広島県廿日市市の極楽寺山百回登山へようこそ
極楽寺山登山記 2012




12/12/26 原コース N.H 
 12月24日、原コースから極楽寺山へ。
クリスマスイブだ、本来ならキリスト教会へ行く日であろうが、真言宗の極楽寺にお参りする、なかなかのミスマッチだが、まぁ私はキリスト教徒では無くて仏教徒だ、宗派は真言宗では無く、家には神棚も有るのだ、疫病神・貧乏神以外の神仏は全て受け入れるのだ、私は心が広いのだ(節操が無いともいうか)。
ホワイトクリスマスというには相当に雪量がしょぼいが、薄っすらと雪化粧だ。
最近、ダブルストックを購入した。街では2足歩行の人類が多いが、山では4足歩行の哺乳類が多い、山では4足歩行がスタンダードであろう。
永い間金属製の1本ストックだった、これは蜘蛛の巣除去、マムシと戦う武器、下山時の転倒防止と活躍してくれた。
テクノロジーの進化でカーボン製で軽量化されたダブルストック使用訓練の為、底の摩耗したグリップの弱い靴で、枯葉・薄雪が積もった道を登る。何度か滑るが転倒する事は無い、さすが四輪駆動だ。
鳥獣保護区の看板のすぐ上から猪が耕した跡が有るが、ここらの哺乳類はなかなか頭がよろしいな。
極楽寺参拝後下山路で、後3分で登山口という所で尻餅を突いた、油断のしてたら四駆も万能では無いな。
宮島の弥山で遭難した方が無事に保護されて良かったが、今年は里山の呉の絵下山や極楽寺山でも遭難事故が有ったが、いずれもどういう経路で遭難に成ったかは発表されていないが、今後の事故防止の為にも、しかるべき機関がどこを辿って遭難したのかを公表すれば良いのではないかな。




12/12/14 屋代コース↑↓観音コース N.H 
 12月8日に3人で屋代コースから極楽寺山へ。
積雪が有るのでスパッツを着け9時30分出発。
途中で降りてくる方から「おねえさん」と呼び掛けられ、同行者の方がためらうことなく返事をするが、この方のオネエサンと呼ばれる賞味期限は半世紀前に終わっているが、呼び掛けた方は「お姐さん」のつもりだったか、芸者の人とかは80才になってもお姐さんと呼ばれるからね。
この方にカステラを頂く、わざわざ福砂屋製と強調された。
反射板の前の四阿で休憩しカステラを食べる。メーカー名の書かれた包装した丸ごと一個では無く2cmの切り身なので、福砂屋かどうかは検証できないが、おいしく頂く。
11時極楽寺に着き、参拝後コーヒーをご馳走になり、観音コースを下る。
岩や枯葉の上に積雪が有り慎重に歩む。
下山中に衆議院の選挙車から拡声が聞こえる。
「嘘つきは泥棒の始まり」と国民小学校で習ったが、これは真理だ。
国会議員は大体嘘つきだ。そして税金泥棒だ。そして悲しい事にこの泥棒行為は合法なのだ。
 
   福砂屋の回し者か  



12/10/14 倉重〜アルカディア〜極楽寺山 N.H 
 10月8日、佐伯運動公園駐車場から極楽寺山へ。
駐車場に着き、靴を忘れた事に気付いた。しかたないな、町履き靴で9時に出発する。倉重コースと中国自然歩道の分岐の間に植林作業道が開かれていたが、入口に[新道]と書かれたプレートが掛けられていたが、いずれは名前が変わるのかな(私が神童から凡夫に変わったように)。
新道を進み小畑Aコースから支尾根に登り一枚岩を見て、小畑山主尾根に出る。大杉分岐の手前の鉄塔の周囲がきれいに刈られて、良い展望地になっている、小畑山頂から牛池林道に出る手前でエンジン音が聞こへ、オフロードバイクが2台進入してきた。
林道を人が下っている、ムカゴを採りながら下るそうだ。
先月で営業を停止したアルカディアビレッジへ行ってみる。私は納税者だ、税金で作った施設を視察してもいいだろう。
自動車が進入禁止になっていて休館中の看板が立ててあって閑散としている。今後はどのような使われ方をされるのだろうか。
アルカディアからさくらの里へ向かう。さくらの里の入口にアルカディアへの道は通り抜け禁止だ、の張り紙が有る。まぁアルカディアが閉館して駐車できなくて、温泉・送迎バス無くなったなら、殆ど階段だけの道は、さして歩いて楽しい道でも無いので・・・。
極楽寺へ参拝して蛇の池に行く、池の周囲では多数のグループがバーベキューをして賑やかにビールを飲んでいるが、私は一人淋しくカロリーメートを食べて、スポーツドリンクを飲む。
帰路は倉重コースを下り運動公園に2時過ぎに帰着する。



12/08/18 宮島SAコース N.H 
 8月16日、宮島SAから極楽寺山へ。
盆が過ぎて、ご先祖は霊界に帰られた。どうも実体が見えないので何人来たのか分からないが、家の中が窮屈に感じられたので結構な人数が来たのだろう。
8月16日、宮島SAから極楽寺山へ。
この時期の沿岸部の山登りは暑いが、極楽寺山も蒸し暑い。木陰のコースで陽の直射は無いが、風も無い。
食料は持参せず飲み物だけ持っていく、スポーツドリンクとお茶を氷と共に魔法瓶に入れ、ザックは背中が熱いので、ウエストバックに入れて行ったが重すぎて歩き難く、肩掛けバッグにして登る事になった、結局楽しようとしてしんどい事になったよ。
何人もの下る人とすれ違ったが、涼しい早い時間に登られたのだろう、ほぼ100%団扇を持っておられる。
極楽寺境内で知り合いの方と話をするが、結構涼しい、標高が600m位なので下界よりは3〜4度は低い。
下山時は太陽から離れるので、涼しくなる理屈であるが、なぜか熱くなる、不思議だ。
先に極楽寺山で遭難が有り、幸いにして発見されたが、登り慣れた里山とはいえ事故は起きる、気を付けなければ。
遭難にはならないだろうけど、平良コースから極楽寺山へ初めて登られる方が迷いやすいのは、山門手前の中国自然歩道の標識が設置してある分岐点、ここには山頂や極楽寺への案内は無い。
   
 無料展望台  不親切標識


 
 12/07/20 倉重コース きのこ鑑賞 N.H
 7月15日、3人で倉重から極楽寺山へ。
今回はウスキキヌガサタケの開花(キノコなので花ではないけど)を見る為、佐伯運動公園の駐車場を、私としては早めの8時に出発し倉重コースを進み、キヌガサタケ群生地に着く。
色鮮やかに開花したキヌガサタケは結構有ったが、全て倒れていて立っている物は1本もない。種芋も見ないのでもう終末期なのか。
蛇の池に行く、睡蓮鑑賞の人が結構いる。
極楽寺へ参拝し、よく来られる方に聞くとキヌガサタケは今年は量的には多いが連日雨が続いたせいか、立っている状態の物を見た人は少ないそうだ。
軸がスカスカなので、頭部やドレスが水分で重くなると自立し難いのであろうか。
水分摂取も良い事も良くない事も有りますな。皮膚や毛髪の保湿はよろしい。が私が肥満風体型に見えるのは、それは脂肪でそういう風な体型なのではないのだ、水分太りなのだよ、乾季になるとすっきりスリムに(なると思う)。
キヌガサタケは9月に再度咲くことも有るので期待しよう。
参拝後再度蛇の池を通り、タマゴタケを鑑賞して倉重へ下山する。



 12/06/18 長野コース N.H
 6月17日、原の長野コースから極楽寺山に登ったぜぇ。
前日は終日雨が降り、濡れている藪の林道原線を通ったぜぇ。
堰堤下の登山口の岩場が滝になっていた所を強引に進んだぜぇ。
どうだワイルドだろう。
おかげで下半身がびしょびしょになったぜぇ。
6月16日〜7月31日まで極楽寺山睡蓮まつりだ。
以前は1日限りのまつりでいろいろなイベントが有ったものだが、今は睡蓮が咲いているという意味合いだけで[まつり]と称しているのか、カメラを持った人が多い。
先週は無かったポンプ小屋傍の池にはモリアオガエルの卵塊が有り、観察しようと卵塊に近づいたら、足元に蛇がいて魂消たなぁ。
帰路は知人の方が車で来ていたので、乗せていただいて下山する。
長野コースはワイルドだぜぇ 



 12/06/11 倉重コース N.H
6月9日、倉重から極楽寺山へ。
佐伯区の運動公園に駐車して、倉重コースを進み小畑Dコースを登り、牛池林道に出て牛池に進む。コアジサイが沢山咲いている。
数日前に新聞に蛇の池の睡蓮の記事が記されていた、次週は睡蓮祭りだ、沢山の人が訪れることだろうから、睡蓮に目垢が付かない新鮮なうちに見物に行く。写真を撮る人が結構おられる。
極楽寺に参拝後セッコクを見に行く、満開だ。
帰路は倉重コースを下るが、途中でアサギマダラを見た、中国山地では見たことが何度も有るが、極楽寺山では初めてだ。
二匹見たが子作り行為中だったのかな、近づいても逃げないので失礼ではあるが10分位観察する。
倉重コースにはずっとタイヤ痕が有る、オフロードバイクの様だ、難易度が高いコースだと思うが大した技術だなぁ、と感心している場合では無いか、登山路が荒れるからね。 
 
 蛇の池  牛池  セッコク
 アサギマダラ  蛸さん沢山  タイヤ痕



 12/05/21 牛池周辺周遊 N.H
 5月19日、洞雲寺から極楽寺山へ。
2年振りだ。ここらの地域は土地区画整理で日々大きく変わる。
昔は洞雲寺は、何個もの地蔵さんが有る山沿いの土の参道を通って行ったものだが、今は門前から外は立派な松以外は全て変化している。
洞雲寺に参拝し墓地の中を抜け裏の山を登る。
2年前には道が途中から柵がしてあり、個人の所有地なので入るなと有ったが、今回は柵の手前の道っぽい所を強引に進んだが、藪で通行不能になり結局洞雲寺に引き返す。
今日はウスギヨウラクを見たかったのだが、歩いて登る気力が失せ、第一駐車場まで車で行く。
蛇の池からさくらの里を経て牛池へ。黒い蛾が(蝶かもしれない)大量に飛び回っていた。途中で一人と三人グループと出会う、マイナーな道でも通る人はいるものだな。
牛池林道にウスギヨウラクが咲いているが、量は少ない。
林道から主尾根に向かう、四本樫の先にもウスギヨウラクは結構有るが花が付いているのはほとんど無い。
極楽寺参拝後、第二駐車場で先刻出会った三人グループと再び出会い、ササバギンランが生えている所を教えていただく。
 
   
 ウスギヨウラク  ウスゲオイラク  ササバギンラン



 12/05/05 屋代コース N.H
 5月4日、屋代コースから極楽寺山へ。
登山口で知人一家と出会い、同行させていただき、道中に有る花の名前を教えていただく。
この所は、山に行くと食材探しで上ばかり見て、あまり下を見ることが無いが、足元の左右をゆっくりと見て行けば、小さな花が結構有る。
人の脳の記憶容量は、個人差は有るがある年齢に達すると徐々に減少する。それは一を聞いて十を知った神童だった私でも防ぎえないのだ。そして私は相当ある年齢を過ぎている。
そういうことで、花の説明はしっかりと聞いていても脳内容量の少なさの為、十聞いて五知り、下山時には2っ失い、帰宅時に覚えているのは唯一つのみで翌朝には零。
まぁしかし、教えてくれた方も、教えたという行為で、自らの脳内に蓄積された情報が欠落していない確認になり、私に教えた成果が無くても、それはそれで宜しいのではないかなぁ。
極楽寺境内のもみじの緑色が感動的に素晴らしい。
これから梅雨入りまでは極楽寺山登山に最適な時期だ。



12/04/23 原コース N.H 
 4月22日、朝方の天気予想は降水確率90%だったが、雨は降っていなかった。
気象庁の予想の外れる確率は80%、当る確率は20%だ。
まぁ、某政権党のマニフェスト達成率マイナス100%よりははるかに良い。
2割の信頼感と8割の不信感を持って、一応傘を持って、原コース登山口へ向かう。
速谷神社先の高速道の下には、白黒のツートンカラー(屋根上の赤色を入れればスリートーン色)の車が停まっているが、私のように法律遵守率99.98%の人は良いが、違法・脱法行為者はまぁ気を付けた方が・・・。
靴を忘れた、履いて来たのは底裏パターンが殆ど消滅したスニーカーだ。
しかし消耗靴とはいえ、プロのアスリートもたくさん契約しているアディダスだ、まぁ大丈夫だろう(私にはオファーが無いので自腹買)。
今時期の山行は食用山菜採取が楽しみだ。登り始めはツツジが有るが、花より食材で道中チェック。
天気が悪いのであまり人は見ない。
下山時は、やはり消耗靴は厳しいね、濡れ落葉でよく滑る。
傘はあまり雨用に使うことは無かったが、食材採取には曲がった持手の部分がいい仕事をしてくれた。
バカメと言われると悲しくなるが、バカノメと聞くと嬉しくなるね。



12/04/02 魚切・大杉コース↑アルカディアコース↓ N.H 
 4月1日、2人で魚切から極楽寺山へ。
アルカディアビレッジへ車1台を置き、もう1台を佐伯区の下河内運動公園の看板の下の駐車場へ留めて9時過ぎに出発。
中国自然歩道を進み、旧河内峠を越えて荒谷林道の大杉橋に着く。
結構楽な峠越えだ。まぁ楽なのは当然であろう、峠に有る説明板には、地元の古老によると明治の初め頃までは、五日市町と湯来町を結ぶ主要街道であった、と記してある。現在のように遊びで歩くのではなく、昔は生活道で者物流の往還道だったのだろう、難儀な道だったら消滅していたであろう。
しかし、私も相当な古老だけど、さすがに明治の初めは知らない。記されている古老というのは、何歳の方なのであろうか。
難儀なのは荒谷林道から、植物公園分岐を過ぎて大杉登山口まで、緩い登り坂が4km位続き嫌になるな。
登山口から少し足を伸ばして、大杉集落を見に行く。明るい開けた極小の盆地だ、何戸か見えるが居住の家屋は有るのだろうか。
極楽寺本堂の千手観音像は平安時代に、大杉の霊木で作られたとあるので、地名は1000数百年前から有ったのか。
登山口から植林山の急坂を登り、小畑山の尾根に着き、牛池林道へ出て、牛池を経て極楽寺山山頂の東屋で昼食を摂る。
先客の夫婦が居られ、箸を忘れられていたので差し上げる。良い行いをしたら酬いが・・・無い。
極楽寺へ参拝し蛇の池・さくらの里を経て、アルカディアへ下り、魚切に停めた車を回収して帰宅。
今日の歩行距離は10km位だが、荒谷林道・牛池林道・極楽寺から蛇の池・尾根を越えてからさくらの里までと、半分位は舗装路で、特に荒谷林道は無駄に長過ぎ。
春の恵はもう少し先 



12/03/26 速谷コース N.H 
 3月25日、速谷コースから極楽寺山へ。
登山口へ行く途中で山陽道の側道脇の産直市で野菜を購入し、側道を進んで極楽寺山・バイパス方面との交差点に、私のような交通法規を遵守するゴールデンライセンスマンは良いけど、アウトローの人は気を付けた方がいいかもしれない黒白ツートンカラーカーが停まってましたな。
速谷コースは通行者が少なく、夏場は藪で歩きにくくなるが、今日は棘・笹・羊歯が繁りかかけているが、まぁまぁ通行可能だ。
途中に大きな、んち場(たぬきか?)が有り、柿の種のような物が沢山あったが、何を食べたのかな。
平良コースとの合流地点に出て、下って来た人に登山口を尋ねられるが、地図が無いのでなかなか説明し難い。
平良道はさすが表参道だ、よく人と出会う。
倒木の片づけをされている人もいる。こういう人たちのおかげで平良道はいつもきれいな状態に保てれているが、ちょっと足を伸ばして速谷道もいかがなものでせうか、結構やりがいがあると思うよ。
極楽寺で知人の方が先祖・現役世代・次世代の三代で来られていて、自家製のベーグルを頂き食する。シンプルでヘルシーな感じが良い。
本堂で家内安全を祈願するが、私のように家内の一人がお参りするよりは、家内の多数が来てお参りする方が、仏様から頂く福利量は当然・・・。
将来の年金制度を支える次世代は、現在の年金制度を支えている現役世代に背負子でおんぶされて下山された。
しかし彼岸も過ぎたのに寒く、山上は時々雪が降る。すこし下ったらみぞれになった。三寒四寒で春はいつ来るんだ。



 12/03/13 小畑山 N.H
 先月25日に倉重コースから分岐する小畑Cコースを登り、小さい沢を渡った所の分岐を左に行くと、すぐに道が無くなったので、引き返し右へ進み小畑山に登った。
その後、このあたりをよくご存じの方から連絡頂き、3月10日に2人で行ってみる。
倉重の運動公園駐車場に着くとバードウォッチングの人がいる。
登山道と火葬場との間に目隠塀が有り、以前は木製の物が相当損壊して寒冷紗のような物が掛けてあったが、黒色の金属製(多分)の新しい物に変わっていた。名付けて彼岸此岸隔塀(かってに命名)
教えていただいた通り、道が有った、結構広めの尾根の良い道だ。しかし取り付きはちょっと分かり難い。
Bコースへ合流しさらに@コースへ合流して小畑山617mへ行き、今回は極楽寺山はパスして引き返しDコースを下る。
Dコースを下って少しして、先から気になっていた左への分岐点をちょこっと行ってみるが、すぐに道は無くなっていたが境界杭が有ったので地籍調査とかの為に刈り払われたものか。
倉重コースを下っていると[小畑山の一枚岩]標識の位置が沢の近くからBコース分岐点に変わっていたが、まぁこちらの位置の方が正解だろう。
しかし一枚岩への道標はこれ以外、途中には全く無いので、相当分かり難いと思うよ。
1時頃駐車場に帰着するとバードウォッチャーはさらに増えていた。今年は異常に鳥の数が少ないように感じるが環境の変化か、流行のインフルエンザか。
   



 12/02/28 小畠Dコース↓小畑Cコース↑ N.H
県道433から分岐して極楽寺山山上へ行く車道の途中で、素晴らしい雲海が見られるという情報が有ったので、2月25日に2人で車で極楽寺山へ向かうが、雨が上がった後で雲海を見るどころか雲海の真っただ中で視界は50mだ。
山上の駐車場に向かうが、憩いの森の門扉前に8時50分に着き閉門だったが、9時に極楽寺住職が来られて開門された。
9時ちょっと過ぎ極楽寺に参拝すると、もう数人の人がコーヒータイムされていた。
山頂を経て牛池に下り、林道を通って小畑山尾根から[小畑Dコース]を下り、倉重コースに出て[小畑Cコース]を登り返す。
[小畑Cコース]を登り[小畑Bコース]に合流する途中に分岐が有り、昨年の12月には右に行ったので、今回は左に行ってみる。
道はすぐに途切れ、少し先を探ってみたがよく分からなくて引き返して、結局前回と同じコースで小畑山尾根に登り、小畑山頂を経て
牛池林道に出てさくらの里へ向かう。
さくらの里に1時に着く、四阿に数人のグループがいる。久し振りにさくらの里の三角点に立ち寄り、駐車場に帰着する。
車で山上に上って、歩いて下山し、歩いて登り、車で下るというのは結構楽な気がするが「登山した感」というのは希薄だ。
下って登るのも、登って下るのも費やすエネルギーは同じだと思うが、感覚的には相当違うものだな。 
   



 12/02/13 巣丸の滝コース↑ 原コース↓ N.H
 2月11日、2人で巣丸の滝コースで極楽寺山へ。
このコースは10年5月に下って以来だ。
昨年の夏にアクセス道の林道原線の様子を見に行った時、林道始点から草が生い茂り、とても通行できるような状況ではなかったが、先月長野コースを登った時に、何とか通れたので、巣丸の滝に向かってみる。
林道はままの藪だがさして苦労することもなく林道終点の砂防堰堤までたどり着く。
滝に行くには堰堤を乗り越えなければならないが、これが結構難儀だ。棘の木(ニセアカシヤ?)が繁っていて、持参の鎌で20分位伐採する。
巣丸のコースは道らしきものは無いので岩だらけの河原や、河原の側を適宜左岸・右岸と登る。水量も少なく雑木も繁ってないので。まぁまぁ歩きやすい。このコースは冬場限定のコースだ。
河原の最後で滝に着くと以前有った倒木は片付けられ、最近伐ったような植林杉の根も有り、周囲が明るくなっていた。
滝はここから100m位上まで、階段状に数個あるが、いずれにも枝が凍りついた鳥のように見えるものや、氷柱状、玉すだれ状の氷がある。
滝の上部には以前から小径の杉丸太で作られた橋が架かっていたが、これが手すり共々新調されていた。先月の半ばに来た時は古い物だったので、極く最近取り換えられたようだ。
極楽寺参拝後原コースを下る。
     



12/01/24 かずら坂コース↑ 荒蒔コース↓ N.H 
 1月22日、2人で荒蒔コースから極楽寺山へ。
このコースは昨年8月以来5ヶ月振りだが、かなり状況が変わっていた。
山陽道までは川沿いの林道(?)を進むが、途中から雑草が刈られ川原に降りられるようになっていて、[ぐちきき地蔵][さるとび越][天狗岩]が有り滝が見える手前から林道に上がると、この一帯の資料と感想文記帳誌が置いてあり、さらに先には[龍の足洗い][亀石][あらまき大王][ゲゲゲの谷][サイコロ岩][狭潟実感の丘]等の有る本格的な観光地になってましたな。
山陽道の下を潜り、側道から山道に入り分岐をかずら坂コースへ向かう。道は階段・手すり・ロープと、すご過ぎるくらいに整備してある。
平良コースへ合流し12時過ぎに極楽寺へ参拝する。ほとんど人はいない。
下山は平良コースの三角点のすぐ下から、荒蒔コースを下る。こちらのコースは枯葉の堆積した急な道だ。倒木が多いが道に迷うと言う事は無い、通路の全ての木にテープが巻いてあるからね。
こちらのコースの観光資源は[狸砦][ツバキ山][雨乞い岩]等有る。
かずら坂コースとの合流点を過ぎ、山陽道を潜って旧道と標識が有る方へ行ってみる、こちらはかなりのブッシュでゲゲゲの谷に出た。
荒蒔コースは整備される人が多大な労力を費やされて(金はあまり・・・)、相当楽しんで、いろいろとやってられるようだな。
 
 聞くだけよ  期待 大?  イェー



12/01/16 倉重二郎杉↑倉重桜尾根コース↓ N.H 
 1月14日、倉重から極楽寺山へ。
先月に下る時に迷った二郎杉経由のコースを登る。
少しは雪が有るかと思ったけど全く無い。障子岩からは霞んでいてほとんど見えない。
三角点を経て牛池に行ってみる、7割位凍っている。
蛇の池も7割位の凍結か。寒いためか3人の一家族を見ただけだ。
巣丸の滝を見に行ってみるか。冬季にはよく氷柱が有るけど全く無い。
ここまで来たついでなので、ほとんど人が来ることが無い東屋へ行く、以前は時々来ていたが何年振りかなぁ。
極楽寺参拝後、桜尾根を下山。
 
 ニュースではやってないけど、安佐南区の大田川橋付近は地震で断層がずれたのかな国土地理院の地図でも・・・



 12/01/04 長野コース ↑原コース↓ N.H
 1月3日、長野コースから極楽寺山へ。
一昨年の10月以来だ。当時、登山口までの林道原線が大藪で山になりかけていたので、今日は鎌を用意し持って出た気で家を出発。
速谷神社の側を9時30分頃に通るが車の行列は全くない。
老人ホーム先を右折し林道原線へ向かう。林道はいきなりの藪だが50m先の駐車地まで入れないことは無いが、査定価格が3万円以上ある車は入らない方が良い、横からも下からも灌木が叩いてくるからね。
鎌を忘れた、靴も忘れた、足元は運動靴でさえ無いスニーカーだ、1分悩んで出発する。今年はボケとの戦いだな。
登山口までの200m位はこの時期なので通れるが、夏場は無理だろう。
砂防堰堤から尾根に取り付くまで倒木が結構増えていた。
尾根道は問題なく通れるが落ち葉の堆積厚みがすごい、地面は全く見えない。
平良コースに合流する。すぐに分岐が有り中国自然歩道の道標が有るが、ここで野球ユニホームの小学生に極楽寺への行き方を尋ねられた。道標には「廿日市市原・広島市植物公園・キャンプ場」への方向が記されているが極楽寺への方向は無い、少し進めばお寺への道標が有り山門が見えるが、この地点からカーブしていて見えず、分かっている人は、道標を意識することも無く植物公園方面へ向かうだろうけど、初めて来る人には分からないだろう。今迄にも何度か聞かれた事があるので分かり易い道標を付けられた方が良いだろうね。同様に極楽寺山山頂への道標も無い。
11時前に極楽寺境内に着くと野球ユニホームの小学生や父兄の団体他、結構多くの人がいる。元旦にはあまり人を見なかったが天候が左右するのか。
この小学校は私を輩出した学校だが、当時は尋常小学校と言っていた。校舎は木造で校庭には食糧難の為サツマイモが植えてあった。当時の思い出がトラウマとなり今でもサツマイモは食べない(サツマイモを蒸留した飲料水は飲むけど)
参拝後、原コースを下る、長野ループを曲がりきった所の石階段登山口を上がった所に有る東屋のすぐ上から右手のオリジナル登山口に下ってみるが、藪・倒木でほとんど山化していた。
帰路12時頃、速谷神社は西広島バイパス付近まで車の行列だ。神社までは結構時間がかかる事だろう。この時点でオミクジが凶の気分だろうな。
   
 林道起点付近  登山口から5分経過地点



12/01/02 原コース↑↓ N.H 
 1月1日 元旦、原コースから極楽寺山へ。
年末に雪が降ったので道中に積雪が有るかと思ったが、全く無い。
11時に極楽寺に着き年に数回しか機会がない鐘突きをし、年に数回の御開帳の本尊を参拝し諸々お願いする。
私はギャンブルはしない、宝くじも買わない、一攫千金は無いが損は無い。
御神籤もギャンブルであろうか、まぁ深く考えない事にして御仏籤を引く。大吉だ、大当たりだ、今年は運が良い。
「[失物]出ます 東の方」 明日は失った愛を探しに東方へ向かおうかな。
しかし、大吉を引き当てたという事で今年の運の大半は使い果たしてしまったもしれないな。
下山後に神社を三社、寺院を二社巡り、帰宅後適飲適食。
今年も健康で生き延びられる程度の良き年でありますよう。
 
去った年 来た年