7月

19/07/25~27 鳥海山・月山・蔵王 kyc
 8月21日から24日、旅行会社企画の「鳥海山・月山・蔵王山を登る4日間」に参加する、総勢25人のパーティーです。
21日は広島から新幹線・貸切バスで宿へ移動する。
初日の鳥海山は海岸線から立ち上がる独立峰で天気に恵まれ、スタート地点の鉾立展望台から頂上の新山までピストンして11時間半も歩きました。
途中の御浜小屋横の鳥海湖周辺のお花畑には、ニッコウキスゲが一面に咲き乱れ、
御田ケ原辺りには、ハクサンイチゲが一面に咲き乱れていました。ここの固有種のチョウカイアザミ・チュカイフスマ、東北地方に多いイワフクロにも会えました。
お花畑のスケールが、今までに経験したことのない大きさでした。

2日目の月山は8合目駐車場登山口から出発、頂上の月山神社を経て湯殿山神社へ下るルーで、下りの長い鉄ハシゴを4・5本降りてからの滑る石の急坂はつらかったぁ。

3日目の蔵王山は、蔵王レストハウス駐車場から御釜を見ながら馬の背を登り熊野岳へ。
そして引き返して刈田岳へ上がって今回の山行きは完了。

3山ともに火山で全ての宿は温泉だった。
花々に癒されながら3日間を歩き切った充足感で、新幹線を乗り継いて帰広した。





 19/07/21 木曽駒ヶ岳 kzc 
台風5号が北上している中、旅行会社企画の「千畳敷カールから木曽駒ヶ岳を登る3日間」に参加した。
初日の7月20日は移動日で雨ですが、ひどくはありません。
21日、路線バス・ロープウェイを利用して千畳敷カールまで上がって来た、すぐに高山植物が迎えてくれた。
ツガザクラ・イワツメグサ・ゴゼンタチバナ・ミヤマキンポウゲ・タカネシオガマ・キバナノコマノツメ・クロユリ・シナノキンバイ・コバイケソウ・ミネズオウ・チングルマ・ハクサンイチゲ・ウメバチソウと乗越浄土まで楽しませてくれる。
夏休みも始まったせいか、カールから稜線まで混み合い随分の人が行き交う。
稜線で宝剣山荘に不要な荷物を預けて、木曽駒ヶ岳の山頂へ向かう、道中も高山植物が目を楽しませてくれる。
天候は、いつの間にか曇りから青空になり山頂は素晴らしい大パノラマを見る事ができた。
南アルプス、その背後に富士山、東に八ヶ・や後立山連峰の大展望。
雲に隠れていた北アルプス、こんな展望が見られるなんて登る前には思いも寄らなかった。
南アルプスや富士山を前におにぎり弁当を頂く、なんと言う贅沢! 
山頂を堪能して山荘まで帰るが、時間的に余裕があったので浄土乗越から、伊那乃前岳山頂まで稜線歩きを楽しむ展望が素晴らしい。
天候にも花にも恵まれた一日であった。
22日朝早く起きて朝焼けを見た、山荘を後にしてゆっくりと千畳敷カールまで花を愛でながら降りて来た。
この山行きほど沢山の高山植物を見た事がない、ホントに大満足でした。 





 19/07/13 大野権現山 g69325
7月13日、4人で大野権現山に登る。
佐伯工業団地からのスタートだ。マイナーなコースなのか人が通らないようだが、時々行くが、常にだれかが地味に整備されているようだ、短いがロープ・鉄梯子が設置して有る。
山頂近くに登れないこともない大きな露岩が二つ有り、下の岩を3歩登って冷や水な行為は止めとこう降りると足元に虫がいた!ダニか蜘蛛か、マダニだった、捕獲しビニール袋に入れて家まで連れ帰る。同じ頃同行者の膝の裏側のパンツにもマダニが付いた、防虫剤はスプレーしているんだけどね。
この所マダニにご縁があるなぁ。
山頂の岩の上で昼食を摂り、青光園団地へ下る、誰にも出会う事は無かった。 




19/07/8~10 黒斑山・蓼科山・美ヶ原・霧ヶ峰 g69324 
2人で7月8日、9日、10日で上信越の山に登る。
7月7日に長野市で親族の結婚式があり、それに合わせて山登りを企画したが、梅雨時で計画が立て難く、いろいろなパターンを考えたが、結局成行きまかせの無計画な計画に決定。
7月5日の朝に出発し、いくつかの高速道路を進み、暗くなる前に中央自動車道の恵那峡SAで車中泊をする、車中は狭く寝苦しいが、宿泊費は不要でETC割引も適用なのであまり不満も言えないね。
7月6日、中津川ICで高速を降りて中山道を北上し馬籠宿・妻籠宿・奈良井宿へ立ち寄り、長野自動車を塩尻ICから乗り長野ICで降りて、善光寺へ参拝し、親族の用意したJR長野駅前のシティホテルに投宿。
7月7日、結婚式終了後に小諸市の観光ホテルにチェックイン、古い建物だが当日予約で温泉浴場も有り、安価なので特に不満も無い。

7月8日、チェリーパークラインを通り、登山口の車坂峠に着く、ここには高峰高原ビジターセンターが有る。
浅間山は噴火警戒が出ているので外輪山の黒斑山へ登る。
車坂峠から車坂山・槍ヶ蛸、トーミの頭から黒斑山山頂へ、晴れていれば浅間山の展望が素晴らしいらしいが、霧が立ち込めて展望は一切ない、下山は中コースを下り13時に駐車場に着く、ここで明日登る予定の蓼科山の近くの宿を検索し予約する。
車で移動し、白樺高原のゴンドラリフト駅すぐ前のプチホテルへチェックインし、女神湖の観光に出かける、閉鎖しているペンションや飲食店が多い。冬のスキー時期が観光のメインのようだ。
予約電話ををする時に、ちょっと渋られた様な感じだったが、実は宿泊客私たちだけだった、夕食も朝食も付けて、なかなかに申し訳なかったなぁ。
 火山弾シェルター 浅間山は雲の中 

7月9日、宿から15分位の蓼科山の七合目登山口に移動する。
雨が降っていて雨具で出発だ、カメラが取りだし難いので傘もさす。
石ころだらけの歩き難い道だが、針葉樹林の苔むしたきれいな風景だ、山小屋が有る他コースとの合流点の将軍平に着く、ここらからさらに雨が強くなり、路の石も大きくなる。
降りてくる4人組・1人・1人とすれ違う、傾斜もきつくなり石は岩になる、山頂ヒュッテの横を過ぎてすぐに広い岩海に山頂碑が有り、霞んだ先に神社が見えるが、遠くから参拝し即下山。
ほぼ川になった路を下る、足元は超微土石流が発生。
13時に登山口まで帰ると、からっと晴れたので、車の上に濡れた物を干して軽食を摂るが虻や蠅が多い。
霧ヶ峰高原の宿を検索し予約する、近くに飲食店もコンビニも無いと言うのを強調された。
麓に白樺湖の畔に池の平ファミリーランドという大きな施設が有り、コンビニも有るがなかなか格調高い雰囲気だ。
強清水の山小屋風の旅館に着く、まぁ外見はチープな感じだが部屋はタオル・浴衣・テレビ・コンセント等設備してあり風呂は温泉だ。若い人を数人見たが、ここは標高1,500mで陸上アスリートの高地トレーニングのベースになっているのだね。
すれ違った下山中の人   蓼科山山頂岩海
 ほぼ河川 覆苔緑地地 

7月9日、旅館で朝食後(宿泊費相応の内容だ)ビーナスラインを美ヶ原へ向かう。 
山本小屋ふるさと館前に駐車し、牧場の中の遊歩道を歩く、山頂のホテル専用のバスも通る広い道で王ヶ頭の三角点に着く、ホテルの敷地の裏側に有りなんとも地味な場所だ。
駐車地へ帰りから霧ヶ峰の車山に向かう、車山肩に駐車し山頂へ向かう、山頂の看板の前では多くの中学生がいて、クラス別に写真を撮っているので当分は順番が来そうにない、教育で「忖度」を教えないのか。
下りは湿原を通って帰る、駐車地にたどり着くと同時にスコールだ、7月中旬にはニッコウキスゲが見られるそうだが、2~3輪観たのみだ。

那須ICから高速に乗り恵那SAで車中泊する、天候が良ければ2日分の日程と資金が有るので、10年前に8合目で引き返した恵那山に立寄りたいと思っていたが雨でアウト、交通事故渋滞に巻き込まれつつも7月10日に無事帰宅する。