17/06/03 弥畝山 g6931725
6月3日、4人で島根県の弥畝山へ。
2005年に中国新聞社から発刊された「中国地方の山100選」がガイドで、臥竜山麓の八幡原から見える風車のある山だ。
中国道の戸河内ICへ向かうつもりが、広島自動車道から中国道の分岐で間違って直進し、千代田ICで引き返す、幸先は悪いな。
国道191号線から県道115号線を進み県境の木束峠を越えて、道路案内板に従い弥畝山へ向かう。
風力発電所の事務所を通り、登山口へ向かうが分からなくて少し通り過ぎて引き返す。
案内は無いが多分登山口だろうと思われる所を進むとすぐに舗装路に出て、どちらに向かうか分からずに右折したが間違いだった。
風車の有る広場から遊歩道入口看板から笹林に入る、歩道は笹がよく刈られている。
崩れた避難小屋の横を通り、「ブナ林まで1.5km」標識から「ブナ林まで1.0km」標識・防災無線塔へ、すぐに大きな標識が設置されている、ここは十文字山という名称みたいだ。
ほとんど高低差が無い深い広葉樹林帯を進み遊歩道終点近くへ。
ここにテープが4本巻かれた細いブナが有るが、この地点から弥畝山頂へ向かうみたいだ、どよーんとした尾根道を疎らなテープを追いながら進む、なかなか激しい笹薮で、踏み跡は全く無く、昨今は熊の事故や目撃報道が多いので鈴を鳴らし、激しく笛を吹く。
「登山と写真を楽しむ会」の看板がある地点に着く、山名が書かれたプレート等は一切無く、ここが山頂なのか分からなくさらに5分ばかり藪を漕いで進むが、先に見た看板は大体山頂に掛けられているので引き返し、暫定的に山頂という事で記念写真。
この地点には座る所はおろか地面さえ見えない、通って来たルート沿いにはずっと作業道が並行して有るので、作業道に出て昼食を摂る。
食後、作業道を下り遊歩道終点地に山道へ入り、往路を下る。
風車の傍を通る時は飛行機の様な音がするが、ちょっと不気味でもある。
登り始めの広場の風車の戸が開いていてメンテナンス作業をしている。
帰路は186号線だ帰ることに、途中の弥栄町のふるさと体験村で蕎麦を食べ、浜田道の金城ICから高速に乗り帰宅。
出発地の標高が830m位で山頂は961m、途中はあまり起伏が無かったので、歩いた標高差は少ないが、情報の少なさとド藪には参りましたな。
風車設置で状況が大きく変わったようだ、12年前のガイドブックはさすがに古いか。
風力発電は原子力・火力発電に比して環境に優しいと思ったけど、新たに芸北地方に風車設置が計画されていて、生態系の破壊や景観を損ねるとかで反対の声も多く、なかなかクリーンパワーに成り得ないか、省エネの生活を心掛けるべきでしょうな。 
グリーンパワー  
非難小屋  ブナ林遊歩道 
ルート不明瞭藪路  不明瞭山頂