広島県廿日市市の極楽寺山へようこそ

極楽寺は正式には上不見山浄土王院極楽寺といい、天平3年(731年)に行基上人が開山以来1300年弱の歴史を持つ古刹で数々の文化財があります。


以下の文章・写真は「極楽寺パンフレット」より引用させていただいているものが多数有ります。 


 本堂(県重要文化財)   十一面千手観世音菩薩像(県重要文化財) 
もとの本堂は天文10年(1541)に焼失し現在の本堂は永禄5年(1562)に毛利元就によって再建されたもの。昭和42年に県重要文化財に指定される。

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廿日市の極楽寺本堂
極楽寺本堂の変遷

極楽寺の本尊で座像高206cmの一木造りの木像。千本の手にそれぞれ眼を備え慈悲が無限であることをしめしている

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廿日市の佛像



 阿弥陀堂(浄土王院)     阿弥陀如来大仏 
この中には阿弥陀如来大仏が祀られていて、広島新四国八十八ヶ所霊場の第79番札所になっている。

阿弥陀堂に祀られている。京都の仏師松本明慶作の高さ8m、幅5.5m、重さ2.5tの日本最大級の木像で9年の歳月を要して造られた寄せ木造の大仏。昭和59年9月に開眼法要が営まれた。



 一願堂     山門(仁王門) 
地中には「一人一願だけ頼めば必ず成就する」と言って他界した一願和尚が眠っている。中には願望成就の願いが書かれた絵馬が奉納されている。 極楽寺の山門。左右に仁王像が祀られている。山門前が中国自然歩道になっている。


無名のお堂              三鬼堂  
           


 虚空蔵菩薩像     鰐口(県重要文化財) 

旧求聞持堂の本尊で、黒漆塗りの枠に板を張り、その板の中央に円形に囲まれた蓮華座の上に座す虚空蔵菩薩を彫り出している。裏面には、文禄5年(1596)2月の造立年月日が刻まれている。

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廿日市の佛像
明応2年(1493)に大工久信が製作し長い期間本堂正面にかけられていた。均衡の取れた優作で、昭和42年に県重要文化財に指定されている。

      
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廿日市の佛像


 十三仏  本堂裏に祀られている石仏


 吽形  阿形
 山門に祀られていたが、08年6月の山門修復を機に金色塗りの仁王像に取り替えられた