広島県廿日市市の極楽寺山へようこそ



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06/01/02 弥山・駒ヶ林 06/01/04 吉和冠山 06/01/08 鬼ヶ城山
06/02/04 野呂山 06/02/10 大峰山 06/02/25 十方山
06/03/12 倉敷ウォーク 06/03/21 鬼石山・横山 06/03/24 虎ヶ岳・烏帽子岳・茶臼山
06/04/09 岩舟岳 06/04/16 求菩提山 06/04/16 久留米ウォーク
06/04/23 極楽寺山〜窓ヶ山 06/04/29 右田ヶ岳
06/05/02 呉娑々山 06/05/05 大野権現山 06/05/08 祖母山・雲仙普賢岳
06/05/21 十方山 06/05/28 宗箇山
06/06/10 岩渕山・感応山 06/06/17 広高山〜吉和冠山 06/06/25 権現山・阿武山
06/07/17  河平連山 06/07/23 白馬岳 06/07/31 立山
08/08/07 三倉岳
06/09/09 五竜山・鹿島槍・爺ヶ岳
06/10/17 火打山・妙高山 06/10/23 臥竜山
06/11/06 高野山参拝旅行 06/11/13 道後山・岩樋山
06/12/11 前峠山・弥山





06/12/11 神の宿る島の山 g693
12月10日、世界遺産登録10周年の視察の為神の宿る厳島へ行く。広電宮島線の電車に乗る。地御前付近から観光道路と並行して走り左手には瀬戸内海が拡がり、旅情をかきたてられる。最終駅から渡し舟に乗る。おだやかな天気で船頭の姿は見えないが船は白波を立て進み、本土から遠ざかり船酔いもせず着岸する。本土がはるか彼方に見える。故郷離れて45分、思えば遠くに来たもんだ。この日のメインは前峠山登山。干潮だったので海を渡って大願寺付近まで行き大元公園から岩船岳ルートを進む。今年4月に岩船岳へ行く時に通って以来で、この時は倒木も多くかなり藪っていて目印も無く歩きにくかったと思ったが、今回は倒木は相変わらず多いが落葉の為か歩き易く赤テープがしっかりと巻いてあり、尾根合流地点には新しく標識も有った。ここから右折し前峠山へ向かうがこの道はなかなか手強い。結構急登でシダがはびこり倒木も多く潜るには低く、跨ぐには高いという箇所も多い。テープがしっかり有るので迷う事は無い。山頂に標識は無く山頂から少し先に進んで眺望がよい所で昼食後、合流地点まで引き返す。足元が見えず急登なのでよく滑る。多々良林道へ出て弥山に向かう。林道終点から大聖院ルート終点の仁王門跡まで昨年の台風被害で傷んだ白糸川の砂防工事の為の工事車両のモノレールの軌道が施設してあり、これを潜ったり跨いだりして右に左に何回も移動して進む。火事で消失し新築された霊火堂を経て弥山着後、四宮ルートを下る。今回は多々良林道へ出た頃から足底・膝・甲が痛くなった。体調不調で3ヶ月振り位の鍋・かまどを担いでの中距離歩きで、極楽寺山へ空荷で一往復では分からなかったけど体調は想像以上に落ちていた。これも老化現象か、悲しい。あまり神のご加護は無かったようで。


はるか極楽寺山を望む 小さいけど分かり易い標識 モノレール軌道
鹿避けのネットか 宮島の馬鹿


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06/11/13 道後山・岩樋山 Kco
家にいても寒いので涼を求めて11月12日に県北の道後山・岩樋山へ極楽寺山仲間7人で行きました。庄原で高速道路を降りて、登山口に着いた頃から雲行きが怪しくなり、岩樋山山頂まではなんとか中国山地の山々が見えていたが、道後山に着く頃には小雪も降り出し、あまりにも涼し過ぎるので食事も取らず下山しました。紅葉というよりは落葉です。涼を求める方も多いようで結構人がいました。下山後に「山の家」で食事するつもりが閉まっていて車で移動し昨年できたばかりの「ひばごん郷温泉すずらんの湯」で食事しました。ヒバゴンはもう絶えてヒナゴンしかいないと思っていたが未だ存在していましたか。そいうえば山中で毛むくじゃらなそれらしき生命体を見たような気が・・・。もう県北・中国山地の方面は春までお休みです。


集合写真は顔面情報保護の為、絶対に特定されぬように画像処理しています
極楽寺山で似た人を見たこと有るなーと思った貴方 ! それは誤りです





  06/11/06 高野山参拝旅行記 秋桜子
紅葉狩りに最適であった11月4日〜5日にかけて極楽寺さん主催の寺社参拝旅行に参加し、高野山(金剛峯寺他)と根来寺を参拝してきました。参加人員は40名弱で大型バス1台で早朝6時30分に出発、翌日午後7時40分頃廿日市に帰りました。高野山は初回に続いて今回は2度目で宿坊も現地ガイドさんも同じ、又時間も少し余裕があり霊宝館や、金剛峯寺の内部など前回見落としたところなどをユックリ見れたのが良かったと思います。紅葉は水不足と冷え込み不足の為例年より少し落ちるとのことでしたが結構綺麗だったと思います。交通事情は高野山の上り、下りの細い道での離合は相変わらず大変な様子でしたが時間帯が良かったのか前回ほど渋滞せずスムーズに通過できました。食事は夕・朝・昼と精進料理でしたがゴマ豆腐をはじめ、全て美味しく酒、ビールもすすみました。総本山金剛峯寺は秀吉が亡母の菩提の為に建立し、その後1863年再建されたものが現在の建物だそうですがそれにしても往時の権力者の権勢には驚嘆します。陰でどれだけの人の血と涙が流されていたのでしょうか?根来寺は初めてだったのですが、国宝大塔始め大門等流石と思いました。大塔にある秀吉に攻められたときの鉄砲疵を触って見て根来衆や、雑賀衆の歴史が頭をよぎりました。それはさておき、各所で有難い仏の道の歩み方を教わりその時は理解も納得も出来ていたように思えたのですが、いざここでご披露しようとしても酔い覚めと同時に消えてしまい何も頭に浮かびません。興味のある方は参拝登山をされてとくとご住職にお聞きになって下さい。替わりに、私用?に某院に掲げられていた言葉を書き記します。「花の名前を覚えるより、花の美しさに感動する心を育てることが大事」。小生にとって正に至言で言い訳に使うことが出来そうですお土産は、やはりゴマ豆腐と柿(平種富有)が多いようでした。終わりに主催者や胃が痛くなるような狭い道をクリアーして無事送迎していただいたドライバーさん、名調子で退屈させずいろんなことを説明してくれたガイドさん、そして企画していただいたB観光さんありがとうございました。来年もより以上の企画を期待しています。


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霊宝館前 杉木立の奥の院参道 早朝の壇場伽藍大塔
夕食 紅葉 金剛峯寺の庭
根来寺本坊より大塔を見る 切り株の上に大木さらに高野槇の根が巻く




06/10/23 芸北へキノコ狩り Kco
10月22日に芸北の某山に4人でキノコ狩りに行きました。急斜面の藪へ入り探すけどなかなか見つかりません。メンバーが結構ばらばらになり、食料を探すより熊の食料になるのも恐ろしい。よく分からないキノコもたくさん有ります。皆で採ったキノコの品定めをしていると人が集まってきますが誰も分けてくれとは言わない。中毒患者を見るような目付きの人もいます。危ない感じの物も地元の方に聞いて大丈夫だろうと言うことで持ち帰りました。当日夜に怪しいキノコも一応料理し家人の一人だけが食べ、今朝動きだしたので、まぁ、大丈夫だったのでしょう。同行した方から情報を集め皆な生存しているようなので、とりあえず毒キノコは無かったということでしょう。


ブナハリタケ ムキタケ ナメコ ?




06/10/17 火打山・妙高山 Kco
10月10日、某トラベル社のツァーで新潟県の火打山・妙高山登山に行きました。ツァーメンバー39人と大人数です。極楽寺メンバーも5人いてなかなか心強い。夕方バスで広島を発ち翌朝登山口の笹ヶ峰から火打山へ向け出発。前日迄の悪天候の為か道がすごくぬかるんでいます。高谷池ヒュッテに着いた頃から小雨になり、ここで昼食を取る。池は凍っていて積雪の中を合羽を着て空荷で火打山を目指すが途中でガイドがガス・雨なので止めようかと、とんでもないことをおっしゃるので、金返してもらうでーと恫喝。山頂へ着くと白馬・五竜・鹿島槍・立山・槍ヶ岳他の冠雪の北アルプスが見えます。感動 。同じルートを下り黒沢池ヒュッテで宿泊。12日早朝ライトを灯けて妙高山へ向かう。この日は天候が良く最高の眺望です。
妙高とは・・・妙に高い山とはよく言ったもので妙高高原スキー場とかであまり高いというイメージが無かったが結構以上な高さでした。山頂からは前日登った火打山他、前日見た山々が鮮明に見え大感動 !!。帰路はスカイケーブルで赤倉温泉へ下り、この旅行社定番の入浴&御馳走で極楽寺仲間6人で無事完歩を祝って麦酒で乾杯。午後12時前に全員無事に広島へ帰りました。
10日ばかり前に私達に抜け駆け先駆けて、ここに来られた極楽寺山仲間の方は紅葉が少し早かったと言われていたが、私達は山頂付近は雪の初冬・その下はダケカンバ等の落葉の晩秋・さらにその下は紅葉真っ盛りの秋本番という感涙ものの景観を満喫しました。


極楽寺山ALLSTARS・・?




06/09/09 避暑地の出来事 ! g693
いつまでも猛暑が続き暑い。こんな時には高所へ避暑に行くのもいい。ということで長野県へ某社のツァーで行く。極楽寺でよくお見かけする赤色の似合う無口な男性の方と、時々見かける恐怖の女性の方も参加メンバーだった。8月25日朝広島を出て白馬村のホテルへ泊まる。26日、白馬五竜スキー場からテレキャビンに乗りアルプス平へ着き、ここから遠見尾根を登る。曇りで暑く全く涼しくない。五竜山荘で泊る。夏休み最後の週末の為か、すごく宿泊者が多く7畳の部屋に12人で寝る。翌日早朝、小屋を出発し五竜岳へ登り鹿島槍ヶ岳へ向かう。岩場の連続で途中に前夜に脅かされた八峰キレットを通るが鎖・梯子がしっかりしているので別段恐怖感はない。まぁまぁの天気で晴れたり曇ったりで立山・劒岳がよく見える。太陽に近いのでやはり暑い。鹿島槍登頂後緩やかな尾根を下り今夜の宿の冷池山荘へ向かう。振り返れば鹿島槍の雄大な双子峰が見える。山荘に着きビールを飲むが600円!、下界では120円のビールもどきを飲んでいるのに。翌28日は5時朝食・5時20分出発で、なんとも忙しない。冷乗越を通り爺ヶ岳へ登り種池平を経て柏原新道を扇沢に向かって下る。この新道は急ではないが長過ぎ。前夜の雨で石が濡れていて結構気を使う。扇沢から迎えのバスに乗り大町温泉で入浴して帰広。
今回はすごい量のお花畠でいろいろな花が咲き乱れている。動物はホシカラスを見ただけで、カラスもファション次第でイメージが変わって見える。
登山を扱う旅行会社は結構あるが、どの旅行会社の参加者にも帰属意識があるようだ。今回はガイド名が冠に付いたツァー名で信奉者も多いようで、旅行会社のツァーは知らない人どうしで気が楽かと思っていたけど今回は気分が疲れた。景観は抜群だったが避暑に行ったのに涼は無く、帰家後耳と頬の皮が日焼けの為むけてしまいイケメンが損なわれたゾ。



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06/08/07 三倉岳 g693
8月6日、原爆の日、黙祷
61年前に世界最初の大量破壊兵器による悲劇がこの地であったが、これを地球を滅亡へ向う忌まわしい事と考えず、さらに大量殺人の兵器として技術的向上を目指す、暴力で全てを解決する気の世界の指導者の姿。これを支持する人々、世界各地の紛争・戦争・殺し合い。いつまでも民族・宗教・経済等戦争の元を断てない。人類の叡智などとても有るとは思えない。地球上の全ての生命体の為に人類は滅亡したほうが良いかもしれないね。
廿日市山歩会メンバー3人で三倉岳へ。この会は状況に応じて結成したり、消滅したり、人数が増えたり減ったり、山頂で宴会と結構いい加減な会で、この会のリーダーも結構いい加減な方であるが、現在病床にいるので早々に復活していい加減なツァーを企画していただきたい。
三倉岳から瓦小屋山の縦走の予定で瓦小屋山の登山口に車を一台置き、キャンプ場・管理棟の駐車場から出発。暑い無風状態で実に熱い。出発早々暑い尾根歩きの縦走するか非かで採決の結果3対0の圧倒的多数で、軟弱登山隊は縦走取り止め決定。猛暑を歩く褒美にビールもどきがうまい。実にうまい。この体に悪く苦くて美味しいものを発明した人に感謝。下山後栗谷地区から松ヶ原地区へ行く途中に有る平家落人伝説の地の谷和(だにわ)集落を10年ぶり位に通ってみる。



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06/07/31 地獄を見た・浄土へ昇った g693
7月28日某社のツアーで夜広島を出発し立山登山へ。初級の山・初級の参加者・超初級の添乗員/ガイド。天候は雨・霧で展望・眺望無し。29日朝室堂から出発し地獄谷を通り別山〜富士の折立〜大汝山〜雄山を巡り一ノ越山荘泊り。施設good・料理bad。翌30日は浄土山へ登る。快晴で槍ヶ岳・剱岳がよく見える。花が結構咲いている。ヘリコプタが何度も荷揚げしているが前日まで天候が悪かったらしいので山小屋の料理が悪かったのは食材不足だったか。室堂へ下るが沢山の登山者に出会い、室堂へ着くと観光客が盛り沢山。ここからトロリーバス・ロープウェイ・ケーブルカーを乗り継ぎ黒部ダムへ。鹿島槍・針ヶ岳がよく見える。駅ごとに観光客・土産店が多く、買い占めるのかというような参加者もいて添乗員は人員点呼で大変だ。帰路温泉に入って全員無事に帰広。





06/07/23 白馬岳に登ってきました J・K
7月18日〜21日にかけて某社のツアーで白馬岳に登ってきました。出発日は北陸、信州、山陰などが大雨で、白馬村の宿に着いて知ったのですがかなり被害が発生した日でした。当初の予定は猿倉から入山して大雪渓〜白馬岳頂上〜杓子岳〜鑓ガ岳〜鑓温泉〜猿倉の計画でしたが翌日が猿倉への路線が通行止めとなり、已む得ず栂池〜天狗原〜白馬大池〜白馬岳山頂〜大雪渓〜猿倉とコース変更しての登山をして無事帰ってきました。第1日目は、某民宿に泊まったのですがそこでの夕食が最高でした。オリジナル鍋や、ニジマス、自家製の食前酒、ツケモノ、山菜おこわ、マタタビ酒、圧巻は40数年ぶりに食べたイナゴ(ツクダニ)でした。宿主の白馬讃歌(?)の歌唱指導・安曇節の披露、夫人のオカリナ演奏もあり楽しい一時でビールが美味しかった。
翌朝、栂池ロープウェイを降り、少し歩いた処で雨も上がり天候が回復してきました。天狗原でミズバショウやチングルマ等の花が迎えてくれる。乗鞍岳へは雪渓があり軽アイゼン装着して登る。当日は白馬大池山荘に投宿してゆっくりすることにする。コマクサなどの花・雷鳥・星の観察等をする。
3日目は山頂へ。天気は晴れ。足元にはウルップソウ、今時期珍しいツクモグサ、その他多くの高山植物を見ながら。そして顔を上げれば、雨飾、雪倉岳、鹿島槍、立山・剣・遠くは槍・穂高岳を眺望しながらの快適な歩き。
大池山荘でもほぼ貸切状態だったのですが白馬岳山頂は完全に我らだけで誰もおらず未だかって無い経験をさせてもらった。白馬山荘の屋根は布団で一杯、今晩の泊り客はさぞ気持ち良く寝れると思う。因みに私は昨夜か今晩の小屋か不明ですが、太腿あたりにダニとおぼしきものに噛まれた痕がありしばらく痒かった。ここ白馬山荘でも貸切で昼食。しばらくして幾つかのパーテーィが大雪渓から登ってくる。気を引き締めて大雪渓からの下山。お花畑で目の保養をして雪渓に挑む。雪渓上には大小さまざまな岩石が乗っている少々落石の不安あり。ガスが出始め視界が悪くなる中、細心の注意をはらいながら降りる。途中、カラスが飛び立つので何かと思ったら日本カモシカが雪崩か、落石に当たり死んでいたとのことでした。
サンカヨウ・キヌガサソウ・シロウマオウギ・シロウマアサツキ・など観賞しながら村営白馬尻荘に到着。幸いここまで雨に降られずホットする。ここでの夕食も美味しく、ビールで無事下山に祝杯。4日目は朝から大雨、山小屋下の短い雪渓を注意しながら通過し沢沿いの水路と化した道を相変わらず脇目(花を見るため)をしながらひたすら猿倉へ。猿倉からの道は通行可能となっておりタクシーで下る。1日目の民宿で休憩を取り、お世話になったお礼を述べて近くの温泉で汗を流し帰路につく。途中高速道路の不通箇所もあったがそれほど遅れることもなく帰宅できました。
今年は例年に無く残雪が多く花も少し遅れ気味で通常では見れない花も見ることが出来ました。この度の山行きは顔見知りの人ばかりで始終賑やかでそして天候にも恵まれ楽しいものとなりました。貴重なアドバイスをして頂いた民宿の主人と適切な判断で、事故も無理もないものにしてくれた引率者に感謝したい。


乗鞍の雪渓 白馬大池 白馬大池 ヒメイワカガミ
小蓮華岳の登り 槍・穂高岳眺望 ウルップソウ シロウマアサツキ
雷鳥(松の下) 白馬頂上より剣岳 ツクモグサ 夕 景
馬尻より大雪渓




06/07/17 河平連山大縦走 g693
7月17日に3人で松ヶ原の河平連山へ行く。予定ではこの日は芸北へ行くつもりだったが天候不順なので近場のこちらへ。このところ週末はいつも天候が悪く予定がずっと流れる。近場なので緊張感が無くドリンクは忘れ、長袖も持たず尾根歩きが長いのでえらく日焼けしてしまった。ここは12年振りで全く覚えていないが、案内板・標識がしっかりしてるので迷う事は無い。途中に木名の名札や名句・迷句の札が掛かっている。0・1号峰へ行き引き返して3号峰で3人組に出会い、4号峰で軽食を取る。暑いのでビール風泡酒がうまい。幾多のピークを縦走し8号峰から大里ヶ峠登山口へ着き駐車地までの舗装路を歩く。


身長に合わせて見なはれ 迷句百人一首 鼻の低い天狗岩
渡ノ瀬ダム 三段滝


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06/06/25 権現山・阿武山 g693
6月24日、梅雨の谷間の曇天。こんな日は家にいて感傷にひたるのもよいが一人旅に出るのも良い。感傷的な旅はやはり列車だろう。北へ向う汽車に乗るが(感傷には南より北へ向う方が様になる)、土曜日なのに結構乗客が多く、立っている身では感傷にひたれない。横川で単線のローカル腺に乗り換えるが、親の顔が見たくなるような高校生(女複数)のおかげで感傷無し。緑井駅で降り毘沙門天へ向う。仁王門までの参道は長くて思い切り風情が無く、参議院議員のポスターが途切れることなく張ってある。ここらの方はなかなか参政意識が高いようだ。毘沙門天に参拝後多宝塔へ行く。毘沙門天は財宝や福徳を与える神様らしいが下に見える毘沙門団地の方々は皆金満家であろうか。東廻りコースで権現山へ着後少し下った所の東屋で昼食後鳥越峠を経て阿武山へ。縦走路には木屑を固めた物がずっと敷き詰めてあり凸凹も無くクッションも有り足に優しく、鳥越峠からは従来の登山道と殆んど平行している。登山道は尾根の急登道だが木屑カーペット道は広く、尾根を巻きジグザグに登るので楽だ。官のやることは常に正しいと思いたい私は当然官推薦の道を登る。山頂までに3人出会う。皆一人旅で感傷にひたりにやって来たのであろうか。下山は官は本当に無謬で正しいのかと、ちょっと疑問の気持ちを持った私は従来の登山道を下ってみる。急坂で滑りやすく一段が高い階段も多く、圧倒的に木屑カーペット道のほうが歩きやすい。官はやはり民のことを思いやってくれているのだ。民には無駄だと思える事でも官には正当な理由があるのだろう。税金で道を増設し、工事関係者は潤い、納税者は増税の為勤労意欲を高めて所得を増やそうとする。景気振興の為誠に結構なことではないか。帰路は鳥越峠まで引き返し七軒茶屋駅方面へ下る。この道は狭く草ぼうぼうで水で洗われ陥没・クレーター道で歩きにくい。縦走路はすごく良いのに、まるで昨今の政策の結果の格差社会みたいだ。麓に着くがここらの地理にうとく七軒茶屋駅へ行くつもりが遠方の梅林駅に行ってしまった。ガイドブックだけでなく地図も持ってくるべきであった。後悔はいつも後からやってくるものだ。私のホームタウンの駅へ帰り着き、自然と人工の不協和音が見事に奏でられた無泊7時間の感傷旅行は幕を閉じたのだった。そして帰宅後私にはひたるべき感傷など無いということに気付き感傷的になるのであった。

狛猫? 木屑絨毯 阿武山山頂
新旧道分岐(多数有) 何に注意するのか山賊か熊か 麓の民家の・・・




06/06/17 中津谷〜広高山〜吉和冠山 g693
6月16日、極楽寺山登山メンバー16人・車5台で吉和の広高山〜吉和冠山縦走へ行く。中津谷を進み途中から小川林道を行く。最後まで行くと歩く距離が少なくなるので適当な所に駐車し小川谷の林道を進む。左側に中津谷川が沿ってあり新緑と水音が心地よい。途中で冠山が見え地図上で現在地を確認する。1時間位で登山口に着き冠山・広高山分岐を2ヶ所過ぎ、広高山までピストンする。広高山山頂はすごく狭くすれ違うのも苦労する。大神ヶ岳・赤谷山方向が見えるだけで早々と下る。滑りやすい急登・笹薮を通って冠山・寂地山分岐に出て、冠山・松ノ木峠分岐で昼食。Tリーダーがそうめんを持ってきていて、美味しく頂く。食後冠山へ向う。途中オオヤマレンゲが沢山有るが未だつぼみの状態で後2週間位か。冠山山頂はサラサドウダンが結構咲いている。帰路は小川谷を下るが、谷筋の道は前日の雨で川と化している。中津谷川源流の碑があり、川の右岸・左岸を何箇所も渡り林道に出る。


小川林道ゲート 読図中 中津谷川源流碑 帰路渡河中
アマドコロ フタリシズカ ギンリョウソウ ハチノスイチゴ
カマツカ キツネノボタン コバイケソウ コケイラン
コマユミ オククルマムグラ オオヤマレンゲ オオヤマレンゲ蕾
サラサドウダン サワグルミ タニギキョウ トケンラン
ツリバナ ウリノキ ヤブデマリ ヤグルマソウ


上記の写真は自分が撮ったもの及びONLINE植物アルバムHP・Botanical GardenHPから借用したものが混在してます。




06/06/10 石ヶ谷〜岩渕山〜感応山縦走 g693
6月10日、5人・車2台で湯来の岩渕山・感応山へ行く。気象台が梅雨入り宣言したら天気が良くなるという例年のパターンどうり薄曇りの良い天気。1台を湯の山温泉に置き、石ヶ谷峡まで移動し登山開始する。しばらく薄暗い谷を進み、やがて岩場の連続になる。垂直登が結構有り、鎖・ロープ箇所が沢山有るが殆んど年代物で、掴むべき木も枯れ木が多く、命を託すにはいささか不安だ。私より体重が重い人に先行してもらう。人間はリスクを避けたがるものであり、そして私も人間だ。三点確保は当然で、四点確保の場面も有る(要するに動けない状態)が、山岳保険は先月更新したので恐る恐る歩を進める。結構時間を食い三角点の有る781m峰で12時になり昼食。まだ先は長いがここからは岩場も無く尾根歩きで幾つかアップダウンを経て岩渕山へ着き、感応山へ至り湯の山温泉上に帰着。
花は豊富でササユリ(満開・たくさん)・ヤマツツジ・コアジサイ・ネジキが咲いていて、ベニドウダンが少し、ヤマシグレがこれから、イワカガミは沢山有るが全て終り。天然では始めて見たがピンクのセ
○○が一輪。
今日のコースは5段階評価で(限る/近隣の山)体力★★★・技術★★★★・危険★★★★★。このコースを逆に行くと5人中2人は病院又はお寺のお世話になるだろう。槍ヶ岳・剣岳で訓練して登るレベルだ。
今日の石ヶ谷〜岩渕山は近場では一級品の恐怖ゾーンだ。



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06/05/29 三滝寺ついでに宗箇山 g693
日本百名山を目指す人は多いが、これには体力・金力・時間が必要だ。私は体力・時間は無いが金だけは無いのだ。とても存命中には全ての頂きには立てそうに無い。私は極楽寺山百回登山を達成し、「百薬の長」というものも召し上がっている。あと百関係でいけそうなのは、中国新聞社が出版している「ひろしま百山」が現在70でこれはいけるかもしれない。が、しかし残りの30はなかなか手強い。残っているのは登山口まで時間がかかる割には歩行時間が短いとか標高が低いとかの、いわばコストパフォーマンスの低い所ばかりなのだ。が、しかし行かなければ達成できない。ということで5月28日に天気も悪いので近場の行ったことの無い標高356mの宗箇山へ行く。三滝寺に駐車して境内の間を行く。三滝寺は何度も来るがいい所だ。私は仏像が好きだ。それも古い屋外の石像が好きで、滝も好きだ(関係は無いがラッキョ・Pマンは嫌いだ)。ここには石像が有る、滝も有る、ラッキョ・Pマンは無い。石仏は私の心を癒し、滝の音は魂を揺さぶる。感動に浸ってなかなか歩が進まない。境内突き当りから登山らしきものが始まる。前夜の雨の為かいきなり最初の一枚岩道が半水没してる。これを除けば急登も難所も無く楽に山頂に着く。途中手作りっぽい方向標識や、小学生が書いた木の名札等がある。中には名前が間違っていて控えめに訂正されてたりしている。登りはAコースで帰りはBコースを下る。登りは誰にも会わないが下りで男姓1人/女姓2人と出会う。アジサイが咲いていて、伐採された桜の木にツツジが宿木している。この山は三滝寺と組み合わせれば低山ながらなかなか良い山だ、山頂からの展望もいい。この日はマイナスイオンとフィットンチッドをしっかりと体内に蓄積する。これらはいくら蓄積しても肥満にはならない良い物質なのだ。


磨崖仏 京都嵐山風の竹林 勉強不足?
4代目宗箇松 意図せぬ芸術的形状 コアジサイ




06/05/22 十方山 g693
5月21日に吉和の十方山へ登る。前日急遽話が決まり12名で那須のコースからT氏をリーダーに出発。このコースは初めて通るが、以前は荒道だったものを近年整備したそうで、なかなか良い道だ。道中に展望は無いが随所にいろいろな花が咲いていて、しばしば足が止まる。足が止まると恐ろしいほどの数のハエがたかってきて五月蝿い。(今日1日で家で見る数の34年分を見た)。まぁ、熊がたかってくるよりはいいので我慢の範囲。花が咲いている。イワカガミ@・ウスギヨウラクA・エンレイソウB・シロバナニシキゴロモC・チゴユリD・ツクバネソウE・バイケイソウF・ハナイカダG・フデリンドウH・ミヤマカタバミI・ムシカリJ・ユキザサK・・etc(どうだ 私の博識ぶりは・・・と自慢したいところではあるが、しかし悲しいことに全て人の受け売りなのである。私は1を聞いて0.1を知るというタイプなので、なかなか名前は覚えられないのだ。私の植物に関する知識はタラノメ・バカノメ等の食べられる系に限られるのである)山頂に着くと10名位人がいて、我々の食事中も続々と人が来る。殆んどが瀬戸の滝コースからだ。下山は内黒峠へのコースを下る。下るといってもアップ・ダウンが幾つもあり、登る時間とあまり変わらないのだ。尾根歩きなので暑い。那須コースの登り・内黒峠への下山は、いずれも標準時間は3時間半くらいであるが、どちらも2時間半弱で走破する。T隊長のツァーには時々参加させて頂くが、殆んどがスピード違反だ。こういう悪質な常習犯を関係当局(どこの管轄かは知らない)にはしっかりと取り締まってもらいたいと、しんどい時には時々、再々思うのである。内黒峠から那須まではあまり知られていない植林山の中の道を1時間弱下る。熊や蛇にかじられた方もなく全員無事帰着。7時間・31,000歩。


@ A B C
D E F G
H I J K


歩行ペースが速く置いていかれて冬眠あけの熊の食料にされるのも、あまりうれしくないので、写真を撮らなかったので上記の写真は「教育目的に限りフリー素材」というONLINE植物アルバムHP及びBotanical GardenHPより借用しました。著作権を主張し画像を使用するなというHPが多い中(某Nature Ph・t・ Gallery HPなど見られたくないなら閉鎖しろとつっこみを入れたくなる位)、太っ腹に使用を許可されていることに感謝。ゆえに植物学的・教育的見地から写真をご覧ください。
: Fバイケイソウは有毒で、食べられる山菜のオオバギボウシと間違えて食されて中毒→死亡というケースもあるそうです。自信が無い場合は生命保険の額を確認のうえ病院が開いている平日の朝に、気合を入れてお食べ下さい。




06/05/08 祖母山、雲仙普賢岳に登ってきました J・K
1日目 今年のゴールデンウィークは祖母山、傾山の登山と設定し5月4日に出発しました。途中竹田市の岡城址(滝廉太郎の荒城の月)を見学して尾平で投宿。某トラベラルの一行も泊まっており顔見知りの引率者と挨拶。〔世間は狭い)
2日目 AM 3時30分起床、5時00分出発。コースは宮原〜祖母山〜黒金尾根〜尾平。快晴で登山日和。アケボノツツジが見頃でした。山頂や天狗岩などでの眺望は素晴らしく遠くは久住連山、大船山、傾山など充分堪能しました。頂上直下での下山道は急でハシゴも不安定、パートナーは一寸苦労していたようでした。2時30分駐車場に到着。阿蘇山麓の宿泊所へ。
3日目 今日は朝から曇り空。午後は雨の予報。登山が無理なら観光に変更するつもりで傾山に向けて出発。登山口着が予定外に遅くなったのと雨が落ちだしたので登山は中止。高千穂の天の岩戸神社参拝等をする。岩戸開きの神話で天照大神の隠れていた窟屋の戸が信濃の戸隠山まで飛ばされのが山名の由来と説明がありました。タジカラオの尊の力は想像以上でした。神域で写真撮影の制限が多くありました。
4日目 朝から曇り、霧で視界不良。昼から晴れるとの予報。傾山登山は次回にして、熊本港から島原に渡り普賢岳登山に変更。仁田峠から登山開始。ガスで全く見えないが天気予報を信じて歩き出す。途中からガスが切れ始める。頂上でじばらく待つと平成新山(溶岩ドーム)が少しの間だけ姿をみせてくれた。来た甲斐があった。下山後雲仙温泉で汗を流しサッパリする。途中キャンプして翌日帰るつもりが面倒なのでそのまま一気に帰宅。AM3時無事着で完。


立派な石垣 本丸跡 岡城跡から祖母山を望 荒城の月歌碑
アケボノツツジ 久住連山を望む 傾 山 天狗岩
石燈篭に梟 天安河原(奥に社) 仁田峠 普賢岳
某皇族の登山記念碑  溶岩ドーム 普賢岳の花・名? 登山道入り口と菩薩堂




06/05/05 大野権現山 g693
5月5日、「ゴールデンウィークはむやみに市中・遠方に出かけ、金銭・時間の消費をするべからず」(第2条3項)という我が家の家訓を守り、近場の金も時間もかからない大野権現山へ出かける。曇っているがだんだんと回復するという天気予想を信じて、雨具は持たずに4時間分の飲料・食料を持って佐伯工業団地の奥の団地突き当りから登る。ここは距離は短いが急登・岩場もあり二輪駆動、4輪駆動とギアを切り替えながら登る。複数で登るのも楽しいけど、単独で静寂の中を行くのもなかなかのものです。山頂に着き暫らく時間を過ごすが人を見ない。貸切か。家に帰ると12時前で3時間弱のショートツァーでした。





06/05/02 呉娑々宇山 g693
5月2日に3人で呉娑々宇山へ登る。10年ぶり位で登山口は当時とかなり雰囲気が違う。霊園はできているし、立派な水分峡森林公園管理棟/駐車場できているし、親切すぎる説明の管理人の方もいる。登りは水分峡ルートを行く。変な天気で出発時は暑く段々と低気圧だという感じになり、山頂に着き食事時には風も強く今に雨がも振りそうになるが、下山にかかると又良い天気になる。。下山路は尾根コースを進み高尾山に着く。ここまで登りも含め急登も無く楽な道だったが、ここから岩屋観音跡まで岩場の連続で途中おもいきり怖い所もある(単にルートの選択を誤っただけかも)。出発から5時間半位で帰着する。帰りは平和大通りを通行し明日からのフラワーフェスティバルの準備を視察する。


屋観音岩表裏/申し訳ないけど、ちょっと私の感性に会いません


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06/04/30 右田ヶ岳 g693
4月29日に防府の右田ヶ岳へ4人で登る。何年も前から山陽道を通る度に見ていたが、やっと機会が実ってこの日が来たことに思わず感涙。代表的な天徳寺登山口から登る。見たまんま登山路の9割は岩でなかなか面白い。途中に地蔵・磨崖仏が沢山有り、展望が良いので立ち止まりながら、のんびりと登る。11時に山頂へ到着後早いけど昼食。廿日市に親戚があるという地元の人に「まて貝」の塩茹でを頂く。食事中にこの山へ1万回登っている伝説の鉄人と遭遇する。なんともすごい人ですなー。現在も自己新記録を更新中でギネスへ申請したくなるね(もっと詳しく)。この方に比べれば極楽寺山千回者はひよこの前の卵みたいなものだ(2百数十回の私など蛋白質の分子みたいなものでせう)。下山は予定では結構長い縦走路を行くつもりだったが、藪っているとの事なので塔の岡登山口へ下る。まだ時間が早いしETC割引タイムまでかなりあるので天満宮へお参りに行く。ここの神社は家内安全・商売繁盛とかは無くシンプルに学業一本やり。私も数10年前にお参りしていれば、より良い方向に人生が変わっていただろう。この後国分寺・毛利庭園(無料ゾーンのみ)を巡り帰路に着く。


右田ヶ岳 磨崖仏 岩上の石祠 1万回+5百回おじさん




06/04/23 イワカガミ観賞ツァーの予定だったが g693
4月23日に極楽寺山登山仲間16人で極楽寺山から窓ヶ山へ縦走する。9時に第二駐車場へ集合。殆んどの方は麓からここまで歩いて来られたが私は軟弱者なので車で来る。小雨の中、大杉/荒谷林道へ出て通常のコースではなく、林道を少し上って向かいの山へ取り付き廿日市市・広島市の境の尾根を進み魚切ダム上流の白川(しらこう)へ12時過ぎに着く。ここまで分岐も多くルートが分かりずらく、リーダーの下調べが無かったら、とても来れないだろう。迷ったら三日三晩さすらって島根県に出るかも。出た所で昼食。リーダーがヨモギ餅を持ってきていて皆で美味しくいただく。ここから2名の方がバスで帰られ14人で本来の目的であるイワカガミを見に窓ヶ山へ向かう。西峰まで沢山有るが未だ早すぎてあまり咲いてない。4時のバスに乗る為殆んどの人がここで下山し、3名で東峰に向かう。雨は早々と止んでいたが、霧が出ていて何も見えない。下山すると4時半だった。振り返ると山頂部だけにガスがかかっていた。





06/04/16 求菩提山・久留米つつじマーチ g693
4月14日に久留米ウォーキングに行くついでに福岡県の犬ヶ岳山塊の求菩提山へ登る。車にETCを付け初使用なので料金所を恐る恐る進むが無事ゲートが開く。コングラチュレーション ! 。カードを2枚使って小倉東ICまで行き料金が半額。これは非常に喜ばしい。駐車地から車道を延々と行くが道中に古いお地蔵さんや、坊という山伏の宿舎跡の苔むしたきれいな石垣があるので退屈はしない。俗界との境の「構の石門」を入るとなにやら霊気を感じる。中宮から鬼が一晩で作ったといわれる850段の石段を登り上宮へ着く。雨上がりで霧が出ていて滑りやすいが、ここの雰囲気に良くあっています。信者の人が酒を供えたりしていて、話しかけると無言で「シッ、シッあっちへ行きな」という手振りで思わずムッときたが、見かけは温厚な私なので、まぁ・・・。やがて神殿の正面で正座し、なにやらイスラム教のお祈り風な事をされだしたので、なにかの沈黙の行だったのでしょう。下りは五窟めぐりのコースを下り麓の求菩提資料館へよって展示品を見る。ここの展示品は一級品です。久留米への移動途中に耶馬渓を通り、「青の洞門」を見物し、洞門の上の山の競秀峰を縦走する。この日の宿泊は久留米のセントラルパークホテル(中央公園駐車場)の予定だったが、より格上の「うきはステーションホテル」(道の駅うきは)に宿泊。

登山口 路傍の石像 岩窟の石像群 鬼の鐙
獅子の口 中宮 競秀 競秀峰の石像
4月15日に「うきは市」から久留米の中央公園のツーデーマーチ会場へ移動し知人と待ち合わせ、20kmコースを歩く。ひたすら雨で最後まで止むことはなかった。雨なのに結構人が多くて主催者の一員の西日本新聞の記事では11.300人が参加。出発式には女優も声援に来ていて私とよく目が合う(ような気がする)。傘を差して準備体操をするが、かなり違和感がある。大きな大会なので長野とか東京とかの遠方から人が来ています。何の為に金と時間を費やしてしんどい事をするんだろうかね。世の中にはいじめられて喜ぶ体質の人が結構いるということか。SMクラブ経営者もこういう人にダイレクトメールを出すといい商売になったりして。8時半出発で12時45分到着で4時間15分。内休憩40分。目標は3時間30分だったが、雨の為に道が狭くなったり、殆んどの人が傘をさしていたり、泥んこ道があったりであまりスピードが上がらない。帰路は小倉から高速に乗りETC半額で帰る、往復でETC設置費の1/3を早くも回収。今回は歩行距離が短いからか、靴が良かったのか足に殆んどダメージが無かった。靴は最近購入したふぇらがも「老婆ー」ブランドで極楽寺山で一回試運転しただけで履いたがさして問題なかった。オールラウンドシューズということでウォーキングにもトレッキングにも使える。4人で一緒に歩いてウォーキング専用靴の人もいたが、唯一私の靴が浸水しなかった。




06/04/09 岩舟岳 g693
4月9日に70台前半の人から20台後半の私(ちょっとものすごく年齢偽装)までの極楽寺メンバー8人で朝二(7:05分)の船で宮島の岩舟岳へ行く。大元公園から倒木の多い道を登り、多々良林道へ出て岩舟登山口へ。大川越まではあまり起伏が無いが延々と長い。11時に山頂に着く。大竹・岩国方面が望めるけど黄砂の為に良く見えない。中国からの輸入品は多いがこんなものまで輸入するなよ。山頂で食事後同じ道を帰るが予定より早いので、オプションで多々良林道手前から502m峰を越えて奥の院へ行き、駒ガ林を経て多宝塔ルートを下り、140年ぶりに再建された大願寺の護摩堂へお参りし定番のもみじ饅頭を買って帰宅。
@山名の由来の岩舟か。A岩場の狭い所を通るが食事前なので全員通行。B山頂にポストがあったが郵便配達員の方も大変だな。C美美ちゃんも元気そうで。D桜もアセビも満開。E4月2日に落慶法要があった大願寺護摩堂。F白檀製の不動明王。極楽寺の大仏さんと同じ作者。G観光客も沢山来ている。廿日市へしっかり金を落としてくださいな。


@ A B C
D E F G


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06/03/24 虎鳥茶 g693
3月23日、山口県光市の虎ヶ岳・烏帽子岳・茶臼山の縦走をしました。遠方まで来たので一歩あたりのコストを下げる為に最長コースの周防ルートを登る。いずれの山名もどこにでもあるような名で、標高も三つ合わせて1.175mと低いが縦走路はピークが数多くある。距離は長いが急坂部は少なく、よく手入れされた歩きやすい道です。数年前の寅年に地元の人が整備されたそうで、途中に分岐が沢山有るが標識がしっかりしているので迷うことは無い。虎ヶ岳山頂は展望がよく由布岳も見れるそうだが、あいにくの曇り日で残念。烏帽子岳山頂にはなぜか三角点碑が2ヶある。茶臼山に着くと地元の人が登ってきて、一緒にJR光駅までの近道を降りる。この人とは途中で分れたが、後から車で追いかけてきて野菜を頂く(この人は良い人だったが、駅を訪ねたら間違った情報を教えた人もいた。おかげで1便遅れました。ここらには良い人と良くない人が混在しているようだ)。光駅から島田駅の1区間汽車で移動し駐車地までの2.7km位舗装路を歩くがこれは結構遠かった。総時間8時間・総歩行距離18Km位。

スミレ 四等六角点 島田川の沈下橋




06/03/21 藪とロマンと g693
3月21日、寒さも本日迄で全国的に休日で、大半の国民はテレビの野球観戦で熱くなっているという今日、この頃、皆様いかがお過ごしですか?。私、今日この頃は廿日市市内の山を精力的に踏査してホームページに掲載されている方と、旧佐伯町浅原の鬼石山・横山の縦走に行きました。車1台を栗栖に置き、もう1台で浅原の登山口に行く。といってもマイナーな山なので正式な登山口というものは無いようだ。道無き杉林の急坂を登る。途中藪はたっぷりとあるが展望は一切無し。鬼石山の山頂に着くが目印らしきもの無し。さらに笹藪の尾根を進み908mの横山山頂へ着き、ここで昼食。ここから道かもしれない急坂を下り、中道からの中国自然歩道へ出て栗栖へ帰る。この中国自然歩道は津和野街道で横にはきれいな渓流(思わず歌など口ずさむネ。あ-あ-あ-あ〜 つわのかいどう 春景色〜)。目を閉じれば数100年の時を越え江戸時代へタイムスリップする。苔むした道の石畳は、いにしえの人のわらじの裏を見、今日は靴の裏を見る。


昭和5年のコンクリ製 鬼石山頂の赤鬼石 横山三角点 地味です 残雪
藪尾根を下る 標識 津和野街道石だたみ 御神体が岩のお堂




06/03/12 歩くよろこびふれあう心 夢と歴史の瀬戸の道 g693
3月11日に倉敷ツーデーマーチへ参加する。1週間位前まで参加を迷っていたが、事前申し込みされた方の出場券(権)を譲っていただき決定。当初20kmコースに出場予定だったが、20kmは街中を通るコースなので、田園地帯が多い40kmに軽い気持ちで変更する(気持ちは軽かったが足は重かった)。事前申込者は4,000人弱で40kmは748人。当日申し込みもあるので実際にはまだ多いようです。倉敷市役所を出発し5〜6km位は車道沿いだが、後は田圃の広がる中の自転車専用道とかの平野の田園地帯の道を行く。水路が沢山有るが、傾斜が無いのか、殆んど流れがなく澱んでいる。あまりここらの米は・・・。第二チェックポイント吉備津神社を過ぎ、古墳群を見ながら第三チェックポイントの備中国分寺で昼食を取る。ここで残り14.5km.。まだ多少のゆとり感はある。第四チェックポイント安養寺に着き残り7.5km。結構足に来ていてヘロヘロ。ここからは気力と腕の振りで何とか完歩。7時発・3時半着。正味歩行時間7時間30分、歩数6万歩、平均時速5.3km。
しかし、この人数のこのエネルギーを生産に向けたら、日本のGNPをかなり引き上げて、自動車30台位は作れているね。なんと無駄で有意義な時間を過ごしたものだ。
出場券(権)を譲っていただいた森さん・吉田さん、有難うございました。あなた達の分も歩きました。おかげで疲労も筋肉痛も2倍です。


蔦広場前 声援犬 自動歩行昇降装置 自動車除外路
田園平野を行く 備中国分寺 3時/からくり時計動く ゴ〜〜ル !!


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06/02/26 十方山 g693
2月25日に極楽寺登山メンバー男8人・女6人・車5台で吉和の十方山へ登る。しかし廿日市も広い、瀬戸内海から中国山地の県境まであるからね。途中に女鹿平スキー場がありバスや乗用車が沢山駐車しています。ここの人たちは数100mの標高差を、スキー場備え付けの電動上昇装置でさっと登り、我々は何時間もかけて自前の上下横移動可、前進・後進可、無段階の速度可変可能の駆動装置を使って登る。登山口で準備体操後8時40分頃出発。雪を期待して全員アイゼンとスノーシューかワカンを持参しているが、思ったほど雪が無く残っている所も、しゃりしゃりとして締まっていて、ほとんど沈むことなく靴のみで進む。途中落葉の樹に宿り木がたくさん付いているが、付かれた樹はえらい迷惑だと思っているかもしれないね。自分は葉も落として冬眠状態なのに、この居候は栄養を吸い取って青々としている。山頂付近の広い、なだらかな笹原は殆んど雪に埋まり通常のルートは全く分かりません。さえぎるものも無くまともに強風が吹き付けます。昼食後同じ道を帰る。行程時間6時間15分でした。しかし前の人の足跡をトレースしているのによく雪を踏み抜き、膝まで埋まる。これは自分の前で雪が丁度耐える限界だったのか、それとも自分の体重が前の人全員より重いからか。しかし雪上でWストックとくれば、気分は待っトリーノになるね。腕で木を払えば大回転、上りはクロスカントリー、下りの速足はモーグル、ストレッチで背を反せばイナバウアー。



こちらに同行者のJA4AGA氏のホームページトレッキングページ「十方山」に、写真・記事があります。




06/02/11 大峰山 in 雪 g693
2月11日に2人で旧佐伯町の大峰山に行く。当初、5人で芸北の山へ行く予定だったが途中の道が雪で危険なので中止になり、急遽こちらに変更する。道中は除雪してあり問題なく通行できます。駐車地からはいきなりの積雪で、スノーシューを装着する。登山口付近は15cm位の積雪だが、中間位から30〜40cm位になり木が雪の重みでしなっていて、しょっちゅう迂回を余儀なくされ、スノーシューを付けていても2.30om位沈むので体力を使う。山頂へは10m位手前の岩から先に進めないので、北側から進むが60〜70cm位の積雪なので断念する。無雪時は1時間強で行くが、今日は2時間40分かかった。平日なので貸切かと思っていたが、後から2人、がんじきもアイゼンも付けないで来ました。帰りはルート無視で下る。麓の大峰温泉は本日は休業でした。





06/02/04 野呂山 g693
2月4日に6人で呉市川尻町の野呂山へ行く。廿日市から5人で車で出発し、JR川尻駅で他の1人と待ち合わせるが、車で来ると思っていたのに汽車で来られるという想定外の出来事が。登山口まで距離が少々あるので同乗する。120%の乗車率で定員オーバーの道交法違反だけど、制限速度60kmの所を72km位で走ったって、まぁ、いいかという感覚で、さざなみスカイライン途中から少しの所へ駐車し、兜岩コースを登る(なんだか某駅前ホテルチェーンの、東○イ○の社長の思考回路になってきたぞ)。前日からの低気圧の影響で寒く、霜柱が沢山有る。中国自然歩道だけあって、道はしっかりしている。途中、ピストンで仏石・岩海を見に行く。山上尾根に着きレストハウス内で昼食。素晴らしい施設で暖房もあり、絵画展をやっていた。寒い日なので非常に喜ばしい。食後、弘法寺に向かう。途中沢山のお地蔵さんや弘法大師の像があり、極楽寺と同じ真言宗ということで、なんとなく親近感がわきます(我が家は真宗ですけどネ)。玉すだれの滝へ行くと、そこそこ凍っていて、名前の通り本当に丸い。帰路は同じ道を下るが結構雪が降りだす。
野呂山は車で行くというイメージがあって、今まで何度か車で行った事は有るが,歩いて行ったのは初めてで、6人中5人は初歩きでした。善棚山・弘法寺山の山頂には行かなかったけど満足。


弘法寺本堂 玉すだれの滝壺 玉すだれの滝


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06/01/30 クマン岳・古鷹山 kco
1月29日に7人で江田島のクマン岳・古鷹山を縦走しました。今年2回目の極近場海外ツァーです。宇品港に駐車して連絡船で切串港へ着き、民家の間を抜けクマン岳へ向かう。あまり人が通らないのか、藪道です。瀬戸内の島なので暖かく、もうアセビが咲いています。山頂で一休みして下山後、車道を横切り古鷹山へ向かい山頂で昼食。たくさんの人が来ています。360度の展望だけど残念ながら、霞がかかっていて、あまり展望はありません。
標高0mから歩くと、そこの地域のいろいろな風景が見られますが、今回は切串の町並み・みかんの段々畑・そこそこの家の前にある、いろいろな柑橘類・野菜の無人販売が興味深かった。私はポンカンと白菜を買いました。





06/01/08 鬼ヶ城山 g693
1月8日に3人で元佐伯町の飯山の鬼ヶ城山へ登る。廿日市の沿岸部には雪が振らなかったが、山間部のこちらはかなりの雪です。同じ廿日市市でも瀬戸内海から中国山地までと広いからからね。津田の町からは道路が積雪・圧雪でバリバリです。河内神社前に駐車し出発。林道へ入ってすぐにスノーシューを装着。林道終点付近80cm位の積雪か。ここから暫らく行って、標識がある地点から左方山頂を目指す。結構急登で、3歩進んで2歩下がるペースでなかなか進まない。新雪なので20cmから30cmどうかすると50cm位沈む。先頭を代わりながら進み3時間位かかって、やっと山頂に着き昼食。貸切かと思っていたけど、宇佐方面から輪かんをつけた2人が登ってくる。帰路は山口県との県境尾根を通り冠高原方面へ向かい、途中から右に折れて往路に通った林道へ出て飯山集落へ無事帰る。我々は雪を楽しんだけど麓の家では屋根の雪下ろしをしていた。いささか申し訳ないような気になる。


飯山集落 登山口付近 つらら 腰まで埋まる/実は偽装
急登部分 山頂 マイホームを作る人 無事帰着




06/01/04 吉和冠山 g693
1月4日に3人で今は合併して、廿日市市になった吉和の冠山に行く。道中道がバリバリになった所が結構あります。潮原温泉からのコースを出発。雪が程よく締まっているのでアイゼンはいらない。長いツララが何箇所かあり、なかには3m位のも有る。2時間20分位かかって山頂が見える所へ来る。積雪は1.5m位か、吹雪が強くなり山頂付近は暗くてすごく降っている感じで、まだ1時間位は所要時間は掛かりそうなので、ここで賢人会議の結果前進止めで昼食。人肌の燗をつけるが、すぐに冷酒になりカップ麺を作るのに、なかなか湯が沸かない。気温は零下5度近くになり寒くてとても座っては食べられない。帰りはスノーシューを付けて気分良く下る。





06/01/03 弥山登山ルートマップ kco
1月2日に宮島へ行き、桟橋の観光協会で大聖院が製作した弥山への登山ルートマップを頂きました。表面には6つのルートがイラストと文章で紹介されていて、裏面には昨年の台風被害以前の写真と、石仏等の謂れの文章があります。ここに掲載されている内容は登山ガイド本の内容以上のものがあると思います。極楽寺山にも廿日市観光協会から発行されている「極楽寺山登山マップ」が有るが、廿日市からのルートだけで、五日市方面からのルートは無くて、いささか物足りなく「弥山登山ルートマップ」と同様に結構詳細なものが発行されれば喜ばしい。さらにそれが無料ならば非常に喜ばしく思います。大聖院ルートのすみやかな復興を願うと共に、このすばらしいマップに感謝。





06/01/02 弥山・駒ヶ林へ登る g693
1月2日に4人で宮島へ参拝登山に行く。10時頃島に着いたが思ったほど初詣の方はいません。厳島神社・大願寺にお参りし、多宝塔ルートを登る。このルートは著名な弥山登山ルートに多い階段も無く、尾根を行くので景観もよろしい。左手に昨年の台風で崩落した大聖院の上方の谷間が見えます。駒ヶ林山頂で昼食を取る。無線をやっている人、サポーターと来られた目の不自由な方、鍋料理する大団体の方がいます。食後に昨年火事になった不消の火の霊火堂を通り弥山山頂に着き、休憩後博奕尾ルートを下る。このルートも階段も無く尾根を歩くので、瀬戸内海の多島美が望める。博奕尾では大きな虹が掛かっているのが見えます。桟橋近くへ降りると人が盛沢山でした。大願寺前で猿回しの猿と、ロープウェーの獅子谷駅舎にいた猿を見たけど、食が保障された不自由か、保障されない自由か、猿が選択した訳ではないけど自分だったら、どちらを選択するか・・・。


曹洞宗の外人雲水さん 本番前の衣装合わせ 目つき悪いです
大聖院ルート通行止め 仮霊火堂/早い復旧を願います 極楽寺山方面に掛かる虹


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