16/10/28 祖母山 kyc 
10月22日、23日で旅行会社の「秋の高千穂峡と北谷から祖母山登頂2日間」に参加する。広島をマイクロバスで出発。
天気予報では両日とも雨だ。
九州自動車道の松橋ICを下りて高千穂へ向かう。
松橋ICを下りた辺りは、まだブルーシートが屋根を覆っている家も所々あり、熊本地震から半年以上経っても復興していない地域を見ると、どうか一日も早い復興をと願う。
広島を発ったころから、ずっと雨模様。午後3時頃に高千穂峡に着き、真名井の滝などを散策して旅館に入った。
入浴、夕食を済ませ、高千穂神楽に出かける。
高千穂神社の横に神楽殿があり、午後8時から9時まで一年中夜神楽は催されているらしい。
翌朝、祖母山へ出発。今にも降りそうな中をマイクロバスで三秀台まで行き、そこで2台のワンボックスタクシーに乗り換えて北谷登山口まで入っていく。
ストレッチなど済ませ8時出発する。途中の3県境(熊本県・大分県・宮崎県)も茶屋場も国見峠も、行く前は展望の良い尾根筋と想像していたが、ただの登山道の交差点だったり、展望の利かない広場だったり。植樹帯の中を登り8合目あたりから急登になる。頂上でやっと展望がと思いきや、雨で霧の中。頂上で軽い食事をし記念撮影などしていたら南側の親父岳の稜線が一瞬見えた。
12時、降ったり止んだりの中、下山開始。粘土質の土壌に滑りやすい変成岩の登山道は、とても下りにくい。登りに3時間10分、下りに3時間半かかって泥だらけで降りてきた。
登山口にはトイレはあるものの水がほとんど出なくて、泥がついたザック・体で、タクシーの室内は、泥対策に一面に新聞紙が敷かれていた。
三秀台では同じくマイクロバスにも新聞を敷き、遅くなった出発のため温泉に立ち寄るのも省略。一路7時間はかかる広島への帰路を急いだ。
自宅に帰ると深夜12時を回っていた。