広島県廿日市市の極楽寺山百回登山へようこそ
極楽寺山登山記 2011




 11/12/27 佐方西コース↑↓佐方コース
 12月26日、佐方西コースから極楽寺山へ。
このコースは昨年の夏に登り、笹・シダ藪が悲惨な状況だったが、この時期は藪は膝くらいまでで大したことは無いが、積雪なのでオーバーパンツがびしょびしょになる。途中の猪用露天風呂は源泉が枯れていた。
平良コースに合流する地点まで2/3位の地点から急登になるが、枯葉の上の積雪で結構難儀だ。
歩くので体は寒くはないが手は冷たく、ほっかいろとストックを一緒に握る。
平良コースに合流する、結構凍っていて滑りやすい。10人位の団体が降りてくる。12時前に極楽寺に着くが人は数人いるだけだ。
コゥフィを頂き、知人の方に同行して佐方コースを下山。

     





 11/12/19 観音北コース↑↓観音コース N.H
 12月18日、先週観音北コースを登り、倉重コースの南側尾根の二郎杉経由を降りていて、迷ってとんでもない所へ出て極楽寺山へ登り返すことができなかったので再度挑戦してみることに。
9時30分、坪井公園から出発し、埃高き汚道を進み観音北コースを登り、二郎杉経由合流点まで来る。
再度迷うと自分に多大な能力喪失感を与えそうなので、先週とは異なる、障子岩から倉重コースへの道を下る。
倉重の椿尾根経由の谷道へ出て30秒下って2mの橋が掛かっている変形四差路を沢沿いに左に向かう、中電のプラ柱が有るので鉄塔保守道だと思うが初めて通る。10分弱きれいな道を進んで分岐が有り、鉄塔方向の標識が有る右へ向かう、ここからは少々荒れ道だ、10分で鉄塔に着く。ここで道は途絶えているが赤テープが有るので上方へ向かって5分ばかりで尾根道に出た。ここは何処なのか?地図とコンパスと高度計が有り、高圧線が見えれば現在地は分かるが、どこに出るか楽しみなので確認しない。ここから20分で又尾根道に合流した、自然歩道の涸沢からのコースだった。な〜んだ見たことが有るような気がしていたが、何度も通った事がある道だった。
私は自慢するようなので言いたくないが記憶力が悪い。人名・固有名詞の76.8%はすぐに出てこない、これは奇しくも気象庁の週間天気予報の外れ率と同じだ(注:数字は個人の感覚が入っています/広告ではこのような字句が書いてあると誇大でも嘘でも許されるらしい)。天は私に美顔を与えたが記憶力は与えなかった、天は二物を与えずか。
小畑山の主尾根に着き、小畑山頂から牛池林道へ出て、水苔池手前からさくらの里へ向かい、極楽寺山頂を経て極楽寺へ着くと3時だ、出発から5時間30分!! 多分今迄で最長のタイムだろう。
倉重の運動公園から極楽寺山へ登る道は、登山道・鉄塔保守道・植林山道等何本も有り、往路・復路にいろいろバリエーションができて楽しいけど、道っぽい箇所も沢山あり登る時は合流してくるのでよいが、下りは分岐が多いという事なので、未知との遭遇=迷走もあるので注意が必要だ。迷ったら島根県に出てしまうかもしれないよ。良い子の皆は下りはノーマルな倉重コース(椿尾根経由)を通ろう。
観音コースを下って坪井公園に帰着すると4時だった。
坪井公園から観音コースを普通に往復すれば2時間位だろうけど、結構な時間を費やしたものだ。常にこれ位の時間と体力を生産性のある労働に向けていたら、我が家も富裕層になっていただろうになぁ。

   
 障子岩から瀬戸内を望む  何のオブジェなん?




11/12/19 忘年会 N.H 
 12月17日、極楽寺山忘年登山で山上の管理棟の側の東屋で宴会の予定だ。車でアルカディアビレッジまで行き登る予定だったが、前日が初雪で当日は今季最寒の天気予報で、朝方に極楽寺山系を見ると白くなっていたので、道路凍結の恐れもあり、お菊古道から4人で登る。
山上に車で炊事道具・食材を持っていく人と11時から始める予定だが、遅刻しそうなので携帯を何度かかけるが、すぐに圏外になり連絡も出来ぬまま30分遅刻した、炊事をお手伝いできなく申し訳ない。
総勢12人で猪豚汁・いなり寿司・アナゴ寿司・シメサバ寿司・アップルパイ・栗渋皮煮・ワイン・日本酒等をいただく。
東屋常設のテーブルを借りて晴れていて風も無いので、屋外に持ち出して飲食するが座ると寒いので立ちっぱなしだ。
気温は低いがお腹に暖かい汁やアルコールを入れると、さほど寒さは感じないが手は冷たい。
猪豚汁が一番売れ、2番はほっカイロ。桜も咲いていて結構な花見宴会だった。
お開き後、極楽寺に参拝する、寺務所に来年の干支の龍の彫刻が置いてあるが、私は今迄年が明けて飾るものだと思っていたが、住職が年内に飾って正月を迎えるものだと説明された。
帰路は平良表参道から分岐し速谷コースへ下ってみる、この時期なので藪部分も少ない。
車道に出て山陽道下り側道を宮島SA先のトンネルを潜り、高圧鉄塔保守道を無駄に大回りして通り、再度平良表参道に合流し、お菊地蔵さんに参拝し帰宅。

   





 11/12/13 観音北コース/586m三角点、以降迷走 N.H
 12月10日、観音北コースから登り、二郎杉経由で倉重コースへ下り、まだ通ったことの無い道を登り返す予定で、坪井公園に駐車し9時20分出発。公園ではグラウンドゴルフをやっている。埃っぽい道を進み9時45分に登山口の砂防堰堤に着く。ここから沢を渡るわずかな距離が時としてジャングル状態になっている事もあるが、1年ぶりだが結構整備される人がいるのか問題なく通れる。1時間弱で586mの三角点に着く、ここも笹藪に隠れていることも多いが周囲は刈り払われている。
三角点から少し引き返して二郎杉経由の尾根を下るが、途中で道を迷ってしまった。倉重コースへ合流するのは標高300m付近だが、下る途中の350m付近で尾根が分岐している所で左に行く所を右に行ってしまったのだ(迷った地点は帰宅後地図を見て分かったのだけど)。地図・コンパスを持ってきながら車に忘れたので、現在地も向かう方向も分からずに進んだら、廃車が捨ててある不気味な所へ出て、さらに進むと12時過ぎに山陽道の倉重横断一号橋に出た。もう登り返す気力も無い。
運動公園・植物公園の施設が見えるので現在地は分かるが、来たこともない場所で、全く地図が分からず駐車地まで観音台団地の中を4人の方に場所を尋ねながら、坪井公園にたどり着いた。どこの団地でもであるが道の数が多いので、道順を教える方も説明しにくく、教えられる方もなかなか理解しにくいものだ。
いつもは車で通りすぎる公園手前の病院前の長寿地蔵と一つ休観音を初めてゆっくり見た。
公園では少年野球をやっていたが、朝はシルバータイムで昼からはジュニアタイムか。
先週に続き又極楽寺山にたどり着けなかった。

 一つ休観音




11/12/05 小畑山 N.H 
 前週だけは良かったけど又、週末になると雨天というパターンになり土曜日は雨だった。天神か風神か雷神かの天気の神様の悪戯か。
12月4日、倉重から極楽寺山へ登る予定で家を出る。佐伯運動公園の展望広場へ駐車する(ここは入口になんの表記も無く今回奥の方まで行って初めて展望広場という名称を知った)。彩が丘からのコースを永いことこと通ってないので登山口までピストンしてみることに。
9時に出発し火葬場裏手から中国自然歩道を進み分岐から彩が丘団地へ下る。団地上の水道施設までの坂道でランニングしている方がいて、往路と復路で1時間くらい話こんだ、ここを登る人を結構見ると言われていた。しかし大きなお世話だけどランニングするならジーンズよりジャージのほうがいいと思うよ。
火葬場地点に帰ると早くも11時30分だ、結構遅くなった。
倉重コースを登り、分岐から谷・尾根分岐から尾根に向かい、少し先の中電プラ柱が有る分岐を、通常の左上に行かずに、真っ直ぐに暗い植林山の中へ向かう。ここから小畑山支尾根までは初めて通る部分だ。初めはきれいな道だが3分位で一部結構な難路になるが、ここを過ぎれば問題は無い。高圧線下に来ると鈴ヶ峰を中心にした左右の展望が開ける。自然歩道の涸沢から取り付く尾根道に着くまで標高差の無い、ほぼ水平な道だった。出た部分に有る火の用心看板に、通って来た道は「通行不可」と書いてあるが、まぁ不可で有るような無いような、途中に谷側が切落ちて靴の幅くらいしか無くて重量級の人が通れば即崩落という箇所が有る。車検の時に重量税が車重によって違い、重い車は道を傷める程度が高いので税も高いが、変に納得してしまった。
水平に来たという事は、主尾根までが長いという事だ。のんびりと進み一枚岩を見物していると人が下って来た、今までにこのコースで人に出会ったことが無いので、びっくりしたね。
主尾根に着き、小畑山頂を経て牛池林道に出ると2時過ぎだ、これから極楽寺へ行くと結構時間がかかり、帰りの山中が暗くなるので不参拝という事で、林道を少し登って倉重コース(椿尾根経由)を下り、3時30分駐車場に帰着する。

 
 不可というほどでもないが要注意  牛池林道アーチ





11/11/04 倉重/小畠山から N.H  
 11月3日、文化の日、倉重から極楽寺山へ。
車で佐伯運動公園へ向かう途中に植物公園が有るが、9時位に通りかかると交通整理をしている。
植物公園が入場料無料の日だ、誰でも無料という言葉には弱い、しかも植物観察は文化的でもある。
火葬場手前の駐車所に停める。数人の鳥観察人がいる、この行為もなかなか文化的だ。
私はここから極楽寺山へ登山するが、登山はあまり文化的な言葉では無いので、自然探索と言い換える、これで立派な文化的行為に思える。
火葬場裏側の中国自然歩道を進む、ここからの進入は気分的に一人では通りたくないけど、まだ朝早めなので営業はしていない。
木橋を渡り、オオルリ沢を渡り涸沢を左方に登り、2分ばかりで左方の尾根に向かう。ここからずっと尾根上を進む、高圧線鉄塔の保守道なので道はきれいだ。
尾根に登って30分で小畑山の一枚岩が現れる。大きくはないが特異な形状ではあるな。
小畑山の尾根に着き右へ向かう。小畑山山頂・陸軍省石碑・荒谷林道へ下る道の分岐・大杉分岐を経て牛池林道へ出る。
小畑山の西側は植林が伐採され明るいが、以前のうっそうとした雰囲気の方が良かった、まぁ私有財産であろうから文句言う立場でもないが。
牛池林道へ出た地点から少し牛池に向かって、さくらの里に向かう地点(以前廃車があった所)から右折して見る。10年8月に通行して棘木藪の為にウェアー・皮膚とも大きなダメージを被った箇所だが結構刈ってあり「東亜の森 植林事業」の木碑も見えて問題なく通行できた。
さくらの里から蛇の池に向かう、駐車場は満車状態で、結構な人出で焼き肉の良い香りもする。
管理棟側の桜が咲いている。
極楽寺山参拝後山頂から四本樫方向へ向かい、倉重コース分岐から小畠尾根を進み、最初の分岐を運動公園へ下る。鉄塔保守道で広くてきれいな道だが、恐ろしく急坂だ、雨後だったら絶対に通りたくないな。
倉重コースへ合流し、蜂も蛇もいなくなり良い季節になったなと思っていたら、あと10分で駐車地という所で蛇を見た。
今回は1回もクロスすることもなく、一筆書きコースを巡回できた。
駐車場を9時30分に出発し2時30分に帰着、5時間/12km歩行で摂取したのは、168kカロリーの栄養機能食品とスポーツドリンク500ccだけだ、これでメタボが解消されていないなら、もう打つ手は無いな。

 
     
     





 11/10/31 倉重キノコ採り放題コース(運と技術次第) N.H
 USBメモリーを買った、4Gbで500円だ、4年くらい前に2Gbを1万円以上で買ったと思うけど価格の下落ぶりはすごい。
10月30日は廿日市市の市長選挙が行われたが、投票率は4年前より相当下落、別に関連は無いんだけど、前記は技術革新で下がり、後記は政治不信で下がったか。
10月29日、倉重から3人で極楽寺山へ。一ヶ月以上振りだ。
天候は夕方までは曇りの予報。コースは8月に迷って降りた道だ。
佐伯運動公園に駐車し、倉重コースを少し進んで手にウラジロを持って下ってくる人に出会う。こ
の時期のウラジロ・シダは高級キノコとの関連性は非常に高い。
尾根に向かう分岐を過ぎ、橋が架かっているすぐ先の分岐を左に入り、沢を渡って植林山の尾根道を進む、松の木も結構生えていて、なんだか期待感が持てる。
前回どの部分で迷ったのか確認しながら登る、「障子岩」と記された標識が掛かっている展望岩の直ぐ下方だった。分岐点は下山時に気を付けなければ、586m三角点には向かわないような地形だ、足元だけ見て降りていたら絶対に迷うな。
極楽寺に参拝する、大茶盛りの行事が行われていた。
さくらの里で昼食にする予定で向かい、途中で採取したマツタケを管理棟の売店に出荷し結構な時給になった(嘘だけど)。
さくらの里近くで雨が降り出す、予報より天気の崩れが早いようだ。
ここで車で第2駐車場まで来ていた人と出会い、帰路は車に乗せていただき、倉重の駐車場へ車の回収に行き帰宅。





 11/10/03 忠告新聞記事 N.H
 先にGPSロガーが壊れたので新しいのを買った。GPS機器には自分が定めた未来へ導いてくれる高機能な高額な物もあるが、私が購入したのは過去の思い出に浸るだけの安価な機器だ。
未来へさしたる希望が無いのに高額な投資は無駄である、辿ってきた過去を追憶するだけの機能で充分である。
10月1日の中国新聞に極楽寺山でキノコ観察会があるという記事が掲載されていたが、傘が40cm位の物もあるから、こんなのが食べられると分かったら家計が非常に助かる、食糧難も解消。
このところ、どこの山に行っても蜂に遭遇しないことは無いけど、極楽寺山でも大変な事があったようだ。

     





 11/09/26 原コース N.H
 廿日市市地御前が起点(終点かもしれない)の西広島バイパスは広島市西区の旭橋あたりまでは海側は商業地域が多く、山側は住宅地域が多い。私は山側に住んでいるが、もう人間が枯れているから物欲も無くなり、商業施設に興味がなく、JR・広電の電車に乗ることも無いので、車・信号・渋滞・踏切・人の多い海側にあまり行くことが無く、年間のほとんどをバイパスの山側で過ごしている。極楽寺山もバイパスを越えなくて行ける山だ。
9月24日、原から極楽寺山へ。
このルートは中国自然歩道でメジャーなルートで、年に数度は登るが、人に会ったことがほとんどなく、今日も平良コースとの合流点まで誰にも出会わない。
極楽寺へ参拝し諸々お願い事をするが、願い事が有るということは枯れきっていないということか。
帰路に星ヶ城址に立ち寄ってみる。何年か振りだが以前に有った教育委員会が建てた木碑が見当たらない。相当に古い物だったので朽ちて地に溶けたのか、史実と違っていたので撤去したのか。参道へ降りる寸前で4人組に出会って驚かれたが、容貌・挙動が猿に似ているかもしれないが、そんなにびっくりしないでいただきたいな。





 11/09/20 宮島SAコース N.H
 土曜日を含めると日、月と3連休だが、天気予想はずっと悪い。
土曜は降ったり止んだり、日曜は朝は夜分雨が降った後、曇りだったがバケツをひっくり返したような大晴れになった。高高温高多湿無風だ、こんな時沿岸部の山に登るのは命がけだ。
9月19日、月曜日、宮島SAから極楽寺山へ、天気予想は前日と同じで曇のち雨で、大雨・雷注意報も出ている。。
登山口までの道や階段がきれいに整備されているが、SA内へホテルが建設されているのでNEXCOがされたのだろうか。
青壮中高老年といろいろな年代の方が登っている。風があり快適だ。
雨は降らなかった。気象庁や気象予想士の方はご存知ないのであろうが、廿日市市は平成の大合併で瀬戸内海から中国山地まで含まれるようになった、一括りに廿日市の天気と言っても、場所によって大きく違うのだ。当たった地域も有ったのだろう。
「気象予想 当たらぬは八卦 当るは二卦」。
GPSロガーが壊れた。私には家電を修理する技術が有る。絶妙な力加減で叩くのである、これで1週間は良好だ、2週目は強めに叩くと大丈夫、3週目は神の領域。
GPSはデジタルな機械だが電気で作動する物だ、家電品と同じような扱いで大丈夫であろう、私は持てる技術を発揮した。
しかし液晶画面上の数字は動くが、記録は残っていない。仕事をする様な振りして、実はさぼっているこの機械には、私のアナログなバイオレンス技術は通用しなかった。

 
 SAコースのオンブバッタ 上小緑色は♂ 下大茶色は♀





 11/09/13 屋代コース N.H
 9月10日、屋代コースで極楽寺山へ。
山陽道陸橋の先には。9時頃でもう数台の車・バイクが駐車している。
このところ人に出会わないコースを通っていたが、このコースは出会いが多い。
9月も中旬なのに残暑どころではなく、盛夏の暑さだ。
東屋まで来ると知人の方が、写真を撮りに来られる方と居られて、写真に関する講義を受けつつ、極楽寺まで実技もしながら向かう。私のしょぼいカメラでも見たことない機能が有り、芸術性は別にして、技術的にはより良いものが撮れそうに思うが、しかし、1回聞いた位ではなかなか理解できない。何でもでは有るが、1回聞いて分かるようなら誰も学校へ10数年も行かない。1回聞いて理解できるなら写真専門学校は入学式から卒業式まで1週間あれば大丈夫であろう。私の学習能力が特別に低いわけではなかろう(まぁ多少は低目ではあるかもしれぬが)。
最近は花もあまり無く、被写体が少ないと思っていたが、この写す達人の方のような目を持っていれば対象物は無限に有る。私も目の数では一緒である、進化する可能性はあるのだ。
昔の人は寺子屋で学んだ程度で、社会生活ができていたのである。現代人は無駄に学習しすぎて、科学を進化させすぎて、馬以上に早い乗り物を作って事故を多発させ、快適な生活と言われるものを求めすぎて、人間がコントロールできない技術まで駆使して、東北の方では人が利用できないような土地を作り出している。
日本では昔から沼や海を埋め、山を削って利用可能な土地を、ちまちまと増やしているが、これに何倍する死の土地が一気にできたのか。
私も多少なりとも文明の恩恵を蒙っているが、まぁあまり個人的な事情は深く追求しない様に・・。
境内では高校生が10数人位、山門から鐘楼までの石段を何度も駆け上がって、トレーニングしているが(20本と言っていたか)、私はゆっくり1本でご馳走様だ。

   
 学習前 学習後
学習後写真はより見た目に近い発色だ 





11/08/29 倉重南尾根南コース(桜尾根道/二郎杉経由コース)↑ ↓迷い道
 8月28日、倉重から極楽寺山へ。運動公園に駐車し、倉重コースを進み、[牛池(桜尾根道)]標識方向へ向かい、10分弱で分岐を[牛池(二郎杉経由)]標識方向へ行く。このコースは倒木が多く多少荒れているが道標のテープ・ビニール紐となぜか樹木への赤色ペイントもあるので迷うことはない。しかし蜘蛛の巣多い。
持参のラジオで山下達郎が「高気圧ガ〜ル」と何度も歌っているが「高血圧じじ〜」と聞こえる、確かに私は血圧高めで、尿酸値・知能指数も高めであるが「お前に言われる筋合いはない」、こんなのは節食・断酒すればすぐ治る・・・。
観音北コースと合流し、586m三角点を経て展望所へ寄る、前方に鷲が3羽旋回しているのが見える。
牛池林道へ出てさくらの里から蛇の池に向かう、途中で派手な山ガールファッションの3人組と出会う。近づくとどう見ても昭和30年以前のお生まれではないか、ウェアは悪徳商法でだまされて買ったのか、自分が選んだのか、いずれにしてもそういう格好は世間を惑わす詐欺もどきだ。
蛇の池にはまだ水連が咲いていて、夏休み最後の日曜日だからか、子連れ家族の方が多い、まぁここには金銭を要する施設はないからね、賢明だよ。
極楽寺参拝後、牛池に下る、2人が釣りをしているがブラックバスを釣っていると言っていたが、鯉・亀は見るがブラックバスがいると聞いたのは初めてだ、自然発生する訳ないので誰かが放流したのだろな。
帰路は586m三角点から直ぐに左折し、登ってきた桜尾根道コースと合流するコースを下る予定だったが、足元ばかり見ていて分岐が有るのも分からずに通った事ない道を下った。
三角点が現れないし、登る時に蜘蛛の巣を払ったのに、いやに再生が早いので変だとは思ったが、相当下って気が付いたけど、これはもう登山というより徘徊だなあ。
しかしこの山で迷ったとはいえ、初めて通りどこに出るか分からないというのは、わくわくするな。
結局、倉重コースの「小畠の一枚岩」看板の少し上の橋の近くに出た。ここは7/30に通った時に赤テープが巻いてあったのを見たが、その場所だった。植林山の急登尾根道ではあるが良いコースだった。





11/08/15 荒蒔コース N.H
 8月13日、荒巻コースから極楽寺山へ。ここは昨年の4月以来だ。このコースには観光名所が多くあるが、新規に「ゲゲゲの谷」という妖怪ゾーンができてましたな。
道は適度に整備されているが通行量は少ないようで、蜘蛛の巣がものすごい。普通ストックは2足歩行を補助するためにあるが、ここではひたすら蜘蛛の巣払いの為に使用される。これは結構体力を消耗する。ラジヲが熱中症に気を付けるように言っているが、ここのコースで倒れたら、当分誰にも気付いてもらえないだろうな。
ここは2年に1回冬場に通ればいい程度か。しかし道中で落し物をしたので又帰路も通ることになった。蜘蛛の巣はもう何か所も再生作業が始まっていた。





11/08/01 極楽寺山 N.H
7月31日、原から極楽寺山へ。最近山に登る時にしんどくなった、肉体の劣化であろう。加齢化と共に衰えるのは仕方ないが、せめて遅くはしたいものである。
前日に極楽寺に登った時にしんどさを軽減する技術を会得した。心肺機能を高めるスーパーテクニックである。
原の登山口はいきなり急な100数段の石の階段で、いつもは上がりきった時点でハァハァとなるが、今回は軽くスルー。これは10年前頃のタイムで登れるかと思ったが、平良コース合流点付近で止まった。
心臓の調子に脚が付いてこなかった。結局無理な歩行でいつもより時間が掛かったくらいだ。次は脚力強化テクニックをマスターしなければ。

7月30日、3人で倉重から極楽寺山へ。運動公園へ駐車し、火葬場裏手の中国自然歩道に向かう。ここの道は一人で通ることはほとんどない、それはなんと言うかまぁそういう感じだからね。
歩き始めて40分位で思いがけずウスキキヌガサタケが路端に1本開いていた。前回見たのは20日位前で開花期末期だったが、再度の開花だ、群落自生地を通る予定なので結構期待する。
荒谷林道に出る少し手前から、自然歩道から分かれ急登を登り、尾根から左方へ向かう。牛池林道に出て牛池の手前から山中に入る頃から本降りの雨になり雨具を付けるが、天気予想が晴れ後曇で30%なので私は100均カッパしか持って来なかったが、土砂降りになる、山頂尾根まで急なピークが何個か有るが、道は川状態だ、キヌガサ群生地を観察する間も無く多目的広場の東屋へ入り込み、昼食を摂る。
全身びしょ濡れになった、100均物は100円以上の仕事はしないね。
天気は曇りのち土砂降りのち晴れになった、気象庁は無駄な機械の稼働は止めて、登山ガイドとか漁師とかの天候の読みが命に係わるような方を活用すれば、画面を見て能天気な情報を垂れ流す国家資格を持った気象予想士より当たる確率が上がると思うよ。
食事中に雨は止んだが、猛烈な霧の塊が押し寄せてきた。食後、巣丸の滝に行く、相当な水量だ。以前来た時に有った倒木は取り除いてあった。
お寺に参拝しさくらの里から牛池に出て倉重谷コースを下り、美鈴の滝を見物する、滝上を通り滝壺まで行くのに板橋は外れていて、岩が滑るので慎重に渡る(ここは以前死亡事故が有った)こちらの滝も結構な水量がある。
駐車地へ戻ると火葬場は稼働していた、誰もが最後にはお世話になる所ではあるが、願望としては寒い時期にお願いしたものである。


感動 ! キヌガサ 霧の舞 ハァ 巣丸の滝
実体離脱 実体近々幽体 美鈴の滝




11/07/11 原コース N.H
梅雨が明けた。例年、気象庁は梅雨明けして当分経って、実は梅雨は明けていた宣言をしていたが、今年は唐突である、気象庁不信論者としては本当かと考え込むのである。
7月9日、原から極楽寺山へ。このコースは2ヶ月振りだが岩場付近が微妙にバリアフリーの方向に整備されている。3〜4年位前は結構ラフな道だったけど、段々とこの中国自然歩道は非自然歩道と化していくな。
極楽寺参拝後、ウスキキヌガサタケを見に行く。自生地には植物観察の団体の方がいたが、キヌガサタケは倒れて瀕死の物を一本見ただけ。例年路傍にたくさん咲くが残骸も無い。先週の日曜日に行く予定だったのに、朝方に雨が少し降ったので軟弱物の私は行くのを止めたけど、こちらのHPを見るといささか悔やまれるな。キヌガサタケが咲く場所へ行くには結構な急登が有り、雨後は滑りやすく、転倒してウェアーが傷むと下取りが下がるという経済的な事情が有るのだ(嘘だけど)。昨年はシーズンが終わって、日にちを経て2回目が咲いたことも有るので、それに期待しよう。
ここから牛池林道に出、水苔の池を巡ってさくらの里から蛇の池へ、睡蓮はまだ見頃だ。
管理棟の側の水路の木にモリアオガエルの泡状の卵が有るが。ここは滝状になっていてオタマジャクシが落ちたらどうなるのだろうか。ポンプ小屋そばの池の卵はほとんど無くなっているが、池中にはオタマジャクシは全くいなくて、よく太ったイモリが結構いるけど・・・。


今日咲いた 明日咲く 明後日咲く
強肉 弱食 卵茸1
卵茸2 卵茸3 卵茸4




11/06/20 宮島SAコース N.H
高速道1000円割引も終った。先週・今週とちょっこと遠征を計画していたけど、天候不順で没になり、遠征先で散財して経済振興に貢献することができなかった。
思えば今の与党のM党は総選挙のマニフェストで高速道無料を言っていたが、反故どころか真逆の政策である。前与党のJ党も自分たちが始めた高速道割引実験なのだから、少しは反対の姿勢を見せても良いと思うけど。まぁ、政界というのは信用したらとんでもないことになる悪徳商法もどきの世界ではあるからな。
6月19日、宮島SAから極楽寺山へ。先日樹上のセッコクを見たが、暗い上に結構な高さの位置にあるので良く見えなかったので、遠眼鏡を持参してしっかりと観察をする。
極楽寺山の管理棟には売店が有り、野菜等を商っているが。私のような自宅の野菜在庫の事情に疎い者は、家人に置いて有る物を報告し、何を購入すればよいのかお伺いを立てなければならない。不要な物を買って帰ればひどいお仕置きなのである。
しかしこの付近は携帯が圏外なのだ、管理棟内に電話は有るが公衆電話ではないので借りるのには気が引ける。
この付近をカバーするような電話会社の施設は無いが、採算上の理由なのか、国立公園内なので制約があるのか、電磁波を発生させないようにしているのか。


11/06/20 平良旧道コース N.H
6月18日、危ない天気ではあるが降ってはいないので、平良旧道コースから4人で極楽寺山へ。
出発時間も遅かったが下ってくる何人かの知人の方と、政治経済社会の事とかの高尚な話をして、極楽寺に着いたら12時過ぎてしまった。境内で昼食を摂り、蛇の池に睡蓮を見に行く。睡蓮まつりの横断幕が設置してあり結構満開に近い咲き具合だ。
蛇の池の周りを巡るが、結構雑草が多いようだがあまり手入れはしないのだろうか。
さくらの里から牛池に行き、うす暗い山中を通り、山頂尾根をのんびりと歩き、帰路に樹上のセッコクを見て、下山したら5時を過ぎていた。
平良コースから登ると山門の手前に左への分岐した道があり、道標が立っているが、ここらで極楽寺山頂はどこかと人に尋ねられたが、改めて見ると中国自然歩道の標識で「←キャンプ場」「→植物公園」となっていて極楽寺山・極楽寺という文字は無い。山門まで20m位だけどカーブしていて見えないので、この地点で分からなくなるのだろう。境内に着くと尋ねられた方は展望所の東屋におられ、ここが頂上だと思っていられたようだが、ここの標識は「極楽寺頂上 661m」と書かれていて、極楽寺山山頂(691m)と間違われ易いかもしれない。又、違う方からも石階段を下ったらどこへ行くのか、駐車場へ行けるのかと尋ねられたが、ここらには極楽寺山域の施設等の地図も無いし、山頂尾根に設置してある道標も含め情報が非常に不備だな。廿日市市も観光資源として考えているのなら、観光客の目線で・・・。





11/06/07 宮島SAコース N.H
6月5日、宮島SAから極楽寺山へ。久しぶりの極楽寺山だ、蒸し暑いが曇っているのでしのげるが、これからは弁当を忘れても手動式扇風機を持ってこないと悲惨な事になるな。三角点の近くに新しくベンチが設置されていたが、美観的にはいささかではあるが、まぁ登山者の為には良い事なのだろう。極楽寺参拝後即下山。火鋏とビニール袋を持った団体が登ってこられたが、ゴミ拾いをする方々だった。ご苦労様です。




11/05/04 原コース N.H
広島市のデパートで鉄腕アトム誕生60周年を記念して、手塚治虫展が催されている、広島・長崎に原爆が落とされ核兵器の非人道性とともに、核エネルギーの強力さが認識されたが、それから5年位で原子力エネルギーで動くロボットを創造するのは、さすがにすごい漫画家である。
福島原発事故はいまだに終了に至ってなく、放射能をばらまきまくっているが、漫画の世界では許されることでも、現実には事故は想定外などと言っているようでは、人間が制御できないエネルギーなど稼働さすべきではないのではなかろうか。
文明の恩恵は受けたいものではあるが、生命・財産・生活環境破壊と引き換えではね・・。
5月2日、原から極楽寺山へ。黄砂がひどく霞んで見える、遠い中国から砂が風にのって飛んでくる位だから、国内で放出される放射能は国内一帯にガンガン拡散いるのではないか。
極楽寺へ参拝する。境内にはたくさん人がおられるが、ここは各山の花の開花情報の交換の場だな。今年は遅くまで雪が降り、寒かったので植物の状況が例年とは違うので、こういう所で聞く生の情報は大変貴重だ。




11/04/11 平良旧道コース N.H
4月10日、平良旧道から極楽寺山へ。山陽道までにはツツジが結構咲いている。山陽道上の展望所から見る宮島SAは桜が満開だ。速谷コース分岐には1m位の黒い長にょろを見る。春である。
今、宮内の明石峠から見る船倉山から大野権現山に向かう北斜面はタムシバがもの凄い、山の半分は白色だ。ヤマザクラも咲き始めているのですぐに白色からピンク色に染まっていくのだろうな。
しかしタムシバは南斜面ののうが高原側には全く無いが、地形的なものが多いにあるのだろう。
桜はひらりひらりと散り際が見事だが、タムシバは茶色く変色してパラリポタリ。





11/03/12 観音コース↑↓下屋代コース N.H
3月12日、極楽寺山へ。坪井公園へ駐車して観音コースを登り屋代コースを下る。
前日は東北地方で地震・津波ですごい事が起こった。私どもの地には直接的な影響はなかったが、映像で見ると身震いするような信じがたい光景だ。
極楽寺へ参拝するが個人的なお願いをする様な場合ではない、神仏は被災地の人々を集中的に救っていただきたい。


屋代登山口/怒りの3連発




11/01/25 原コース N.H
1月23日、原から極楽寺山へ。おだやかな天気だ。極楽寺まで積雪は無く、参道に少し踏み固めた個所が有る位だ。極楽寺参拝後速やかに下山する。昨今の山ガールの影響が極楽寺山にも及んだのか、派手な色のウェアーの人も見かけるようになった。しかし、これも年齢を考えて・・・。
帰宅後宮島街道を走る中国駅伝を見に行く。3区の時点で広島の順位はかなり後ろの方だ。新聞社がランナー情報等が載った号外を配布してくれる。昔は街道沿いの店舗はテレビを見物する人に向けていて、走っている場所が分かったものだが、最近では携帯にテレビ機能が付いていて、それを見る人も結構多い。
3区は中学生であるが目の前を通過するスピードは速いね。私が極楽寺山へ登った速度は時速2km位だが、駅伝ランナーは20km位、イメージとしたらすごく差があるように思うが、たった10倍というような気がしないでもない。しかしポルノグラフィティの唄うテーマソングは悲壮感有り過ぎ。





11/01/18 平良コース↑↓速谷コース N.H
1月16日朝起床し、透明ガラス戸越しに外の天気を見ようとしたら、すりガラスになっていた、氷が内側に付いていたのだ。よく凍死しなかったものだな、冷蔵庫以下だよ。極寒で大積雪の天気予想だったが2cm位のものだ。
今年の冬の寒気は結構厳しいが、昨夏が猛暑だったのでバランスをとっているのであろうか。このまま冷え続ければ地球の温暖化問題は解消し、無策な政治家は頭を悩ませずに済む。
3人で平良から極楽寺山へ。登山口までの車道は凍結でバリバリだったが、山道は新雪で歩きやすい。極楽寺境内は積雪は10cm位でたいしいたことはないが、マイナス4度位で極寒で手指の感覚が無くなる。阿弥陀堂でコーヒーを頂く。1人は下山し2人で巣丸の滝を見に行く。駐車場で名称は知らないがスケートボードにハンドルが付いた物に子供が乗って、自動車で引っ張って遊んでいる。滝は倒木が多く落流はほとんど見えなくて、近づいたら氷柱の長いのが見える。登り返して蛇の池を見に行く、池は全体が凍っている。
帰路は平良参道から速谷コースを下る。何度も通るコースだが雪で地形が分からず一瞬迷う、こんな所で遭難したら世間に顔出しできないね。
このコースは夏場は藪って歩き難いが、冬場の今回も笹が茂っていて結構歩き難い、ということは通年歩き難いということか。


凍った凍豆腐製造所 凍った巣丸の滝 凍った蛇の池




11/01/04 初参拝 初登り N,H
1月1日元旦、極楽寺山へ。新年第一登目はトラディショナルな表参道の平良旧コースから。
9時30分頃登山口を出発。途中で上で初日の出を見た人が下ってくる。天気予想が曇りでご来光は無理ということだったので、人出は少なかったということだ、気象庁もひどいことするなあ。
原コース分岐の手前から道は凍ってバリバリだ。受験生とか運転免許を受ける人は、ここで運を試してみれば、すんなり通過できれば合格、滑っても転倒しなかったら努力次第、転倒した人は極楽寺で大吉の御佛籤でも引き当てなければ絶望的。
青空が広がっているが気温が低く、風が強くとても寒風が強くとても寒く身が引き締まる(腹部も引き締まれば良いのだけど)
御佛籤を引くと中吉だ、中途半端である、過大な希望も持てないが、絶望的でもないということか。
帰宅後昼食時に金箔の入ったお神酒を頂き食後、3神社・2寺社を巡る。神社はどこも敷地内に本殿のほかに小さい祠があり、実際に参る神・仏の数は相当多い。
これくらいの神仏に参拝すれば今年は無敵であろう。
しかし、お寺は何宗であれ、なんとなくお釈迦様を拝むというイメージがあり仏像があるので具体的だが、神社はどなた様を拝んでいるのか、よくわかりませぬ。


去る寅 来た卯