17/05/31 高山 g6931724
5月31日、2人で佐伯区の高山へ。
今日は[いしうちのたかやま]誌のガイド地図に記されているルートで最後に残ったHコースを登る予定だ。
神原のシダレザクラ付近に駐車し、Dコースを進む、鉄塔まで来て地図を見るとHコースとの分岐を間違っていた、10分以上は進んでいたので引き返す気にもならない、まぁ往路、復路を替えるだけなので問題は無し。
奥原の岩場で軽食を摂り山頂に11時過ぎに着きAコースを下山する。このペースだと12時頃には駐車地に帰着できそうだ、がしかし。
640m地点付近に奥畑のホタル公園へ下るルートが有るはずだが、荒れていて特定できない。
ここから急坂だ、ヤマザクラの大木・コショウノキ地点を過ぎ大谷の滝分岐から滝方向へ向かう。
狭い谷底に着く、道も標識も無いが、水の流れる苔むした岩の谷底沿いに下る、難路だ。隣の谷と合流する、ここから全く向かう方向が分からない、滝の音もしない、暫く探って道を見つけ滝の横に出る、小さい滝だが苦労してたどり着いたので、えらく立派に見える、滝つぼまで降りられるのかもしれないが、気分が消耗したのでパス。
滝の下流を右岸から左岸に渡渉する、ここからさらに難易度がバージョンアップした、左方の谷底は滑が多く小滝も有り良い景観だが、歩く所は谷底から1m位上の大藪を進む、足元は段差・水溜り・苔石等で全く道の体をなしていない、谷に落ちれば梶毛ダムまで流される!、という事は無いが結構痛い目には会うだろう。テープが疎らに有るので、間違いではないのだろう。
12時40分、やっと林道にたどり着いた、ここに割と新しい紙に書かれた登山口標識が有るが、往路に迷わずにここから登っていたら、3分で引き返していただろうな。
Hコースはこの近辺では窓ヶ山のキレット直登コースに匹敵するくらい結構危ないコースだ、遭難・滑落もあり得るな。登山というよりアドベンチャーだ。
今回で[いしうちのたかやま]の全コース(A・B・C・D1・D2・E・F・G・H)を歩いた。 達成感と喪失感有り。
滝上の難路コース1  滝上の難路コース2 
大谷(オオエキ)の滝  滝下の渡渉地点
滝下のド悪路コース   登山口には違いないけど