山 g69325 
 6月23日、昔かしまし娘、現在やかましおばさん3人と、庄原の葦嶽山に登る。
先週に計画してたが天候の都合で流れ、再度24日に順延したが天気予報が悪いので急遽この日になった。
この山に拘ったのは、6月10日に猿政山に登って帰路に、三次の奥田元宋美術館で催されている、[柳宗悦展]を見る予定だったが時間が無くて見れなかった、前売券を購入していて、無駄にしたくなかったので会期中に、ということで短時間で登れるこの山になった。
中国道の庄原ICで降り、野谷登山口に駐車し9時に出発、[→1.6km]の標識が有る。
沢沿いの植林林を進み途中からから広葉樹林に変わる。
途中に[→1.0km]と[→0.5km]の標識が有るが、ここを2分間で進んだが、標識の位置に間違いがなければ、驚異的なスピードだ、時速にすると15km/hだ、ここはピラミッド伝説の地だ、時空を超える何かが有るのかも知れない。
葦嶽山と鬼叫山の鞍部に着き、先に鬼叫山へ向かう。
鬼が叫ぶ山である、葦嶽の嶽は地獄の獄の字に似ている、なにやらおどろおどろしいのだ。
すぐに獅子岩とかの名が付けられた巨岩群ある。石柱が一本立っているが、大正時代には数本立っていたが、神武天皇の墓で石柱の下に宝物が埋蔵されていると言われて、倒して掘ったそうだ。
倒れた石柱が積み重なっていて空間が有るが、大正時代の人が取り残したお宝が残っていないかと探したが見つからなかった。
引き返して葦嶽山頂に向かう、頂上はピラミッドの頂点という事だろうが、見事にそういう感じがしないな。
早々に下山するが誰にも出会わなかった。
今エジプトは政変で混乱しているので、混乱に乗じて世界最古のピラミッドという事で、世界中から観光客を呼び込めないものであろうか。相当な経済効果が・・・?
下山後高速に乗り、七塚原PAで昼食を摂り奥田元宋美術館へ向かう。
奥田元宋の絵画・小百女の人形を鑑賞した後、柳宗悦展を見る。
見学後近くの三次ワイナリーへ行く、車の運転が有るから試飲ができないので説明文だけでワインを購入する。
三次で買ったワインより、近くのスーパーで購入する三分の一の価格の物の方が、おいしい気がするのは私の舌がジャンク食品に毒されているせいか。
 スフィンクス  岩の下に宝物有りマス  奥田元宗 小百女美術館



12/06/12 猿政山 g69324 
 6月10日、5人で猿政山に行く。
島根県仁多町から登るが、同行者の内2人が以前に広島県側から登り難儀だったと言い、ガイドブックにも、他の方の登山記にも迷ったとか滑ったとか熊に齧られたとか結構恐ろしい事が書いてあるので、某国の政府・機関や電力会社のように想定外を原発連発しない様、私としては珍しく事前にルートとかの情報を世界中から収集する。
中国道を庄原ICで降りる、ここで想定外、いつも庄原ICで降りた時には[食彩館しょうばらゆめさくら]で産直野菜を購入する、その為クーラーボックスを積んできた、しかも今回は2ヶも。しかし[ゆめさくら]は通らないルートだったよ。
まぁ、比婆山・西条町へ向かう芸備線沿の道には野菜市とか道の駅が有るので、高野町・仁多町へ向かう国道432号線沿にも有ると思ったが、全く無かった、何のためにクーラー持って来たのやらハァ〜。
9時過ぎに登山口の入口の可部屋集成館に着き、内尾谷林道を進む。道側からの草薮がすごくて車のボデーを擦っていくが、灌木ではないので大丈夫。10分位で無住の集落へ出て、ここに登山者用の駐車場が有る。
ここから少し先からは道の段差が多く、轍も深い所が有るので、普通車は無理だが私の車のように最低地上高が少々高く、且つ、下取りに出しても値がつかない、もしくは処分代を請求されるという様な車でないと、駐車場から先は歩いたほうが宜しいと思うよ。
林道の鎖止め手前に駐車して出発する。
先が長い林道を進む。霧が掛かっていて遠方の景色は見えない。
1時間位でやっと林道終点の登山口に着く。他の人はスパッツを付けていたが、私はしていなかったのでパンツの裾がびっしょり。
登山口からいきなりガレ場だが、これはすぐに終わったが急登だ、車も四駆、人も四駆でないとこの山は無理だ。
10分で山頂からの尾根に着く。ここから地面が見えない濡れた笹藪で、私が先頭で、もう下半身はびしょびしょだよ。
すぐに広島県側からの道が合流してくるが、言われなければ笹に埋もれて分からないだろうな。
サンカヨウの群生が有る、しかし花はとっくに終わっているので、単に葉っぱの大きな草だなぁと思う程度。
ブナ林を抜けると、急傾斜の連続だ、木やロープに掴まって登る。
段差の大きい倒木や岩があり、立ち止まると虫がガンガンなついて来る。
急登が終わる、道沿いにピンク色のタニウツギが結構咲いているが、ここにすごい数のミツバチがいる。刺激して刺されぬようにタニウツギに触れないように気を使うが、まぁ蜂が近づいて来なかったので、誰も華が無いのだろう。
12時20分に山頂に着く、山頂碑に湯川小学校の校歌が刻まれているが、ここの山頂は島根県だと思うが、広島県の校歌で大丈夫なのか、争いに為らなかったのか。
蚊取線香4本に点火し昼食を摂る。
食後、オオヤマレンゲを見に行くが固い蕾だ。
下山して2時30分に林道の登山口に着く。ここから登る途中に目を付けていたウド・フキを取りながら3時30分に駐車地にたどり着く。
打尾谷の集落にテレビドラマの「99年の愛」という戦前にアメリカに移民して苦労したという登場人物の[長吉]の生誕の家が有るが、これは実話なのかフィクションなのか。
かなり傷んだ藁屋根の家だが、いつまで生活されていたのであろうか、エアコン・ボイラー・ケーブルテレビの端末機器があるので、相当に昔ではないだろう。
帰路に可部集成館前に有る蕎麦屋で蕎麦を食する予定だったが終了していたが、まぁこれは想定内。
一番の想定外は想定していたよりは楽だった事だ。道迷いも無く、靴も過去に4時間使用しただけのグリップ抜群で、さして滑ることも無かったからね。
この所、どこの山に行っても、人に出会うことが無いが、今回も貸切だった。ガイドブックに掲載されているような山でも、蝶よ花よとに拘らなければ休日の日でもこんなものなのか。
この山は難路も多く、離合箇所が少なく、山頂も狭いので、団体で行くとか団体とすれ違うと、えらく時間がかかる事になるだろう。
帰宅後、虫に額を刺された同行者は、普通でもお岩さん顔度がさらに増加し、私は刺された左耳が福耳になったが、なにか良い事がある前兆かな。
 長吉生誕家  草葉の陰人  全員お辞儀



 12/06/04 阿佐山〜三ツ石山〜天狗石山 g69323
6月2日、4人で島根県境の阿佐山〜三ツ石山〜天狗岩山へ行く。
習慣・条件反射は動物でも植物でも有り、当然私にも有る。
芸北へ行く=中国道戸河内ICで降りる、[おふくろ弁当 もみじ]で若干の買い物をして、無料のテンプラや天むすびを頂き、産直市で野菜を購入し191号線を進む、というのが私の習慣・条件反射の一つだ。
7時40分、戸河内ICを降りて、おふくろ屋でコロッケを買う。
ここで同行者が阿佐山登山口の大暮は、加計から186号線で行くのではないか、と言われて誤った習慣・条件反射だと気付く、しかし30分前に言ってもらいたかったなぁ、さい先は不安だ。
加計まで引き返すという選択も有るが、191号線を進み、[珍々街道]で野菜を購入し、大暮を目指す。
1月に大暮毛無山に登った時に駐車した所を過ぎるが、1m以上の積雪時と風景が全く異なる。
1月には除雪してなくて通行できなかった林道を進み、9時頃阿佐山登山口手前の尾関神社付近に駐車する。
神社に参拝し出発。阿佐山登山口少し先の堰堤の下の沢を渡るが、ここで石を滑り足首まで水に浸かった。道迷いの次は水難か、参拝御利益は無かったなぁ、仕方ない、今日は仏滅だ。。
緩やかな坂を進む、ギンリョウソウが群生している、二十丁峠に着く、三方向に分岐していて08年にここから毛無山に向かって迷ったことが有った、ここに方向を示す標識は無い。ブナ林の緑が素晴らしい。
11時に阿佐山南峰に着き北峰に向かう、瑞穂ハイランドスキー場に来ると05年に来た時は見なかった展望台が有った。ゲレンデにウドやフキが有る。女の人は花の名前に拘り話題も多いが、それ以上に山菜採取に異常に情熱を燃やすなあ。
12時、リフトの台で昼食を摂り、食後に三ツ石山に向かう。ここから三ツ石山までのルートは初めてだが結構な藪道だ、倒木も多く迂回すると道が分からなくなる箇所も多い。途中で旭テングストーンスキー場のリフト台が林間に見える。
2時に三ツ石山山頂に着き、平坦路をキナイ原を経て天狗石山に向かう。道中にはレンゲツツジの群落が満開で、下界ではとっくに終わったタラの芽も有った。
皆のザックは来る時より重量が相当増しているようだ。
2時40分に天狗石山頂に着く、オオヤマレンゲはまだ固い蕾だ。
どの地点でもだが、立ち止まると蠅がウァーと押し寄せてくるが、ここの山頂は特にもの凄い。
上空に黒い雨雲が現れ、降る前に下山しようと思う間もなく、雨が降り出す。
佐々木新道を下る、林間なので雨はすぐには落ちてこないが雷鳴が絶え間なく響く。
この道は通る人が少ないのか踏み跡がしょっちゅう途切れ、テープも少ないので再々進路を探ることになる。
オクビ山との分岐先で上半身だけ雨具を着装するが、林間が終わったら草薮ドロドロ道でパンツの裾がびっしょりだ。スパッツを持って来ていたのに、雷であせって付けるのを思い付かなかったよ。
雨に打たれたのか羽根の開きが悪いアサギマダラを1匹見る。
4時前に駐車地へ帰着する頃には雨も止み、車で帰路に着き少し先に行くと、雨が降った跡も無い。
今日は出掛ける前から水難の相が出ていたのか。 



 12/05/29 大江高山 g69322
 5月27日、4人で島根県の大江高山に登る。
山陽道から中国道へ向かう、千代田のあたりは霧がかかっている、浜田道の大朝ICを降りる。
途中の瑞穂町の道の駅に立ち寄るが時間が早いので、野菜市はまだ開いていない。
店内には神楽の本場らしく御幣や色紙を巻いた弓矢や太鼓の撥などの用具が販売されていた。
少し先の[雲井の里]という産直市があり、オープンしていたので野菜を購入する。
断魚渓を車道から見物し、9時に登山口の有る山代町に着く。
登山口は山田・飯谷の2ヶ所有るが、飯谷から登り山田へ下るルートを取ることに。
山田バス停前に駐車し、9時15分に出発する。車道を15分ばかり歩き、飯谷バス停に着く。
バス停前に[農魂]と刻まれた石碑が建っているが、たしかにここらに荒れた田畑は少ない。
のどかな田園風景の中を登山口に向かう。静かだ、遠くに草刈り機の音が時々聞こえるくらいだ。
稲田に合鴨を放して、無農薬で除草・防虫する農法が有るが、途中の田圃にカメがいたが、ここらではカモよりカメを使うのかな。
集落の終わりから山辺八代姫命神社へ向かい、参拝して登山道を登る。
神社から少し先の沢を渡ると一気に急登だ、常に四駆モードにして登る、[←大砲岩]標識が有る地点でちょこっと平地が有り、ここまでは休憩地点は全く無い、休息しようと思ったら木にしがみ付いてないと、あっという間に神社まで逆戻りだよ。
杉や広葉樹の中を行くが、多くの木が根本付近が湾曲しているが、急登地の重力に抵抗してこういう形状になったのか。
普通は急登は大きくジグザグに道が付けてあるものだが、ここは潔いくらいの直登に近い小さなジグザグだ。
[←大砲岩]標識からすぐに岩場の急登だ、尾根に上り左に少し向い11時20分に山頂に着く。
少し霞んではいるが、日本海や三瓶山や大江高山火山群の山々や世界遺産の石見銀山のエリアが見える。
山頂で昼食を摂る、ここの名産品のイズモコバイモやギフチョウの季節が終わったからか、誰も来なくて貸切だ。
食後、尾根道を山田側へ下る。何個かのピークを上下し休息所の標識が有る779mピークに着く、素晴らしい展望だ。
花はフタリシズカが少しとマムシグサが咲いている位で、本当に少ない。蝶は沢山飛んではいるがギフチョウは見なかった、アサギマダラを1匹見る。
2時に山田バス停に帰着する。
下山後、石見銀山に向かう。途中の路傍に標識が立っているが、あまり他では見られない標語が書かれたいた。
石見銀山は世界遺産登録前には来たことが有るが、登録後は初めてだ。
2時30分に[世界遺産センター]駐車場に着く。駐車場はここしか無くて、いろいろな施設や街並みの見学はバスで移動しなければならない様だ。以前に来た時にはどこにでも駐車できたものだが。
1番の目的は[龍源寺間歩]を見ることだったが、この時間からでは無理のようだ。
中国地方には3つの世界遺産が有り、広島県の2つの世界遺産は範囲も狭く、何度も見たことが有るが、ここの石見銀山は物流も含めた産業遺産という事で非常に範囲が広い、世界遺産センターの施設は登録されてから出来たものだろう、世界遺産センターも世界遺産の範囲の中の1地点ではあるが、ここのミュージアムを見ただけで他の施設等は全く見なかったが、はたして世界遺産を訪ねたと言えるのだろうかなぁ。
 飯の谷 根性曲り   明治生まれ人の姿勢
 感想/良かったよ〜 枯木オブジェ  守ろう! 標語
コケイラン? フタリシズカ ツルニンジン
愛亀農法 キアゲハ  アサギマダラ 



12/05/28 岩国山 g69321 
 5月26日、家人を山口県和木町の蜂ヶ峰公園に送って行った後、岩国山に登る。
錦帯橋近くの椎尾八幡宮の駐車場に車を停め、神社に参拝する。
境内の狛犬に「足を撫でると足が軽くなる」とあるので、丹念に撫でて境内から登山開始する。
すぐに浄水場のフェンスが有り、竹の杖が何本も置いてあるので、1本持って浄水場上の細い絶壁道を進む。
竹藪になる、まだ食べれれそうな筍が地面に出ていて、左手の高校のグラウンドからの声が良く聞こえる。
道中は反射板が有る所以外には展望は無い、途中に[最上位稲荷大神]の石の祠が有り、手水鉢に文字が刻んであるが読めない。
出発から40分位で山頂に着く。山頂は木が茂り眺望は無く、わずかに岩国城が霞んで見える。
今日は足取りが非常に快調だったが、狛犬の足を撫でた御利益なのか、単に登る標高差が250m位でずっと緩やかな坂道だったからなのか。
神社に下山した時に狛犬の腹部を撫でて、自腹が軽くなるように祈ったが効果は有るかな。
再度、蜂ヶ峰公園に行く、途中の公共の建物は立派だ、さすがコンビナートが沢山あって富裕な町だ。
しかし1ヶ月位前の死者が出る様な爆発が有ったりするので、リスクも大きいな。
 



12/05/24 大台ヶ原・大峰山 kyc 
 5月19日、14名の団体ツァーで1泊2日の大台ヶ原と大峰山へ。
朝7時20分に広島駅へ集合し、15時過ぎに大台ヶ原駐車場に着く。
大きな駐車場に、ビジターセンター・売店もあり、周りには、昔からの信仰の領域であったから手付かずの原始の森が残っているが、登山者には管理されている周遊コースが整備されていた。
すぐに登山開始。ミヤコザサの新芽を鹿が食し、切りそろえたように揃った高さのササが森に続く。ディアラインと呼ばれているとか。
お天気もよく、大台ヶ原の最高峰・日出ケ岳(1694.9m)の展望台から、東に熊野灘・尾鷲湾が広がり、西に大峰山系の山々が見える。
頂上付近に少しだけシャクナゲが咲いていた。
日出ケ岳から南へ、正木嶺と呼ばれる平らな山も白骨林となった中に、木道が続き野生の鹿が数頭、遠くに見えた。
正木ヶ原を経由して尾鷲辻に5時前に着き、北方向のビジターセンターをめざす。途中の沢や鞍部には、バイケイソウ・苔類が見られた。
駐車場帰着し今晩の宿、下北山スポーツ公園まで、約1時間。宿のすぐ横の【きなり温泉】は、お肌つるつるになりそうな透明な湯で、よかった。
5月20日 朝食と昼食と弁当2つ持って、まだ暗いうちに宿を出発。今日も天気は、まあまあだ。
行者還トンネル西口の駐車場着、この地点で標高1094m。
5時50分登山開始。沢沿いの急登を上がる。木の根に小石や岩が入り込んだ登りにくい登山道だが、両側にシロヤシオや、シャクナゲが群生し、新緑の木々の下は、苔が豊かに広がり、赤肌のヒメシャラの大きな木が所々ある変化に富んだ植生に癒される。
奥駈道出合で尾根に出て小休憩。新緑の弁天の森を経由、太い尾根線の湿地には、コバイケイソウが多い。高低さのあまりない深い森を行く。
役の行者の像がある聖宝ノ宿跡を過ぎ、今日第2の急登を上がり9時ごろ弥山小屋へ着き、休憩。ここで霧が出てきた。
芸能の神様、弥山神社へ参拝。回りは白骨林である。弥山から八経ケ岳までの下り・上りには、オオヤマレンゲが群生している、まだ葉も出ていないが、咲いたら見事であろう。。鹿の被害を受けないようフェンスが設置されている。
10時前に八経ケ岳(1915m)登頂、霧で見渡せない。記念撮影だけして弥山まで下山。
10時半、弥山・国見八方睨で昼食。柿の葉寿司が美味しい。
11時下山開始。上りと同じ道をピストン。奥駈道出合の尾根のシロヤシオが、まだ咲いていなかったので、下った沢沿いの小さめのシロヤシオの写真を撮影しながら、無事下り行者還トンネル西口駐車場に14時に着く
R169号を北上、お湯が赤みのある【中荘】温泉に浸かり、広島への帰路についた。
2日とも温泉にも天気にも恵まれ、100名山を2座も登頂でき良いツァーでした。



12/05/22 窓ヶ山 g69320 
 5月20日、窓ヶ山へ。
先週に来てベニドウダンの咲いたのを見たのは1本だけだった。
昨年は5月23日に登り満開だった。
西登山口から登る、暑い汗がガンガン出る。
10時に西峰山頂に着く。ここから東峰までの間に満開の木を見たのは[おんな岩]から見た1本だけで、あとは本当にしょぼいのがパラパラ。
途中で出会った方が、今年の花の具合は変だと言われていたが、本当にそういう感じだ。
7年位前はゴールデンウィークの終わり頃にはドウダンのトンネルが出来ていたものだが。
縦走路の途中の岩や木の枝に盛り塩らしき物が5〜6ヶ所有ったが、何か宗教的な意味があるのであろうか。
東コースを下り12時に登山口に帰着する。



12/05/15 大漬山・雲月山 g69319 
 5月13日、今時期はミツバツツジの群落が見られる芸北の大漬山へ2人で行く。
中国道を戸河内ICで降り、[おふくろ弁当店]でコロッケと弁当を買い、サービスのタラの芽のてんぷらと天むすびを頂き、JA前の産直市で野菜を購入する。
国道186号線を進み、大佐スキー場の駐車場に車を停め、舗装路を2kmばかり歩き登山口へ向かう。
普通は舗装路を歩くのは嫌気がさすものだが、道端にいろいろな花が咲いていて結構楽しめる。
登山口に車が2台停まっているので先行者がいるようだ。
途中で下山してくる人に出会う、ツツジは5分咲位とのことだ。
40分で山頂に着く、山頂は平らでツツジが多いが咲いている物は少ない。
ここの山頂にも前日に窓ヶ山で見た、いささか美観に問題のある登頂記念板が掛けてあった。
棒示山方面へ縦走する、縦走路にはかなりのツツジが咲いている。フラットで気持ち良い縦走路だ。
棒示山からの結構な急坂を下っていると、自動車の爆音が聞こえ、さらに下がるとタイヤのスキッド音も聞こえる、スキー場の駐車場に辿り着くと、パイロンを置き、コースを作って、逆ハンを切りながらドリフト走行をしていた。タイヤから煙が立ちのぼりなかなかの迫力で、しばし見物する。10数台のそれっぽい車が置いてあり、有料で駐車場を借りて走っているようだ。
駐車地に帰着時でまだ12時だ。時間を掛けて遠方まで来てこのまま帰るのももったいないので、もう一つ登ることに。
目前に大佐山が有るが、ゲレンデを登るのも気が進まないので、雲月山へ登ることにする。
道を間違って186号線を直進しトンネル内で、とんでもない暴走車がいた。片側一車線の薄暗い所でシニアカーが2台並走していたのだ。私もドリフト走行車を見て、いささか血が騒ぎゴールド免許者らしからぬ走りをしていたのでいささかあせったな〜。トンネル内はカーブしているので反対車線に出られづ、悠然と前を行く暴走車の後ろをハザードランプを付けてお供させていただくが、後ろから車が来ないかと恐ろしかったなぁ。
トンネルを出て500m位先で方向転換し、再度トンネルに入るがまだゆったりとドライブされていたが、う〜んなんともであるのだ。
1時に雲月山の展望台下の駐車場に着き、ここから車道を歩き雲月峠の登山口から県境の縦走路を進む。右手の島根県側はカラマツ林だが広島県側は立木が無く、草原で牧場跡の杭が残る。
三つ目のピークの雲月山山頂の少し先の、登山道というより遊歩道という感じの場所で、島根県の土地の木の陰の下の広島県の土地で昼食を摂る。
大漬山は初めてで、雲月山は20年振りだが前回は雷が鳴って引き返し、途中止めなので初めてのようなものだ。
帰路に再び[おふくろ弁当店]に寄り唐揚げを購入して、サービスの筍のテンプラを食す、絶品な味付けだ。
 アケビ-1  オダマキ   アケビ-2
三分咲ツツジ  サクラソウ 開花前 レンゲツツジ
 
  旧芸北町章   雲月山  カラマツ白骨樹林
南無三犬 ザ・ドリフトーズ  無謀走族





 12/05/14 窓ヶ山 g69318
5月12日、2人で窓ヶ山に登る。
9時20分魚切登山口を出発する、同じ時に出発した御夫婦は西コースへ向かい、私たちは東コースを進む。
今日の計画はキレットへ出る事だ。昨年、[広島市の山を歩く]本をガイドに2度トライしたが、読解力が無いためかキレットへ出る事は出来なかった。今回は2年越、3度目の挑戦だ。
[ 広島市の山を歩く ]ルート地図 
東コースの標高500m付近のK地点から西へ分岐して町境をU地点に向かう。道と言えるようなものは無いので、所々に有る境界杭を辿りながら歩き易い所を進む。
キレット下部のU地点から上に向かう。前回の2回は右に流れて八畳岩の付近に出ていたので、意識して左方へ進む。
岩がゴロゴロしていて、結構大きな岩でも動くので落石が怖い。30分進んで岩登りしている人が見え、キレットに出た。結構感動だ。
ベニドウダンは咲いて無くて、八畳岩の横に咲き始めをわずか1本見ただで満開はまだ先の様だ。
12時に東峰に着く、登山口で出会った御夫婦が休息されていた。
昼食後、御夫婦と同行して西峰に向かい、遠藤小祠付近のF地点から直降る予定で下るが道が分からない。1年前に登って来たのに完全に記憶が飛んでいるな。相当探ったが分からないのであきらめて西峰に向かう、途中に少しイワカガミが咲いていた。
西峰山頂には以前には無かった登頂記念板が掛けてあったが、ん〜なんとも美観を損ねるな。
西コースを下り、D地点付近の七合目標識から町境をT地点に向かう、道は無いが棘木はたくさん有る。
T地点からS地点まで急坂を下る、落ち葉が厚く堆積して非常に滑りやすい。
S地点からL地点までルート図上では線が記されているが、藪と倒木で通行は不能なので、S地点から藪った沢を渡り、向かいの尾根に登りL地点付近の滝下の棚を横切り、東コースに合流し駐車地へ下る。





12/05/05 寂地山 カタクリ鑑賞 g69317 
 4日前に島根県にカタクリを見に行き素晴らしかったので、5月3日、山口県にカタクリ鑑賞に3人で出かける。
天気予想は曇りのち晴れ、気温も適温で、半袖ウェアーに薄手のウィンドブレーカーで充分。
8時に家を出発し、寂地峡案内所で寂地林道の状況を聞き、通行止め区間の手前の東屋まで進入し、林道から分岐し沢沿いの犬戻ルートを進む。
出発時から霧雨程度が降っているが雨具が要るほどではない。
前日が雨だったので水量は多く、犬戻しの滝も壮観だ。
道中にいろいろな花が咲いている。
林道に合流し、終点から再度、山道になる。道中にいろいろな花が咲いている(花名を聞くけど覚えられない症候群なので分からない)。
微雨程度になり、出会った下山してくる6人位の方は合羽を着用している。
寂地山・右谷山の縦走尾根に着く、この辺りはカタクリが群生しているが、残念ながら雨天なので開花していない。
小雨程度になり雨具を着て、直ぐ近くの寂地山山頂に着く。
山頂には1名の方が居るのみで、冠山方面のカタクリはしょぼいと言われた、犬戻しから登って来た地点まで引き返し、雨の為に座れないので立食にする、手が冷たいが冷やして持って来たノンアルコールビールを意地で飲む。
食事中に何人もの人が来るが、五龍の滝/みのこし峠から来た人は合羽を着ていて、犬戻コースの人は雨具無着装の軽装の人が多い。
五龍の滝/みのこし峠コースの人は気象庁への不信論者が多く、犬戻コースの人は気象庁情報を信用する能天気な人が多いのか。
右谷山方面への縦走路のカタクリはもう終わりかけていると聞いたので、食後ここから引き返す。
路は雨と通行人の所為で、田植えが出来る位に耕されて、ぐちゃぐちゃで滑りやすい。
帰路、宇佐八幡宮に参拝する。久しぶりに訪ねたが本殿は割と新しく、何時建て替わったのか分からないが、アルミサッシでいささか・・。
しかし境内の杉の巨木は見事だ。
 犬戻の滝  非開花カタクリ  行儀悪いけど立食
 ぐっちゃ道  イカリソウ  お土産



12/05/01 船通山 カタクリ鑑賞 g69316 
 4月29日、島根県奥出雲町の船通山に5人でカタクリの花見物に。
中国道の庄原ICで降り、こちら方面に来た時の立ち寄りの定番、[食彩館ゆめさくら]へ行く、開店の8時30分前でもう行列ができている。
野菜を買出し後、芸備線沿の187号線を進み、備後落合駅から木次線に沿う314号線を北上し県境を越えて島根県へ。
[おろちループ]を通り、[きのこ直売所]でいろいろなキノコを試食し舞茸を購入する。ここには延名水が有り、沢山の大きなペットボトルへ入れている人がいるが、焼酎のボトルであろうか、アルコールを過剰に摂取しても延命水を飲めば大丈夫なのか。
横田に入り斐乃上温泉前に駐車する、満車状態だ。10時20分に出発、すぐに鳥上滝/亀石コースとの分岐が有り、鳥上滝コースへ向かう。
しかし登山口までの舗装路は長いな40分位歩いて、やっと登山口だ。ここの駐車場にも沢山駐車している。
山頂までの道中にいろいろな花が咲いている。
12時30分頃山頂に着く。大量のカタクリが満開だ。最高の日に巡り合った。黄砂の為か遠望は無い。
8年前の同じ時期に来た時は、寒くてカタクリは雪の下で、昼食中にアラレが降ったが、今日はTシャツ1枚で充分だ。
山頂は結構広いが、すごい人数だ、近隣の山では大山位でしか見ることは無い光景だ。
よく地元の山で見かける方々のグループも来られていた。
昼食後、亀石コースを下る。こちらは雪が所々残り、ぬかるんだ箇所が多い。
登山口に着き、又、延々と舗装路を駐車地まで歩く。
[日刀保たたら]の[鳥上木炭銑工場]を見学に行くと閉まっていた。
奥出雲町は蕎麦が名物だ、山頂で公園指導員の腕章を付けた人の口コミ情報で神社の境内にある蕎麦屋に行く。
稲田神社という、スサノオノミコトの奥さんの稲田姫が祀ってある神社だ。
境港の方では[ゲゲゲの女房]が有名だが、奥出雲では神話や神楽のヤマタノオロチのクシナダヒメの[スサノオの女房]の方が有名だ。
しかし営業は終了していた。ここの店主に聞いた、十割蕎麦の店を訪ねたが、ここも終了していた。
こんな所で尋ねるのもどうかと思うけど、同行者が横田の駐在所で他の店を聞いてきたので、訪ねたがここも閉まっていた。
帰路の八川に営業している蕎麦屋が有ったが、客が沢山いて1時間位は待たされそうなので、手打ち蕎麦は諦める、スーパーで蕎麦風麺パックでも買って帰るか。
[おろちループ]の道の駅に行くと閉まっていた。本日の観光はカタクリ以外は全てアウトだ。
スイッチバック駅の出雲坂根駅に立ち寄り、ここの[天真名井]の延名水をペットボトルに入れる。ここは3本のパイプから水が垂れ流しで、実に勿体ない気がするが、まぁ皆が延名水を飲んで長寿になれば、破綻しかけた年金制度が更にひどい事になるので、まぁほどほどに飲んで掛けた年金の元を取ったら・・・。
帰宅後、焼酎を延名水割にして飲んだら、長生き出来そうな気がした。年金制度を支えてくれる若者に迷惑をかけるな〜。
 カタクリ  ハシリドコロ  ミヤマカタバミ&ボタンネコノメ
 残雪路 わくわくプールの 元気過ぎっ子 社務所付き 蕎麦屋
スサノオ夫婦/この体型の差は・・  おろちループ  延命者手





12/04/25 那岐山 kzc 
 4月22日、ひろでん中国新聞旅行登山ツアー(イワウチワの花を見に行く那岐山)に参加した。
降水確率90%、広島駅を7時20分に出発し中国自動車道の津山ICを降り、智頭町までバスの中でガイドの方から「[智頭のしょんべんたれ]という謂れもあり、雨の多い地方です」と説明を受けた。約4時間で登山口到着。
登山口の標高は既に610mあり、ウォーミングアップして出発。
西仙コースより尾根コースへ、心配した雨はさほどでもなく、風も登っていくうちに心地よく感じた。
歩き始めて30分で、登山道両脇にイワウチワが愛らしく咲いていて、私達を迎えてくれた。花道は30分程続き、イワウチワを充分堪能できた。
出発して1時間程で、馬の背避難小屋に着き、ここで昼食を摂り、1時に出発。
展望舎までの1時間、距離はさほどないのに防風林的な樹木がなくなると、頂上から斜面を登って行く私達に容赦なく風速20mもあろうかという暴風が吹き荒れて、とても怖かった、思わず熊笹を握り締めないと、この巨体ですら宙に舞い上げられる程。
自然は凄い! ダイエットなど考慮せずに、さらに安定感を増す食生活にしなければ・・。
蒸気霧で視界はなく、展望舎にトイレがあると聞いていたが、ドアが壊れて使用できなかった。
早々に三角点へ急ぎ、山頂まで風にあおられながら1255mの山頂に到着し、記念写真もそこそこに下山開始。
東仙コースに入ると両脇に樹木があるからか、風が少し弱くなり歩きやすかった。しかし道はぬかるみ木道で滑りやすく、転び名人の私は足に力を入れて気をつけて下山した。
林道に出る分岐を過ぎると、また愛らしくイワウチワが風にそよいでいて心が和んだ。
バスが止まっているパーキングまで約1時間で到着。私は普段雨の登山はあまりしないが、良い経験になった。何より風の怖さが身にしみた。
恐ろし楽しい1日でした。
 ?  イワウチワ  ムンコの叫び





12/04/15 石内の高山 g69315 
 今年も桜は見事だったが、沿岸部のソメイヨシノは終末期になった。
これからは山桜とタムシバが山を彩る。
4月14日、広島県の天然記念物の佐伯区の[神原のシダレザクラ]を見つつ向山へ登る為、2人で神原へ向かう。
途中で石内公民館の前を通りかかると知人の方の車が停めて有り、[いしうちのたかやま(高山(向山)のガイドブック)]という冊子を編された方々が定例の第2土曜日に、高山(向山)へ登る為集合されていたので、同行させていただく。
梶毛ダムの向かいの駐車場に車を停め、老男女16人(推定合計年齢10世紀)でシダレサクラを見て、[大谷の滝]の横を通るコースを進む。
スミレ・イワウチワ・胡椒の木の花が咲いているが、山桜やタムシバはほとんど咲いていない。大谷の滝はこのところ雨が多かったので水量は多い。
山頂をに着き、少し先の[奥原の岩場]で昼食を摂る。大竹から呉までの瀬戸内海が展望できる。
食後の下山ルートは地図に未記載の新ルートを切り開きながら下山するので、結構時間を費やす。[神原のシダレザクラ]へ帰着する、かなりの人出で、付近の道が狭いため車が離合できなくて渋滞だ、ミニパトまで渋滞で動けず。
梶毛ダム駐車場で解散、お疲れ様でした。



12/04/10 備前坊山〜小掛山〜可部冠山 g69314 
 4月7日に我が町内会恒例のグラウンドゴルフ・花見が催された。
桜祭りは各地で行われるが、大体日程は事前に決まっていて、桜が咲く時期と合うとは限らず、当市でも1週間前に催され桜は全く開花していなかったが、当町内会の花見はほぼ満開であった。
午前中にグラウンドゴルフが当地区の小学校のグランドで3ゲーム行われ、昼から表彰式と花見。
私の優勝だった、ゴルフは1年振りにやったのに、間違って優勝してしまった様な感じだ。
こういう様な僥倖も有る。棚から牡丹餅ということわざも有る、努力・根性という言葉は速やかに捨てよう。世の中を甘くみても良いのだ。
優勝した勢いを駆って、4月8日に可部の備前坊山から可部冠山への縦走へ行く(別に優勝との関連性は無かったかな)。
奇しくもお釈迦様の誕生日だ(これも何の関連も無いか)。
南原峡の駐車場へ車を停めて、3人で8時30分に備前坊山への登山口の有る中倉峠に向けて林道を進む、すぐに釣り堀が有り[南原峡国際釣り場]の看板が掛かっていて、ヤマメと書いてあるが国際と謳っているので、他にオホーツクの魚やアマゾンの魚も有るのかな。
林道は途中から未舗装の荒れ道になり法面から落石が有り、側が崩落した箇所も有り、車は通れそうには無いが、オフロードバイクのタイヤ跡は有る。
この林道は歩き難く、朝食も早かったので、歩速が遅くなり、へろへろで中倉峠に着く。
もうこの地点で電池が切れた状態だったが、充電すると結構体力が回復した。
10時、植林の中を備前坊山へ向かう。
変わった山名だが、昔々、備前から来た修行僧がこの山で行をした、村人が備前の坊さんと言ったことから備前坊山と呼ばれるようになったらしい(私の推理創作ですけど)。
最初は倒木が多いがすぐにジグザグの良い道になり、笹藪が出てきて杉の幼木を鹿等の食害から保護する為か、ネットが張ってあるが、足元にも有るので時々引っかかる。
山頂に着く、三角点の周囲はきれいにされているが、なんともピーク感が無い。
同じ道を下って中倉峠に着き、11時過ぎに可部冠山へ向かう。
ここからは地元の可部山岳会の人が縦走路を整備されたと、昨年の新聞記事に記されていた。
急坂は無いが小さなアップダウンが多い、展望が良いとされる[山車展望台]で昼食を摂りたかったが、「もうだめ〜、お腹と背中の皮がくっつきそう」と同行の方が言われるので、12時30分に風が防げる日当たりの良い鞍部で昼食を摂る。まぁ豊かな腹部をお持ちなので、くっつく心配は絶無だと思うが・・。
2時に小掛山山頂に着き、さらにアップダウンを何度も繰り返して可部峠に下り、登り返して3時30分に冠山へ着く。
西冠山を経て南原峡の駐車場へ下る。明神ダムを見たかったが時間が押しているのでパス。
樹間から発電用ダムの水面やロックフィルの堰堤が見えるが、コンクリ製のダムと違って美しさが有るな。
今の時代、何かと叩かれる電力会社だが、ここのダムについては環境調和の面で褒めてあげよう。
河東碧梧桐の句碑が有る地点に出て駐車場に着く、車が1台停まっていて、すぐに3人の方が観光から帰ってきたが、2人は黒人の男性だった、[南原峡国際釣り場]という看板の国際という意味は南原峡には外国の人も来るという意味だったのかな。
駐車場にはトイレが有るが、[蛇口からは水が出ない、上流にはダムが有り、滝があり峡谷もあって水には不自由してないと思うけど]と、3年前に来た時にも思ったが、いまだに同じ状況だよ。これから暖かくなってキャンプやアウトドア飲食に来られる人も多くなると思うが、県立自然公園という事になっているので、なんとかしたらどうなんよ?。
今回の縦走中は鹿一匹とトカゲ一匹しか生物は見なかったが、可部連山は良いコースだと思うよ。
備前坊山から堂床山まで体力と時間に応じて、渓谷美や滝の見物など、いろいろと変化に富んだコースが組める。
安佐北区には[あさきた里山マスターズ]という、安佐北区に山頂・登山口が有る2万5千地図に記されている39ヶ所の山に登った数により、金銀銅賞のマスターに認定されるという制度が有る。
私が住む地区も同様な事をすれば、少しは観光資源になるのではないか・・と思ったら、当地区には2つしか山名が無かった。その気になれば1日でゴールドマスターだよ。

 
マスター予備人  杖掛山  道整備有難うございます
 のぞきは犯罪です  古っ  古っ



12/03/27 絵下山 kyc 
 3月24日、昨日からの雨も朝には上がり、2人で絵下山へ登る。
2月10日に、ご夫婦が登って奥さんが行方不明になり、3月10日には男性の白骨体が発見され、2日前には行方不明の方も遺体で発見されたという、あの絵下山。
小屋浦の知人宅へ駐車して、歩いていると先を4人のグループが登って行かれる。堰堤を過ぎ天地峠との別れを右に、絵下山登山口から登り始める。
風が強い。二艘木峠を左へ、しばらく行くと景色のよい展望台からは、瀬戸の島々・似の島・江田島・宮島が眺められる。
やがて市光山、海軍省の石碑があり子の岳までは、さほど高低差はない。子の岳から急坂を下り、鞍部で右は明神山だが、急坂を直進し上り返す。
TSSの鉄塔が見え、東屋のある展望台広場が広がる。
又、鉄塔のすぐ横にも東屋があり、先ほどの方々は、ここで昼食だが私たちは頂上をめざす。
その東屋から駐車場のある車道への登山道で、ご遺体は発見されたと、その人達から聞く。
無事駐車場着。車道の北に絵下山頂上遊歩道の看板があり、そこを上がれば大きな岩のある絵下山頂上。
今度は北東方面の焼山の町、野呂山・灰が峰が見渡せる。
大きな岩を独占し昼食、というか誰も登ってこない。もう、ご遺体は発見されたというのに
昼食後、車道を南へ二艘木峠方面の看板に従って下り始める。急坂を下り鞍部を登り返し、子の岳。しばらく進むと上りでは気がつかなかった坂方面への別れがあり、そこも直進し、市光山、二艘木と帰ってきて登山口へ。
絵下山は気軽に登れる山ではあるが、分岐の多い山である。それだけに、いろんな方面から登ることができる山でもあろう。
登山口で犬を連れたご婦人と、鍬を持ったご主人が連れ立って、山に入っていかれた。筍ですか?付いて行たかったな。
天地川沿いの桜の蕾がふくらみ、クレソンが繁茂する穏やかな小屋浦の集落を駐車場まで下った。
     
 東屋に感動?  ガイドの人なん?  ボキッ! 今月 3人目のご○体、南無・・



 12/03/21 阿弥陀山 g69313
 3月20日、春分の日-お彼岸-仏教-仏様-阿弥陀仏と世間の58%(推定)の人は連想し、さらに安芸地方の人は阿弥陀山まで連想する(多分)。
という事で(どういう事)2人で湯来の阿弥陀山へ行く。
この山は1994年以来、実に18年振り2回目だ。当時はこの山の情報は中国新聞社から1994年に発刊された[続・ふるさとの山歩き]本のみで([リュックかついで]という本も有ったが、これは1980年発刊でさすがに・・・)、これをガイドに犬を連れて2人で行った。当時の事はほとんど忘れているが、さして困難なことは無かったという認識だったので下調べもせず軽い気持ちで、家を出発するのも9時と遅めだった。
今日は大安の日だが、私には厄日だった。
家を出る時から胸が痛かった。悩みも多いし、政治も経済も悪いし、痛ましい事件・事故も多く精神的に胸が痛むことは多いが、今日は物理的に痛い、大きく息ができないし屈んでも痛いが、これは彼岸から先祖が呼んでいる前兆か、仏が私に与えた試練なのか、まぁどちらにしても遠慮したいけど。(ブルースバンドの憂歌団の「胸が痛い」という曲はどっちだったのだろか)
別荘団地に登山口が有るが場所が分からない、車で20分位団地内を探す。遊歩道入口の標識が有り1回目は分からなくて通り過ぎたが2度目に近づいてみると、マジックで阿弥陀山70分と書かれていたので近くに駐車し出発。
いきなり荒れ道だ、廃給水塔が有りコースは間違いないようだ。
すぐに倒木の多い植林山になり、急な道を登る。
50分位進み、阿弥陀山の標識が有り前方に林道が、法面がコンクリのような吹き付けの断崖だ、この林道は前回には無かった。
棘木を避け崖っぷちを林道に降り、対面の法面の鋼管で手摺が組まれた階段を登る。
11時30分頃三角点の側の展望台に着く、いつの時代の物か、今月の3日に行ったのうが高原の展望台といい勝負してるな。
18年前はここで帰ったが今回は展望後西峯に向かう、途中に広島県・広島市の防災関係施設やNTTの通信施設の鉄塔が有り、ここまで林道が来ている。
電柱が植林山の中に立っているという変な感覚の広い尾根道を進む、キャンプ場の標識が有る地点から、猛烈な笹藪で踏み跡は全く無く、まばらに付けてあるテープ・紐を辿りながら1時20分頃西峯に着く。展望は全く無い、笹に隠れた三角点と外壁が倒れてオマル丸見えのトイレが有るだけ。昼食を摂る場所でも無いので早々に引き返す。
キャンプ場標識付近には黒谷集落に下る道が、本に書いてあるが藪ったのか分からなかった。鉄塔の下で昼食を摂る。
本にはNTT施設付近から登山口近くへ帰着するルートが記してあるので下る。上空には東郷山へ連なる高圧線が見える。
20分位落葉した広葉樹の気持ち良い道を下ると林道に出た、前方には植林山の谷間が見えるだけで道らしきものは無い。まぁ右へ進めば来る途中の横切った箇所に出るだろうと進んだら、100m位で行き止まりで先には道はなさそうだ、この時点で4時近くだ、まいったな〜。声が聞こえる様な気がする、幻聴か、風で杉が触れ合って音を出していたのだ。
地図も20万分1しか持ってなく現在地が分からないので、一番の安全策で来た道を登り返すが、これは結構気分が消耗する。
展望台で4時30分、ここからは下りばっかりだが、滑りやすい急坂でイノシシのような四駆でも滑った跡が有るのに、私は三駈でしかも病人だ、転倒したら胸痛をさらに加速しそうなので慎重に下る。
登山口へ帰着すると5時30分だった。
18年前のガイドブックはもはや古文書だ。
しかし帰宅して2万5千分1地図を見ても、途中の林道は記されていない。
Google map他のネット地図には記されているようだが登る時横断した箇所と下山時に引き返した所は繋がっていた。
国土地理院は対応が遅く、Googleは未来予測で記したのか。
管と民の仕事のスピード感が分るね。まぁどちらも事前に見てもいい迷惑だったろうけど。
無事に帰宅できれば冒険、帰宅できなければ南無阿弥陀(オーマイガァと言う人もいるが)。人生は平穏無事が良いが、時には刺激も必要だ。
幸運が一つ、フキノトウ採取、時間が許せば野菜市へ出荷できる位くらいは採れたかもしれないが、同行者が急かすので適量採取。
春になれば土産を持って帰る機会も増えるね。
 無給水タンク 林道絶崖   阿弥陀山三角点
 
 植金属柱  笹藪漕  林道息止まり



12/03/16 岩船岳 g69312 
 3月15日、男性5人女性9人で宮島の岩船岳に登る。平均年齢は数字が大きくて(合計で10世紀にはならないと思うけど)計算が困難なので、まぁいいや。
8時に宮島口に集合する。
今日の天気予報は6時まで10%で以降は0%だったが、7時過ぎに家を出る時点で雨だった。気象庁の発表は予報と言うより誤報だな。
宮島桟橋から町屋通りを進み、大元公園を抜けて、前峠乗越へ向かい、多々良林道へ出て11時前に先峠乗越に着く、ここから長くやねこい縦走が始まる。
雨の後なので先頭の方の人は大変だ、シダが繁っている箇所も多いので腰までびっしょりだ。
前方の人が水分を吸い取ってくれたので、後方にいた私は殆ど濡れなく真に有りがたい。
途中で何度か休憩するが女の人が多いグループは、出てくるおやつの種類が半端ではないな。
1時過ぎ山頂に到着し昼食を摂るが、ここでも出てくるデザートなど、もう回転寿司状態。
昼食後2時に下山に。
多々良林道に着くともう4時30分位。ここから4人が岩船ルート、5人が多々良林道を下り、私も少し遅れて4人で岩船ルートを下る、樹間は少々薄暗いが大元公園まで来ると、まだ陽はあった。(1名少ないのは岩に挟まって動けなくなったから、まぁ2日絶食すれば抜け出られるでせう)
宮島桟橋に着くと6時前だ、出発から約9時間30分、約18kmの行程のツァー終了。
 
 やねこいルートなのか  紅白梅紅白建築  濡羊歯林
 
  メタボ体型度測定所  紅馬酔木  帰着時夕刻



 12/03/13 河平連山 czc
 東北大震災からちょうど1年。のん気に山に登って申し訳ないが、3人で河平連山へ登る。
雪のちらつく大野自然観察の森入り口を過ぎ、松ケ原地区に入り、東口登山口に車を駐車して、
西口登山口まで、0.5キロ程、車道を歩いて行く。風は強いが、雪はやんだ。
途中、地元の方が畑仕事をしておられ、挨拶をすると「元気ですねぇ〜」と返された。
同年代ではあるまいか(昭和1桁年生まれ)、西登山口にも車が3台程、道路ばたに駐車してあって、
ここにもとめられる事がわかった。
登山口には[河平連山(飛行機山)]と書いてあり、大正時代に0号峰あたりに、
戦闘機が激突したと聞き、こんな低い峰になぜっ?と思ってしまった。
今日は私が先頭で久しぶり振りの友達が2番手、最後が山大好きおばさんの順番。
全峰縦走目標なので、最初の標識から左の1号峰に進む。
1号峰に到着し天狗岩展望へと進み、傘山、三倉山の展望を楽しんだが、
今日は黄砂があり、眺めは今一つはっきりしなかった。
再び最初の標識まで戻り、0号峰へ。
大きな岩が立ちはだかりロープを使って登る。私はこんなロープを使っての岩登りは、大好きでワクワクする。
さらに進むと八畳岩へ。岩の上に立って展望を楽しむより、先を急がざるを得ない程に風が強く立っていられない、吹き飛ばされそうだ。
来た道を少し下って、岩壁に激突した浅田大尉記念碑に参った。
2号峰、3号峰、4号峰、5号峰まであっという間で、長く辛い行程より簡単に達成できる目標は、
横着物の私には、うってつけで、楽しくなってきた。
5号峰で昼食を決めていたが、なんせ風が強く少し下りて鞍部で昼食。
その後、6号峰、7号峰、8号峰と次々と着き、三段滝まで足を延ばそうと思い、水音が心地良い下り坂を
下りると、夫婦がおられた。それまで誰にも会わない事をいい事に、大声で歌い奇声を上げて
歩いていたので、お二人に「騒がしくさせましたね」と詫びると、「どんなべっぴんさんが下りて来れるか楽しみでした」
と言われ、ちょと恥ずかしかった。
滝からそのまま下がっていくと、もうそこは東口登山口。
9つの峰を縦走したが、約4時間の楽しい山歩きでした。
   



 12/03/03 折敷畑山・野貝原山 g69311
 3月3日、2人で折敷畑山・野貝原山へ登る。
廿日市市宮内黒折の折敷畑山登山口に駐車し、県道脇の津和野街道(現況は単なる農道)を200mばかり行って、宮川甲斐守の腹切岩を見て横道登山道を登る。
鉄塔からのコースとの合流点に20人位の団体がいた、宮園から登って来た宮内公民館主催の折敷畑古戦場へ登る方々で、ここで毛利軍と陶軍の戦の説明をされていた。
古戦場に着く、5年前に来た時には木の碑が1本有ったのみだったが、説明版が設置され周囲の雑木が刈られて好展望の地になっていた。団体が登って来られ郷土史家の人が説明をされる。
折敷畑山頂へ向かう、以前は藪で倒木が沢山あり難儀な道で標識も無くて、山頂が特定できない位だったがが、きれいに整備され山頂碑も有った。
同じコースを引き返して車で移動し、明石の大歳神社付近に駐車し古代参道を登る。
途中で昼食を摂る、と言っても私は弁当を買うのを忘れたので、同行の人の弁当を分けて頂いた。
食後に腹が痛くなった(弁当のせいでは無い、と思う)。
私は折敷畑山は今回で5回目だが常にトラブルがあった、道に迷ったり、落し物をしたり、古戦場には小積谷(コズメガタニ)という戦死者を積んだ谷が有るが、この谷へ落ちかけたりと、どうもこの地の怨念が私に厄災をもたらすのかもしれない。
雨宿石から直登の谷間を進み方位石を見て三角点に着く。
ここから旧のうが高原のホテルに向かう、5年振りだが廃墟度がさらに進行しているようだ。
このホテルは廃墟マニアの垂涎の建物らしいが、私には単に不気味としか感じられない。
近くの展望塔に向かう、ホラー映画の撮影舞台には最高のロケーションだ。展望塔には螺旋階段が有り金属の手摺が設置してあるが、とても持つ度胸はない。塔の上は風が吹くと揺れるような感じで結構な恐怖感を味わえる。
しかし展望は素晴らしい、瀬戸内海や近隣の船倉山、大野権現山、大峯山、湯来の山々、冠雪の吉和冠山や十方山など347度の絶景だ。
折敷畑山から野貝原山へは縦走路が有るが、多分車道へ出て三角点までは相当舗装路を歩かねばならない様だ。
明石の古代参道登山口から黒折の折敷畑山登山口まで距離は結構有るが、ずっと下りなので歩行に差し支えは無いが、500m位の距離を県道30号線を歩かなければならないが、道が狭くブラインドカーブの連続で、ここを歩くのは交通戦争の戦場へ突入するようなものだ。
この付近は現在はカーブ数が減り、少しは拡幅されているが(それでも大型車なら車幅が一杯だ)、昔は七曲りと呼ばれ広電のボンネットバスに乗った時には、木の枝が車体を打ったものだ。ブラインドカーブにはバス会社の人が立っていて対向車を見て交通整理をしていた。
しかし当時は車の数も少なく、バスとバタンコと進駐軍のジープ位だったか。
政治家・官僚・お上は大きな利権の発生する構造物には無駄に予算を付けるけど、民の生活に密着し部分にこそ充実してもらいたいものであるよ。
 



 12/02/28 大野権現山〜船倉山 g69310
 2月26日、3人で大野権現山・船倉山に登る。
車1台を宮内の下山口近くに置き、もう1台で佐伯工業団地奥の登山口に向かう。
9時過ぎ、登山口を出発する。昨夜雨が降ったのか道は沢になっている。
旧大野町との境に着き旧町境の尾根を権現山に向かう、風が冷たい。
10時30分に山頂に着く、誰もいない一番のようだ。休息後におむすび岩に向かう。
降りる途中に枯れた倒木が道の整備の為か切ってあり新しい木口が出ていたが、すごく瑞々しい、外周はぼろぼろなのに極最近まで立っていたような感じだ。
私も外面・体裁等は気にせずに内面をきれいに保ちたいと深く強く思った。そういえば尋常小学校の修身教育で先生が同じ様なことを言っていたのを思ひだすなぁ。
本日の主なる目的はおむすび岩を動かすことだ。
07年に単独で来た時に岩を押したら動いた。わずかな動きなので見ることは出来ないが、手の感覚で動きが感じられ、食事されていた2人の方も動くのを確認された。
この事を人に話すと誰も信用せず、それまで私は人格者と評価されていたのに、嘘つきで信用できない人という評価に変わり冷たい目で見られるようになった。
あれから6年、私は汚名をそそぐ為この場所に帰ってきた。(まぁ去年も来たのだけど、人が多かったしキノコ探しがメインだったので・・)
岩と対話し気を高めて一気に気を込めて岩を押す。ジャーン!! 岩は動いた。
同行の2人も先行の3人も、奇跡の目撃者になり、そして私は超能力者になった。
まぁ超能力はいらないけど、これを動画に撮ってテレビ番組に投稿して賞金は欲しいなぁ。
まぁしかし、このおむすび岩を動かすには超能力も怪力もいらない、何千トンもの飛行機が空中に浮くのと同じように、単に物理的な現象だ。
動かすコツは動いているお寺の鐘を撞く・ブランコを押すというイメージで南西の方角に押し、振幅に合わせて5回位やると動きが感じられ周りの人は動きが見える。
適当な所で止めないと転がり落ちて、観察センターの建物を破壊するのでほどほどにして下さいよ。
おむすび岩から西に下り、自然観察の森・上峠・烏帽子山への分岐四差路で昼食を摂り、食後に烏帽子岩山に向かう。
烏帽子山三角点から烏帽子岩へ行く。烏帽子岩には登れないが、隣の岩からは中国山地の雪山が見える。
三角点まで引き返し船倉山に向かう。道中に古い有刺鉄線がかなりの距離設置してあり、ビニール紐が沢山つけてあるが、マツタケ採取に入るなという意味なのだろうか。有刺鉄線は錆びて木の色と同化して危険でもあり、ビニール紐ははなはだ美観を損ねる。
3時30分頃船倉山頂に着き、高圧線の下の急坂を下り、下山口の運送会社の駐車場に着き車を回収に行く。
   
 メタボ体型度測定所  ボロは着てても心は錦  おむすび石
   
 烏帽子岩 あかんべ〜ろ  名前不知赤実



 12/02/20 大峯山 g69309
 2月19日、2人で大峰山へ。
この日は他の山の予定だったが、前々日に雪が降り、その後良い天気になり融雪泥状道の感じがするので、白く見える大峰山になった。
中国山地へ行くと雪はたっぷり有るだろうが、麓まで行く気力が無い。
気力が無い原因は毎年の事だが納税深刻の季節だからである。税金の使われ方を見ると納税意識が下がるね。節税に励み過ぎる人は不法行為になり、税金泥棒といわれる人々は泥棒でも合法だ。
先週は西大峰山、先々週と先々々週は大峰山と4週連続だ。さすがに毎回同じ道ではと、笹ヶ峠から登る事にし、車で向かうが佐伯町の平谷集落の最後の建物の先で、除雪困難で通行止めという看板が設置してあったので、引き返して定番の川上の駐車場から出発する。
別荘団地の最後の貯水槽の前で男の方が何か作業の準備をされていたが、ここの植林山の山主でヒノキに肥料を施すそうだ。
道は前日に人が歩いて圧雪し、新雪が薄っすらと有って、結構滑りやすい状態だ。
晴れたり曇ったりだが山頂からの遠望は無い。アイゼンを装着し山頂の北側下の祠へ参拝に行く。途中の岩場が中途半端な雪の量でちょっと危険だ。東屋でささっと立食して引き返し、峰太郎ブナを見に行く。こちらには足跡は無い。
下山は植林の中をショートカットして下るが、積雪が少ないので笹・灌木・倒木が現れている。



 12/02/13 西大峯山 g69308
 2月12日、3人で西大峰山へ。
先週・先々週と大峰山へ登ったがちょっと隣の山だ。
大峰山登山口駐車場を過ぎ久島川上バス停から右に分岐して、上川上のツズラガ谷の川に架かる橋の手前に駐車する。
9時過ぎ支度を整えツヅラガ谷を登る。すぐに植林山で少し雪が有り、地面は凍ってばりばりだ。
道沿いの川は所々に少し氷が有る位だ。川を渡り植林山を抜けるとシロモジ林で葉が落ちて日当たりが良く、雪もほとんど無い。
再び植林山に入ると30cm位の積雪だ。カレキガ丘に立ち寄ってみる、倒木が多く結構ズボッと埋まりこむ箇所も有る。
11時前に大峰山との分岐の尾根に出て、西大峰山の山頂に着く、40cm位の積雪だ。女鹿平山・冠山方面が白く見える。
登山口から尾根、尾根鞍部から山頂までの路上には雪が有るので正確な道は見えないが、コース上には随所に赤テープが巻いてあるが、ほぼ正確な道だと思われる所に、形状は変わるがずっとアニマルトラッキングが有る。テンかイタチか、ウサギ、イノシシや鳥の足跡だ。これらの動物も赤テープを見てコース取りしているのかなぁ。
山頂で簡単に立食し、アイゼンを装着して下山し、1時に駐車地へ帰る。
帰路、大峰山登山口駐車場には3台車があったので登山者がいるようだ。
大峰山は広島市・廿日市市の中心部から最近場の1000m越えの山で、あまり装備もしなくて雪山気分が味わえるので、雪が降ったら登ってみるといいと思うよ。



 12/02/06 大江山・三ツ丸子山・先峠山 g69307
 2月5日、4人で宮島へ。
広大植物園から登り大江山〜三ツ丸子山〜先峠山〜前峠山〜大元公園の予定だ。
9時前に宮島桟橋を出発する。植物園までは車道が長いので重い登山靴は背負い運動靴だ。
商店街の手前に人力車が2台駐車(駐輪)していて、これで植物園まで行くと楽だろうけど、絶対に乗車拒否されるであろうな。
植物園から桟橋へは何度も歩いたことがあるが、植物園へ向かうのは多分初めてだ。
途中で平清盛が御祭神の清盛神社へ参拝する、何の御利益が有るのか分からないけど、国営テレビで放映されている大河ドラマの影響で宮島への観光客が増えて、経済振興が成り、廿日市市民への課税が若干でも減れば良いなぁと願う。
大元公園近くの車道に架かっている橋に白い物が有り、融雪用の塩だった、宮島でもこんな物が必要なんだな。
4週間前に放映された国営テレビの「家族で乾杯」で笑福亭鶴瓶と松山ケンイチが訪れた多々良潟のゲンコツ岩を樹間越に見て、10時に植物園の建物に到着、近くの室浜砲台跡を見学し、靴を履きかえて登山開始。
いきなりの羊歯藪で2m位の箇所も有る、数日前に降った雪が少しは残っているかと思っていたが全く無かった。
途中にヌタ場が有るが、ここは1年前に下る時に道の真ん中に有った切株につまずいて、派手に一回転して倒れた所が融雪後の泥状で、痛くて暫く立ち上がれず、今でも時々くるぶしが痛い後遺症に苦しんでいる、魔のエリアだ。
藪が終わって急登を木につかまりながら稜線鞍部に出る。
ここから右の大江山山頂に向かい、さらに少し先の展望が良い所へ行く。曇っていて遠望は無い。
この地点からさらに道があり、少し行ってみると斜面の羊歯藪の中に踏み跡らしき物が見えるので、大江浦近くに出る道なのか、大きな新鮮な猪のンチが・・。
登って来た鞍部まで引き返し、前方の峰に向かう。
貝殻塚分岐を過ぎ三ツ丸子山手前の山頂がきれいに刈られた峰に着く。
山頂に三叉路が有り、標識は全く無くて、三ツ丸子山から大江山に向かう時には9割の人が迷う箇所だ(数字は個人の感想です/感想には個人差が有りますよね)、右/北に下る道(室浜か多々良か?)はきれいに整備されていて、大江山への道は羊歯に隠れてほとんど見えないからね。
1年前は大江山に向かうのに、こちらへ相当下り整備良状態からからいきなり羊歯藪になって、下方に植物園の建物が見えて間違いに気付き引き返したことが有る
12時20分に三ツ丸子山の最初の峰に着く、[三丸子本峰 358m]と書かれた新しい標識が松に掛けられていた。
ほぼ360度の展望のここで昼食を摂り、二峰からさらに[三丸子の第一峰(三峰まで歩け)]と標識が架けられた山頂へ、(三峰まで歩け)というのは本峰が景観が良いので休憩・食事はそちらでという意味かな。
先峠山へ経て多々良林道へ出る。ここで少し雨が降り出した。前峠山に向かうが前峠乗越で雨が少〜し強くなったので、前峠山へ登るのは止めて、ここから大元公園へ下る、樹間なので雨はほとんど体に懸ることはない。
大元公園に鹿は沢山いるが人気は無い。干潮時なので鳥居前を歩き4時に桟橋へ帰着する。
往路の大元公園から帰路の水族館まで誰一人も出会わなかった。
 融雪剤散布橋  自己中な人  休憩・食事非適地



 12/02/06 大峯山 g69306
 2月4日、前々日に結構雪が降ったので、積雪を期待して我が家から最近場の標高1000m越えの大峰山へ2人で行く。
登山口駐車場までの道路は多少、圧雪箇所があったが大したこともなく9時に着く。駐車場には車はいなくて10cm位の積雪だ。
団地内の道路も踏み跡は無く、5合目のベンチ付近で積雪20cm位。
7合目位で後ろから1人来て先行される。
11時過ぎに山頂に着く、ここらで積雪40cm位か、曇っていて展望はよくない。
峰太郎ブナを見に行く。
下山時、植林山の中を結構ショートカットして下る。
同行者が5分毎に前転・後転・側転を繰り返すが、これは事故っているのかお遊戯してるのか。
1時30分に駐車場に帰着する。
靴に雪が入り濡れたので、帰宅して靴底敷をストーブで乾かしていると縮んでしまった。まいったな〜。
まぁしかし、水分が抜けて乾燥して縮んだヒジキとかワカメやフリーズドライ野菜等は湯で戻せば膨張する、要するに逆のことをすれば良いのだ。縮んだ靴底敷に水分を含ませ冷蔵庫で冷やすと元の形状に戻るはず・・・。
しかし奇跡の化学変化は起きなかった。やはり天然素材と石油化学製品は違うよね。
家庭内事情というか家計的事情で経済的負担は避けたいので、厚紙と梱包用ウレタンで自作だ〜。
     片方は大丈夫なので片方だけ購入できないものでせうかね

戦後の物が無い時代には闇市では靴もサンダルも地下足袋も、片方づつ売っていて、駄目になった方だけ買ったものだ、あの頃を思ひ出すなぁ
 かっ飛び帽子50m自走      



12/01/30 大峯山 g69305 
 1月29日、大峰山へ。
4日前頃には積雪が有ったが、その後は好天が続き麓からは白さは見えない。
下川上の駐車場に着くまで全く雪は無い。
駐車場には2台駐車していて、2人組が準備をしていて私が先に出発する。
別荘地最奥の家からの登山口からは植林帯の中に薄っすらと雪が有るが歩行路には無い。
5合目のベンチで休んでいると2人組が抜かれて行った、私はウエストバッグのみだが、結構な量の荷物を担いでられる。
5合目から歩行路にも雪が有る、下山する2組3人と出会う。
11時30分、山頂に着く、ここらで30cm位の積雪。天気が良く遠望がきく。
山頂碑を写真に撮りたいが2人組がおられて、気弱でシャイな私はちょっと避けて頂きたいと言えなくて写真撮れず。
下山時はアイゼンを付ける、三角点地で2人組が立食をしている横を通り峰太郎ブナを見に下る。西大峰山には誰も縦走していないようで足跡はアニマルトラッキングのみ。
峰太郎から自分の足跡をトレースして上り返すが、私の足はこんなに長かったのか思う位歩幅が広くトレースしにくい。
5合目でアイゼンを外すが、ここで2人組が休まれていて今度は私が先行する。
ここから濡れ落ち葉道で、雪道をアイゼンで下るより滑りやすい。
駐車場で又2人組と一緒になるが、相当ご縁があったのだな。「角野卓三じゃあぁねーよ」という女芸人に似てられたけど・・(私の個人的感想です:感想には個人差があります)。
 造形力不足  山頂



 12/01/30 大暮毛無山 g69304
1月28日、大暮毛無山へ。
「ハケに毛が有り、ハゲに怪我無し」、「毛無に怪我無し、毛虫は毛だらけ」という落語の小噺で有名な山で、4年前の夏に来て以来だ。
中国山地に造詣の深い、まぁ仮にアキラさんとするか(本名は昭さんなのだが個人情報秘匿の為に仮名)、この方をリーダーに私とその他2名で出発、湯来町から国道191号へ出る、積雪は全く無く中国自動車道の高架橋あたりから田圃に少し積雪が有り、温井ダムで20cm位。王泊ダムを過ぎ大暮に分岐して圧雪した道路になる。
大暮登山口の100m位先の最後の民家まで除雪してあり、雪溜り手前に駐車して準備をしていると車が続々と来た。24人の団体で山中で一泊するそうだ。
10時に登山口を出発する。すぐにカラオケハウスが有る。
私はワカンで他の3人はスノーシューだ。ワカンはスノーシューより能力が低い、いうなれば私は通行弱者だ、弱者はいたわって頂かなければならないのは社会の常識だ、そういうことで最後尾を行く。
踏み跡の無い重い雪質の中を、先行の3人が踏んだ後をトレースするので楽なはずだが結構沈む、これはワカンの性能が悪いせいか、私のメタボ体の為か。
姥御前神社の御前で、同行の老婆の靴を履いた姥の写真を撮ったり、本日の安全楽々登山を祈願していたら24人団体が来られ先に行かれる。殆どがワカンだ。これ位の団体の後を行くと通路は踏み固められていて結構楽だ、早速御利益が有りましたな。
先行の団体は何度も止まる、道を探っているようだ。まぁ道も川も隠れて標識もないので苦労はするだろう。
アキラさんが想定していたコースとは違うようだで、何度もGPSで確認するが、まぁ楽なので団体について行き途中を横切る林道に出た。団体は行かれたが、12時近いのでここで昼食を摂る。風もなく穏やかだ。
食後、先人が歩んだ道を行く。途中でストックの先のワッカが2度外れ回収する、穴が沢山あるので雪の中を探すのは結構苦労するな。使い物にならないストックは単に邪魔になるだけだ。
1時30分頃、山頂に着く、団体もおられ、少しして阿佐山に向けて出発された、明日は天狗石山まで行くそうだ。
帰路は担いで来たスノーシューに履き替え、林道までは同じコースを辿る。
山頂から林道までは結構急で、上る時に付けられた道は階段状になっている。
階段は登る時には足底の前部を使えばよいので、ワカンで作られた階段は奥行が短い。スノーシューは長さが50数cmあり靴は前部に配置されていて、上る時には問題ないが、下る時には靴の踵から後が長いので、運動工学・肉体力学的に考察すると、歩行が非常に困難な状況になる。
ストック1本というのは結構バランスが取り難いものだ、階段を避けて歩くと空間を踏み抜いて、脚部から胴体に合流する部分(この部分までの上部と下部の割合は個人差が大きいが、私は比較的下部の割合が多いのだ)まで落ち込んで、脱出するのにえらく難儀をした。
林道からは違うルートを通り無事に駐車地まで帰還する。
 オケ店盛業  雪道踏固隊  ゆき倒れ
 ET  パックマン  白梅



 12/01/24 右田ヶ岳 g69303
 1月21日、4人で防府の右田ヶ岳へ。2006年以来で7年振り。
山陽道の防府東ICで降りる、ここらからは山の全景が見える、岩だらけの結構な景観だ。。
9時過ぎに右田小学校前の駐車場に着くと、すでに満車だったが丁度出る車があり助かった。
登山口の天徳寺の境内にはビールの缶をぶら下げたお地蔵さんがたくさんあるが、スーパードライ派とエビス派が多いが中には事情があるのかノンアルコールの方もいられる。
磨崖仏の三十三観音を参拝しながら、石船山の山頂へ着き、ここから少し下って登り返し右田ヶ岳へ向かう。
10時台でもうかなりの人が降りてくる、私たちを追い抜いて行った人も、早くも下山してくる。
下ってくる人の殆どは手ぶらで、ランニングシューズが多く、10000回以上登った人ともすれ違う。常連の方が下ってくる時間帯だのだろう。
11時30分頃に山頂で昼食を摂る。山頂も道中も瀬戸内の島々や防府市内の眺望がすばらしい。
下山路は前回に塔の岡コースを下ったので、今回はロングコースの三谷川へ下る予定だったが、同行の人が呉の蔵元直売の酒を持ってこられた、誰も飲まなくて重いのに持って帰って頂くというのは真に忍びないので、仕方なく飲ませていただきました。
そういうような事情で長歩きの気力が失われ、短距離の塚原コースを下る。
2時頃でも登って来る人と数人出会う。右田ヶ岳はコースも多く毎日でも複数回でも登る人が多いようだ。
登山者用の駐車場・トイレが有り、登山路は過剰に整備されてなくて、岩場も有って変化に富んだコースが複数あり、展望もよく文化的な物も有る、右田ヶ岳まるごとうちの裏山に持って帰りたい位だ。
下山後、別段受験関係の願い事が有る訳では無いが、天満宮にお参りし、近くの周防国分寺へも参拝する、今年の運勢がボードに書いてあるが私の生まれ年は「半吉」だ、なかなか微妙だが、私と同じ年に生まれた人は全員が大きな幸も無いが、大きな禍も無いという事かな。
 いい学校だな〜    



12/01/10 小室井山 g69302 
 1月9日、成人の日で祝日だ。成人というのも変な言葉ですな。この日までは人でなしか。私はもう相当に経過しているので完成された人だな。
3人で吉和の小室井山に行く。8時に出発しもみのき森林公園に向かうが、途中の道に凍った箇所は少なく、積雪も少なく新雪は無いようだ。
公園センター前に駐車して、左廻りコースを出発しすぐにスノーシューを付ける。前日に50人位の団体が通ったそうで踏み固めれた道が出来ていて、アイゼンでも行けそうだ。
前日はとんど祭りで結構働き、少々飲んだので体調はいまいちでスノーシューが重く感じ、高崎王冠山分岐地点でワカンに履き替える。しかしワカンの装着法はパズルみたいだね、年中使うものでないので、付け方を前日テストしたのに、ボケ化した頭脳ではぐっちゃっになった紐を解析するのに多大な時間を要し、座ると冷たいので中腰でえー加減に付けると、途中で2回も外れた。
12時過ぎに山頂に着き、ささっと間食し、スノーシューに履き替えて下山に掛かる。
なるべく人が通っていない所を歩くが、膝位までどぼっと埋まる箇所も結構ある。
芝運動公園下の東屋がある所から左に行けば公園センターだが、ここから全く足跡が無い方向へ向かい、車道へ出てスノーシュー脱ぎ公園センターまでの500mの上りを手に提げて帰るが、結構重いもんだね。
公園センターのレストランで遅めの昼食でうどんを食す。
   
   ゆき倒れの人 合掌・・



12/01/10 高尾山・呉婆々宇山 g69301
 1月7日、年も明け4人で初登り。
初登りはやはり神社にお参りできる山がよろしいね。
登山口に水分神社のある、高尾山・呉婆々宇山へ。
8時30分過ぎに水分峡森林公園の駐車場に着く、管理センターではすでに薪ストーブに火が入っている。
9時前に出発し水分神社に参拝する。神と参拝者の間に介在する人が常駐している神社は、大体において規模の大きい神社が多く、参拝者も多い。参拝者が多いという事は1人当たりの御利益を頂く割合が少なくなる。
水分神社はまぁそこそこ御利益の配分が多い規模だ、しかも招き猫までいるではないか。
火事で焼失した岩屋観音跡を過ぎ、岩の多い道を登る、尾根道なので展望が良い。
高尾山山頂を経て車道へ出る、車道には通行止めの柵が設置してあり、ここからの登り口が分かり難いが、足跡があるので向かうと直ぐに良い道になる。このコースは6年振りだが、以前はまだ車道が延長されてなく山だったのではないだろうか。
水谷峡・水分峡からの道と合流しバクチ岩を過ぎ、12時に呉婆々宇山山頂に着く。近くにテレビアンテナ(?)のある建屋が有り、建屋の基礎の凹み部分が昼食を摂るのに風も当らずに具合がよろしいが、1人座ってられた。この方を水分神社で頂いた御利益の念力で立ち去っていただき、ここで昼食を摂る。
食後1時過ぎ水分峡へ向け下山に掛かる、何度か車道を横断し水分神社へ帰着する、招き猫が出迎え、見送ってくれる。